となりのアリスちゃん   作:parui

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遊びでやってんじゃないんだよ!


第四話【Zガンプラ】

「この時、夢見茸に毒性があるとわかったんだな··········」

 

あぁ、退屈だ。

現在一時間目、理科。

内容はキノコ、それも私が知っている知識ばかりだ。

学ぶこともなく、ペン回しをして暇を潰す。

 

そうだ。

 

ふと思い付く。

たまにはアリスのあれを大人しく見ようじゃないか。

暇にはならないし。

そう思い、アリスの方に目をやる。

そこには、

ジ·O!動け!ジ·Oッ!?何故動かん!?

と書かれた紙が貼られたジ·Oと、

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉおおおお!!!

と書かれた紙が貼られたZガンダムのプラモデルがあった。

因みに両方HGっぽい。

その光景を見て、私はあのシーンを思い出す。

そう、Zガンダム最終話『宇宙を駆ける』。

あれはよかった。ホントに。

どっかのマさんが、

「あれは··········良いものだ··········!」とかいっても、肯定するね。

感慨に耽っていると、アリスが動かし始めた。

なっ!?

ジ·Oの胴体をいきなり壊し始める。

も、もったいない··········。

そう思うわ

そして、壊して開けた穴に、Zを突っ込む。

そしてノートをカッターで切り抜き、ペンで何かを書いている。

書き終わると、それを張り付けていく。

台詞の予想はつく、Zは何度も見返したからな。

そう思い、覗きこんでみる。

やはりか。

ジ·Oに貼られた紙には、ぐぁっ·····!と書かれていて、

Zガンダムに貼られた紙には、ここからいなくなれぇーーッ!と書かれている。

そこではっとなる。

そうだ。このままじゃ、カミーユが··············。

不味い··············と思い、消しゴムを準備する。

そして、

メガ粒子砲、発射!

心のなかでの掛け声と同時に、弾き飛ばす。

その消しゴムはZに直撃し、Zはジ·Oから抜けて、ガタッと音を立てて、机の上に落ちる。

アリスは目を見開き、こっちを見たかと思うと、次の瞬間、怨めしそうに睨みだした。

し、仕方がないだろう?

わかるはずだ、こういうシーンは思い出しちゃいけないって。

わかるはずだ。皆、皆にはわかるはずだ!

目でそう語る私の意志は通じるわけはなく、アリスは再び、あのシチュエーションを作ろうとする。

しかし、私が消しゴムで止める。

アリスが戻そうとする。消しゴムで止める。

この順序を4回程繰り返したあたりで、問題が発生する。

消しゴムが···········ない!

そりゃ、なくなるわな。既に五個飛ばしているし。

自分に若干呆れながら、アリスの方を見る。

あ、完成し、し、し、し··············しぃぃ·······た?

私の悲しみが疑問形に変わった理由、それは!

台詞が、台詞が·············違う。

ジ·Oは女だと·····!?と書かれた紙が貼られていて、

Zガンダムにはシロッコ·········やってしまった·············と書かれた紙が貼られていた。

これは劇場版の台詞で、アニメは私だけが死ぬわけがな中略だったはずだ。

呆然としていると、アリスがこっちを見ていた。

ドヤ顔だった。

あんたの言う通りにしてやったよ。HAHAHAHAとでも言っていそうなほどドヤ顔だった。

そんなアリスを見て、私は紙に文字を書き、見せた。

 

お前の存在そのものが鬱陶しいんだよ!

 

という、台詞を。




オチが思い付かなかった。

忙しいです。
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