バカなフラッグ好きとお嬢様   作:LALU

15 / 38
今回は設定回です。

ちょっとだけストーリーもあるよ。


第14話

 セシリア達とラウラ・ボーデヴィッヒの戦闘が起こった夜、俺とシャルルは自室にて今後の作戦会議をするためそれぞれの機体スペックや、戦い方を共有していた。

 

 「じゃあ取り敢えず俺からだな、こんな感じになる」

 

 そう言いながらシャルルに俺のISのインターフェースを見せる。

 

 

 機体名 マスラオ

 

 後期第二世代 近接武士道型

 

 起動時には仮面の着用を義務付けください☆

 

 

 

 武装

 

 GNロングビームサーベル「ハワード」

 左手用の日本刀型ビームサーベル。

 高出力のビームサーベルを形成する事が出来る。

 

 GNショートビームサーベル「ダリル」

 右手用の日本刀型ビームサーベル。

 名前のとおりロングビームサーベルよりも短い。

 

 ビームチャクラム

 頭部の大型グラビカルアンテナから発射される、リング状のビーム。

 

 レーザー機銃

 頭部に内蔵されている機銃。威力は低いが、速射性に優れている。

 

 GNバルカン

 胸部に2門を内蔵する。

 

 GNフィールド

 両肘と両肩に設置された突起状のGNバーニアはGNフィールド発生器としての機能を併せ持ち、二刀流という戦闘スタイルから盾を持たない本機の防御装備として使用される。

 

 TRANS-AM

 疑似太陽炉に搭載される高濃度圧縮粒子を全面開放することで機体が赤く発光し、一定時間そのスペックを3倍以上に上げることができるが一度起動するとオフに出来ない。

 

 

 「あの光ってやっぱりTRANS-AMだったんだ」

 

 「あ、シャルルはアリーナの外から見てたから見えてたのか」

 

 「うん、と言っても本当にギリギリだったけどね、至近距離だったら多分捉えきれてないと思うよ」

 

 そう言いながらシャルルは細かな部分を確認している。

 

 「このISってフラッグの時と違って大きさは通常規格なんだね」

 

 そう言いながらフラッグの時のISデータを展開するシャルル。

 

 シャルルに俺のISデータ渡してて良かった、今の俺の奴はGNドライブが外せないから元に戻せないんだよな。

 

 「そうなんだよな、マスラオは一般的なISとほぼ大きさは変わらないサイズになってる。逆にフラッグは変形機構があったから結構大きいんだよな、普通のISの1.5倍くらいか?」

 

 「フラッグの時だと見上げたら3mくらいありそうだったもんね、そう考えるとマスラオは結構小さく感じる」

 

 「実際小さいからな、ただ武装がな…」

 

 「そういえば外せないんだっけ?」

 

 「そうなんだよ、何度やってもGNドライブが外せない」

 

 「仮面付けてやってみたら?」

 

 「精神が引っ張られるのでパス」

 

 アハハと乾いた笑いをするシャルルだが、こちらとしては笑い事ではない、あの状態になったら何を言い出すかわからない上に意識としては残っているから尚の事たちが悪い、分かりやすく言うなら頭で考えた妄想ストーリーが全て口から出て周りに聞かれてるんだ、地獄すぎる。

 

 「そっか、外せないとなるとフラッグの時の武装は使えないんだね」

 

 「そうなるな、せっかく渡したのに悪いな」

 

 「いいよ、でもこれは欲しかったな」

 

 「どれだ?」

 

 そう言いながら今度はシャルルが俺のフラッグの時代のデータを見せてくる。

 

 名前 束フラッグカスタム

 

 第二世代型 変形強襲型

 

 武装

 

 トライデントストライカー

 

 電磁力で弾丸を高速射出する口径20mmの主兵装。電圧を調節することで破壊力の大きい単発モードと、高速戦闘に対応した速射モードを選択することが出来る。

 

ソニックブレイド(ビームソード)

超高硬度カーボン製のビームサーベル。刃を高周波振動させ切断力を増大させる。

 

 ディフェンスロッド

 左腕の防御装備。回転するローターに適切な傾斜角で敵弾を着弾させ跳弾させる。また、着弾の瞬間にはプラズマフィールドが展開される。空戦機の観点から、重量負担の大きい通常のシールドを装備出来ない機体のために用意された。

 

 8mm機銃

 腹部ドラムフレーム左側に内蔵された機銃。ミサイル迎撃や威嚇射撃、対人戦闘など幅広い用途を持つ。

 

 ミサイル

 フラッグのミサイルは、脚部内装式と主翼、副翼下に設置される懸架式の2種が存在する。

 

 「このトライデントストライカー、20mmって相当な大きさだよ?これが使えれば殆どのISに対して有利が取れる」

 

 「でも、この機体射撃兵装そんなに使わないんだよな」

 

 「え?そうなの?何で?」

 

 「大体変形したら、みんな驚いて動きが鈍るから」

 

 あーと納得した顔を浮かべるシャルル、実際フラッグでの戦闘をする際、殆どの人達は初見時に変形に驚いて動きが鈍くなり、不意打ちにて倒している、なので実はこの武装は一応すべて実装されてはいたがミサイルとか撃ったことないんだよね。

 

