真祖の眷族   作:賢者神

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 難産でござった。ナギ・スプリングフィールドの最大の見せ場である造物主との最終決戦を書くかどうかで悩んでは書き直しを繰り返した末に、ナギ君の出番はナシ! 残念ッ!! だけど活躍(悪い意味で)するよ!

 ここで結末の伏線。前から考えていたエンディングをやっと書けるでござる。





外れる

 

 

 

 

 

 

 

「フン。お前に少年誌特有の覚醒フラグは似合わん」

 

「…………え?」

 

「何を惚けている。臆病者に支配されて終わり、とでも言うのか?」

 

 

 次の瞬間、景色が一変した。どこか懐かしい雰囲気のある場所と仁王立ちする大人エヴァンジェリン。ポルナレフコピペをするべきなのか。

 

 

「何無駄に格好良く手で顔を覆ってるのだ」

 

「まさにポルナレフ状態でござる」

 

「まあこの状況を受け入れろと言っても難しいがな」

 

「よくある自分を見つめ直して過去を振り切る(キリッ とかなイベントなのか?」

 

 

 然りげ無くキリッの後に草を生やしておく。真面目な(苦笑)最終決戦から凄まじい落差だ。

 どこかで何度も見た気がする景色だ。主人公が新たな力を手に入れるイベントという名のテンプレで何度も。自分に親しい者が現れるパターンが多いがまさにテンプレに沿っている今の状況はどう判断すればいいのだろうか。

 

 

「久々に会えたが今は不届き者を追い出す事を優先しよう」

 

「不届き者ならボクの目の前にいるような」

 

 

 グーパンではなくゲシッであった。もしくはズボッ。顔面が陥没してるぞ。足が顔を菊門みたいにしているよ。このエヴァンジェリンは本物のエヴァンジェリンのようだ。

 どうやって心の中(爆笑)にいるのかわからんがエヴァンジェリンなら仕方がないが通じるからしょうがない。

 

 悶々と考え込んでいるとエヴァンジェリンが仁王立ち腕組みをする。何だそのガイナ立ちとロム立ちを混ぜたような威圧感は。

 

 

「ここはお前の心の中の世界だ……プフッ」

 

 

 笑ってらっしゃるー!? しかもイントネーションが単語ではなく一文字一文字に草を生やしているイントネーションじゃないか!

 

 

「やめだやめ。まあ、ここは格好良い言い方をすれば心象世界だ。マイナス表現をすれば閉鎖空間、もしくはゲイ鎖空間だ」

 

「アッー! じゃなくてそんな事は一にも十にも理解してるから何でエヴァンジェリンがいるかだけを言ってよ。ボクの世界に何でいるの?」

 

「性行為をしていると体も心も繋がるものだ。主従関係の私達の場合は更に関係が深まる効果がある。真祖の私は精霊を作る事も容易いわけだからお前の心の中に分身を作る事もできるわけなのさ。だからこそ私はここにいる」

 

 

 ドヤァ…はいいから。何だか造物主と似たり寄ったりな性質だなこれ。第二のエヴァンジェル・コピーと考えればいいのだろうか。いや、エヴァンジェル・コピーよりもオリジナルのエヴァンジェリンの気配が濃い気がする。

 ……いや、もしかして。いやいや。

 

 

「まさかボクがエヴァンジェリンを想うのは?」

 

「フフフ。大正解」

 

 

 文字通り心の中に住み着いてるから想っていたのか。内から崩すとはエヴァンジェリン恐るべしと言えるレベルではない。

 

 

「お前のだーい好きな彼女と優先度を並べるように私への好意を引き上げておいたのさ。最後の最後に天秤を賭けられるようにいじくるのは楽しかったぞフハハハ」

 

「ボクを外道だの言うけど人の心を弄ぶエヴァンジェリンはそれ以上に外道じゃないか!」

 

「わかっているが何だ? 欲しいものは手に入れる。それがモットーだろうが」

 

 

 偉そうにフフンと鼻を鳴らして自慢気に振舞う。ここまで殴りたくなるような仕草は初めてだ。エヴァンジェリンとはボクにいじられて攻められてナンボじゃないか。エヴァンジェリンはドMであるべきだろうが。

 

 

「ならお前を私以上のドMにすれば私がSになれるな」

 

「変な事を考えてすいませんした」

 

「話を戻すぞ。今のお前はかなり危険だ。私が食い止めているがお前が何とかせねばお前の体は奴のものになる。そうなれば愛しのエナミには会えんぞ」

 

 

 あー、また懐かしい名前を。エヴァンジェリンの前に会っていたボクが元の世界へ帰ろうと決めたきっかけの彼女の名前。エナミ。懐かしく思える。ボクはエッちゃんなんて呼んでいたっけと思い出した。

 

 

