俺達4人はムックル、ヤヤコマ、ツツケラ、スバメを捕まえたあと、少し進んだ場所にある
『歩みの森』で休憩している
~歩みの森~
曜「はーい、出来たよ!」
曜は机に4人分の料理を作って出してくれた
出てきたのはパスタだ
千歌「美味しそう!」
薫「キモリ達はこっちだぞ」
俺はポケモン専用の皿にポケモンフードを入れ、キモリ達にそれぞれ渡した
薫「にしてもみんな鳥ポケモンを捕まえるとはねぇ~」
梨子「そうだね、みんなは捕まえたいポケモンとかいるの?」
千歌「ん~…千歌はまだ居ないかな?」
曜「私も」
薫「俺もだな」
捕まえたいポケモンかぁ~…考えといた方がいいかな?
千歌「あー!みんなコレ見て!」
千歌がスマホをいじってると何か大声を出し、俺たちに見せてきた
何やら動画のようなものだった
『レディースアーンドジェントルマン!お集まりの皆様もテレビの前の皆様も本当にお待たせしました!これよりアクア地方が誇るジムリーダーをご紹介します!
ビュッティフールマーメイド!みずタイプの使い手、園田海未!
穏やかに咲き誇る花!くさタイプの使い手、小泉花陽!
スパークリングサンダー!でんきタイプの使い手、星空凛!
ダーク・オブ・ミュージック!あくタイプの使い手、西木野真姫!
吹き荒れる旋風の風!ひこうタイプの使い手、南ことり!
不気味なトリック!ゴーストタイプの使い手、東條希!
ワンダーアイドル!フェアリータイプの使い手、矢澤にこ!
フローズンeyeアンドフェイス!こおりタイプの使い手、綾瀬絵里!
以上8名がアクア地方のジムリーダーです!彼女達を全員倒し、ジムバッチを8つ集めたものがポケモンリーグトーナメント予備予選に出場できます!そして、予選を勝ち抜き、本戦も優勝した方はポケモンリーグチャンピオン・高坂穂乃果と戦える権利が与えられる!!』
そこで動画は終わった
薫「ポケモンリーグトーナメントか…」
千歌「予選も本戦も勝ち抜いたらあの穂乃果さんと戦えるなんて奇跡だよー!」
曜「そっか、千歌ちゃん達はチャンピオンを目指すんだったね」
梨子「曜ちゃんはポケモンコーディネーターだっけ?」
梨子は首をかしげながら言った
曜「うん、私前から憧れてたんだー!」
曜はキラキラとした目で見つめる
薫「何にしろ、まずはジム巡りだ!」
千歌「だね!まずはここを抜けないとね!」
そう勢いづけ、俺たちは全員食べ終え、片付けをした
ポケモン達も食べ終えるのを確認するとモンスターボールに戻した
薫「にしても迷いそうだな」
曜「そうだね、だったら!出てきてスバメ!」
曜は上にモンスターボールを上に投げた
『スバ!』
曜「空からこの森を抜け出せる道を探してきて!」
『スバ!』
スバメは曜の指示に従い、空に飛んだ
『スバー!』
曜「見つけてくれたんだね!」
俺達はスバメの後を追った
~ソノダシティー~
俺達はスバメのおかげで歩みの森を抜け出すことが出来た
森を抜けるとソノダシティーに着いた
薫「ここがソノダシティーかぁ…」
曜「あっ!3人ともブティックだよ!」
曜は興奮しながらブティックを指さした
薫「行きたいの?」
曜「当たり前じゃん!!」
曜がかなり強めに出た
千歌「じゃあ行こっか!」
梨子「私は行きたくないんだけどー!」
そう言って、曜たちはブティックに行った
梨子は強制連行だけど…
じゃあ俺はその辺の店を……
その時ガシッと肩を掴まれた
梨子「薫君も来てくれるよね?」
薫「……桜内様のおうせのままに」
俺は観念してついてった
~ブティック~
曜「んー…梨子ちゃんはこっち?それともこっち?」
曜が一人でプロのような目線で梨子に合う服を選んでいる
梨子「ど、どれでもいいよ…」
梨子のこの発言が曜の地雷を踏んだ
曜「ダメに決まってんじゃん!梨子ちゃんは美人さんなんだから服も可愛くないと!」
ものすごくガチになっている
曜「千歌ちゃんはこれだね!」
そう言い、千歌にオレンジ色の服を渡した
千歌「あ、ありがとう!」
曜「あっ!梨子ちゃんはこれだぁ!」
曜はとうとう見つけたように梨子にピンクの服を渡す
千歌と梨子は渡された服を持って、試着室に向かった
薫「全く、店の中なんだからもうちょっと静かに出来ないのかなぁ?」
曜「薫くんはこれ!」
曜はおれの前に服を手渡した
服は水色だった
千歌「じゃーん!どう?」
梨子「うぅ…//なんで私まで…//」
試着室から千歌と梨子が戻ってきた
梨子は顔を真っ赤にしているが
薫「似合ってんじゃん」
曜「うんうん、やっぱり私の目に狂いは無かった!」
なーにを言っているんだこいつは
薫「買うなら早く買ってきな?」
千歌「はーい!行こ梨子ちゃん!」
梨子「わ、私は買うなんて~!」
千歌は梨子の手を引きながらレジに向かった
梨子は乗り気じゃなさそうだけど
曜「薫くんは着てくれないの?」
薫「いや、俺はいいよ、似合わないし」
曜「そんなことないよ!いいから早く着替える!」
薫「え!?いやちょ曜!」
無理矢理曜に試着室に押し込まれた
全くあいつは…
そう思いながらも俺は曜から貰った水色の服を前にした
着るか……
~数分後~
シャーーーー
薫「ど、どうだ?」
試着してからカーテンを開けて、曜の前に出ると
曜「………」
曜は無言のままだった
薫「ほらな?やっぱり似合わないだろ?」
曜「…薫くん」
薫「は、はい?」
口を開いたと思ったら、いつもと違うトーンで少しビビり、敬語になってしまった
曜「…サイッコーーーだよ!」
曜の目がやばい事になってる
薫「は?」
千歌「戻ったよー…ってかーくん何それ!?似合ってるよ!ねっ!梨子ちゃん」
梨子「そうね、流石薫君だわ!」
3人からはいい評価だった
曜「買いなよ!いや買おう!買いなさい!」
薫「えー…わかったよー…」
俺は渋々承諾し、レジに向かい、会計をした
まぁどちらにしろ上からジェケットを着るから目立たないけどね
~ソノダシティー~
薫「よし!ジムに行くか!」
千歌「だね!よーし頑張るぞー!」
曜「張り切るのはいいけど千歌ちゃん勝てるの?」
千歌「あったりまえでしょ!曜ちゃんは千歌が勝てないと思ってるの?」
曜「そうじゃなくて、ここのジムみずタイプのジムだよ?
くさタイプのキモリとツタージャを使う薫くんと梨子ちゃんはいいとして、
ほのうタイプのヒトカゲを使う千歌ちゃんじゃ、相性が悪いよ?」
たしかにそれもそうだ
ポケモンバトルにおいて相性は重要だしな
千歌は『大丈夫ー!』と言っていたが大丈夫なのか?
そう思いながら俺たちはポケモンジムに向かった
呼び名
千歌→かーくん
梨子→薫君
曜→薫くん
薫→千歌、梨子、曜