超次元ゲイムネプテューヌ~深紅の剣神~   作:初代凡人

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なんか早めに出来たので投稿しました。

プルルートのセリフを書いてると、喋り方を知らないと語尾に「ですけど~」とつけるチャラい系女子に思われるんじゃないかと考えてました。言っておきますが、全然そんなことありませんからね!? あくまでおっとりとした感じで話してるのを表現しようとするとこの書き方になっちゃうだけです!

まあ無駄話はここまでにして、本編をどうぞ。


第三十四話 誰でも好き嫌いはある

刀哉side

 

「私~、プルルート。よろしくね~」

 

あの後、空から落ちてきたプルルートさんをプラネテューヌの教会に迎え、歓迎会を開いていた。

 

「えー、それでは。プラネテューヌの新しい女神さん、プルちゃんに乾杯するです!」

 

「ちょっと待ってコンパ!? それじゃあ私がぷるるんに女神の座を奪われたみたいだよ!」

 

「いつ奪われてもおかしくないだろ?」

 

乾杯のために持ったグラスを一旦置きながら言う。

 

「なんてこと言うのさ刀哉!?」

 

「言われたくなけりゃ少しは仕事の量を増やすんだな」

 

「と、とにかく! ぷるるんは確かにプラネテューヌの女神だけど別のプラネテューヌだから、そこんとこよろしく!」

 

「え? えっと…」

 

逃げやがったな。というかその言い方は間違ってないがわかりにくいだろ。コンパが頭に疑問符浮かべてるぞ。

 

「つまり、プルルートさんは別の次元から来たってことみたいなんです」

 

「まあ別の次元とサラッと言われても、反応に困りますけどね」

 

「と言っても、それ以外の説明のしようがないんだから仕方ないでしょう?」

 

「うーん…。つまり刀哉さんみたいな感じですか?」

 

ビシッ!

 

コンパのその一言で空気が凍りついた。コンパもしまったという感じで口を押えてる。

 

この空気に気付いてないのは事情を知らないピーシェとプルルートだけだ。

 

「――何暗い雰囲気になってんだ?」

 

気にしてないのも此処に一人いるが。

 

「え? だって刀哉…」

 

「あのな、俺がいつそのことをまだ気にしてるって言った? むしろ、そのことで皆が暗くなる方がよっぽど辛い。だからそれについてどうこう言うのは無しだ。コンパも気にしなくて良いぞ。俺自身が気にしてないんだからな」

 

「なんの話~?」

 

俺たちが話してる内容がイマイチわからないのか、プルルートさんが質問してきた。

 

「話すと長いので簡単に言いますが、俺は別の世界から来たんです」

 

「へ~。それじゃあ、刀哉くんは私と同じか~」

 

「いえ。プルルートさんは別の次元、要するにパラレルワールドみたいなものですよね? でも、俺のいた世界は世界観そのものが違うんですよ」

 

「?」

 

ダメだ。全然わかってないって顔してる。

 

「まあ、このことについてはまた今度じっくり説明しますので、今は置いといてください。そういえばプルルートさんもやっぱり変身出来るんですか?」

 

プラネテューヌの女神なんだし。

 

「出来るよ~。でも、あんまり変身しないようにって皆から言われてるんだ」

 

「どうして?」

 

「う~ん……。どうしてかな~?」

 

と言われましても…。変身するのを止められるなんてよっぽどの理由があると思うが…。

 

「あ!? ちょっとピー子! それ私の!」

 

「ぴぃお肉食べる!」

 

いつの間にかピーシェがネプテューヌのステーキの一部を食べてしまっていた。ピーシェの皿を見ると、既にステーキはなくなっていた。足りなかったのか?

 

「もっと食べる!」

 

「これ以上はダメだよ!」

 

とか考えてる内にまたピーシェがステーキを盗ろうとしてた。はあ、しょうがない…。

 

「ほらピーシェ。人の物盗っちゃダメだろ? 俺の分を上げるからネプテューヌから盗るのは止めろ」

 

そう言いながら自分の皿にあるステーキを半分あげる。

 

「ありがと、とーや!」

 

「はいストップ!」

 

早速食べようとするピーシェを止める。

 

「理由はどうであれ人の物を盗ったんだ。まずはネプテューヌに謝って、何か代わりの物を渡してやれ」

 

「えー!?」

 

「出来ないならそのステーキは返してもらうぞ」

 

「……ごめん、ねぷてぬ」

 

流石にステーキが没収されるのは嫌なのか素直に謝った。

 

「あ、うん。今度からはダメだよ?」

 

「うん! ねぷてぬにはこれあげる!」

 

そう言ってピーシェは自分の皿にあるナスをネプテューヌの顔に直接近づける。だが、ネプテューヌは喜ぶどころか顔がどんどん青ざめていく。ど、どうしたんだ?