「お前にはシリアスは似合わん。自分のペースでゆっくりと巻き込みながら真面目に不真面目に戦うのがお前だ。自分らしくいられる事こそが最強所以なのさ……最後のお前が至った究極の魔法使いをまた見せてくれ」

 

「……痴呆? 何かボケた?」

 

 

 膝蹴りで抗議された。綺麗なシャイニングウィザードだった。膝立ちをしてるボクを見ればネタ振りをしているようにも見えるのでエヴァンジェリンは悪くない。

 というかシャイニングウィザードを教えた事があったっけ、と疑問を感じた。魔法面で強くなるのに他の作品のネタを教えただけでプロレス技と言ったらスタン・ハンセンのラリアットをツッコミとして覚えさせたぐらいだ。記憶の中を覗き見た時に見た事を教えてくれなかっただけかと思う事にした。

 

 痴呆だのを思うのは致し方ない。究極の魔法使いだのなんだのとよくわからない事を言うからこんな反応になる。意味がわからん。

 エヴァンジェリンの言動からすると聞いた事はあっても見た事はない感じ? え、ボクってその究極になってたの? 究極の魔法使いであれば造物主に負けるはずもないだろうし。その矛盾がおかしい。

 

 

「兎に角。最後の枷は私が外す。後はお前の心の赴くままに心に従い、戦え」

 

「あー、うん。あんまりイマイチ理解していないけど頑張る」

 

「……フッ。応援しているぞ」

 

 

 嬉しさを隠し切れないエヴァンジェリンの笑顔に違和感を感じた。ツンデレのエヴァンジェリンであればこんなのは日常茶飯事なのだが何かが食い違う。

 そこからエヴァンジェリンはあーと声を出しつつ、ソワソワし始める。何だからしくない行動だ。

 

 

「あー、その、何だ。抱き締めてもいいか?」

 

「いつもは足まで絡めるじゃん。今更聞かなくともお安い御用だよ。ついでに今まで放り出しておいてゴメン」

 

「う、うむ」

 

 

 初々しいカップルの彼女のように恥ずかしそうに手を伸ばしてくるエヴァンジェリン。おいやめろ。こっちまでドキドキしてくるだろうが。

 首の後ろに手を伸ばし、エヴァンジェリンの顔が急接近するとそのまま横に来て体に圧迫感が来る。何か良い匂いがして更にドキドキする。あ、あれ。エヴァンジェリンってこんなに可愛かったっけ?

 

 

「~~ッ。ハァ……」

 

「おいコラ。艶かしい声を出すんじゃない。流石にこんな場所じゃ盛り上がらんぞ」

 

「す、すまんな。こう、久し振りにお前とこうしていられるからつい、な」

 

「クソ。こっちまで恥ずかしくなってきた。エヴァンジェリンのくせに生意気だぞ。こうしちゃるっ」

 

 

 今度はこちらから抱き締め返してやる。エヴァンジェリンの体の柔らかさとスベスベの肌、胸に潰れる胸の感触。やらなければよかった、と高鳴る心臓に後悔した。エヴァンジェリンがマジ可愛すぎて別人ではないかと思える程だ。

 何だこれ、とかツッコミを入れる状況。男女が抱き合っている状況を見ればリア充爆発しろと祝いの言葉が飛んできそうだ。

 いつもであれば首筋に噛み付いて血を吸うエヴァンジェリンだが抱き合うだけで満足したのか、頬にキスをして離れる。

 

 

「ありがとう。また会えて嬉しいよ」

 

「……ねえ、本当にエヴァンジェリン? 何か様子が違うんだけど」

 

「フッ。それは未来でわかるさ。今は奴をぶっ飛ばせ」

 

 

 エヴァンジェリンが手を翳すとまた別の場所の景色が映し出される。正直、またベタな。という感想しか抱けない。ガラス球みたいな物体はボクの記憶だの記録だのってオチだろ。

 

 

「造物主はあそこにいる。あそこにあるのはお前がお前である事に必要な要素が含まれているんだ。記憶、思い出、名前。存在意義があそこに全てある。造物主はそれらを屈服させ、支配する事で新しい肉体を我が物とする」

 

「それを阻止しろと」

 

「わかってるなら早く行け。絶対に負けるなよ……ああ、言っとくが心を強く持てよ。既に奴はお前の名前だけは知っている。ここに来る前に色々知っていると言っていたが動揺させる為のハッタリだ」

 

 

 名前を知ったという事は名前に関連する事も知られたと考えた方がいい、と言いたいのはわかった。つまりは懐かしきイジメの言葉を吐かれる事にもなり得る事になるのか。一瞬でも気を逸らせば命取りになる手札を手に入れられた、と考えた方がいいか。

