「俺…凄い体験をするんだな…」
匙は唖然とし、目の前の物体を見上げる。その物体とは航空機なのだが、一般人は通常乗り込む事が出来ない。それもその筈、その航空機は政府専用機。普通は皇族や総理大臣位しか使えない代物なのだ。
その政府専用機を前にして、匙は着替え等を入れたボストンバックを落としてしまう。無理もない。事前に聞いていたとは言え、実際に目にしてしまえば驚いてしまうだろう。
どうして匙が政府専用機を見上げてるのか?それはこれから乗ってアメリカまでひとっ飛びする為である。アメリカで神話サミットが開催され、匙はイタチ率いる第7班の仲間達と共に総理と天照大御神の護衛をするのだ。とは言え、チート最強な総理と理不尽な天照大御神の護衛はぶっちゃけ要らず…どちらかと言うと2人を戦わせない為の護衛という解釈も出来る。
「おーい!匙?早くするってば!」
と…声が聞こえ、匙は声の方を見る。機内に入る為の階段にはナルト達が登っており、後は匙だけである。
「今行くよ!」
匙はボストンバックを拾い、ナルト達の後を追うように政府専用機に乗り込んだ。
日本神話最高神 天照大御神。日本国内閣総理大臣兼仮面ライダー 南光太郎(仮面ライダーブラックRX)。日本国宮内庁皇宮警察が誇る日本の懐刀 うちはイタチ率いる第7班(イタチ、ナルト、鮮花、そして匙)は神話サミットに参加する為に、アメリカに向けて政府専用機で飛び立った。
政府専用機は別名、空を飛ぶ官邸とも呼ばれる。その為か中は非常にゆったりと出来る席が有り…総理や天照は勿論、ナルト達もその席でくつろいだ。
まあ、それも良いだろう。そもそも政府専用機を攻撃する奴は先ず現れない。現れるとすれば間違いなくテロリストだが、仮に現れて政府専用機を撃墜しても瞬時にイタチが完成体スサノオを展開するので無駄に成る。
いや、それ以前に絶対にテロリストが攻撃してこない訳が物理的に存在していた。それは…
「おい…ちょっと待て!?なんじゃあ、ありゃ!?」
スピリット・オブ・ウィンド。五大精霊の一体であり、風を司る神さえも倒しうる精霊。と言うか、能力が風関係に関する物なので、普通に神滅具?なにそれ美味しいの?という強すぎる力を持ってるのだ。
そのスピリット・オブ・ウィンドが政府専用機と並走するように飛んでいる。正に、最強の護衛と言えるが…
「む?アレ?俺が父ちゃんから高校入学の祝いにくれたんだってばよ」
「エンマさん!?記念とは言え、ナルトになんつー物プレゼントしてんの!?核兵器真っ青だよ!台風で核兵器何百倍以上のエネルギー持ってるんだよ!!」
なんという事でしょう。そのスピリット・オブ・ウィンドはナルトの個人所有だったのだ。
「下手したら、台風は核兵器万倍の力を持ってるんだよ!?その台風をポンポン産み出せるコイツは下手をすれば、五大精霊最強かも知れないんだよ!?」
「大丈夫、大丈夫。アースなんてブラックホール作れるし」
「五大精霊全員、精霊って領域じゃねぇぇぇぇえ!!」
政府専用機に匙のツッコミが響いた。彼のツッコミは今日も絶好調である。
確かに匙の言う通り、五大精霊は全てぶっ壊れの強さを誇る。ウィンドは台風、冷却等。レインは温度調整(絶対零度から何千以上)等の水に関わる物。アースは重力操作、質量操作、振動操作……一番ヤヴァイ。サンダーが雷…電気に関わる事、今では電磁波等や電子機器も自由に操れるので1人で近代文明を秒で滅ぼせる。ファイアーが炎。
まあ、そんなぶっ壊れである五大精霊のスピリット・オブ・ウィンドが護衛してるなら道中の旅は安全だ。
「道中に攻撃してくる愚か物は居ないだろう。折角だ、神話サミットに参加する他国の要人の資料を渡す。各自、目を通してくれ。
何か、分からない事が有れば言ってくれ。答えられる範囲なら教えてやる」
だから、移動時間を使って神話サミットに参加する要人達の顔を覚えれる事が出来るのだ。
本来ならば数日前から覚えておくのがベストだ。しかし、神話サミットは各国の神話の神々が護衛を引き連れてやってくる。流石のイタチと言えど、誰が参加するのか調べるのに時間がかかり資料がギリギリに成ったのだろう。
「ありがとうございます」
資料の冊子はそこそこ分厚く、ナルトと鮮花は貰った瞬間にページを開いて読み進める。そんな2人を見て匙もページを開いて読み進めるが…