 

「嫌ー!? 近づけないでー!! 私ナス嫌いなのー!!」

 

と、大声で叫ぶネプテューヌ。そんなにか…。

 

「ネプ子。たまには食べてみたら?今日は我ながら美味しく出来たのよ」

 

「やだよ! ナスなんて! あの匂いだけで力が出なくなっちゃうんだから!」

 

いくらなんでも大げさじゃ――っ!?

 

俺は立ち上がり、窓に近づいて外を見る。しかし、そこには何もない。さっき確かに気配を感じたんだが、気のせいか?

 

「どうしたんですか刀哉さん?」

 

「……いや、なんでもない」

 

ネプギアの質問を適当に誤魔化して自分の席に戻る。

 

「ほれ」

 

「え?」

 

そして戻ってすぐに残ったステーキをネプテューヌの皿に移す。

 

「良いの?」

 

「謝罪に嫌いな食べ物渡されても嬉しくないだろ?」

 

「っ! ありがとう刀哉! それじゃあ――」

 

「言っておくがナスは食べてやらんからな」

 

「えー!?」

 

言ってくると思った。人が優しくしたらすぐこれだ。

 

「俺だってどっちかと言えばナスは苦手だからな。とはいえせっかくアイエフが作ってくれたんだし、残したら失礼だろ?」

 

そう言ってナスを口に入れる。うっ…。やっぱりこの味は苦手だ。

 

「こんなに美味しいのに。人生の三分の一は損してるわね」

 

「なんて言われたって嫌ーい!」

 

「ナスはとってもヘルシーなんですよ」

 

「あー!? いーすんまでナス頬張っちゃてる!」

 

「ネプテューヌさん! 女神が好き嫌いなんて国民に示しが――あば、あばば。あばばばば」

 

イストワールさんが言ってる最中に突然震え始めた。なんだ!?

 

「イストワール様!? 大丈夫ですか!?」

 

「持病の発作ですか!?」

 

「有り得ないこと言ってるんじゃないわよ!」

 

はい、すいません。

 

「た、祟り…! ナスの祟りだよ!」

 

「「もっとねぇよ(ないわよ)!!」」

 

「なんでそこだけ息ピッタリ!?」

 

「とにかく、一時安静にさせよう! コンパ! 念のため診てくれ!」

 

「は、はいです!」

 

 

 

――――――――――

 

「別次元からの通信?」

 

あの後しばらくすると、イストワールさんについてたアイエフが戻ってきて原因がなんだったのか報告してくれた。

 

「ええ。どうやらさっきの発作みたいなのは通信が入っただけみたいよ」

 

「紛らわしいな…」

 

俺はてっきり何か悪い病気にかかったのかと思ったぞ。

 

「そういえばコンパはどうしたんだ? 病気じゃないってわかったんなら、もうついてなくても良いだろ?」

 

通信に出るんだからついていても邪魔になりそうな気が…。

 

「コンパなら、今デザートのプリンを取りに行ってるわ」

 

「デザートのプリンです~」

 

と、噂をすればなんとやら。コンパが取ってきたプリンをトレイに乗せて戻ってきた。

 

「は~い!」

 

元気に声を出しながらコンパのところに行くネプテューヌ。ガキかお前は。

 

「ていっ!」

 

「あ!? コラピー子!」

 

だがネプテューヌが取ろうとしたプリンはピーシェが先に取ってしまった。

 

「ぴぃこれが良い!」

 

よくよく見ると、プリンのフタには「ねぷの」と書いてあった。……わざわざプリンに名前書くか?

