ゴールデンドドリアンボム。ミカエル達、アメリカの探索隊が発見した新種のドドリアンボムは日本政府 農林水産省の手でそう名付けられた。
ゴールデンドドリアンボムはトリコの漫画やNARUTO、ONE PIECEにポケモンやモンハンにも出てこない完全な新種であり、ドドリアンボムの進化系だ。間違いなくグルメ細胞の進化で旨くなっているだろうが、原種のドドリアンボムと比べて間違いなく臭いも進化している。確実に臭いのは間違いない。
そのゴールデンドドリアンボムの回収に自ら名乗りを上げた人物が居た。そう、日本が誇る美食家 トリコとその弟子で料理人の一誠である。
「くっさ!?なんですか!?この臭さは!?シュールストレミングやクサヤってレベルじゃ無いですよ!最臭ですよ!!ハツクサですよ!!」
「おっと、ゴールデンドドリアンボムの臭さはこんな物じゃないぞ?勿論、ドドリアンボムもな。なにせ、こっから100キロ先に有るんだ」
現在、ゴールデンドドリアンボムから100キロ離れた地点にトリコと一誠はやって来ていた。しかし、100キロ離れてるにも関わらず、ゴールデンドドリアンボムの放つ臭いは空気と土壌に染み付いており一誠の鼻に絶大なダメージを与える。
勿論、トリコの鼻にも絶大…いや、トリコの嗅覚は訓練された警察犬と鮭(全生物最強レベル)の中間程の嗅覚を持っている故に一誠よりも遥かにゴールデンドドリアンボムの放つ臭いのダメージを受けている。しかし、彼が平気そうなのは元の世界で原種のドドリアンボムの臭いを嗅いだ事が有るためだろう。
「ドドリアンボムは実が熟し、旨味成分が有る程に臭いんだ。臭い分旨いんだよ。
そして、最も旨くて臭いのは実が熟して木から落ちた時だ。その時に最強に臭い爆発を起こしてな…半径100キロ圏内のドドリアンボム以外の草木は枯れ果てたり、川や池そして近海の魚が浮いたり、熊が冬眠から目覚める程に臭いんだよ」
そう、ドドリアンボムは只の臭いではない。核兵器に匹敵する位に臭いのだ。それはどこぞのはっちゃけた父ちゃんがフェニックス家とシトリー家に大打撃を与えたように、生態系さえも一瞬で壊滅させる。
だが、ドドリアンボムは臭ければ臭いほどに旨い。そう!旨さと代償に最強の臭さを誇るのだ!!
「てっことは…旨いほど臭いって事ですしょね?」
臭いがヤバイ為か、一誠の顔が凄いことに鳴る。
「おう!警察犬よりも凄い嗅覚を持つ俺だって気合いで耐えてんだ。お前も耐えろ。
俺達は絶対に食材から背を向けねぇ!!逝くぞ!!」
トリコと一誠は激臭を我慢して、ゴールデンドドリアンボムの方へと歩き出したのだった。
ゴールデンドドリアンボムまで残り80キロ。
20キロを歩いた一誠とトリコ。しかし、此処に来て彼等に異変が生じる。
「ぐっ…ぎゃば!?耐えろ…たえりゅんだ!!」
「トリコさん!!強い…強すぎますよぉぉぬゅぅぅぽ」
ゴールデンドドリアンボムはドドリアンボムよりも臭い。余りの臭さに一誠とトリコの顔面が凄いことに成ってきた。少しでも鼻を広げれば激臭で倒される程の臭いが蔓延している。
ゴールデンドドリアンボムまで残り70キロ。
「なっりゃんだ!?りゃんだ!?」
「トリコしゃん!?りゃんですか!?アレは!?」
激臭で思考がバグりそうに成るが、食材の思いをぶれない芯にして一誠とトリコは突き進む。しかし、彼等の前に突如として霧が現れた。いや、唯の霧ではない。これはゴールデンドドリアンボムの匂い物質が空気中の水分を汚染させ、臭いの霧として具現化したのだ。
「こっこりゃぇを進むんですか!?」
「行くしかないだろぅ!!食材が…おれちゃちを待ってる!!」
臭いの霧に足を踏み出す一誠とトリコ。臭いの霧に触れた瞬間…余りの激臭故か、一誠とトリコの衣類と背負っていたリュックは朽ち果ててしまい、2人は全裸に成ってしまった。
「ふぁ!?」
「ふぇ!?服が!?まだ実の前に着いてないのに!」
ドドリアンボムでも衣類を朽ち果てさせる程の臭いを持つ。しかし、それは実が熟して臭いの爆発を解き放つ寸前の木の前である。
木まで70キロ地点で衣類を腐らせるゴールデンドドリアンボム。最早、正にゴールデンだろう。
「トリコしゃん!!非常食も全て腐りました!!」
「俺の経験を活かして、用意した宇宙食も腐った!?」
ドドリアンボムの段階で食材を腐らせる程の臭いを放つ。それ故にトリコはその経験を活かして、密閉状態に有る宇宙食を用意した。しかし、あろうことかその宇宙食さえもゴールデンドドリアンボムは腐られたのだ。
そして激臭の霧を突き抜けて道無き道を歩く2人。幸いにもゴールデンドドリアンボムの激臭が土壌と空気に染み込んでいる為か、猛獣は絶対に近付いてこない。だが、2人は猛獣以上に恐ろしい臭いと戦っているのだ。
