後、最後にアンケートがあるので答えてもらえると嬉しいです。
トーナメント戦当日、現在アリーナの更衣室にて準備をしていた、ちなみにシャルルに関してはまた俺の服を取って来て貰うふりをして裏で着替えてもらってる。
「へーしかし凄いなこりゃ」
一夏が共用のモニターを見ながらそんな事を言う、俺もモニターを見ると聞いたことあるIS製造の大企業から軍事のお偉いさん、他国の用人までテレビで一度くらい聞いたことある人の名前が多数並んでいた、勿論すべて女性だが。
「3年にはスカウト、2年には一年の成果の確認に来ているからね」
「へー、ご苦労なこった」
「それより一夏、お前結局誰と組んだんだ?」
一夏に対して前から気になっていた事を聞く、俺とシャルルが組んでしまっているから、一夏から声をかけて誰か他の女子と?それとも箒とか?
「誰とも組まなかった」
「え?誰とも?」
「おう、お前らに裏切られたからな、箒と組もうと思ったんだけど、あれの期日ってさ俺達の所に来たその日が受付終了期日だったから箒とも連絡取れなくて…」
「ドンマイ、鈴はどうだったんだよ、あいつすぐ近くにいただろ」
項垂れる一夏に対して慰めの言葉くらいはかけておくが、鈴がいただろうに、あいつなら喜んで出てくれるはずだ。
「鈴の奴、ISのダメージが深刻で出れないんだってさ」
「えぇ…」
それを聞いて納得したが呆れもした。
そう言えばそうだは、あいつも結構ラウラにボコボコにされてたわ。そりゃ出れるわけないよな。
「あ、対戦表出たみたいだよ…これって!」
「俺のタッグパートナーは…!?」
「どうしたんだよ、って…」
モニターが切り替わり対戦表が現れる、そこに映っていたのは俺たちにとって衝撃的な内容だった。
【第3試合】
【神峰光希/シャルル・デュノア】VS【織斑一夏/ラウラ・ボーデヴィッヒ】
「対戦相手が一夏とラウラ・ボーデヴィッヒ!?」
「そんな事!?」
驚いた、目を疑った、しかし対戦表の内容が変わることはない、これは事実であり、俺たちは一夏達と戦わなければならない事が確定したのだ。
「そっか、こうなるのか…」
「そっかって!どうしてそんなに落ち着いてるのさ一夏!」
対戦表を見てもえらく落ち着いた表情でいる一夏に対して、そう詰め寄るシャルルだったが一夏はそれに対しても落ち着いて答える。
「何となくそんな気はしてたんだ、それに」
「それに?」
「俺は、お前に勝ちたいんだ光希」
そう、俺を見ながら宣言してくる一夏、彼が何を思ったのかは知らない、何があったのかは知らない。
だが例え一夏が相手だとしても、俺はセシリアと約束したんだ。
だからこそ俺は修羅となろう、そう考えながら仮面をつける。
「いいだろう一夏、真剣なる勝負を!」
この勝負勝たせてもらう!
アリーナに4機の専用機が向かい合う、一夏とラウラ、シャルルと光希、本来の世界とは全く別の対戦カード。
「まさか、貴様と組むことになろうとはな」
「それはこっちのセリフだ」
「ふん、足を引っ張ってくれるなよ」
「お前こそ」
ラウラと一夏本来なら対面上に立っていた二人がこうして肩を並べている。
「シャルル、一夏を頼む、黒いのは私の獲物だ」
「それはいいけど、大丈夫なの?」
「皆まで言うな、先刻承知だ」
「了解」
対してシャルルと光希はお互いのポジションの最後の確認をする。
そうしていると試合開始10秒前となり、ラウラが光希に話しかける。
「赤い機体、今日こそおまえを倒す」
「さて、貴官は私の機体についてこれるかな?」
「舐めた事を、あのようにはいかぬと思え」
「刮目させてもらおう、ガンダム!」
そして、試合の火蓋が切って落とされる!