ギリシャ神話 ゼウス。ギリシャが誇る下半神。星座の動物は大半、ゼウスが浮気を偽造する為に変装した姿である。今でも女に目が無いが、過去に外交で日本の地獄にやって来た際に集合地獄の美女獄卒に手を出そうとして鬼神に倒され、更に天照様の手でEDの呪いをかけられる。その為に、胸などをしれっと触ってくる恐れが有るが起たないので強姦等はやってこない。
神秘の秘匿が明かされる前はアザゼル(笑)の案内で北欧のオーディンと共におっパブとキャバクラに日頃から通ってた模様。
北欧神話 オーディン。北欧の主神であり北欧の下半神。神器マニアであり、悪魔の娯楽だったレーティングゲームの大ファンだった。故に我々が三大勢力を天界だけにした際に、真っ先に文句を言ってきた。アザゼル(笑)の紹介でおっパブは勿論、風俗にも通っていた模様。アザゼル(笑)を保護しており、今回の会談ではアザゼル(笑)とワルキューレ13姉妹を連れてくる可能性有り。
「ちよっっっっとまてぇぇぇぇぇええええ!!」
「「「えっ?」」」
「えっ?じゃねぇぇぇよ!!何ですか!?この下半神とか、ふざけた書き文句はイタチさん!!大丈夫何ですか!!」
匙のツッコミが轟。確かにオーディンとゼウスの説明は少し、アレだった。下半神だったりおっパブだったり風俗だったりと本当に他国の首相の事なのか疑いたくなる程の説明だったのだ。
「事実だから仕方がないだろ?」
「事実だとしてもですよ!!」
「強姦日常犯にするべきか?」
「それもアウト!!てか、下半神より酷い!!」
確かに事実だとしても、ゼウスとオーディンの説明は酷かった。
「匙。ちゃんとした説明の人も居るわよ。イギリスの人とかそうね」
鮮花に言われ、匙はイギリス首相のページを開く。そこには…
イギリス首相 エドワード・ニューゲート。イギリスの首相であり、第四次聖杯戦争で召喚されたライダーのサーヴァント。総理の次に強かったサーヴァントであり、当然最盛期で呼ばれた。その圧倒的な力は凄まじく、世界を本気で滅ぼせる事が充分に可能である。
だが、彼のお陰でイギリス処か欧州全体は非常に安定だ。魔術師による人体実験もすっかり無くなり、ニューゲートは青子さんと同じく行き場の無い子供を保護してる。
イギリス魔法省長官 ウェイバー・ベルベット。時計塔だった所を神秘の秘匿が明かされてから魔法省という行政機関に変わった所の代表。彼は第四次でニューゲートのマスターだったが、ニューゲートと信頼関係を結び白ひげの事を親父と呼んでいる。物理に特化すれば、最強クラスの魔術師であり、武装色に見聞色そして覇王色の覇気を身に付けている。
ルフェイ・ペンドラゴン。アーサー王の末裔であり、今年で中学3年生の少女。ウェイバーの教え子であり、恐らくは付き添いで参加かと思われる。
ルフェイ・ペンドラゴンのサーヴァント。人としての真名は不明。ただ、伝説の死にゲー Bloodborneの狩人様だと思われる。敵に回したら死ぬと思え。
「エッェェェェエエ!!白ひげ!?白ひげなんで!?えっ!?イギリスにいたんかーい!!」
白ひげことエドワード・ニューゲート。イギリスに居たのだった。
そして、政府専用機は無事にアメリカの空港にたどり着いたのだが…
「グララ…久し振りじゃねか。早く会いたかったぜ、仮面ライダー」
「うむ!そっちも変わってないようだな!白ひげ!」
イギリス首相と総理…見事に再会。
「ホッホホ!此処がアメリカのホテルかの!のぉ!アザゼル!」
「ああ、そうだぜ」
オーディンは付き人であるアザゼル、それにロスヴァイセというワルキューレだ。
次回!サミット開始!!集う神々… 果たして匙の胃は持つか!?
番外編を書くとしたら
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ウツセミ事件 中坊ナルトとイタチ先生
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第四次聖杯戦争 RX降臨
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第7班+トリコチーム 原作へ
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総理がなぜ立候補したのか
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大食い対決&料理対決