 

「それ私の! ねぷのって書いてあるでしょ!?」

 

「ピーシェちゃん。こっちも同じだよ」

 

ネプギアが優しい口調で諭す。

 

「やだー! ねぷのプリンがいいのー!」

 

しかし、小さなピーシェには通用しなかった。

 

「なんでよ!? ねぷの、って書いてあるんだから私のでしょ!」

 

「やっ、たらや!」

 

「なんだと!? やるかー!?」

 

さっき仲直りしたばっかだっつーのに…。

 

「喧嘩はダメだよ~。ねぷちゃ~ん」

 

「そうだぞネプテューヌ。大人気ないぞ」

 

とりあえずネプテューヌを止める。ピーシェよりずっと説得しやすい……よな?

 

「何さ!? ぷるるんと刀哉はピー子の肩を持つの!?」

 

「さっきネプギアも言ってたが、中身は全部一緒なんだからこだわる必要ないだろ? それならここは年上のお前が譲るべきだ」

 

「むー!」

 

まだ納得しないのかよ…。しょうがない。

 

「せっかく俺の分のプリンやろうと思ってたんだが――」

 

「良いよピー子! ねぷのって書いたけど私が食べるのを許可するから遠慮せずに食べちゃって!」

 

「ほんと!? やったー!」

 

うん。こいつの扱い方にも大分慣れてきたな。

 

「良いの刀哉?」

 

「良いんだよ。どうせデザート食べれるほど腹に余裕なかったからな」

 

「さあ刀哉! 早く、早く!」

 

もの凄いキラキラした目でこっちを見てくるネプテューヌ。尻尾がついてたら振り回してるだろうな。

 

……ちょっと遊んでやるか。

 

「待て!」

 

「ワン!」

 

その場でビシッっと気をつけをするネプテューヌ。

 

「お手!」

 

「ワン!」

 

「おかわり!」

 

「ワンワン!」

 

「お回り!」

 

「ワンワンワン!」

 

「……何やってんのよあんたら」

 

「ねぷちゃん犬みた~い」

 

おっと。つい夢中になってしまった。

 

「すまんすまん。ほれ、やるから戻ってこい」

 

「はっ!? ノ、ノリで私にこんな辱めをするなんて! もうお嫁に行けないよ!」

 

「誤解を招く言い方してんじゃねぇ!」

 

間違ってるとは言わないけどよ。

 

「それより、さっさとプリン食っちまえよ」

 

「おっと、そうだった! それじゃあ、早速!」

 

ネプテューヌは急いで机に向かう。ピーシェもその後に続く形で机に向かう。

 

「いっただきまーす! あむ! ん~~!」

 

慣れた手つきでプリンを皿の上に落とし、一口頬張る。…幸せそうな顔してんなオイ。

 

「ん…。んぐぐぐ…!」

 

それとは逆にやり方がイマイチわからないのか、苦戦しているピーシェ。ああ、そんなに力んだら、

 

「あ!……うう…」

 

言わんこっちゃない。プリンは勢いよく皿に落ち、崩れてしまう。

 

ピーシェはプリンが台無しになり、今にも泣きそうな顔をしている。

 

「ぷ…! ふふふ…!」

 

その横で慰めるどころか笑い出してるバカが一人。……張っ倒してやろうか?

 

と思っていると、プルルートさんがピーシェの頭を撫でて慰めてあげていた。優しい人だな。…どっかの誰かと違って。

 

「あははは! あはははははは!」

 

未だに笑っているバカを殴ろうとしたが止める。なんでって? それは…。

 

「ぴぃぱぁんち!!」

 

「ぐふぉおぉぉぉ!?」

 

――すでにピーシェが殴る態勢だったから。

 

 

 

――――――――――

 

「――という訳で何か変わったことがあったら早めに報告をお願いしたいのですが…」

 

次の日の朝。イストワールさんが別次元との通信での話について聞かせてくれた。驚くことに、異世界の自分と話していたようだ。

 

まあそれは置いといて。向こうの世界のイストワールさんの話によると、向こうからこちらへ何か強大な力を持った存在が転移したらしい。

 

その力はあまりにも強く、放置しているとこちらの世界が形を保てなくなるらしい。要するに世界が滅びるとかそんな感じだろう。

 

プルルートさんはその存在を見つけ出して向こうに連れて帰ってもらうために送られてきたらしい。

 

それで、イストワールさんは異変があれば知らせてほしいと言っているんだが…。

 

「キター! 全滅させてやるー!」←ゲームに夢中になってるネプテューヌ

 

「チ~ク、チ~ク」←裁縫をしてるプルルートさん

 

「ぴぃこれで遊ぶー!」←ネプギアのNギアを持って走るピーシェ

 

「それ返して! お願い!」←Nギアを取り返そうとピーシェを追いかけるネプギア

 

肝心の女神たちが聞いてない。……本当にこの国大丈夫なのか?

