衞宮士郎に憑依したけど平穏に暮らしたい   作:幸1511

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第1話

ありのまま今起こった事を話すぜ、目が覚めたらそこにはおっさんの泣き顔が

何を言ってるかわからねーと思うが以下略

というーか身体がめっちゃ痛いナニコレ?

そして俺はあまりの痛みによって意識を失った

 

「知らない天井だ」

次に目を覚ましたら病院だった、とりあえず今自分が子供の姿で入院しているが一体どういう状態なんだろう、まず自分の子供の頃に戻ったとかではないだろう、髪の色が違うし、なら知らない間に子供に憑依または転生したのか?いやまずここは現代なのか?本当に俺の知っている病院なのか?実はファンタジーと科学がごちゃ混ぜになった世界とかいやもしかしたら〜

[コンコン]「失礼するよ やぁ目が覚めたようだね、士郎君いきなりだけど孤児院に引き取られるのと知らないおじさんと一緒に来るの、どっちがいいかな?」

そこにはくたびれたスーツに死んだ目をした男性がいた

 

よりにもよってfateの世界かよ、そりゃアニメの主人公になってカッコイイことしたいとか可愛い子とイチャイチャしたいとか考えたことはあったけど死亡フラグ満載の危険な世界のfateとか無事に過ごせる気がしないんですけど嫌だー無理だーこんなの...

 

そんな事をうだうだと考えていたら切嗣が口を開いた

「あー急にこんなこと言ったら戸惑っちゃうよね、君は新都の大火災の中で偶然生きているのを僕が見つけてこの病院に運んだんだ、これもなにかの縁だど思い君を引きとろうと思ったんだけど駄目かな?」

俺は考えた、もしここで断わったら...

言峰綺礼の教会行き=死

この考えに至った俺は自分でもびっくりするぐらい早く答えた。

「あなたのところがいい他のところは嫌だ」

すると切嗣は嬉しそうに答えた。

「そうか良かったよそれじゃ今から君は僕の息子だ、そう言えば自己紹介がまだだったね、僕の名前は衞宮切嗣そして君は今から衞宮士郎だよろしくね」

そう言うと切嗣は俺に向かって手を差し出した。

これからのことはひとまず置いといて差し伸べられた手に答えるように握手をしながら答えた。

「よろしくお願いします」

切嗣は握手し返してもらったことに満足そうにしながら答えた。

「とりあえず今は君の容態を医者に診てもらおうか、問題なければ退院して家にでゆっくりするといいよ。」

そういうと切嗣はナースコールで医者を呼んだ。

医者に体調を見てもらった際に事故の前の記憶がないと報告したが肉体的には問題がないため退院して定期的に病院へ通院することになった。

 

 

現在切嗣の車で移動中

まず自分に起きてることを整理しよう転生・憑依どっちかわからないが俺は士郎に憑依ということにしとこう

次にアニメ道理に行くと、高校二年生の時に聖杯戦争に巻き込まれたら生き残れる自信がないけど聖杯をほっといてもギルガメッシュか言峰綺礼が聖杯使って人類滅亡になるから理想としては5次聖杯戦争が起きないようにもっていくしかないが、まずどうやって聖杯戦争を止めるかだ、子供が首を突っ込めることでもないし切嗣に聖杯戦争を止めてなんて言った日にはなぜ知ってるか追及されしまうだろう・・・ん?いや別に切嗣に追及されても馬鹿正直に答えて自分に損はあるのか?

まず整理しよう切嗣に追及されたとしてなぜ困るのか

①どうやって憑依したのかの説明がいる

②なぜ魔術について知っているかの説明がいる

③未来で起きることについてなぜ知っているかの説明がいる

こう考えると無理に感じるな、とりあえずデメリットは置いといて次にメリットを考えてみるか

①言峰綺礼の抹殺&ギルガメッシュへの魔力供給源の排除によるギルガメッシュの消滅

②護身のための魔術を通常士郎より教えてもらえる可能性

③フリーランスの封印指定の執行者をやっていたため魔術協会・聖堂教会にコネがあるだろうから聖杯を解体するのに役立つだろう

④魔術の世界に首を突っ込む足がかりとして利用できる

 

俺が考えているうちに車は止まり切嗣が話しかけてきた

 

「ほら士郎ここが今日から君のお家だよ」

そう言いながら俺を家の中に招待した

「えっとお邪魔します」

「違うよ士郎はもう家の子なんだからここはただいまだよ」

「た ただいま」と俺は少し恥ずかしげに答えた

「うん それじゃあ僕は車を止めているから居間でくつろいでて」

切嗣は車を止めに行った

「はーメリットを考えたら切嗣の協力は必須だなーまず魔術の世界に足を突っ込まないことには聖杯解体なんて夢のまた夢だしどうやって説明しよう」

まずなんで士郎に憑依してしまったんだ?