 というかうわー。自分の心の中がラストステージみたいになるってちょっと嫌だなー。幸いなのは仲間とかがいない事だろうか。自分の知られざる過去を知られるとヒロインとの距離がグッと縮まるイベントがあったりとか、後々にネタにされたりと碌な事にならない事が起こるのは目に見えている。

 

 

「まあ、あの女王には全部見られているがな」

 

「……みょ?」

 

「お前が取り込まれそうになる時にお前のコピー精霊が呼応するように苦しんだ。存在を消されそうになる前に女王が介抱して接触し、お前の心の一部を覗かれた。やったな。これであの女王の好感度がグンと上がるぞ。死ね」

 

「何で罵倒するの? ボク悪くないじゃん。勝手に惚れた方が悪いんじゃないの?」

 

「無自覚系主人公死ね。ジゴロジゴロクソ死ね」

 

「罵倒のレベルが酷すぎる!?」

 

 

 ボロクソにボロクソを重ねた罵倒で泣きそうになる。いつにも増してエヴァンジェリンの罵倒が酷すぎワロタ。ワロタだの言わなければ本当に涙を流して泣いてしまいそうだ。

 鈍感ではないレベルだが無自覚なのかボクは。テンプレファンタジー主人公が女性嫌いだの何だの言いながらもハーレムを形成するタイプか。考えてみれば食いまくったおにゃのこはいっぱいおられるな。

 エヴァンジェリンが怒るのもしょうがないね。節操なしでごめんねマジ。

 

 

「この罵倒の続きは後だ。兎に角行ってこい――また未来で会おう」

 

「あ、お、おお? 戦いが終わったらまた会えるよ。会いに行くさ」

 

「待ってるぞ」

 

 

 エヴァンジェリンに背中を押されて自分の記憶の中の旅に出る事になった。同時にラストステージの攻略も始まるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「駆け込み乗車はご遠慮くださいお客様!!」

 

 

 駆け込みはしていないが気分的にやってみた。顔を晒し、短くなっているローブを揺らしながら歩いている造物主をドロップキックで邪魔した。

 床がないのに床がある場所を横滑りで滑る造物主。コントのように吹き飛んだ事で一つのガラス球には触れる事を防げたようである。中身が何かは知らないが大事なものなのだろう。自分の事なのにわからないのはどうかと思うが。

 

 

「貴様……何故ここに? 深淵の狭間に閉じ込めたはず」

 

「深淵の狭間? フハハハ。甘いな造物主さんよ。ボ ク だ か ら」

 

「グッ。滅茶苦茶言ってるはずなのに納得できるとは」

 

 

 驚き一色の造物主。演技でもない心から驚いているとわかる。感情の揺らぎが感じられるようになっているのはここが自分の心の中だから、だろう。要はここはボク上位の世界と考えてもいいはずだ。

 

 

「正 座 を お 願 い し ま す」

 

「ぐぬっ」

 

「ブワハハハハハハ! 汚い正座だぜ! ねえねえどんな気持ち? 今どんな気持ち?」

 

 

 故にこんな事もできる。命令を下せばその命令を断る事はできず、従わざるを得なくなる。正座をしろと言えば正座をする。服を脱げと言えば服を脱ぐだろう。今は女性だから脱がせればローブの下にある隠された裸体が見える。夢がひろがりんぐ。

 正座する造物主の周りをお決まりのダンスをして煽る。短い時間に会話をした造物主が見せた事もない悔しそうな顔を見れば、ボクの中に入った事も許せそうだがまだ許さん。

 

 

「ねえねえねえ。こうなるのがわかってるから深淵の狭間(笑)に閉じ込めたんでしょ? 他人の領域に侵入するとすればそれなりのデメリットを背負う覚悟はしているらしいけどこうなるなんて予想できた? で き る わ け な い よ ね ぇ」

 

「クッ」

 

「アンタはボクをイレギュラーだと表現した。まさにその通りさ。ボクは異端者だ。しぶとく生き残っている事が何よりの証明。だからこそこの肉体とここにある知識を欲したんでしょ?」

 

 

 コツコツと自分の頭を叩く。改造し尽くした体もだが、何よりも造物主が欲しいのは未知の情報を抱える脳だ。知恵と知識、そういったものをだ。

 それなら脳だけを取り出せばよかったものの。この乗っ取り憑依は色々不便な事もあるのにそれをしたのは造物主はそれしか方法を知らないからではないかとも考えられる。憑依するにしてもボクは考えられても実行はできないんだけどね。

 

 

「ぬふふふ……あ な た の す べ て を 見 せ て ご ら ん ?」

 

 

 自分で言っておいて寒気が走った。

 

 

「これはマズイ」

 

「って逃げんじゃねー!」

 

 