 

「あの、聞いてます?」

 

「あ、すいませんいーすんさん! 聞いてます――あ、待って!」

 

「変わったことがあったらでしょ? 今んとこないよ!」

 

視線をテレビ以外に向けてから言え!

 

「って、何も見に行ってないじゃないですか!」

 

「イストワール様。私がパトロールしてきますから」

 

「いつもすみません。よろしくお願いします」

 

「悪いなアイエフ。あ、俺も手伝うか?」

 

「良いわよ。あんたは此処のまとめ役みたいな存在なんだから、ネプ子たちを見張ってないとでしょ?」

 

否定したいけど否定材料がない…!

 

「…わかった。今度何か奢るよ」

 

「ええ。期待してるわ。それではイストワール様、失礼します」

 

そう言って踵を返して歩き出そうとしたアイエフだが、「あっ」と声を出して振り返った。

 

「コンパ、今から仕事よね? バイクの後ろ乗ってく?」

 

「ありがとうです!」

 

そして今度こそ二人は部屋を出て行った。

 

するとイストワールさんが急にため息をついた。

 

「どうしたんですか?」

 

「いえ…。いつになったらネプテューヌさんも仕事を頑張ってくれるんでしょうと思って」

 

「……一生かけても厳しいですね」

 

「「はあ…」」

 

最近イストワールさんとため息つくのが多い気がするな。……今度イストワールさんにも何か奢るか。

 

「出来た~!」

 

と、急に声を出したプルルートさん。

 

気になったので近づいてプルルートさんが手に持ってる物を見る。って、これってもしかして…。

 

「あれ? ぷるるんそれって!」

 

「ねぷてぬ!」

 

「当ったり~」

 

そう。先程から熱心に作っていた物はネプテューヌのぬいぐるみだった。

 

にしても良い出来だ。プルルートさんって裁縫うまいな。

 

「可愛い~!」

 

「本当! 私の備え持つ萌え要素がギュっと凝縮されてるよ~!」

 

「……え?」

 

「む。何その反応?」

 

ネプテューヌがぬいぐるみを持って言った言葉に思わずフリーズしてしまう。

 

「あ……。ああ、いや…。そうだな…。ネプテューヌは可愛いよな…、うん…」

 

「そんな可哀そうなものを見る目で見られながら憐れみ全開の言葉で言われても嬉しくないよ!?」

 

せっかく気遣って言ってやったのに…。わがままな奴だな。

 

「私~。お友達のぬいぐるみを作るの好きなんだ~」

 

「ぴぃも! ぴぃも作って!」

 

「じゃあ、次はピーシェちゃんで~、その次はギアちゃんね~」

 

「わーい!」

 

「やったね!」

 

ピーシェとネプギアは拳を合わせて喜ぶ。さっきの追いかけっこはこれでチャラになっただろうな。

 

……まあ、それは良いんだが…。

 

「大丈夫だよ~。刀哉くんのも作るから~」

 

「あ、ああ。どうも」

 

良かった…。また忘れられてるかと思った。

 

「じゃあ、早速~!」

 

「え、もう作り始めるんですか!?」

 

プルルートさんは既にピーシェのぬいぐるみを作るための黄色の布を用意していた。

 

「ん~~~」

 

そして、目を閉じてどのように作るか考え始めた。うまい人がやると様になるよな。

 

「もしかすると、今から凄い職人芸が見られるのかな?」

 

「うん。型紙なしで作っちゃったりするのかも」

 

「二人とも。さり気なくハードルを上げるなよ…」

 

これで作業に支障が出たらどうするんだ。

 

「ん~~~~~」

 

余程凄いものを作ろうとしているのか、まだ考えてるようだ。

 

「ん~~~――くー」

 

ほら。まだくーって唸っている。………くー?