 「後は、これ?今のものとは違うんだっけ?」

 

 「ああ、そっちは壊れたからな」

 

 そう言いながらもう一枚のインターフェースが現れる。

 

 武装

 

 疑似太陽炉

 シールドエネルギーを使ってGN粒子を生成する変換炉、圧倒的出力の使用を可能にするが、実稼働時間、太陽炉事態の耐久性に難がある。また圧倒的なまでのデータ量により、専用サーベル以外が拡張領域に組み込めなくなる。

 

 GNサーベル

 疑似太陽炉とセットで使われることを前提とした武装、有線供給式となっており、疑似太陽炉と直接ケーブルを繋ぐことで稼働する(ケーブルを切られると即座に消失する)

 

 これは機体名が変わるわけではないが、俺がGNフラッグと呼んでいる武装セット、一夏と鈴が無人機と戦ってた際にもこれに武装を変えて助けに行ったんだっけ。

 

 「これって、GNサーベルってどれくらいの威力があるの?」

 

 「大抵のISのシールドエネルギーを一撃で消し飛ばすくらいにはあるぞ?」

 

 「…え!?」

 

 そんなに驚くか?疑似太陽炉とはいえ全てのエネルギーをサーベル一本に収縮しているのだから、そんなもので切られれば大抵は落ちる。セシリアのISなら3回は落とせる。

 

 「これって一夏ISみたいな感じになるって事?」

 

 「いや、それはないよ」

 

 「どうして?一夏の白式だって雪片だけの一本構成だよね?」

 

 「確かにそうだが、この装備にすると限界時間が短いんだよそれも極端に、サーベル振り回してるどころか立ってるだけで自分のシールドエネルギーがモリモリ減っていく」

 

 「太陽炉がついてるのに?」

 

 「この太陽炉はエネルギーを生産するんじゃなくてGN粒子を作ってる変換炉だからな、肉を切らせて骨を切るを字で行く装備って言えばわかるか?」

 

 世の中そんなに甘くはない、そりゃ無限にエネルギーが増えていけば一人だけチートだからな、減らないから馬鹿すか武器は使えるし、どれだけ食らってもシールドエネルギーが減らない、そんなのがいたら世界が変わってしまう。

 

 「そっか、そんなに便利な物でもないんだね」

 

 「そういう事、さて、取り敢えずタッグ戦はマスラオで出るから、シャルルはそれ用に装備合わせてもらえるか?」

 

 「わかった、この感じだと遠中距離がいいかな?」

 

 「いや、中近距離で頼む」

 

 その発言にシャルルはなぜ?と疑問の顔を浮かべる。

 

 「確かに遠中距離の方が相性がいいかもしれないけど、タッグ戦ならお互いがフォローし合わないと駄目だろ?特に、三次元戦闘になるIS戦で遠距離と近距離、地上と空ってなったら、俺がシャルルの援護に行けない」

 

 「確かに、そう考えるとお互いの距離が近い方が助け合いやすいって事だね」

 

 「そういうこと」

 

 わかったよ、と言いながらシャルルは自身の拡張領域をいじりだす、さて俺は俺で本番までに自分のISの理解をしなくては。

 

 「なあ、シャルル」

 

 「何、光希」

 

 「絶対に優勝しような」

 

 「…うん、そうだね!」

 

 

 

 あいつの為にも絶対に勝たないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あ、もうこんな時間か…」

 

 夜、消灯時間も過ぎ、日が変わる少し前、遅くまでISの拡張領域をいじっていたせいで全然気づいていなかった。

 

 大きく机の上で伸びをしてから使った物を片付け始める、ふとベッドの方を見ると光希が眠っていた。

 

 今日色々なことがあったせいでお疲れなのかぐっすりと眠っていて起きそうにない。

 

 「光希の寝顔って結構子供っぽいんだね」

 

 普段の彼は、どちらかと言えば進んで人と絡む性格ではない、休み時間も僕や一夏が声をかけなければ一人でガンダムを見てるし、お昼も一人で食べようとする…最近はセシリアがよく隣にいるけど。

 

 だから最初は結構怖かった、一夏が大らかな性格で人当たりよさそうなのに対して、彼は面倒事を抱えたくないという感じがしたから。

 

 だから彼に自分が女子だとバレた時終わったと思った。本国に戻され、僕の一生は牢屋で終わるのかなって、柄にもなく泣きそうだった。

 

 でも違った。彼は僕の話を聞いたら自分のISのデータを渡すと言い出した、何一つ躊躇いなくまるで友達にゲームを貸すかのような軽さで渡してきた。

 

 自身のISのデータ、それも男子の専用機ともなればその情報の貴重さは理解できるはずだ、それでも、彼は僕のためだといって実行してくれた。

 

 仮にそのせいで狙われるかもしれないって言っても、それは僕のせいじゃなくて、データを渡した俺のせいだって庇ってもくれた。

 

 「初めてだったんだよ、誰かにこんなに優しくしてもらって、誰かに庇ってもらう事なんて」

 

 「君は自分の事を一夏みたいにカッコ良くないって言ってたけど、そんな事ないよ」

 

 僕にとっては君が一番かっこいいんだから。

 

 

 おやすみ、僕の王子様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シャルの方が、ヒロインしている!?

ハーレムルートはないです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。