変貌
香織「いやぁあああ!離して!!優也君を助けるの!離して!!!」
雫「お願い!やめて香織、、、お願いだから、、、」
普段の香織からは想像もできない取り乱し方だった。そしてその体からは想像もできないほどの力で雫と天之河が止めようとしているのを振り切ろうとしている
天之河「香織! 君まで死ぬ気か! 2人はもう無理だ! 落ち着くんだ! このままじゃ、体が壊れてしまう!」
香織を気遣っての言葉だろう、しかしその言葉は
香織「無理って何!?まだ間に合う!優也君は死んでない!!離して!!」
そう言った次の瞬間、奈落暗闇から一条の閃光が放たれ近くの壁に着弾する。
メルド「なんだこれは!攻撃なのか?、、、いやこれは!」
そういって壁に突き刺さったものを確認するためメルドがちかずくと優也が使ってた矢だった
それを回収してメルドが香織に見せると
香織「あぁ、それは、、、優也君の、、、」
すがるように香織がそれを触れると少し輝いて
優也『ごめん!でも約束は果たす!生きてまた会おう!』
短いが優也の声でメッセージが残されていた。一緒に帰ることは果たせないが話をすることと生きて帰ることの約束を守ることを伝えようと優也が残した一矢。おそらくは自身の声を瞬時に付与して投擲か矢を放ったのだろう。香織が優しいことを知っているからこその優也のとった行動だったんだろう
香織「うん、うん........待ってる、待ってるよ。信じてるよ優也君。」
それだけ言ってその矢をつかんだまま気を失ってしまった
雫「優也、、、あんたってやつは。でも不思議とちゃんと帰ってきそうなのよね」
メルド「まさかここまでできる余裕があるとはな.........本当に生きて帰ってくるかもしれんな」
雫とメルドがこの状況下での優也の行動に驚きに少しのあきれそして期待を抱きながら撤退を始める
そしてそんな期待とは反対にその行動を憎らし気に思うやつがいたのは誰もいなかった
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おい、、、、、、、お、、、はじ、、、
おき、、、、は、、、、、
優也「ハジメ!!」
ハジメ「ハッ!優也?」
優也「よかった目を覚ましたか。」
ハジメ「生きてるの僕ら?」
優也「あぁ、そうみたいだな。何とかなったみたいでひとまず安心だ」
ハジメ「どうして僕たちは生きているんだ?」
優也「あぁ、なけなしのつきかけの魔力で俺たちの防御力を上げてたまたま聞こえた水の音の方に落ちたからだろう。まぁ衝撃が凄かったから俺もついさっきまで気絶していたが」
ハジメ「成程。ありがとう優也。でもどうするこれから?」
優也「都に買う上に行く手段を見つけることはもちろんだが安全を確保したい。ハジメには無理をさせるかもしれないが近場の壁に錬成を使ってもらって穴を掘ってもらって休もうと思うができるか?」
ハジメ「それくらいならたぶん大丈夫!まかせて」
そういってここらへんでいいかと思い壁に手を掛けようとしたところ
優也「ッッ!あっぶないハジメ!」
とっさにハジメを突き放すと同時に白い何かに優也が吹き飛ばされる。
ハジメ「優也!!」
ハジメはその白い何かを見るとそれは
ハジメ「う、兎?」
その瞬間優也が兎に切り込む
優也「セアァ!」
兎はその斬撃を難なくかわす
ハジメ「優也!だいじょうぶなの?」
優也「くそいてぇが何とか強化が間に合った。」
この時優也は詠唱を破棄して付加魔法を使用できるようになっていた。だからぎりぎりのとこで間に合ったもののダメージは多きいうえ相手は相当の強敵と考えられる。優也では倒せない可能性も高い。
優也「ハジメ下手に動くなよ!コイツ早すぎるから」
優也「(コイツ早さもだがさっきのけり半端ない威力だぞくそ、、、めちゃくちゃいてぇ)」
次の攻撃に備えていると何やら大きな影が見える
優也「(おい、おい、おい!ふざけるなよ!!何だよアレは!!!)」
兎の後ろに大きな白いクマがたっていた。それは明らかに目の前の兎よりも強いということが分かる
兎も気づいたのか振り向くと同時に
ドサリッ
兎の体がそう音を立てていとも簡単に倒された
優也「ハジメ逃げ、、、ガハッア!」
クマに注意しながら初めに逃げるよう伝えようとしたら体を深々切り裂かれながらハジメの場所にとされた。
優也「(反応できなかった、、、痛い。焼けるように痛い、、)」
何とか立とうとすると今度はハジメを攻撃しようとしていたのを見て、満身創痍の体に鞭を打ちハジメとの間に入り剣を構えるも受けきれずハジメと吹き飛ばされはハジメは腕を落とされてしまう
ハジメ「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ハジメは壮絶な痛みに顔をゆがめながら、口でに親友の優也の服を咥えて引っ張りおのれにできるただ一つの行動を起こす
ハジメ「錬成ぇ!!」
クマが吠える。獲物は逃がさないといわんばかりに
優也「ぇ...え、
そう唱え紫電を手にまとわせそれを弾丸のように飛ばし雷でクマを少しひるませる
グギャッ!?
