謎のアナウンスと共にバチカンと天界にシュールストレミングが解き放たれてしまう。まさかの事態にイタチとナルトもどうする事も出来ず苦笑い、アーシアは唖然としてしまい、匙でさえもヒクヒクと顔をひきつらせていたのだ。
「あら?貴方が犯人なのね?私は八雲紫、外務省の人よ」
すると、今度はスキマを通って紫が現れた。突如として現れた紫の存在にイリナは言葉が出ない。しかし、問答無用に紫はイタチにタブレットを手渡した。それも二個である。
「紫。これは?」
「1つは天界、もう1つは聖堂教会本部の惨劇が見れるわよ?それじゃあ、私はもう1人のエクソシストにもタブレットを渡してくるわ!」
紫はそう言うとスキマを通って消えた。
「取り敢えず、全員で見るぞ。おい、そこのエクソシスト。お前もだ。
お前の行いでどうなったのか、改めて自分の目で見てもらう。それと、上司からアーシア・アルジェントに手を出すなとは言われなかったのか?」
イタチはそう言うが、イリナは首を横に振る。どうやら、彼女は上司から何も言われてなかったようだ。
「ふむ…という事は天界と聖堂教会で情報のやり取りが行われてないか、下っ端には伝えてないのか」
イタチは嘆き、2つのタブレットの電源を着ける。
「ナルト。此方がお前が持て」
「わかったってばよ」
その内、天界の惨劇が映る方のタブレットをナルトに手渡し、全員で画面を見る。そして、イタチとナルトは再生ボタンを押した。
天界。そこは神が統べる天使の国。三大勢力の頂点であり、悪魔と同様の影響力を誇る所だ。
しかし、そこは臭そうな臭いが充満しており余程臭いのだろう。臭いが茶色く見える程であり、辺りに散らばったシュールストレミングは限界まで発酵が進んだのか液体と成っていた。
『ぷっぎゃぁぁぁぁあ!!臭い!!くせぇぇえ!!』
『おろろろ!!あががががひっひひ!!』
『うんびゃぁぁぁ!?シュールストレミング!!』
余りの臭さに悶え苦しむ天使達。なんて悲惨な光景だろうか?そして、その光景を産み出してしまったのは誰でもない、イリナである。イリナがアーシアに手を出そうとしてこのような惨劇が生まれてしまったのだ。
1つ、田舎だろうと開けただけで警察沙汰になる(作者はなった…しかもド田舎で)シュールストレミング。それが汚れを知らぬ天使達にトン単位で襲い掛かったのだ。当然、着てる衣類の臭いは絶対に取れず、肌に染み付いた臭いも1週間は絶対に落ちない。
『ミカエルさまー!一体、どうしてなんですか!』
ナイスバディの美女 ガブリエルが号泣しながら天使長ミカエルに向かって叫ぶ。ガブリエルは女性だ、女性だからこそ可哀想でしかない。
『うんびゃぁぁあ!!くせぇぇぇぉ!!滅茶苦茶くせぇぇぉおおろろろろ!!
教会は何を聞いたんですか!?私は散々、アーシア・アルジェントに手を出すなと言いましたよ!!くせぇぇえ!!マジでくせぉぇぇぇ!!』
だが、肝心のミカエルはバタバタと苦しみ鼻を抑えてどんどん顔色が悪くなってしまう。
『ひでぶ!?』
やがて臭いに脳と鼻が耐えられず、ミカエルは意識を手放した。
「ミカエルさまーー!!どうして…どうしてなの!?」
「「お前のせいだよ。てか、連帯責任だ」」
「ストレートに言いすぎだよ!2人ともぉおお!!」
ツッコミを叫ぶ匙だったが、此処で気付く。先程から天界の映像で映るのは天使達ばかりであり、肝心の神様が出てこないのだ。聖書の神は全知全能の力を持っており、他神話を蹴落としても文句の1つも言われない程の発言力を持っていた。
しかし、映像には一切出てこない。No.2と言えるミカエルが意識を手放したのに出てこないのだ。それはナルト達も気付いたようで、天界の何処を映しても聖書の神様らしき人物は出てこない。
「あれ?聖書の神様居ないってばよ?」
「妙だな…」
そして今度はバチカンの映像を見る匙達。そこも同じく限界まで発酵したシュールストレミングのお陰か、大惨事と成っていた。
『オロロロロ!!くびゃあまぁぃぁ!!ゼノヴィアとイリナは何をやっていた!!
