邪龍ノ終着   作:超ローマ人

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どうも超ローマ人です。
2ヶ月も投稿出来ず待っていた皆さんには申し訳ございません。
教習所等で忙しかったので中々手がつけられませんでした。
それでは新作をお楽しみください


大聖杯と邪龍とカルデアの魔術師

人類史を救うことを掲げた最後のマスター・藤丸立香は赤く染まった手を水で洗っていた。

そして、赤い滴が付いた黒い服を洗いシャワーを浴びた。

「……なぁ。何暗い顔してんだよ?」

「………悪いな、アークさん。沢山の血を浴びてから意識 が遠退いていてな。」

「お前──」

藤丸の相棒の一人であるアークミネルバは舌打ちを挟みながら、魔術師について話した。

「魔術師ってのはそもそも、血に濡れて濡れまくってるような道を辿るモンだ。余計なお節介は捨てろ!」

「………」

藤丸は俯いていたが、起き上がってはガラスを拳で割った。

「……あぁ。俺がやるしかねぇんだ……こんなことも分からないなんてな………。」

「その硝子…魔術使って直しておけよ?でないと、職員たちが五月蝿いからよ。」

 

 

藤丸は修復作業を終わらせ、就寝するとすぐに深い眠りへ落ちた。

そして藤丸の精神は鳥のように空を飛び、大きな球体に吸い込まれた。

「おい…!起きろ!!起きてくれ!!人類最後のマスター!!」

「!ファブニール!!オルレアンでジークフリートが撃破したはずじゃ!!?」

「待て!そうじゃない!!」

「……落ち着け、立香。ファブニールならもっと粗暴な喋り方だ。こいつはちょっと違うな。」

藤丸の中にいる魔王の位を冠する龍・アワリティアが藤丸を諭すと黒い龍の体から制服を着た青年が藤丸の前に現れた。

 

 

青年の肌は透き通るほどに明るく輝いていた。

そして儚げな物を背負ってるような顔付きをしていた。

「………」

「……アンタ、誰だ?私は藤丸立香。君と同じように竜の力を得た魔術師だ。」

儚げな青年も名を名乗る。

「俺はジーク。ある聖杯を守る使命を負ったホムンクルスだ。」

「ホムンクルス…?俺たちがロンドン等で見たのより、人間寄りに近いんだが?」

「あぁ、アレか?アレはアインツベルンもといユグドミレニア家のとは違うからな。それに、カルデアにいるアイリやイリヤもホムンクルスだろ?」

藤丸はアワリティアのセリフでホムンクルスについて思い出した。

「それより、俺の話を聞いてくれ。時間がない!」

ジークは藤丸たちに大聖杯たる者に何が起きたのかを話した。

大聖杯は冬木における聖杯戦争で用意された願いを叶える魔法の産物。

しかし、ユグドミレニア家の者が持ち出した。その結果、聖杯大戦が行われ7対7の陣営同士の闘いが始まった。

「大聖杯は最終的に俺がこの世界に封印したんだが。聖杯内で戦争シミュレーションが行われている。」

「なんだとっ!?何故そんなことが!」

「俺にも原因は分からない。だが、何者かが関与している可能性がある。」

「………。」

藤丸は黙ってジークを見る。

「協力してくれ。」

「良いぜ。代わりに一つだけ条件がある。……そいつがクリプターまたはクリプター並みに邪悪な存在か。それを見させてもらおう。それまでは存分力になる。」

ジークは何かを察した顔をしながら礼を述べた後で藤丸に話しかけた。

「入るぞ。準備は良いな?」

「あぁ。いつでもOKだ」

藤丸はジークと共に大きな光の球に手を触れた。

そして文字通り迎え入れられた。

 

 

 

藤丸は黒い竜の背中で目を覚まし、黒い竜と化したジークから偵察係を任された。

偵察及び探索に役立つガーディアンメイガスモードへ変身した。

その時、地上から青い光が二人目掛けて飛んできた。

絶体絶命の中、藤丸たちを助けたのは─

次回・Fate/Grand Order 邪竜ノ終着 「賢者の導き」

 

 

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