「あのおっさん…ナルトは兎も角、イタチ先生達の修行も行わせるつもりだ」
モニターをグレモリー眷族と共に眺め、解説役に徹する事にした鮮花は苦笑いを浮かべた。
「あの…何か問題でも有るのかしら?」
「彼等が地上で暴れたら、世界が滅ぶわよ。と言うか、このバトルフィールドの耐久性ってどのぐらいかしら」
戦う人達よりもバトルフィールドの心配を行う鮮花。当たり前だが、今から戦うのは世界すら滅ぼせる軍団のガチンコ勝負。バトルフィールドが持つのか分からないのだから。
モニターには今から戦う人達の顔と名前がモニターに記されており、リアス達は彼等を見る。先程の蹂躙も有るが、人は見掛けによらない言葉が有る。それゆえか、画面に映るエンマ選抜のメンバーを見ても強いとはリアス達は感じなかった。
「あの人達…どれぐらい強いの?」
「千手エンマ…ナルトのお父さんで、神器 魔獣創造を宿したイレギュラー。ただ、普段の戦闘では忍術等を使う農林水産省長官。その気になれば宇宙を滅ぼして新たな宇宙を作れるわ。使える性質変化は火、水、土、雷、風の五大元素全部と陰陽、掛け合わせを含めると木遁とエンマさんオリジナルの剛遁。
うちはマダラ。伝説の忍でイタチ先生の親戚。その強さは伝説の一言であり、万華鏡写輪眼は勿論、輪廻眼さえも開眼してるの。五大元素は勿論、柱間細胞を取り込んだ事で木遁も使えるの。
孫悟空。西遊記の孫悟空ではないけど、この中では間違いなく最強。エンマさんも魔法を使わないと確実に死ぬ相手。地球処か太陽系さえも木っ端微塵に出来そうな強さを持っており、金髪に成ったり、青い髪に成ったり、神の極意を纏ったり何でも有り」
「剛遁?なによそれ?」
「多分…彼は使うわ。
後は…あの銀髪のサムライさん。彼は坂田銀時、万事屋の店長で…強いけど強さはマダラや悟空より遥かに下!
あのマッスルレーサーはキャプテンファルコン。賞金稼ぎ兼レーサーで、最近はネタキャラに走る傾向が有るわ。取り敢えず間違いなくマダラより弱い!!」
――醤油ムース!
突如としてキャプテンファルコンの台詞が響く。因みにこの醤油ムース、空耳であり日本語に直すと「お前の力を見せてみろ!」とカッコいい台詞なのだ。しかし、発音が良すぎる問題なのか…醤油ムースに聞こえるのである。
「どうやら…動き出したようね」
モニターには動きが見られた。
ナルトとエンマが向かい合い、イタチとマダラが向かい合い、トリコと悟空が向かい合う。彼等の戦いは既に始まっており、彼等より戦闘力の劣る一誠と匙は琥珀ちゃんとカービィちゃんと共にキャプテンファルコンと銀さんと対峙していた。
先ず、始めに動いたのはイタチとマダラであった。
「火遁!豪火球の術!!」
高速で印を結び、イタチは大地を抉る程の威力を持つ火球をマダラに向けて放つ。豪火球の術、うちは一族が得意とする火遁の忍術であり火の玉を口から放つ術だ。イタチが豪火球を放ったには訳が有る。それはマダラが開眼した輪廻眼という眼が理由だ。
豪火球は真っ直ぐに高速で大地を抉りながらマダラに向けて飛んでいく。しかし、マダラの瞳が瞬時に万華鏡写輪眼に変化し…高速で回転して紫色の瞳に変化した。六道忍術を扱える瞳 輪廻眼である。
輪廻眼の道術の1つは有りとあらゆる忍術を吸収する。例外が有るとすれば木々という生命を産み出せる木遁位だろう。右手を前に向けたマダラはイタチが解き放った豪火球を吸収して無にしてしまった。
「やはり…輪廻眼に忍術は効かないか」
「俺に忍術は効かんぞ、イタチよ」
忍術は効かない。確かにその通りだ、輪廻眼は有りとあらゆる忍術を吸収する。マダラを倒すには忍術以外の攻撃をぶつけるしかない。体術、魔術、食技、位しかダメージを与えることが出来ないのである。
「なら、使うしかないな」
莫大な魔力を解き放ち、イタチは完成体スサノオを展開した。全長50メートルを越える巨大な大天狗 完成体スサノオ、それは忍術ではない。故に輪廻眼が相手だろうとダメージを与えることが可能だ。
だが、それはイタチが切札を使った事を示す。これが通用しなければイタチはマダラ相手に手も足も出ずに敗北する事を示していたのだ。
「宜しい…ならば、このうちはマダラも全力で答えよう!」
次の瞬間…マダラも完成体スサノオを展開し、2つの完成体スサノオが激突する。激突する2つの完成体スサノオ、一振で地図を書き換える程の力を持つ完成体スサノオだ。当然、お互いの攻撃が繰り出される度に莫大な衝撃波が発生してバトルフィールドは悲鳴を上げていく。
「ハァァァァ!!」
「ふふふ…ハッハハハ!!サスケとうずまきナルト以来だ!!もっとだ!もっと見せてみろ!!うちはイタチ!!」
既にマダラとイタチの周囲には建造物は当たり前、草木の1本に至るまで消し飛んでしまい、裸の大地と成っている。
