衞宮士郎に憑依したけど平穏に暮らしたい   作:幸1511

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「作者死んだはずじゃ!?」

「残念だったな、トリックだよ」

はい、冒頭からふざけてすみません。
最近積みゲーを消化をしたり、
腸を悪くしたりしてました。

次の投稿も最近月姫を買ったので遅れてしまうと思います。


第33話

俺は諦めて車に乗ると、シートベルトをしながら母さんに文句を言った。

 

「母さん、俺が外から話しかけてるのに無視するなよ。」

 

 

「ごめーん何言ってるか聞こえなかったし、切嗣がいたから別にいいかなって。」

 

そう言いながらギアを入れた。

 

「え?聞こえなかったって、俺、結構叫んでたぞ?」

 

俺は疑問に思い質問すると切嗣が答えた。

 

「ああ、士郎は知らないのか。

この車は聖杯戦争ように用意した車だから防音、防弾に優れててね、中で叫ぼうが声が外にもれない代わりに外からの音も聞こえにくいんだ。」

 

「え……てことは!!」

 

俺は慌てて桜達のシートベルトを見るが遅かった。

 

車が急発進し席に押し付けられる。

 

「キャッ」

 

桜から悲鳴が聞こえてくる。

 

「クッ 母さん!!まだ桜達がシートベルトをしてないぞ!!」

 

母さんは振り返って話しかけてくる。

 

「え〜事故らないから問題ないわよ〜」

 

「いや、事故る事故ら無いじゃなくてって!!母さん前!!前!!」

 

母さんは前を向くが、前はT字路で、このままでは民家に突っ込んでしまう。

 

母さんはハンドルを思いっきり切り、ドリフトしながら曲がる。

 

急に曲がった為に俺と桜はドアの方に押し付けられる。

 

「キャーッ!!」

 

「クッ、桜、口を閉じとけ!!舌を噛むぞ。」

 

そう言いながら俺の方に来た桜を抱きしめる。

 

「は、はい」

 

桜はそう言いながら俺にしがみつく。

 

「クッ、バゼットは大丈夫か?」

 

そう言いながらバゼットの方を見る。

 

「ええ、なんとかルーンが間に合いました。」

 

バゼットはそう返事を返しながら座席に片手でしがみついていた。

 

しばらく車に揺られていると疲れてきたのか、バゼットの腕がプルプルし始めた。

 

「バゼット、大丈夫か!?

クソッ、親父、後どれぐらいでつく?」

 

俺が質問すると親父はスピードメーターを見ながら答えた。

 

「今スピードが200くらいだから……

後10分って言ったところだよ。

すまないけど、もちこたえてくれ。」

 

「200!?馬鹿じゃないのか!!

というか警察はどうした!?

なんで?止めに来ない!?」

 

「アイリが運転する可能性も考えてこの車には認識阻害の魔術が仕組まれているんだよ。」

 

「アホか!!

そんなとこに力いれるより、母さんに道路交通法を叩き込むのに力を入れろよ。」

 

「いや、聖杯戦争時に道路交通法とか言ってられなくなると思ってね。

ってそろそろ着くよ、急ブレーキにそなえてくれ!!」

 

「待て!?

200キロの速度で駐車するだと!?

正気か?」

 

「もう遅い、全員思いっきりしがみつけ!!」

 

俺たちの乗っている車は急ブレーキをかけ、ドリフトしながら駐車に成功した。

 

「う〜ん楽しかった。」

 

母さんはそう言いながら体を伸ばす。

 

「全員無事かい?」

 

「何が楽しかっただ!!

この惨状を見ろ!!」

 

俺がそう言うと母さんはこちらに振り返った。

 

「あら?シロウ、さくらちゃんともうそんなに仲良くなったの?

すみにおけないわね〜」

 

「何を言ってって……

すまん桜!!」

 

そう言いながら俺は抱きしめていた桜を慌てて開放する。

 

「い、いえ逆にこちらこそすみません。」

 

「あー、みんな、怪我とかはないか?」

 

俺は気まずくなり話をそらした。

 

「僕はシートベルトをしてたから無事だよ。

 

「私は座席とドアにしがみついていたので無事です。」

 

「えっと私も士郎さんのおかげで無事です。

ありがとうございました。」

 

「も〜みんな大袈裟な〜」

 

「母さんは反省しろ!!」

 

俺が怒りながら注意するが母さんは聞く耳を持たず、俺はため息ついた。

 

「まぁまぁ、士郎、小さいことで怒らずに買い物を楽しもうじゃないか。」

 

そう親父がなだめる。

 

「はー、今回だけだからな。

次こんな事したら母さんだけデザート無しな。」

 

「ブーブー、横暴だー。」

 

「ブーブーってあんた何歳だよ……」

 

「9歳です♪」

 

母さんの返答にその場が凍る。

 

「え、衞宮切嗣、確かあなたには娘がいるんでしたよね……」

 

バゼットが切嗣に問いかけるが、母さんが答えた。

 

「ええ♪

8歳になる可愛い娘がいるわよ。」

 

母さんの返答に桜は一歩下がり、バゼットの視線が冷たくなる。

 

「まっ待ってくれ!!

お願いだから性犯罪者を見るような目で見るのはやめてくれ!!

士郎からもなにか言ってくれ!!」

 

親父は焦りながら俺に助けを求めてきた。

 

「お、俺!?

あー、なんだ?

あれだ、母さんは当時にはもう今の見た目だしな……」

 

「衞宮士郎、あなた的には当時1歳いえ、妊娠期間も考えると当時0歳の右も左もわからない子どもとその…するのは見た目が大人なら問題ないと思うのですか?」

 

「……すまん、親父。」

 

バゼットの問いかけに俺は謝ることしかできなかった。

 

「士郎!?」

 

「いや…無理だろ。

産まれたての人とやってしまったのは事実だし…」

 

「いやいやいや、確かにアイリの年齢は問題かもしれないけどね、お互いが愛し合えば問題なくないかい?

それに魔術師の中にはもっとやばいやつなんてわんさかいるんだから。」

 

「衞宮切嗣、確かに魔術師にはもっと酷いのもいるでしょう。

しかしだからといってあなたのやった事が問題なしになるわけではないでしょう。」

 

「親父、何事も諦めが肝心なんだろう?

なに、ただ事情を知ってるごくわずかな人からペドフェリアと思われるだけさ。」

 

俺達の言葉に切嗣は顔を伏せる。

 

「ねえ、切嗣。

イリヤを生んだことは間違いなの?

そんなことはないでしょう?」

 

母さんの問いかけに親父は顔を上げる。

 

「アイリ…

ああ、そのとおりだ!!

たとえ周りからどう思われようが、イリヤを産んだことが間違えであるはずがない!!」

 

「そうよ、その意気よ。」

 

そう言いながら見つめ合うふたり。

 

「結局、切嗣さんが変態という事実は変わらないんじゃ…」

 

見つめ合う二人を見ながら桜がボソリと呟いた。

 

「しー、なんかいい話的な感じにまとまってるんだ今はそっとしとこう。」

 

そう言いながらそっと二人を見ることにするのだった。




切嗣は称号ペドフィリアを獲得した。
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