くそう!!これならマトモなエクソシストを派遣するべきだった!!コカビエルに神の死を告げられても問題ないように、捨て駒同然の奴等を送らず別の奴を派遣するべきだった!!』
ミカエル達と同じくシュールストレミングの激臭に苦しむ聖堂教会のお偉いさん。
「おい…ちょっと待て。コイツは今、聖書の神は死んでるって言ったよな?」
だが、聞き捨てならない台詞が聞こえてきた。このお偉いさんは神が死んでると言ったのだ。しかも、はなからゼノヴィアとイリナは捨て駒という事だったのだ。
『あぁぁぁぁあ!!くそう!!くそう!!!!アイツ等は破門だ!!アイツ等のお陰でこの有り様だ!!神よ!なんで死んだ!!なんで死んだのだ!!チクショオオオオオ!!』
「「えっ?神様って死んでるの?」」
同時刻。ゼノヴィアとイリナは同時にそう言った。
「で?そこに居るのは分かってるってばよ。出てこいよ」
ふと、ナルトが教会の瓦礫の奥を見てそう言う。するとイタチの瞳も写輪眼に変化した。
「匙とアーシアは其所から動くな。分かったな?」
一体、何が始まるのか分からない匙とアーシア。序でに神の死を知って落ち込むイリナであったが、今のナルトとイタチには慰める余裕は無い。
何故なら…
「ばれちゃったら、仕方がないわね」
そんなオカマ言葉が聞こえ、物陰から2人の人物が現れた。だが、ジャンプ愛読者である匙はその2人を見て叫んでしまった。
「ジョジョのホル・ホース!?そんで、ドラゴンボールのブルー将軍!?滅茶苦茶古いキャラだな!おい!!
最近、アニメがリメイクされたホル・ホースは兎も角、ブルー将軍は今時の読者はしらねぇぇぇよ!!」
そう、相手はテンガロンハットを被った男、ホル・ホース。そしてドラゴンボールに出てきたブルー将軍だ。
ホル・ホースは銃のスタンドを操り、ブルー将軍は超能力を使う事が出来るのだ。
「さあ!死にな」
メギャン!と音が響き、ホル・ホースの右手に銃のスタンド エンペラーが出現する。だが、それが放たれる事は無かった。何故なら、ホル・ホースが引き金を引く前にイタチの右腕がホル・ホースの心臓を貫いていたからだ。だが、血は出ない。何故なら、雷撃で傷口が焼かれてる為だ。
「千鳥。俺の嘗ての上司が編み出し、俺の弟の代名詞と言える技だ」
「バカな…」
ホル・ホース…リタイア!
「ホル・ホース!!」
ブルー将軍は叫ぶが遅い。何故ならブルー将軍の前にナルトが来てたのだ。
「早いわね!でもね…私は超能力が使えるのよ!」
ブルー将軍は超能力者だ。その力は睨んだ相手を金縛りにかける事が出来る。だが、それはナルトには効かない。
「なっ!?」
「人柱力に幻術は効かないってばよ。それ、幻術と同じ原理みたいだからな」
天照大御神の荒神である九尾を宿したナルトには意味が無い。その上、ナルトの右手の掌に螺旋丸が構築される。いや、それだけで終わらない。螺旋丸に更にナルトは
「波動螺旋丸!!」
「ぐぅぅわわわ!!」
波動螺旋丸。ナルトの必殺技であり、五大元素全ての性質変化を組み合わせた星遁の螺旋丸である。因みに星遁と着けない理由は単純、ナルトがこれを編み出した時は母親の物真似をしてたら無意識に五大元素の性質変化を組み合わせていた為だ。
星のチャクラの奔流に巻き込まれ、ブルー将軍は吹き飛び…奔流が止むと完全に破壊されたブルー将軍がその場に倒れていた。
「弱かったな」
「うん」
「アンタ達が可笑しいんじゃぁぁぁ!!」
匙のツッコミが響いた。
「良し!それじゃあ、聖堂教会のお偉いさんが嘆いたシーンをニコ動で流しちゃおう!」
紫ことゆかりん。ニコ動で聖堂教会のお偉いさんが嘆き、神の不在を叫んだシーンとその為のシーンを全国ネットで流す。
その顔は嬉しそうであり、彼女は完全に愉悦部だ。
ホルホースとブルー将軍…リタイア(笑)
はい、ゆかりんは愉悦部です
次回のハイスクールD×D関係の作品を書くとしたら
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