一方のトリコは…
「行くぞ!トリコ!!」
「おう!悟空!!」
悟空が青い髪の毛に変化し…かめはめ波を解き放つ。
「かめはめ波!!」
迫り来るかめはめ波。普通のジャンプ関連の主人公ならば一撃で消し飛ばされる可能性が有る威力だ。
「50連釘パンチ!!」
迫り来るかめはめ波。それを迎え撃つようにトリコは50連の釘パンチを解き放つ。激突したお互いの代名詞の攻撃は莫大なエネルギーを産み出し…辺りの建造物を吹き飛ばす程の衝撃波を産み出した。
「おら!待てや!!銀さん達、クソザコ蛞蝓だよ!アンタ達と比べたらヤヴァインだよ!!」
「イタチさん!お願いだから別の場所でやって!!いや、本当に!!」
「なんでバグキャラが戦う爆心地の側に俺達居るの!?巻き添えで消し飛ぶわ!!」
完成体スサノオの一振は山さえも消し飛ばす。その衝撃波をギリギリで根性とギャグ補正で何とかやり過ごすツッコミコンビと銀さん。
いや、完成体スサノオの余波だけではない。かめはめ波の流れ弾等も飛んできており、バトルフィールドは何時崩壊しても可笑しくない。
「てか、銀さん達何処から来たの!?」
「日当渡すから手伝えってお前達とは別の平行世界から来たんだよ!あのナルト君のお父ちゃんの手で!
カカロットとマダラはノリノリで参加したけど、銀さんはお金の為なの!冬木市の物価高いんだよ!!」
どうやら…銀さん達は別の平行世界からエンマの手で連れてこられたようだ。日当付きで。
「あっ!一誠さん!匙さん!醤油ムース出来ましたけど…後で飲みます?」
「ぺぽーい!」
「醤油…ムース…」
逃げ惑うツッコミコンビと銀さんの目の前に琥珀ちゃんとカービィが現れる。だが、2人の側には大きな醤油のケースに仕舞われて泡だてられた醤油に漬け込まれたキャプテンファルコンの姿であった。
「「「リアル醤油ムースに変えられちゃったよ!!キャプテンが何したの!?なにやってんのぉぉおお!」」」
『蒼崎ナルト…リタイア』
次の瞬間…水を司る五大精霊を鎧として纏った理不尽が絶対零度と共に降り立った。
「ナルトは後で鍛え直しだな。それじゃあ、次はお前達の番だ」
ナルト…父ちゃんに叩きのめされた模様。太陽神の荒神を宿した人柱力でもグレスピ使う父ちゃんには勝てなかったよ。
「「このおっさん…五大精霊で甲縛式オーバーソウルやっちゃってる!?」」
「なに…ナルトは真数千手を突破出来なかっただけさ」
「「「マダラでも出来ないわぁぁぁぁあ!!」」」
『そこ!もう辞めてくれ!!お前達の強さにバトルフィールドは耐えられない!!』
突如として…知らぬ声が響いた。
「あっ!イタチとナルトより弱い…魔王アジュカ君じゃないか!安心しろ、崩壊する前にパルキアの力で全員無事に帰してやる」
声の正体は異世界ではナルトとイタチの一撃で粉砕された魔王アジュカ君のようだ。彼は興味本位でこの戦いを見たのだろう。だが、彼の想定よりもマダラや悟空達が強すぎた影響でバトルフィールドが崩壊しかねないのだ。
『このフィールドは神クラスの戦闘にも耐えられるんだぞ!なのに…』
「お前の中ではそうなんだろうな…お前の中ではな…木遁!!」
エンマが何かを発動させようとする。しかし…
『今日の食事当番エンマでしょうが!!とっとと帰ってきなさいよ!!』
「青子!?おまっどうやって来た!?」
まさかの母ちゃんの参戦である。
『えっ?ルナアーラの力』
母ちゃん、ウルトラホールを通ってくる。
ナルト…ナレ戦闘不能に成った模様(笑)
回収される父ちゃん。母ちゃんには権力で勝てなかったよ。
日当を手渡され、各々の世界に帰っていくマダラ達。ふと、リアス達はナルトの腰を見る。そこには紅白の玉が4つ有ったのだ。
「これ?モンスターボール」
しかし…ナルトの手持ちは……
ギエピー、風の五大精霊、水の古龍、バグチュウであった。
日米が本気出したでの開始時系列
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魔法使いの夜(原作30年前、RXの直後)
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アベンジャーズ1の後(原作10年前)
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原作通りの時間軸から
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スラッシュドッグから
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D×Dって設定多いから創世記から