良くある神様転生とかじゃないしなんだ?聖杯か?なんか変な異変が起きたらたいてい聖杯のせいだしやっぱり聖杯が原因か?

俺が頭を悩ましていると切嗣が帰ってきた

「士郎ただいま」

「士郎初めに言っておくとね、実は僕魔法使いなんだ。」

帰ってきたと思ったらいきなり切嗣が爆弾発言を放り込んできた

「うん?いい年してと呆れられるか、何言ってるんだみたいな反応されるかと思ったんだけど意外な反応だね」

と言いながら切嗣がこちらの様子を見ていた。

ヤバイ怪しまれてるもうバレたか?嫌だ死にたくない

俺は焦って口を開いてしまった

「知っていますあなたが魔術師な事は」

その瞬間切嗣の顔が豹変した

「君は何処かの魔術師の子供だったのかい?

僕が調べた限り冬木市の魔術師の家は2つだけだったと思うんだけど」

切嗣は俺をにらみながら答えた

「いえ 魔術師の家の生まれではないです火災のあとからいろんな知識を知ったんですすみません殺さないでください」

俺は半泣きになりながら答え、切嗣がなにか考えているのをビクビクしながら様子をうかがった

「士郎僕の目を見てくれ」

切嗣がそう言いながら目線の高さに顔を合わせてきた

俺は切嗣に言われたまま目を合わせると意識が薄れていった

 

「初歩的な催眠の魔術だけどどうやらかかった様だねよしまずは君は本当に魔術師の家の人間ではない?」

士郎はぼんやりした顔のまま答えた

「はい」

「じゃあ次の質問だ君は僕に危害を加えようとしたりなど考えているかな?」

「いいえ」

「君は一体何者なんだ?」

士郎は何も答えなかった

うん?どういうことだ?何かしら返答があると思ったんだが何も返答しないなんてこの子も現状を把握してないということなのか?

とりあえず考えていても仕方ない話を聞いてみるか

切嗣が催眠を解くと士郎ははっとしたと思うと頭を降ってから喋った

「今何をしたんですか?」

「初歩的な催眠の魔術で君について聞いていたよ」

「自分はどこまで喋りました?」

「魔術師の家の人間ではないこと僕に危害を加えるつもりがないことぐらいかな」

「あれ?俺が何者とかは聞かなかったんですか?」

「いや聞いたが答えてくれなかったよ君の中でも自分が何者かよくわかってないんじゃないかな」

「えーとじゃあ自分についてわかることを俺から話したほうがいいですよね?」

「そうしてくれると助かるよ僕も催眠の魔術は得意じゃないから根掘り葉掘りは聞けないからね」

「えーとまずこの体のいくつかの未来の可能性を知っていますそれから···「いやちょっと待ってなんかすごい気になる事がすでに2つもあるんだけど」あーじゃあ一つずつ説明しながらいきますか」

「そうしてくれると助かるよ」

「まず俺はこの体のもとの持ち主じゃないはずです」

「それはどういうことかな?」

「いやこの体じゃないときの記憶があるんです」

「つまり君はその子の体に魂が憑依したということかな?」

「多分そうだと思います自分でもどうやって憑依したのかわかりませんが」

「そうか次にいくつかの未来の可能性とは?」

「この体の持ち主は十年後聖杯戦争に巻き込まれますその時にいくつもの選択を迫られるんです」

「十年後の聖杯戦争だって?あの子はイリヤはどうなるんだ?」

「一つだけイリヤが生き残る可能性の未来が有りますが、ホムンクルスの寿命により数年たたずに死にます」

切嗣はだまってうつむいた

「切嗣さんイリヤを救いたいですか?」

「救いたいに決まってるだろう!!」

「切嗣さん落ち着いて聞いてください今俺たちは未来の情報を持っている、この情報をもとに聖杯戦争を止めることができればアインツベルンにとってイリヤは用済みになるその時に魔術的に価値のある物とイリヤを交換すればイリヤを救えるかもしれません」