「「うおおおおおおおおおおおおおお!」」
試合開始と同時に、一夏、光希が飛び出す、一夏は光希を光希はラウラ目掛けて。
「シャルル!」
「うん!」
「糞!」
その際、シャルルが後ろから一夏に対して発砲、アサルトライフルから放たれる連続射撃、一夏は減速しシールド防御に徹する。
「君との果し合いを所望する!」
「その程度で!」
その間、光希はラウラ目掛けて突進、しかしラウラはAICを前面に展開し防御態勢を築く。
「身持ちが硬いな!ガンダム!」
「糞!また背後に!」
直後、AICの範囲外までイグニッションブーストを使用し離脱、すぐさま背後へと回り込むマスラオ。
しかしラウラもそれは読んでいた。
「前回のようになると思うな!」
「ぐぉう!?」
背面からワイヤーブレードが出現、切り込もうとしたマスラオは下がることを余儀なくされる。
「大丈夫、光希!?」
「心配無用!戦いに集中するのだ!」
そう言いながら、再度突貫するマスラオ、ラウラの展開するワイヤーブレードを両手にあるサーベルで弾き飛ばしながら強引に進む。
「真っ正面から来て!」
ラウラも下がりながらワイヤーブレードを操るが、光希の操るマスラオの突破力にジリ貧を強いられる。
「ラウラ!」
「行かせない!」
それを見て一夏はラウラの援護に向かおうとするが、シャルルが
その証拠に、一夏は少しずつラウラと光希から距離を離されていおり、また自身のシールドエネルギーすらもシャルルから放たれる弾丸で削れてきている。
「糞!どいてくれシャルル!」
「どけと言われて、どく人はいないよ!」
一夏は懸命に回避を行い、何とかシャルルを突破しようとするが、シャルルは常に一定の距離を離れ、また射撃に有利である空中のポジションを常にキープする、射撃のお手本のような堅実な戦いを作り上げている。
(シャルルの奴、意地でも俺を光希の元に行かせない気か!)
一夏は焦る、このままでは何も出来ずに戦闘不能になってしまう可能性がある、そうなってしまっては勝利どころ話ではない。
(考えろ!考えろ!織斑一夏!)
「そのAICとやら、破らせてもおう!」
「戯言を!」
その隣ではラウラと光希の戦いが続いていた、辛うじてラウラは光希の攻撃を捌きつつ、近づかれたらAICを展開、ワイヤーブレードにて離脱を繰り返す事で何とか耐えている。
光希もワイヤーブレードを捌きラウラに近づけはするのだが、あと一歩をAICに止められる。
両者決め手がないまま戦闘が続くかと思われたが、光希の方が先に動き出した。
しかしその動きは先ほどまでと同じ突撃戦法、ラウラは笑みを浮かべながらワイヤーブレードを展開する。
「何を考えているかは知らないが!」
その際ラウラはレールカノンを同時に起動する、当たらずとも彼の動きを制限している今ならダメージを与える可能性が高いと踏んだのだ。
発射の体制が整い、いざ発射されるその瞬間、マスラオの頭部にある兜のアンテナ中心部にエネルギーが集まり始めたのだ。
「人呼んで!ビームチャクラム!」
そのままラウラの射撃を躱す形で発射される回転ノコギリのようなエネルギー武装、それは曲線を描きながらラウラの乗るシュヴァルツェア・レーゲンへと向かっていく。
「この程度!」
ラウラはそのエネルギー兵装をAICを持って止めにかかる、しかし。
「なんだ!?AICが削られている!?」
「貴様のAICとやらは、物体は止めれても物質は止めれないようだな!」
ビームチャクラムは対象を切断するエネルギー兵装、そのため通常のビーム兵装ならばAICに受け止めた瞬間に壁に当たった時と同じように爆発を起こすが、今回のビームチャクラムはそのままAICを切断しようと張り付いているのだ。
「そして、この瞬間ならば!」
「しまった!」
この隙を逃さずマスラオは背後へと回り込む、ラウラは前面にAICを展開しており迎撃することが出来ない、ワイヤーブレードを展開するには一度AICを解除しなければならないがそうしてしまえばビームチャクラムが当たってしまう。
そこにマスラオが両手のサーベルでクロス切りを放つ。
「チェェエストォォオオ!!」
「ラウラああああああああああああ!!」
まさにラウラが切られるその瞬間であった、ラウラと光希の間、そこに一夏が立っているのだ。
一夏はマスラオから放たれる斬撃を間一髪で雪片弐型で受け止める。
「私の道を阻むか!少年!」
「俺だって!お前に勝つんだ!」
そのまま一夏が光希の斬撃を切り払い、ラウラと共に一度距離をとる。
その際、光希も一度距離を取り、シャルルと合流を果たす。
「…感謝はしないぞ」
「感謝なんかいい、だが、この試合だけは協力してほしい」
ラウラがぶっきらぼうにそう言うのに対して、一夏は協力を要請する。
その物言いにラウラはしばし悩んだ、しかし。
「良いだろう、その代わり今だけだ、これが終わればお前を殺す」
