ご注意ください
「おい、開斗。そろそろ式始まるぞ〜。そろそろ起きろよ」
寝ている間に式の時間になったようで腐れ縁…伊織順平【いおり じゅんぺい】に起こされる。
だが…
「まだ眠い…」
どうも寝足りない…
「ちょ、そのまま2度寝、じゃない3度寝かまそうとするなっ」
そのまま首根っこを捕まれ廊下をズルズル引きずられながら体育館へ向かう
「順平、首、締まる」
クリーニングに出したばかりで皺がない襟を首が閉まらないように掴む
「なら、ちゃんと歩けよ!」
「…それはそれで面倒なので嫌だ」
「じゃあどうするつもりなんだよ…」
「教室で寝る」
「却下」
そのままこの格好のまま体育館に強制連行された
ん?式の内容はちゃんと聞けたのかって…?
ちゃんと寝てました(キリッ
いや、うん。起きようと思ったらいつの間にか寝てて順平と健二…
友近健二【ともちか けんじ】にお前よく寝れるなって言われたり逆に体調悪いんじゃないかって心配されたりしてからクラスに戻ったんです
…誰に弁明してるんだろ。あの夢見たからなのかなんなのか
本当に…
「気分が悪くなる」
「「!?」」
「ちょ、ほんとに大丈夫かよ」
「オレが先生に言ってくるからもう保健室行ってこいッ」
友近がいつもより少し心配そうな顔を
順平が肩を掴んで保健室の方へ向かわせようとする
「あ、そういう意味じゃない。大丈夫」
「本当か?」
「本当」
「お前ただでさえ無口なんだからホントに悪い時はちゃんと言えよ?」
2人はなんだか安心した表情をうかべる。
まさか心の中で呟いてるつもりだった言葉が聞かれるとは思わなかったので少々驚いた。最近こいつらに心を許しているってことなのかな。
だが、心配かけたのは悪かったな…。
「…悪い心配かけた、ただの寝不足だ」
「あぁ、だからお前朝から寝てたのね」
「あぁ、なるほどね〜ってなるか!?って言うか友近は体育館に行くときに『じゃ、あとは頼んだ』って言って先に行ってこいつを1人で連れてくはめになったしこいつはコイツで歩こうとしないし!オレッちだけで連れてくるの大変だったんだからな!?」
「そうだったのか?ごめんなー」
「…その件に関しては俺も悪かった」
ホントに申し訳ないと思ってる。男1人を首根っこ掴んで連れてくのは重かっただろうな。
「ホントだよッどうせだったらかわいい女の子を…」
「「そこまでいったらただの変態だろ」」
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その後は他愛のない話をしながら先生が来るのを待った
「それじゃあみんな席に着きなさい」
先生が来た途端、蜘蛛の子を散らすように生徒たちは指定された席に着いた
「はい、今年君たちの担任をする鳥海です。早速ですが君たちの新たな仲間を2人紹介するわよ。入ってきて」
教室の前の扉から入ってきたのは2人の生徒1人は腰より少し上まで髪の毛を伸ばした青い髪の女の子と、
「!?」
幼馴染に似た青年が、居た。
「はい、2人とも自己紹介をお願いね」
「はい、私の名前は黒井 蓮華【くろい れんか】です。よろしくお願いします。」
そう名乗った女の子…黒井は綺麗にお辞儀をした。
俺はそんな風にお辞儀をした黒井に方に少し
さらに既視感の強い青年を見やった
「僕の名前は有里 湊。よろしく」
「──────」
あぁ、やっぱりあいつだった。帰ってきたんだ。この街に、あの事件のあと無事に過ごしてここに帰ってきたのか。
後で話しかけに行こう。
柄にもなく、久しぶりに会えた幼馴染に何を話そうかと想像を膨らませながらその日の放課後になった…
作者の友近くんの最初の印象さばさばした人だったのでこんな感じになりました(血涙)
あと、書こうと思ったことがかけてなかったり描写し忘れだったりで手直しが多いですが許してください(焼き土下座)