バカなフラッグ好きとお嬢様   作:LALU

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昨日投稿できてなくてごめんなさい、用事があって疲れて寝てました。

今日二本投稿するので許して、許して


第17話

 「待たせたなシャル」

 

 「ううん、全然待ってないよ」

 

 本日は日曜日の朝という事でシャルの買い物に付き合う事為に学園を出て外出だ、何でも女子用の水着がないとかで買い物に駆り出されている。

 

 え?俺から出たんじゃなくて?いいえ、無理やり駆り出されております。

 

 「遅いですわよ!光希さん!」

 

 「ごめんって、学園を出る手続きに手間取ったんだって」

 

 

 セシリアのご命令で来ています。

 

 この前俺とセシリアがIS状態で暴れた後織斑先生に一旦は止められたんだが、その後休み時間、昼休み、放課後、全ての時間詰め寄られ、最終的に何でもお願いを聞くという事で手打ちにしていただいた。

 

 

 「それならば、今度の日曜日私の買い物に付き合ってくださらない?」

 

 「わかった、それでいいなら喜んでついていきます」

 

 という事だ、そしてその会話を横で聞いていたシャルも。

 

 「その買い物、僕も行っていいかな?女子用の水着持ってなくて」

 

 「何で水着?」

 

 「知りませんの光希さん?もうすぐ臨海学校がありますのよ」

 

 「臨海学校か、それで」

 

 そんな物がこの学校にあるとは思ってなかったため俺も水着なんて用意はしていない、というか今初めて知った。

 

 「それで、僕も行っていいかな?」

 

 「いいですわよ、いっそ私がシャルロットさんの水着を選んで差し上げますわ!」

 

 セシリアもシャルが来るのにこの二つ返事である。こうして俺とセシリアとシャルでこうして買い物に来ているというわけだ、といっても俺は殆ど荷物持ちだろうが。

 

 それにしても、何でこんなに詰めてきたのか未だに謎なんだよな、今までの世話焼きと同じく、シャルという女の子に迷惑をかけまくっていたからキレてるのか、もう一つは…こっちはまだ確信が持ててないし止めよう。

 

 

 「ほら、何をボーっとしていらっしゃいますの、行きますわよ」

 

 「お、おう」

 

 こうして三人での買い物が始まった。

 

 

 

 そして俺のしんどい時間の始まりでもあった。

 

 

 いや買い物なっがい、ちょっと舐めてた、女性の買い物が長いとは聞いてたがここまでとは思わなかった。

 

 これで三店舗目、水着を買うだけでここまで回るとも思ってなかったし、そもそも品定めが長い、しかも問題は常に女性用の水着コーナーにいるため周りからの視線が痛い、何だろうIS学園だと俺はここにいていいんだって確かな証拠があるけど、ここだと一歩でもセシリア達から離れると不審者まっしぐらだからな。

 

 俺の水着なんて適当に選んでしまったから離れる理由すらないし。

 

 「こっちもいいな、どうかなセシリア?」

 

 「こちらもいいですが、シャルロットならこちらの方が似合うのでわ」

 

 「あ、本当だ!流石セシリア!」

 

 しかしこの2人凄く仲がいい、いつこんなに仲良くなったんだと思うぐらいには仲がいい、いつの間にかセシリアもさんを外してるし、原作でもこんなに絡んでいたのか?殆どの原作知らない俺には考えても無駄な話ではあるのだが。

 

 「よし!これに決めた!ちょっと買ってくるね」

 

 どうやらシャルの水着が決定したようでそのままレジへと向かっていった、どうにか一息付けそうだ。

 

 シャルを見送ったセシリアは今度は俺の方へと寄って腕を掴む。

 

 「さて光希さん、水着を見ますわよ」

 

 「え?俺もう水着かったけど」

 

 「私のですわ」

 

 「は?」

 

 お前は何を言ってるんだ。

 

 「私も見ていたら新しい水着を買おうかと思いまして、光希さんが選んで下さいません?」

 

 「え、いいけど…期待するなよ」

 