ニヤリと挑発するように一夏の要請を受け入れる。
「それは勝ってから言ってくれ」
一夏もそれに答えるように笑いながら答える。
ここに本来なら有り得ないタッグが誕生した。
「ごめん光希、一夏を通しちゃった」
「構わん、それよりシャルル、エネルギー残量は?」
「殆どダメージは貰ってないから大丈夫、光希の方は?援護いる?」
「手助け無用、と言いたいところだが…問屋が卸さんようだな…」
そういうと二人は、対戦相手を見る。
そこには先ほどまでの不仲な二人ではなく、パートナーとして背中を預けた二人そこに立っていた。
「一筋縄ではいかないだろう」
「そうだね、でも僕たちなら勝てるよ」
「無論だ、行くぞシャルル!」
「うん!」
そういうと再び戦場が動き出した。
「凄い勝負ですわ…」
「悔しいけど、私なんかじゃあの中に入れない…」
観客席から見ていたセシリアと鈴、セシリアは重症ではあったが今回は特例として病室から出ることが許可されていた。
セシリアは呆然と、鈴は悔しそうに戦場を見る、お互いのチームがお互いのチームメイトと連携をしながら戦っている。
シャルルが牽制放った弾丸をラウラがAICを使用し止める、その間に一夏がシャルルに近づくが光希がそれを横からカットし追撃をかけようとする、しかしそれをラウラがワイヤーブレードで止めレールカノンをお見舞いする、シャルルがそれを高速切替によって取り出したショットガンで破壊する。
一進一退とはまさにこの事、今までの試合に比べて明らかにハイレベルな戦闘に観客が、そしてVIP席で見ていた人たちでさえ彼らに注目しているのだ。
「多分あたしが一夏の隣にいたら、こうはならなかったんでしょうね」
「あら?何時になく自信が無いですわね?」
「それはそうでしょ、私は何時も一人でどうにかできるって思ってたんだもの、でも…」
確かに目の前で起こっている戦闘は一人では到底辿り着けない戦闘である、もしラウラと鈴が逆であったなら、ここまで戦闘が長引くことはなかっただろう。
それほどまでに鈴は自身と戦っている4人とのレベルの差を実感していた。
「なら、強くなればいいんですわ」
「え?」
「私だって、まだ彼女に勝っていませんもの、だから強くなって、いつか彼女にも光希さんにも勝つのですわ!」
「…あんたって時々凄い事言うわよね」
「何がですの?」
「なんでもないわよ!ほら応援するわよ!一夏!さっさとぶっ飛ばしなさい!」
鈴がよくわからない事を言っていたが、その迷いの晴れた顔をみたセシリアは余り深く気にしない事にした。それが解決したのならば深追いして聞き出すのは野暮だと思ったから。
「光希さん!私の為にも必ず勝ちなさい!」
今はただ目の前の人たちの勝利を信じることにした。
幾度となく切り結んだあと、白式とマスラオがお互いに距離を取りにらみ合う、ラウラとシャルルはそれを邪魔させまいと激しい射撃戦を繰り返す。
「流石だな光希!」
「貴様もな!だが、このままでは埒が明かん」
「そうだな、それじゃあ俺は!」
「さすれば!」
「「これで決めさせてもらう!」」
「零落白夜!」
「TRANS-AM!」
白式がエネルギーを全て使いその身に金色のオーラを纏い始める。
対してマスラオもGNドライブをフル稼働させ、その身を赤く染める。
「一撃で決める!」
「この極みにある勝利を!」
両者、小細工無しの突撃、その自身の武器を前面に押し出し、一撃で勝負を決めつもりだ。
「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」
切り結んだのか、お互いがお互いをただ通り抜けたようにも見えたそのハイスピードの戦い、しかし決着はしっかりと付いていた。
「俺の負けか…」
「勝つには勝ったが…極には程遠いか」
一夏の白式が機能を停止させる。エネルギー切れによる戦闘不能の文字がインターフェースに出現。
「それでは御免!」
光希はすぐさまシャルルの援護に向かう、それを一夏はただ見ているしかなかった。
「所詮第二世代、その程度では我がシュヴァルツェア・レーゲンの足元にも及ばん!」
「やっぱり強い!」
シャルルは何とか持ってはいたが、それでもギリギリの戦いを強いられていた、こちらの攻撃はAICにより止まり隙を見せるとワイヤーブレードとレールカノンによる攻撃が飛んでくる、逆に近づきたくてもAICで自身が止められてしまえばそこで終わりだ。
しかしその均衡も突然終わりを告げた。
「ISの性能の差が、勝敗を分かつ絶対条件ではない」
「何!?」
突如横から現れた赤いIS、その圧倒的な速度で切りかかる。
「光希!」
「シャルル!このまま決めるぞ!」
「このままでえええ!」
ラウラは必死の抵抗を見せるが雀の涙程の意味しかなさない、シャルルに気を使えばその瞬間、圧倒的な速度で視界外からの斬撃が、逆に光希に気を使えば的確な射撃によりダメージが蓄積していく。
