この作品では10歳からということにしときます。
fateファンの皆さん設定ガバガバですみません。
翌朝全員が居間に集まった。
「全員集まったようだね。
魔術協会の方は昼前に到着する予定らしい、
これからのことは魔術協会が来てから話し合おうと思う、いいね?」
「問題ありませんよ」
「わかりました」
「なら朝食にしよっか」
「あー切嗣さん、その事なんですが、昨日全て食い尽くしたので冷蔵庫は空ですよ。」
「そ、そうかいなら外に食いに行こっか」
俺らはバゼットが早く到着する可能性も考え、出来るだけ食事を早く済ませる為、某牛丼チェーン店へ行くことにした。
俺と切嗣は牛丼をシエルはここでもカレーを食べていると、バゼットが入店してきた。
「おや、そこにいるのは衞宮切嗣と教会のものですか。」
「おや、奇遇だね、とりあえず話は食べ終わってからにしないかい?」
「それもそうですね」
バゼットは牛丼を驚くべきスピードで食べ終えた。
「さて、話しを伺いたいのですが、ここでは難ですし、何処か話のできるところはありますか?」
「なら、僕の家で話そうか。
みんなもそれでいいかい?」
「「「問題ありません」」」
俺達は衞宮邸に戻った。
「まず、魔術協会と聖堂教会の方針を聞かせてもらってもいいかな?」
「では、まず魔術協会の方針から話しましょう。
魔術協会としては一般人の被害が出ても根源への道ができるのであれば聖杯の解体はしないとのことです。
ですが、衞宮切嗣の報告によるとサーヴァントを全て聖杯に入れる前に聖杯が溢れたとのこと、
第3次聖杯聖杯では壊れはしましたが、溢れる事なく終えたのに今回は溢れた、
その為、御三家へ話しを伺った後に聖杯の調査をします。
これが魔術協会の方針です。」
「つまり、魔術協会としては根源への到達が出来なければ聖杯を解体するということでいいんだね?」
「ええ」
「わかった、じゃあ次は聖堂教会の方針をお願いするよ」
「わかりました。
聖堂教会の方針でが、神秘の秘匿ただそれだけです。」
「聖杯が神秘の秘匿の邪魔になれば解体も視野に入れているのかい?」
「はい」
「二人ともありがとう。
では、次に僕達がわかっている事を話そう。
まず、僕は聖杯から溢れた泥いや、あれは呪いというべきかな、に飲み込まれ聖杯と対話した。
そこで聖杯に全人類の恒久的平和を願っていた僕は聖杯に叶った際の結果を見せられた……」
バゼットは問いかけた
「それでなにを見せられたんですか?」
「平和の邪魔になる可能性がある存在全ての虐殺を見せられたよ。」
シエルは問いかけた
「待ってください、平和の邪魔になる可能性の線引きはどういったものですか?」
「争う可能性がある存在全てだったよ……」
「まさか全人類ですか!?」
「ああ、その通りさ、だから僕は聖杯を壊した。」
「なぜそんな事に?」
「これは僕の推測だけど、聖杯自体が呪われているんだと思う」
「なぜそんな結論にいたったのですか?」
「僕が聖杯から漏れ出たものを被って呪われたからさ、普通聖杯の中身は無色の魔力のはずなのに今回の聖杯の中身は触れた物を呪う危険物になっていた。」
「聖杯が危険な物になっている可能性がある事はわかりました。
ですが大聖杯を調査するにしても御三家へのうかがいをたてずに行なうわけにもいきません、ここは間桐にうかがいをたて魔術協会の調査員を呼ぶことにしましょう。」
「待ってくれ、もし間桐が聖杯が危険なのを承知で聖杯戦争を続けようとしているなら僕等は邪魔者だ、君は敵の魔術工房にノコノコ足を踏み入れる事になるんだよ?危険すぎる。」
「ですが許可なく調査するわけにもいきません、危険なのを承知でいくしかありません」
切嗣は呆れられた顔でため息をついた。
「はー、わかった僕もついていくよただし、準備もある明日の昼頃に向かういいね?。」
「わかりました。」
「士郎明日の準備をするから後で蔵に来てくれ。
それと君達今日の泊まる所はどうするんだい?」
「問題ありません、この時間だとホテルは厳しいでしょうが、いざという時は公園のベンチだろうとどこでも寝れます。」
「いや…年頃の女の子が野宿はどうかと思うよ…
はー、仕方ない家に部屋は余っている家に泊まるといいよ。
シエルさんもどうだい?家に泊まっていくなら今の部屋をそのまま使ってくれていいよ。」
「お言葉に甘えさせてもらいます」
「よし、なら食事にしようか、明日の準備もあるし手早く済ませたいまた牛丼でいいかな?」
「「「問題ありません」」」
こうして俺達は夕食をすませるのであった。