俺は切嗣さんのカレー発言に思い当たる人物が一人出てきたので質問した
「まさか埋葬機関のシエルさんですか?」
「おや士郎はシエルのことも知っているのかい?」
「ええ、それよりよくそんなすごい人と知り合いになっていますね」
切嗣は黄昏ながら答えた
「ああ昔ナタリアと死徒化の研究している魔術師を追っている最中に知り合ったんだ」
切嗣の地雷を踏んでしまった俺は話を変えた
「えっとカレーですか市販のなら作れますけどいやちょっと待ってください」
俺はそう言いながら投影を開始した
「トレースオン 基本骨子、解明 構成材質、解明 憑依経験、共感完了 トレースオフ」
俺の手の中には包丁が握られていた
「士郎 急に投影なんて始めてどうしたんだい?」
「投影する時なんですけど投影物の経験とかも解析して投影してるんですよ、今投影した包丁は未来のこの体が使っていた包丁なんです」
切嗣は頭を抱えながら聞いてきた
「つまり君は宝具を投影すれば体に英霊の経験を投影して英霊みたいに動けるということかな?」
「流石に英霊と同じ様に動くことは出来ないですけど英霊に一歩劣る動きはできると思います」
切嗣は諦めた顔をするとため息を吐きながら聞いてきた
「はー 士郎きみの魔術には驚かされてばかりだよ他には魔術のことで言っていないことはあるかい?」
「あー最後にとびっきりのがあるんですけど驚かないでくださいね」
「これ以上のことがまだあるのかい?」
「実は何ですけど俺の魔術ってとある魔術の延長なんですけどそのとある魔術と言うのが固有結界なんです」
俺は申し訳なさそうな顔をしながら切嗣から目をそらした
「え・・・士郎今固有結界って言ったかい?もしかして僕の耳は狂ってしまったのかな?アハハハ」
俺は切嗣の肩をゆすりながら声をかけた
「あー切嗣さん残念だけどあなたの耳は正常ですよー現実に帰ってきてくださーい」
「ごめんね士郎ちょっと取り乱してしまったよ取り敢えずカレーの具材でも買いに行こっか」
正気に戻った切嗣さんと一緒に買い物へと向かった
「そういえば切嗣さんキッチンに入った時調味料が見当たりませんでしたけど家になんの調味料があるか覚えてますか?」
「あー士郎 家に調味料は無いよ、それどころか飲み物以外家になにも無いよ」
「うーんなら買い物に結構時間かかりそうですね、シエルさんって何時ぐらいに到着予定ですか?」
「今東京にいるって聞いているからだいたい3・4時間ぐらいかな?」
「そうですかなら急いで買い物をすませましょうか」
俺達は急いで買い物を終わらせ帰宅し、カレーを作り始めた。