 

「あ、あれ?」

 

「寝てる、よな?」

 

「ですね…」

 

「ある意味職人芸」

 

いくらおっとりいてるとはいえ、まさか考えてる最中に眠るとは…。

 

と、近くに寄ったピーシェも眠気に当てられたのか、あくびを出す。

 

…イカン。俺も眠くなってきた。

 

 

 

刀哉side out

 

 

 

アイエフside

 

「また工事?」

 

教会を出てからコンパの仕事場に行こうとしてるけど、さっきから工事で通れない道が多くてかなり時間がかかってる。

 

「ごめんねコンパ。遅くなって」

 

「大丈夫です。あいちゃんと一緒だから楽しいです」

 

「そ、そう?」

 

全くこの子は…。恥ずかしいことを簡単に。まあ、それがコンパの良いところだけど。

 

工事してる道を避けて、なるべく早く仕事場に連れて行ってあげようとスピードを上げる。

 

「っ、何!?」

 

でも走ってる最中に突然薄い紫色のガスが出てきた。

 

私は急いでブレーキをかける。これって、まさか毒ガス!?

 

「コンパ! 息を止めて!」

 

口を手で塞いで後ろのコンパに伝える。

 

「ふにゃ~…」

 

でも、すでに結構な量を吸ったのかコンパは目を閉じて眠ってしまった。マズいわね…! どうにかしないと!

 

そう考えていると、前から足音が聞こえた。

 

「こうもあっさり引っかかってくれるとはな」

 

この声って…!

 

「あんた、まさか――っ!?」

 

急に身体がふらつく。しまった…! ガスを吸い過ぎた…!

 

私の意識はそこでなくなった。

 

 

 

アイエフside out

 

 

 

刀哉side

 

「お姉ちゃん! 刀哉さん! 早く起きて!」

 

ん…? ああ、いつの間にか寝てたのか…。

 

にしてもネプギアどうしたんだ? 凄い慌ててるみたいだが…。

 

「なんだネプギア? 何かあったのか?」

 

「刀哉さん! それが――じゃなくて、まずはお姉ちゃんを起こさないと!」

 

「わかった。三秒待て」

 

ソファーでピーシェと仲良く寝てるネプテューヌの近くに行く。

 

「んにゃ~。もう食べられないよ。むにゃむにゃ…」

 

「だから寝言がベタなんだ――よ!」

 

寝坊助の頭に拳骨を落とす。

 

「いったーい!?」

 

ネプテューヌは痛みで跳ね起きる。

 

その声でプルルートさんとピーシェも起きる。

 

「よう、ネプテューヌ。起こして早々すまんが、ネプギアが何か言いたいことがあるらしい」

 

「うう…。何、ネプギア?」

 

「これ見て!」

 

そう言ってネプギアはNギアを見せてくる。

 

「な、アイエフ!?」

 

「嘘!? 何これ!?」

 

そこに映っていたのは柱に縛られているアイエフの画像だった。

 

「酷い~」

 

「知らないアドレスから送られてきて、地図も添付されてたの」

 

「助けに行かなきゃ!」

 

「う、うん! でも、誰がこんな…」

 

「可能性があるとすれば、ネプテューヌかネプギア。あるいは両方に恨みを持つ奴からだな」

 

「なんでそう思うの?」

 

いや、なんでって…。

 

「そりゃそうだろ? もし身代金が目当てなら人質としてアイエフを捕まえて脅迫するだけで事足りる。だがわざわざ場所を教えるなんて、直接お前らを叩きのめしたいって思ったからだろう」

 

「刀哉くんって頭良いの~?」

 

「いえ、違いますけど」

 

言われてみると、最近頭の回転が早い気がする。

 

「とにかく、早くあいちゃんを助けに行こう!」

 

「っと、そうだな。良し、行くか!」

 

俺たちは地図を頼りにアイエフの元へ向かう。




次回とうとう降臨されます。そう、あのお方が…。女王様が「スパァン!」

……失礼しました。どこからともなく鞭が飛んできたのでこれ以上の発言は止めておきます。言ったら色々な意味で死んでしまいそうですので。

今更ですが、プルルートは女神化して性格が変わるんじゃなくて、Sっ気が表に出てくるだけな気がするんですよ。だって普段も時々Sっ気が――おや、なんでしょう? なんか鞭でグルグル巻きにされたんですが?

なんか引きずられていくんですが――って、まだ別れの挨拶してませんでした!

では皆さん! 次はいつ投稿出来るかわかりませんが、気長にお待ちください! それでは、さようなら~~……。

ギャアアアァァァァァァ!?
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