試合はもはや決していた。
「糞!私は!私は負けられない!負けるわけにはいかないんだあああああああああ!」
「何だ!?」
圧倒的なダメージを受けたからか、ラウラに当然電流が走り出し、黒い泥のようなものがラウラを包みだす。
「ああっあぁぁぁぁ!!!??」
それは生きているかのように動き出し、ラウラは苦しそうな声を上げる。
「何だよ、あれ」
「何これ…」
「ええい、面妖な!」
アリーナにいた三人も突然の出来事に呆然とするしかない、その間アリーナ全域にレベルDの警戒宣言がなされる。
そして、ラウラだった物はその形を要約固定する。
その姿はまるで、ISを纏った織斑千冬のような姿、そのISの形も一夏の乗る白式に非常に酷似していた。
「俺が、俺がやる!」
「一夏!?」
その姿をみた一夏が生身でその物体に走り出す、それに反応してラウラだった物も迫ってくる一夏に対して攻撃を行う。
「辞めんか一夏!」
「光希!邪魔すんな!」
「ならば!少しは目を覚ませ!」
一夏に対しての攻撃を、間一髪のタイミングで光希が受け止める。しかし。
「くっ!TRANS-AMの限界時間が!ぐあぁぁっ!」
「な!光希!」
直後、赤く光っていたマスラオは通常のモードに戻ってしまい、そのまま吹き飛ばされてしまう。
「な、何というパワーだ…」
「大丈夫か!光希!」
「光希!大丈夫!?」
それを見てシャルルも一夏も駆け寄ってくる。光希はサーベルを杖代わりに無理やり立ち上がり、一夏に対し怒りを見せる。
「貴様!なぜ前に出た!今の状態を分かっていないのか!」
「それでも!アイツは!」
「何故固執する!貴様がやらずとも、状況は変わらない!」
そういうと光希はラウラに対して指さす、そこにはIS学園の鎮圧部隊がやってきていた。まもなくすれば、状況は無事に終了するだろう。
「違うぞ光希、これは俺がやりたいからやるんだ!」
「エネルギーはどうする!貴様の白式は、もはや動くことすら叶わぬぞ」
「それは…」
「エネルギーがないなら持ってくれば良いんだよ」
そういうとシャルルが自身のISラファール・リヴァイヴからエネルギーケーブルを伸ばし、一夏の白式はのガントレットへ接続する。
「エネルギーの流出を許可!」
そうすると一夏の白式が再び起動可能ラインまで回復する。
「エネルギーを渡したんだから約束して、絶対負けないって」
「…っ任せろ!負けたら男じゃねーよ!」
「なら、負けたら明日から女子の制服で通ってね」
「え!?いいぜ!」
そういうとエネルギーを全て渡し終えたからか、シャルルのISが解除される。それを見ていた光希の元に織斑先生から通信が入る。
「教師部隊は一時待機を命じた、何か考えがあるのだろう?やってみろ」
「承知した」
それを聞き、光希もまた一夏の隣に立つ。
一夏は白式を一極限定で武器だけを生成していた。
「一夏、私が道を作る、あとは頼むぞ!」
「頼りにしてるぜ!光希!零落白夜、起動!」
一夏が宣言すると、一夏の身をまた黄金のオーラが包み込む、それを見てか、ラウラも攻撃態勢に入り切りかかってくる。
「一夏の道を阻むな!」
それを光希が無理やり弾く、しかし元々パワーダウン寸前であった為、衝撃に耐えられずそのまま吹き飛ばされる。強大な衝撃を二度も受けたマスラオは強制解除されてしまう。
しかし確かな隙は出来た。
「「行けええ!一夏!!」」
「はあああああ!!!」
決着は案外あっけなかった、しかし一夏の放った一撃は敵の中心部を切り裂き、その斬撃の痕からラウラ本人が出てきた、一夏はそれを慌てて受け止める。
光希もシャルルもそれを見てホッとする、そしてお互い向き合い笑い合う。
こうして、この戦いは漸く終息した。
さて、前回ハーレムルートないって言ったら正直ビビるくらい反応があってびっくりした作者です。
シャル人気っすね、シャルロッ党凄いな…
というわけで本編終了後にシャルルートを書くかどうかをアンケで決めます。
一杯票が集まれば本編終了後←(ここ重要)に外伝として書こうかなと思います。
お暇であれば投票してくれると嬉しいです。
期限はそうですね、私が17話投稿までとします。17話投稿した段階の票数を参照としますので悪しからず。
そういえばAICの仕様ってよくわかってないんでビームチャクラムで削れてますけど、間違ってたら、その…目を瞑る感じで、本作の独自仕様という事でどうか…
シャルルートっていりますか?
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いるに決まってんだろ早くかけ作者
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要らないから本編書け糞作者