「うぅ…私は仕事で来たのに…」
ガシャンと手錠を腕に填められたイリナは駒王の交番でイタチとナルトから取り調べを受けていた。因みにアーシアと匙は一先ず、ナルトの飛雷神で孤児院に強制送還である。
しかし、イリナに関しては実に残念だが仕方がない。彼女は税関という関門は無事に突破できた、だがイタチとナルトの目の前で殺人未遂を起こしてしまったという逃れられない罪状が出来たのだ。
しかも、理由が破門された聖女を裁く為の制裁である。例え聖堂教会が許しても日本は許さない。当然だが、イリナは聖堂教会の戦士(多分破門)だがアーシアは既に歴とした日本人だ。その日本人を殺そうとしたのだから、当然殺人未遂は確定である。
イタチは実質、皇族の護衛を務めながら神秘関係の事件や依頼を解決する皇宮警察と言える忍。当然、逮捕の権限も持っておりイリナは身柄をイタチの手で拘束されたのだ。
「正直に答えてもらう。アーシアをどうして殺そうとした?教会からはどう教わってる?」
イタチの瞳は万華鏡写輪眼に変わっており、嘘は絶対に通用しない。
「嘘は無理だな。ナルトは悪意を判別でき、俺は写輪眼でな」
「あの…万華鏡写輪眼をそんなに使って大丈夫なんですか?」
イリナの疑問はもっともだ。万華鏡写輪眼は本来、使えば使うほどに視力が落ちていく。発動してるだけでも微々たる量の視力が落ちていくのだ。
しかし、イタチは問答無用に使っている。確かに柱間細胞に適合したうちはオビト、柱間細胞の義手を持つダンゾウは視力低下の兆候が無かった。それと、ハゴロモ仙人やその息子大筒木アシュラも万華鏡写輪眼を使ってながら視力低下の兆候が見えなかった為に、永遠の万華鏡にしなくても視力低下しない秘密が有るのかもしれない。
「この世界に来てから確信した事が有ってな。万華鏡写輪眼を使い、視力が低下するのは瞳力の強さの割に肉体のスペックが低いためだ。
肉体のスペックが高い六道仙人、その息子である大筒木アシュラ。そして高い生命エネルギーである柱間細胞を取り込んだダンゾウやうちはオビトは視力が低下していない。
今の俺は受肉してからトリコさんの狩りを手伝ったり、ナルトのお父さんが試作したグルメ細胞由来の食事を食べまくった結果…グルメ細胞に適合した。だから、肉体のスペックが上がり視力が低下しない。今となっては、完成体スサノオも使えるぞ」
「チートじゃない!!」
と言うのも実は根拠が有る。本来、視力が低下しない永遠の万華鏡写輪眼を得ようとすれば他人から移植しなければ成らない。
だが、元からウルトラスペックのハゴロモ仙人や大筒木アシュラは別として。うちはオビトに関しては万華鏡の力を乱用しても視力が一切低下してないのだ。うちはイタチやカカシは万華鏡の力を使い視力が下がった。だが、オビトにはその兆候は無く視力は低下してない…アホみたいな数を乱用してである。
オビトは柱間細胞を持っていた。それ故に肉体のスペックも上がり視力が低下していない可能性が有ったのだ。
今のイタチはエンマ作のグルメ食材、トリコと共に狩ったグルメ食材を食べまくった結果…後天的にグルメ細胞を得て肉体のスペックがup。結果、万華鏡写輪眼を使いまくっても失明しなくなったのだ。
「お前の問いには答えた。次はお前が答える番だぞ?」
イタチに問われ、イリナは語りだした。
イリナは教会の戦士としての英才教育を聖堂教会から受けた。その最に、異端は殺してでも排除しろと言われたのだ。吸血鬼、悪魔、堕天使、神に仇なす存在は勿論、異端審問された存在もである。
事実、イリナは人から吸血鬼に成った存在も殺した。それが正しいと思ってたからである。悪魔も転生悪魔も何度も殺した。
「嘘は着いてないようだな。だが、これが事実かどうかは分からん。鑑別所に居れたいが、聖堂教会は少年兵に関しては勿論、様々な国際条約を破ってる可能性が有る。
君の背景から考えて、恐らくは執行猶予に成るだろう。だが、君は進んで人を殺そうとした。武器は没収し、身体にナルトとエンマさんの飛雷神のマーキングを刻ませてもらう。次は無い」
次は無い。ブタ箱送りには成らないようだが、拘束代わりに身体に飛雷神のマーキングを刻まれるのだ。つまり、何時何処でもコカビエルの仲間を一撃で粉砕したナルトや日本の懐刀であるイタチが飛んでくるのである。
「それじゃあ…お前が掴んでるコカビエルの情報を全て洗いざらし喋ってもらうぞ」
そしてイリナはイタチとナルトにコカビエルの情報を教えたのだった。
コカビエルは駒王を襲撃し、魔王の妹2人を拉致。その後犯すなり殺すなりして魔王を挑発。その後は神社等を襲撃し、日本政府と日本神話を挑発して三大勢力と日本を巻き込んだ戦争を起こすつもりのようだ。
「話したから…早く家に帰らせてよ!!」