 何故自分で選ばないのか、理解できないが取り敢えず今回はセシリアのいう事には全てイエスマンであらなければならないので、少し物色する。

 

 この絵面犯罪者か異常者感出るから早く決めよ、取り敢えずざっと見てみたが、セシリアに似合う感じのがない、あいつの感じだと…

 

 そんな風に考えて歩いているとふと目に留まったものがあった。これでいいだろ。

 

 

 「はい、セシリア」

 

 渡したのは青色の露出が少なめな水着だ。

 

 「なぜこれですの?」

 

 「何で聞くの?」

 

 「光希さんが意味もなくこれを選ぶはずがありませんもの」

 

 何その信頼してるみたいな言い方、ずるくない?

 

 「えっと、セシリアって青のイメージがあるし、あんまり着飾るよりもシンプルな方がいいと思ったから派手じゃないものにした、後は普段ロングスカートの制服だし、セシリアの見た目的にあんまり露出多いものは嫌かなって…」

 

 「なるほど、60点って所ですわね」

 

 そう言いながらそっぽを向きつつ辛口な点数をつけてくる。そんなに微妙かよ。

 

 「え、ならいいよ戻してくるから」

 

 「いらないなんて言ってませんわ、買ってきますわね」

 

 「えぇ…」

 

 そう言ってセシリアも水着を持ってレジの方へ向かっていった、それと行き違う形でシャルが帰ってくる。

 

 「ただいま、あれ?セシリアは?」

 

 「水着買いに行った」

 

 「そうなんだ、でも何で光希はそんなに落ち込んでるの?」

 

 「いや、何でもないよ、外で待ってようぜ」

 

 そう言ってシャルと一緒に店を出る、結構自信あったんだけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 その後は昼飯食べて、からは各々が見たい物をが別であったため別行動となった、といっても一時間程だが、後で集合して帰るという形になった。

 

 

 といっても俺は買うものないんだがな、ガンプラでも買うか?エクシアはこの前作りきったし。

 

 そう思いガンプラコーナーに行くとセシリアがいた。何やら真剣に何かを見ている。

 

 「何やってるんだよセシリア」

 

 「光希さん、実はどちらを買おうか悩んでいまして」

 

 そういうとセシリアはデスティニーとインパルスの箱を見せてくる、君本当にシン好きだよね。最近はデスティニーが終わったので俺のオススメである00を見せているのだが、機体デザインはSEED系列が好きなようだ、まぁかっこいいしね。

 

 「セシリアの武装的にストライクフリーダムじゃないのかよ」

 

 「キラも嫌いではありませんが、やはり私はシンの方が好きですわ、どんな逆境でも必ず立ち上がる所が男らしいですもの!」

 

 そうかな?結構メンタルボッコボコにやられてる気がするけど。まぁ本人がいいならいいだろ。

 

 「セシリアは確かフリーダム持ってたし、インパルスと並べてもデスティニーと並べてもいいだろ。自分が欲しいものを選べよ」

 

 「そうしたいのですが、決めかねていまして、良ければ選んでくれませんか?」

 

 「え、じゃあデスティニー」

 

 「は、早いですわね、何故ですの?」

 

 「俺がデスティニーが好きだから」

 

 そういうとセシリアはポカンとする。あれ?こういうのはやっぱり良くないのかな…でも俺に選べって言ってたし。

 

 俺がオロオロしているとセシリアは突然笑い出した、そんなに可笑しかったのだろうか。

 

 「確かに、貴方ならそう言いますわね、ではデスティニーにしますわ」

 

 そう言って一人レジに行ってしまった。今のはどういう意味だろうか呆れられたのか?どうしよ、前みたいに気まずくなったらすごく嫌だし。

 

 「そうだ、こういう時は」

 

 そうして俺はガンプラを何も買わず足早に駆けだした。

 

 

 

 

 

 

 

 そして買い物をしていたら集合時間を少し過ぎてしまった、急いでシャルやセシリアとの集合場所へ向かう。

 

 「やばい、セシリアにまたお説教を食らうかもって…」

 

