まず、遅れてしまい申しはけありませんでした
去年中には投稿しようと思っていたんですが仕事のストレス解消に酒飲んで全裸で踊るのに忙しくてこんなに期間が空いてしまいました。
「士郎!!」
「士郎くん!!」
俺は腹を突破られその場に崩れバゼットがその場を呆然と眺めていた。
「なにをぼうっとしているんだ!!早くその虫を殺せ」
火が上がっていない方向からくる虫を殺しながら切嗣はバゼットに指示を出した。
バゼットは全身にルーンをまとい、士郎の腹を今も食い尽くそうとしている翅刃虫を捕まえ握りつぶした。
「衞宮士郎大丈夫ですか!?気をしっかり持ってください。」
「シエルさんさっきの結界をもう一度はれるかい?」
「次で最後ですけどはれます」
「すまないが頼むよ」
切嗣がお願いするとシエルはこちらに移動しながら黒鍵を周囲に投げ結界をはった。
「士郎大丈夫かい?今から鞘に魔力を送るよ」
「切嗣さん、ハァハァ 治療は待ってください。ハァハァ」
荒い息を上げながら切嗣の治療行為を止める。
「何故止めるんだ士郎!?」
「このままじゃいずれ俺達は結界がとけ食われてしまう、その前に無茶をしようと思う、だから治療じゃなく延命処置だけしてほしい。」
「一体何をする気だい?士郎…」
「見ていればわかりますよ」
そう言いながら俺は投影魔術を開始した。
「トレースオン、
基本骨子、解明
構成材質、解明
憑依経験、共感 ウグッ 完了ハァハァ
全行程投影完了 ハァハァ
いくぜ間桐蔵硯、これはテメェの自業自得だ!
逆さまに死ね、『偽り写し記す万象』」
俺が宝具を使用したその瞬間、この虫蔵に案内した桜の方から、間桐蔵硯の悲鳴が聞こえてきた。
「なっ!?一体何をしたんだ士郎!?」
切嗣は驚きながら士郎にたずねた。
「ただ傷をつけた相手に自分と同じ傷をつける呪いを行っただけです。
この呪いは俺の傷をもとに相手を呪ってるんで、俺の傷が塞がらない限り相手も傷が塞がらないんで、治療じゃなくて延命処置を続けてください。」
「わかったよ士郎。」
それから数十分ほど途中シエルと切嗣が交代し魔術で士郎の延命処置を続けていると、桜の方から聞こえてくる声が途絶えた。
「ふぅ〜間桐蔵硯の声が途絶えたし虫達にかかっている使役術も解けたみたいだし、これで終わりですかね?」
シエルがそう言うと延命の為の魔術から治療の魔術に切り替え傷を塞いでくれた。
「士郎君 立てる?」
シエルはそう言いながら手を差し出してきたので、俺は手を取り立ち上がった。
「ありがとうございます、シエルさん」
シエルは一瞬怪訝な表情をした後、桜の方に目を向けた。
「えーっと貴女名前はなんていうのかしら?」
「桜、間桐桜です」
桜は不安そうな顔で答えた。
「そう、桜ちゃんね、貴女の中に間桐蔵硯がいたみたいだから、今から貴女の体を調べさせてほしいんだけどいいかな?」
シエルは桜に優しく問いかけ、桜はそれに不安そうに頷いた。
「よし、それならここから出るとしよう。
士郎も休ませたいし、何処か休める部屋はないかな?」
「それなら雁夜叔父さんの部屋が空いてますので案内します。」
桜はそう答えながら俺たちを案内した。