「残念だが、まだお前は家には帰れんな」
イリナさん、身柄を拘束確定。
一方その頃…トリコと一誠はイリナとゼノヴィアが身柄を拘束されてる事を知らず、第1ビオトープで飯を食べていた。
「トリコさん!この肉美味しいですね!」
「だろ?捕獲レベルが低くても、旨いものは多いのさ!ロースバナナもお勧めだぞ?俺の好物だ!」
今頃、バチカンと天界がシュールストレミングで凄いことに成ってるが彼等は知らずに日常を過ごしている。
ふと、テレビを見るトリコと一誠。テレビの電波は何者かにジャックでもされたのか、テレビにはシャアのコスプレをした太っちょで顎が特徴的な男が映ったのだ。
『日本の諸君。私はシャア・アズナブル。赤い彗星の異名を持つジオン軍のパイロットだ』
確かに声はシャアと同じだが、何処から見てもコスプレイヤーにしか見えない。そう、このシャアこそコカビエルが聖杯で呼び出したサーヴァントの1人、顎の彗星の方のシャア・アズナブルである。
「トリコさん!なんか、シャアそっくりな声で顎が凄いコスプレが出てますよ!!」
「あっ?そんな訳……マジだな」
『日本の皆様はうちはイタチが受肉し、現実の存在に成ったのを知ってるだろう。言わば、私も彼と同じく現実に現れた存在なのだ』
「嘘着け!!アンタ、何処から見てもコスプレイヤーだろ!!」
『私はこれより、仲間達と共に宣戦布しよう。私が狙うのは……』
シャア(顎)はこれより襲撃するポイントを告げようとしたが、それは出来なかった。何故ならシャアの後で大きな爆発が起きて……
『ヘーイ!そこの人!逮捕デース!!』
『テロリストは…ゆ゛る゛さ゛ん゛!!』
『私は爆裂魔法を使って動けないです。後はお願いします』
艦娘の金剛、昭和最強のライダー 仮面ライダーブラックRX、RXに背おられた魔女っこめぐみんが現れたのだ。
仮面ライダーブラックRX…今でも最強の一角に数えられる仮面ライダーであり、その強さは仮面ライダーは勿論、サブカルチャーでもトップクラスである。彼に勝てる可能性が有るのは時の魔王様とGODZILLA位だ。
しかも、RX達の後には空を飛ぶホワイト・グリント3号機が浮かんでおり、完全にシャアは包囲された。
『私の部下達は!?』
『リンクスが倒してくれたのだよ!RXパンチ!!』
『ごひゃ!?』
顎い彗星 シャア・アズナブル、モビルスーツに乗った部下達は全員…ホワイト・グリント3号機に乗ったヴォルフの手で倒され、RXパンチを受けて逮捕された。
残り、コカビエルのサーヴァントは4人。因みにホワイト・グリント3号機のコジマ汚染はRXのキングストーンフラッシュで何とか成った。
「アサシン、キャスター、アーチャー(シャア)がやられたか。俺とセイバー、ライダーは駒王に向かい魔王の妹を誘拐する!!
オールドキング、J!お前達はコジマ粒子を撒き散らしながら、日本人を殺しまくれ!!」
コカビエルは駒王をこれから襲撃する。確かにサーヴァントは3人倒された。しかし、まだ切札のサーヴァントが2人も残っている。
「良いね…所詮、戦争なんて殺してなんぼなのさ。なあ、首輪着き。良くも俺を裏切ってくれたな…」
「貴様の目指す世界は絶え間ない戦いの世界。その点に於いては私と貴様は一致してる。
戦いこそが私の居場所だ。好きに生き、理不尽に死ぬ。やはり戦いは良い、私にはそれが必要だ!!」
その切札は2人ともネクストを持っていた。しかも、その1人のネクストはホワイト・グリント3号機に気味が悪いほど似ており、違いは翼と両肩の武器を提げる所が無い事と…色が漆黒であり肩からパワーチューブが垂れていたのだ。
はい…アーマード・コアをやってた皆様…最後の2人は分かりましたね?
「首輪着き!!お前を殺したかったぜ!!」
「もういい…言葉はもう意味を為さない」
ネクストのUNAC(無人アーマード・コア)×20を連れた切札2人…しかし、その時…ふ し ぎ な こ と が 起こった。
「此方、フィオナ・イェルネフェルト。ホワイト・グリントのオペレーターです。これよりレイヴンを向かわせます」
「此方、ジョシュア・オブライエン。ホワイト・グリントだ、援護する!!」
「たっく、バカ息子が。まさか、お前と共に戦う時が来るとはな」
「リリウム・ウォルコット、アンビエント。これより作戦行動を開始します。リンクス、貴方の事は貴方の死後に霞スミカ…失礼、貴方の前ではセレン・ヘイズですね。彼女から聞きました。リリウムはこれより援護します」
古王&J「ふぁ!?((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
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