 他の人に迷惑にならない程度に早足に歩いて集合場所近くまで行くと、セシリアとシャルがいた。

 

 しかし、何やら絡まれている、具体的には屈強な男3人に。

 

 「何あれ!?ナンパか?ナンパだ!何でだよ、あいつら美人だからってあの野郎ども!」

 

 シャルとセシリアが美人で可愛いのは認めるが、友達が不快な思いをしているのに無理やりに連れて行こうなんて糞野郎どもだなあいつら、しかもよく見るとセシリアに何かを渡していた、金でも渡して揺すろうっていうのか?正直肉弾戦で勝てる気しないしISを展開してでも…!

 

 そう意気込んで急いで、セシリア達と男達の間に割って入る。

 

 「はいはい、ちょっとすいませんね!こいつら俺の連れなんでそういうのは止めてもらえますか?」

 

 「光希さん!」

 

 「光希!」

 

 「お?なんや兄ちゃんこの嬢ちゃんたちの連れか?ええなぁ!こんな可愛い子二人連れて!」

 

 そういうと男一人がずいっと俺に顔を近づけてくる、というかこっわ!?何この人たち、顔を厳ついし何かところどころ傷ついてたりするけど!?それに喋り方も中々に独特だ、ここら辺の人ではない?攫いなれてたりする人か?

 

 予想の3倍くらい厳つい上に強者のオーラを纏っていて、内心ビビり倒すが何とか踏みとどまる。最悪何時でもISを展開できるように構える。

 

 「所で嬢ちゃん、さっきの話なんやが」

 

 「ええ、お借りしたスマホで確認しましたが、恐らくこの道を真っ直ぐ行って角を曲がったところろですわ」

 

 …え?何の話?

 

 「ほんまか!いや~ありがとうな!ここら辺ようわからんくてな」

 

 「せやせや、嬢ちゃん達のおかげやで」

 

 「そこの男の子!ちゃんと守ったりや!」

 

 そういうと俺の背中思いっきり叩いて笑いながら彼らは去っていった。え?本当に何の話?

 

 「光希、もしかして何か変な勘違いしてない?」

 

 そうシャルがニヤニヤしながら問いかけてくる。あ、この反応俺が一番恥ずかしい奴だ。そう思って黙ってゆっくり彼女たちから顔を逸らす。

 

 「どうせ光希さんの事だから、私たちがあの方たちにナンパでもされてると勘違いしたのでしょう」

 

 「わかってんなら言うなよ!?」

 

 そう言われて慌ててセシリアに反論する。

 

 この野郎、最近は考えが全部読まれてきてるNTか何かかお前は!

 

 「あの人たちは、この辺りで有名なアイスクリーム屋はどこって聞いてきただけだよ、僕たちはそれを教えただけ」

 

 「最も私達も初めて聞きましたから、彼らの携帯端末を借りてHPを見せてもらいましたの、そうしたらここから近い場所でしたのよ」

 

 そういうとセシリアが自身の携帯端末でそれを見せてくる、そこには凄くファンシーな絵柄やデザインが施されたアイスが並んでいた。

 

 俺も軽く調べると、どうやら最近は女子高生から人気の高いアイスらしい、映えもしっかり意識されているためデザイン性も高くテレビでも取り上げられている記事を見つける。

 

 確かにここから近いけど!キャラが違うだろあの人達!どんだけ可愛らしい趣味してんだよ!?完全に見た目ドズルとかだったぞ!?