「だがどうやって聖杯戦争を止めるんだい?」

「まず確認したいことがあるんですが切嗣さん今回の聖杯は貴方が破壊したのであっていますね?」

「そうだよ聖杯と対話した後、僕がセイバーに令呪を使って破壊した」

「なら切嗣さんは聖杯が危険なものということはもう知っていますね」

「ああ」

「あれは第3次聖杯戦争の頃の話なんですが、アインツベルンがアンリマユの召喚が原因で聖杯は願いを全て悪意ある叶え方しかしない様になっています」

「もし次の聖杯戦争にやっとの思い出勝ったとしてもちゃんとした願いは叶わないのかい?」

「最初から悪意ある願い以外は叶いませんね」

「そのことを他の御三家は知っているのかい?」

「間桐以外は知らないと思います知ってたら遠坂は聖堂教会と結託して止めると思いますし、アインツベルンは大聖杯を直そうとするでしょうから」

「ならすぐにアインツベルンに言って大聖杯の修理を」

「どうやってアインツベルンと連絡を取るつもりですか?彼らからしたら貴方は宿願達成を邪魔したにくいやつですよ、後間桐とかはどうするつもりですか?」

切嗣は黙ってしまった。

切嗣の様子を見ていると唐突に士郎のお腹がなった外を見ると空はもう暗くなっていた

「そうか起きてから今まで何も食べていなかったもんねよし難しい話は一旦おいといてもういい時間だし食事にしよっか」

一旦話をやめ俺たちはファーストフード店へとむかった。

俺たちは食事の最中一言も喋らなかった、多分切嗣もこれからのことを考えるだけでいっぱいいっぱいなんだろう今のうちに俺も話を整理しておこう。

まずこの世界は切嗣の話的にfate/zeroの世界の続きだろう

そして俺たちがやらなければいけない事は聖杯の解体とそれを邪魔するだろう言峰綺礼と間桐臓硯の排除、後切嗣の目的のイリヤ奪還

 

イリヤ奪還は聖杯さえ解体できればなんとかなるだろうが言峰綺礼と間桐臓硯この二人が問題だ、最悪言峰綺礼は切嗣に暗殺してもらうとして間桐臓硯はどうしたものか

そんなふうに考えてる内に食事も終わり考えを一度切りやめ衞宮邸に戻った

 

衞宮邸居間

 

「切嗣さんこちらはある程度考えがまとまったから今後の方針を決めたいんですけどいいですか?」

 

「ああ大丈夫だよ」

 

「まず1つ目聖杯の解体」

 

「それに関しては僕の知り合いに魔術協会の封印指定の執行者と聖堂教会の代行者がいるからそこからあたっていくよ」

 

「次に2つ目聖杯解体を邪魔する奴の排除」

 

「それも執行者の知り合いでなんとかなると思う」

 

「これについてなんだけどこの体は投影魔術の才能が異常なほどあるらしいから俺に魔術を教えてもらうことはできるかな?」

 

「うん?投影魔術なんてあまり役に立つとは言えない魔術でどうするつもりなんだい?」

 

「普通の投影魔術ならそうなんだけど未来でこの体の投影魔術は宝具すら投影して武器として使うことが出来るらしい」

 

「それが本当だったら封印指定ものだけどそんな馬鹿げたことが本当に可能なのかい?」

 

「そんな馬鹿げた力があったからほぼ一般人のこの体が聖杯戦争で勝利できたんです、聖杯戦争に勝利する難かしさはあなたのほうが詳しいですよね?」

 

「確かになんの準備も無しに聖杯戦争に巻き込まれて勝利なんてふざけたことを可能にするにはそれぐらい馬鹿げた力が必要か...」

 

「とりあえず俺が妄想を真実だと信じ込んだ頭のおかしい奴じゃないかの確認の為にも本当にそんな事が可能なのか確認が取りたいからできるだけはやくに魔術を教えてほしい、いくら魔術で本当か嘘か確認をとった所で本人が狂っていたら意味がないからな」

 

「確かにこんなに色々考えているのに蓋を開けたら狂人の戯言でしたなんて笑い話にもならないからね、わかった話が終わりしだい君の魔術回路を開くとするか」

 

「よしじゃあ最後に3つ目イリヤの奪還」

 

「僕にとってはそれが本命でほか2つはその為の布石だからね、よし方針も決まった事だし士郎蔵に行くよそこで君の魔術回路を開くよ」

 

「士郎今から君の魔術回路に魔力を流し込んで魔術回路を無理やり開く、激痛が走るが我慢してくれ」

 

「わかった始めてくれ」

 

切嗣が俺の肩に手を乗せると俺の体に何かが流れ込んでくる感覚きて体中に激痛が走りうめき声を上げた

 

しばらくすると痛みが収まり切嗣が声をかけてきた

 

「大丈夫かい?これで魔術回路が全部開いたはずだよ、まさか魔術師の家系でもないのに魔術回路が27本もあるとは驚いたよ」

 

俺はハァハァと息を荒げながらその場に倒れ込み意識を失った。

 

 

 

 

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