 ボクの発言にドン引きしたのか、造物主はどこかへ消える。追い掛けるように手を天に伸ばせば、景色が変わって元の場所に戻っていた。墓守の宮殿に。

 前方には造物主がおり、苦しそうに頭を抱えて胸まで押さえていた。様々な準備が必要な他者の肉体への乗っ取り憑依を正しく終えないとあのように大きな負荷が掛かってしまう、と見ればわかるか。

 

 

「ふんっ!!」

 

 

 その隙を逃さぬ。炎の槍の魔法を発動、理科の授業で習った知識を詰め込んで豪腕ピッチャーのように腕を振り下ろして投げた。

 揺らめく火は空気を突き抜けるようにボンボンボンと音を出しながら色を変化させる。オレンジから次第に青へと変わる様は美しいものだが、それに秘めた魔力は凄まじい。

 造物主が防ごうと何度も見た魔法陣を幾重にも重ね、展開する。しかし、面白いように容易く貫いて造物主の肉体をも貫いた。造物主の女性の顔が驚きに染まり、目を限界にまで見開いていた。その結果は予想できていなかったと見える。

 

 驚いているのはボクもだ。何度も反復して練習を重ねたとはいえ、今の炎の槍は今までよりも高い完成度を誇っていた。展開のスピード、込めた魔力の純度。どれもが桁違い。もしや、これがエヴァンジェリンの言っていた――。

 バッと両手を広げる。魔力を血に見立て、血管を通らせて掌へ。通った魔力はインクのようなものになり、掌に綺麗な円と魔法陣が描かれる。

 

 

「死ねぇ!!」

 

 

 バキュン、と銃を撃ったような音が響くとかめはめ波の格好をした掌から純粋な魔力エネルギーが発射されて造物主を消し飛ばさん勢いで通り過ぎる。

 フッ。ここでやったか!? フラグは立てんよボクは。このまま油断せずにいれば消し飛ばせ――あ。

 

 

「やべぇ! 死ぬな造物主!」

 

「死ねと言うたのに何とも言えん気持ちになるわ」

 

 

 復活後、無双タイム。よくある展開のテンプレに流されて思わず必殺の一撃を放ってしまったが、コード・オブ・ザ・ライフメイカーを貰わなければ意味がない!

 

 

「ふ。記憶を抜き出しておいて助かったわ。深淵の奥に眠っていた記憶からこんなものがあったぞ」

 

 

 不敵に笑う造物主。防げるのなら問題はないのだが、何をしでかすつもりなのか。あのエネルギーを全部吸い取ってパワーアップだけは勘弁な。

 そんな予想に反して、それを防いだのは“第三者”であった。どこからか現れ、魔砲を消し飛ばすとそのままボクに蹴りかかってきた。

 当たる前に反応できたので受け流すように足を掴むと、掴んだ足を軸に腕で体を支えて回し蹴りを放つ。反撃も防がれ、更に反撃を重ねてきた第三者は最終的にボクの顔を踏む事で決着が付く。

 

 

「さあ。動けないようにせねば大事な妻が寝取られるぞ――」

 

「ハァ? 何を言っているか知らんけど極力人妻には手は出さない主義なんだけ……」

 

「――ナギ・スプリングフィールド」

 

「ど? え?」

 

 

 第三者の顔が見えた。造物主が何を言っているかわからないが、今見ているのも理解ができない。何故ここにいて造物主の味方をするのだろうか、そこに疑問が集中する。

 その彼はボクの知っている彼よりも大人びて。太陽のような笑顔はゲス顔になっていて。汚く中指を突き出しながら挑発してきて。

 ――大人のナギ君が、そこにいた。

 

 

「…………そうか。これも造物主の幻術なのか」

 

 

 もう現実逃避するしかありませんでした。

 

 

 

 

 

 






 というわけでナギ・スプリングフィールド(正史未来)が呼び出されたようです。多分後では説明しないのでここで。

 ネギ君のラストバトルの際にナギ・スプリングフィールドは造物主となっていました。いわゆる同位体と考え、造物主はオリ主の奥底にある何かを参考に未来の平行世界(正史)のナギ・スプリングフィールドが未来の造物主の器である事を知って呼び出したのが今回のカラクリ。別に活躍はしないんだけどね。

 ただ、嫁さんに悪戯した不届き者を成敗するだけだから。

 アリカにしたこと → πタッチ。たったこれだけでナギ・スプリングフィールドは怒り狂うでしょう。造物主が誤った嘘を吐いている可能性もアリ。



 そしてやっぱり真のヒロインはエヴァ様であった。オリ主の心の中で暗躍しつつオリ主の手助けをするからヒロイン度は天元突破。マジで結婚しろよお前ら。

 あるある。 → 自分の心の中で自分を見つめ直し(爆笑)てパワーアップする。オナ禁してオナ禁解除してパワーアップする展開誰かはよ。





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