日本が本気を出しました。   作:静かなるモアイ

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サミット!開始


神話サミット 集う神々。

眠らない街ラスベガス。夜だろうと深夜だろうとネオンサインが輝き、人々が行き交い楽しそうにはしゃぐ。日本の繁華街である渋谷等と比べると、更に過激で楽しそうだ。

 

「俺…スーツなんて初めて着た」

 

ラスベガスに有る五ツ星の最高級ホテル。そこで神話サミットは行われるのだが、そこの割り当てられた日本陣営宿泊するスイートルームの一室で匙はスーツを人生初めて着たのだった。

 

まさかの人生初スーツが神話サミット、しかもラスベガスの匙。多くの神々や各国の首相が集うこの神話サミット。勿論、緊張しない訳がないので匙は内心ガチガチに成っていた。とは言え、匙は一応は護衛。先ず出番は無いだろうし、何かが仮に起きてもイタチとナルトだけで事足りるだろう。

 

アメリカ、イギリス、日本、中国、ドイツ、北欧各国、オーストラリア等の各国は勿論。様々な神話の神々が参加する神話サミット、既に参加する神々の名前だけでゲームやカードゲーム等で名前を聞く人達ばかりである。

 

オーディン、ゼウス、アヌビス、トト、そして日本の天照。この辺りは神話を知らなくても名前を知っている人達は多い。その神々が参加するのだ。

 

「さてと…皆は準備出来たかな?」

 

匙は更衣室として使ってた部屋を出て、皆が待つスイートルームのリビングに向かう。そこには…

 

「うむ!皆揃ったようだな!」

 

スーツ姿の我等が最強の総理、十二単を纏った天照大御神、青いドレス姿の鮮花。ついつい、鮮花の胸の谷間に目が行きがちな匙であったが、ふとナルトとイタチを見る。

 

「なんで2人だけ俺とこんなに違うの!?」

 

匙が仰天の声をあげるのも無理は無かった。ナルトとイタチは匙と違い、執事が着るような燕スーツを着てたのである。しかも、2人ともスタイルが良いためか、滅茶苦茶似合う。

 

「ミコーン!ナルトちゃんとイタチ君のスーツは私が特注で用意しました!勿論、鮮花ちゃんもです!

前からオーダーメイドで用意して、今回のサミットで披露出来ました!匙君のも用意したかったんですが…時間が無くてですね」

 

そう…天照は昔からナルトとイタチの公な場向けの衣装を前から用意してたのだ。と言うのも神仏の存在が公になり、神々もサミットに参加するのでは?と思った天照は神秘が公に成った瞬間即座にイタチとナルト、そして鮮花のパーティー衣装を発注。しかし、匙のは時間の都合で用意できなかったようだ。よし、匙が1年早く神秘を知ってれば、用意出来たかもしれない。

 

「分かってましたよ!コンチクショー!俺だって欲望を言えば、素敵なオーダーメイドスーツを着たかった!」

 

匙の嘆きがスイートルームに響く。しかし、着替えが終ったなら次は会場に移動である。サミットの会談はこのホテルで行われるので、大きな移動は無いのだが早めに動いて損は無い。何より、来てる神々と談笑もとい情報収集を行うのも良いだろう。

 

 

サミットでの会談が行われる部屋の隣の立食パーティーの会場。サミットでの会場が行われるまでは、神々や各国の首相達が話しながら軽食を食べながら、少しの酒を飲みながらその時を待っていた。

 

「うわ、各国のお偉いさん達の表情が固いな」

「仕方がない。何せ、自分達の神々は勿論、他国の神々も居るのだからな」

 

と匙と総理がそう言う。

ドイツやフランスそしてアメリカの大統領と聖書代表で来たミカエルの表情は固かった。ドイツやフランス等は後ろ楯と成ってくれる神話が無く、アメリカには背後に天界が有るが天界は先月の戦争で日本に無条件降伏した事実が有り、嘗ての栄華は無い。

しかも、周囲には神秘が公に成り、神の不在が明かされてから勢力を伸ばしてきた北欧神話にギリシャ神話、更には中国の背後に有る須弥山の帝釈天まで居るのだ。仕方がないだろう。

 

「それに中国の影響力はかなり増してる。神秘の公の事も有るが、アメリカの背後の天界と比べると中国のバックは須弥山。

元からアメリカに次ぐ影響力を持っていた中国の影響力は更に大きくなった。今後は中国の傘下に入ろうとする国も増えてくるだろう」

 

と総理が説明すると、匙は中国の国家主席と帝釈天の方を見る。そこには様々な国のお偉いさんが集まっていたのだ。

 

「経済戦争は間違いなく加速するし、世界情勢も大きくこれから変わるだろう」

「あの…総理?その世界情勢を変えちゃった第一の大きな原因である貴方が言っちゃいます?」

 

匙、遂に日本最強のお方にツッコムのだった。

 

 

「あっ!アレ、アザゼルさんだよな?サミットに来たんだ」

 

「YouTubeで公開された会談で調子に乗るから」

 

「RXに勝てるわけ無いだろ。堕天使ってバカなのか?」

 

「てか、日本のナルト君1人で負けたんだろ?無知って罪だよな。ナルト君がその気なら大地ごと蒸発してるのに」

 

アザゼルはオーディンと共に立食パーティーを楽しんでいたが、聞こえてくる自分への悪口で身体がビクンと震える。

確かにアザゼルは見事に日本を挑発し、3分以内でナルト単騎で自分達の国を落とされた。しかも、戦争の発端と成った三大勢力と日本との会談はスピリット・オブ・サンダーの手でYouTubeを通して世界中に広がっていたのだ。

 

「クッ!俺は世界の事を思ってただけなのによ…」

 

イライラを誤魔化す為か、アザゼルはワインを一気に喉に流し込む。

 

「のお、アザゼルよ。アメリカも美女が一杯だの!」

「オーディンの爺さん…俺はもう起たないんだよ」

 

だが、アザゼルは感謝してる。オーディンが自分達の身柄を保護してくれなかったら、今頃はどうなっていたか分からない。最悪、聖書の冥界消滅と同時に消えて無くなる運命だったかも知れなかったのだから。

 

「オーディン…」

「わかっておるよ。パンゲアの覇権、そして禍の団に関してもな」

 

 

 

 

 

そして時間に成り、会談が行われる場所で神話サミットの会談が始まった。勿論、メインディッシュであるパンゲアの事に関しては最後に後回しである。

 

「所で日本よ…ワシはレーティングゲームのファンだったのじゃが…」

 

オーディンは最初にそう言った。確かにレーティングゲームはオーディンの趣味であり、悪魔の娯楽だ。だが、日本が悪魔の国を滅ぼしてからはレーティングゲームも開催されていない。

 

「ミコーン。それに関しては謝るつもりはありませんよ?レーティングゲームが好きならば、貴方が主体で開催して見ればいかがですか?」

 

天照の言葉にオーディンは考える。確かにレーティングゲームが出来ないならば、自分達で行うのは良いだろう。

 

そんな感じの話が少し進んだ時、アザゼルが手を上げた。

 

「禍の団という組織に対して話が有る。奴等は世界を滅ぼしかねないテロリストだ」

 

 




アザゼルは語る…テロリスト禍の団。そして、パンゲアに関しての話も進む。

番外編を書くとしたら

  • ウツセミ事件 中坊ナルトとイタチ先生
  • 第四次聖杯戦争 RX降臨
  • 第7班+トリコチーム 原作へ
  • 総理がなぜ立候補したのか
  • 大食い対決&料理対決
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