その数瞬のおかげで俺たちはハジメの作った穴に身を隠すことに成功して難敵から何とか逃げることができた。それと同時に血を流しすぎたのと魔力消費により俺は気を失った
ハジメ「錬成、錬成、錬成、れんせい、、、、、」
ハジメも俺と同じように気を失いそのままねむってしまう
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お、、て、、、、ゆ、、、、、
おき、、、、ゆう、、、きて、、、、、、、
優也「んっ、ここは。いててて!」
ハジメ「起きた優也!大丈夫?」
優也「まだ痛むが、ってあれ俺いきてるの?」
ハジメ「うん。僕も腕が落とされたのに不思議だけどこれのおかげだと思う」
そういわれて見上げるとそこにはバスケットボールぐらいの大きさの青白く輝く鉱石があった
優也「こりゃ綺麗だ。これから出てる水のおかげで傷がふさがっていってるのか」
ハジメ「そうみたい。ただ失った部位は戻らないようだけど」
そういって痛ましい腕のないことを見せられて俺は
優也「すまない。俺がもっと強ければこんな目には」
ハジメ「うんうん。謝らないで!僕こそ弱っちいから優也に迷惑かけてるし」
優也「俺もハジメに助けられてるからな現在進行形で。まぁお互い様ってことだな」
ハジメがいなければ傷の回復もここで休むことも不可能だった。
ハジメ「そういってもらえて助かるよ。どうしよっか、これから.........................」
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ハジメの作った部屋にこもってどれくらいたっただろうか。何回か外に出て調査に向かおうと思った。けど殺されかけた恐怖で動けなかった。ハジメもかなりきつそうだ。それも当然だろうあの水以外何にも何のだから。かく言う俺もキツイ。いくらハジメよりも丈夫だとは言え人である以上キツイ
優也「(あぁ、会いたいよ香織)」
優也は香織に会いたくて仕方がなかった。もとより優也は向こうにもすでに親族は誰もいない。だからこそ香織の存在は優也にとってとても大きいものだろう
................................つらいよ
また時間がたった
また時間がたった
また時間がたった
そして
ハジメはなぜこんな目に合わなくてはいけないのか
どうして自分が苦しむのか
考えた
考えた
その末
邪魔するものすべてを殺すという価値観を得る
邪魔をすものは敵
敵は殺す
殺す殺す殺す殺す殺す..........................................
優也は
あの日、あの夜、香織との会話を思い出す
絶対に忘れられない記憶。守るべき約束。
状況は絶望的だ
それがどうした?
俺は何がしたい?俺のすべきことは何だ?
答えなんてとっくの前に決まってる
絶対に香織のもとに帰る!そしてあの夜に交わした約束を果たす
そのために強く、もっと強く!だれにも負けないよう強くなろうと決意した
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ハジメ「なぁ、優也腹が減ったな」
口調が変わった
それはまるで全ての始まりの合図のように優也は思えた
優也「あぁ、ハジメ」
ハジメ「だからあいつら殺してくってやろぜ?」
優也「そうだな。俺も強くならなければいけないからなぁ~食事は大切だし必要不可欠だよな」
2人「「さぁ、食料ども!!食われる準備はいいか?」」
そういいながら二人は冷酷に嗤う
そして奈落の狂暴な魔物たちに挑みに向かう
ハジメは生きるためその障害になるもの全てを殺すため歩み始める
優也は強くなろうと決意する。大切な人との約束を果たすために
そして大切な人を悲しませないための力を求めて
魔王と呼ばれるもの、そして最強の剣士とのちに語られる者の茨の道が奈落の底から始まる
ハイ毎度毎度中身が薄くてすみません!これでも頑張って考えてるんですが文才ないのでただの自己満足ですはい。次回は原作ハジメのメインヒロイン登場まで行きたいです。最後にこのくそ作品に付き合ってくれる優しい読者さんに感謝を!