臭いの霧が臭すぎて一睡も出来ず、ただ臭いの霧を突き抜けた一誠とトリコ。2人の目の前に現れたのは黄金色に光輝くゴールデンドドリアンボムの木と木に実った金色のゴールデンドドリアンボムの実であった。
「やった…」
「後は持ち帰るだけ…」
そう、後は木からもぎ取ってゴールデンドドリアンボムを持ち帰るだけ。だが、熟が限界を迎えたのかゴールデンドドリアンボムの実が生き物の心臓のようにドクンドクンと鼓動したのだ。
「「へ?まさか…」」
更に実と木を繋ぐ茎がミシミシと言っており、これから正にゴールデンドドリアンボムは地面に堕ちて臭いの核爆発を解き放つのだろう。
「ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!ヤバーーーイ!!」
「トリコさーーんトリコさーーんヤバイですよ!!もう御仕舞いだ!!」
もう…手遅れだ。徐々に茎は切れており、何時落下しても可笑しくは無い。
「大丈夫だ…一誠。俺と小松はドドリアンボムの爆発から生き残った。
だから…今回も…命がどうこう成ることは…多分、無いんだと思うんだ…」
「全然説得力無いんですけど!!」
そして…茎が残り1ミリの太さに成り、ゴールデンドドリアンボムは自重で木から離れた。
「ぬぁぁぁぁぁぁぁあひゃぁぁぁぁあ!!」
「うわぁぁぁぁあひぇぃぃぃぃいーーー!!」
トリコと一誠の悲鳴は誰にも届かない。そしてゴールデンドドリアンボムの果実が地面に堕ちて、臭いの核爆発が始まった。
地面に堕ちたゴールデンドドリアンボムは更に光輝き…眩い光と共に激臭成分を辺りに撒き散らす。だが、中に凝縮された激臭は核爆発のように解き放たれ…臭いの爆風をほぼゼロ距離で受けたトリコと一誠の意識は遥か彼方に消し飛んだ。
ゴールデンドドリアンボムが爆発で産み出した激臭は世界を3周半する。しかも、従来の地球ではなく、今の地球はパンゲアが降臨した事で大きさが2倍に成っており、そこから考えたゴールデンドドリアンボムの威力はこれ迄解き放たれた核兵器よりも強力だろう。
それ故にトリコと一誠の身に起きた悲劇を知らない世界中の人々は時間差は有れど、ゴールデンドドリアンボムが撒き散らした激臭に顔をしかめたそうだ。
日本の何処か。
「くさ!?」
「くさいってばよ!?」
「なんだ!?この臭いは!?」
仕事中の第7班も臭いの余波を受けていた。
「きもくさ!?」
その中でも鮮花は倒れてしまった。
千手の家。
そこにはトリコチームでお留守番中のカービィちゃんが、もぎたてのフルーツを子供達と共に食べていた。
「ぺぽ」
「ぎゃは!?くさ!?」
「うんぎゃぁぁぁぁ!!」
カービィちゃんはフルーツを持ったまま倒れてしまった。なお、同じく千手の家で居候してたレミリアおぜう様は…泡を吹いて倒れた。
勿論、パンゲアでも。
「ぐっぐわぁぁぁぁ!?」
温泉街を作っていたルシウスも被害に逢う。
「じゅんみあぁぁぁあーーーー!!」
パンゲアで修行中だった烈海王も被害に逢い…
「マンマミーア!」
配管工を整備してたマリオも倒れ。
「きもくさ!?」
八雲紫ことゆかりんも倒れる。
「くさ……」
「ごひゃぁぁ!?」
「ほんご!?」
駐屯地で勤務中だったリンクスも皆様も被害に逢う。
そして…首相官邸でも。
「ヘーイ!提督!!紅茶入れたネー……くさ!?」
「これはゴルゴムの仕業だ!!」
鼻を抑え最強の総理さえも大ダメージを与えたのだった。
臭いの核爆発が終わり、そこにはゴールデンドドリアンボムの木、堕ちたゴールデンドドリアンボムの果実、そして意識を手放した全裸の一誠とトリコである。
「一体…何が…臭!?」
「トリコさん…臭!?」
「臭!?」
「臭!?」
だが、トリコと一誠はゴールデンドドリアンボムが放つ臭いで意識を手放しては、再び臭いで意識を取り戻して、また意識を手放すを繰り返していた。
果たして、2人はゴールデンドドリアンボムの果実をゲット出来るのか!?
その後…1ヶ月間、トリコと一誠を見た者は居なかった。
次回作の日米が本気出したの三大勢力(笑)の末路。なお、アメコミが入るので北欧も多少、本気を出す
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お仕置き程度で許してあげて
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彼等は空気で構わんがねby水没王子
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たっ…多少は彼等も活躍を
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悪い奴はゆ゛る゛さ゛ん゛!!
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一部はアヴェンジャーズに!!