 

 

 「全く、早とちりは止めて頂きたいですわ」

 

 「大変申し訳ございません」

 

 「まぁまぁ、光希だって僕たちを助けようとしてくれたんだし」

 

 「いいえ、これくらい言わなければ駄目ですわ!シャルロットは甘すぎますわ!」

 

 

 

 結局セシリアに怒られてしまった、シャルだけは庇ってくれるが、セシリア的には怒り足りないようだ。

 

 でもここ往来の場なのよ、こんな所で同級生の女の子に叱られるとか嫌なんですよ。

 

 「ごめんって、アイス奢るから許してくれって!」

 

 「「本当(ですの)!?」」

 

 「う、うん」

 

 想像以上に食いついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局、件のアイス屋に行って全員分のアイスを買い、適当なベンチに座りながら食べることに。

 

 因みに俺は普通にコーンのついてる手に持つ奴を、セシリアとシャルは色々トッピングされたスプーンで食べるカップのものだ。

 

 「セシリア、そっちの味僕にも少しくれないかな?」

 

 「いいですわよ、シャルロットのも少しいただいても?」

 

 女子達はまぁキャピキャピして食べさせ合いっことかしていらっしゃる、俺?俺はもう一人で食べてるよ、隣のベンチで一人で、流石にあの空間に入ると別方面の人に刺されそうだし。

 

 帰ったら久々にエクバでもしようかな、最近はごたごたしてたりトーナメント戦の練習とかで出来てなかったし。

 

 「光希さんのも美味しそうですわね、一口下さいませんか?」

 

 「え、別にいいけど」

 

 くだらない事を考えていたらセシリアが隣に来てそんな事を言ってきた。

 

 特に深く考えずに俺は自分のアイスをセシリアに差し出す。

 

 「ありがとうございます、あら!こちらも美味しいですわね」

 

 「ちょっとセシリア?スプーンあるんだからスプーン使えよ、一口がデカい」

 

 こいつ、俺のアイスを直接口付けて食べやがった、スプーンで食べると思っていたので思ったより減ったアイスを見て少しがっかりする。

 

 「あらごめんなさい、代わりに私のアイスを分けてあげますわ、はい、あーん」

 

 そういうとセシリアは自身のアイススプーンに載せてそう言ってくる。この前の意趣返しか、だがその手には乗らない。

 

 「じゃあ貰うな」

 

 「あっ」

 

 そう言ってセシリアのスプーンを取って食べる、こうする事であーん何て事をしなくても食べれる、この前の対策に考えた完璧な作戦である。

 

 「美味しいなこの味も、ありがとう、スプーン返すよ」

 

 「え、ええ、あ、私ゴミを捨ててまいりますわ!」

 

 そういうとセシリアは顔を赤くして走っていった。何をそんなに恥ずかしがる事が、たかがセシリアのスプーンで食っただけで、前にも似たような事やっただろうに。

 

 「ねぇ光希!僕にも一口…」

 

 「悪いシャル、これ以上は無理、俺の分がなくなる」

 

 「むぅ~、なら僕のも食べてよ」

 

 「え、別にいいけど、いいのか?」

 

 「僕が食べてほしいの!ほら、あーん!」

 

 「ちょ、っ!」

 

 「どう?美味しいでしょ?」

 

 シャルが無理やりに俺の口に自身のアイスを突っ込んできた。いや美味しいんだけど無理やりに突っ込むのはおやめください、危ないので。

 

 「う、うん美味しいよ、ありがとうシャル」

 

 「えへへ、まだ欲しかったらもう一口」

 

 「い、いやもういいよ、これ以上食べたらシャルの分がなくなるだろ?」

 

 「…僕は気にしないのに」

 

 そう言いながらしょんぼりしてしまうシャル、俺が気にするし俺はそんなに甘い物が食べれる人間ではないので我慢して欲しい、でもそこまで落ち込むと思っていなかったので会話が止まってしまった。

 

 このままでは流石に空気が重い、その重さに耐えきれず先ほど買ってきたものを渡すことにした。

 

 「悪かったって、代わりと言っては何だけど、はいこれ」

 

 「え?何これ?」

 

 そう言ってシャルに渡したのは一つの小さな紙袋だった。

 

 「俺からのプレゼント、もう少し後で渡そうと思ったんだけど、取り敢えず開けてみな」

 

 「う、うん、あ、これって!」

 

 そこにはオレンジ色のヘアピンが入っていた、シャルはそれを見て目を輝かせる。

 

 「シャル、前髪結構長いのに纏めてないだろ?折角綺麗な髪してるんだし、分けるようにそういうのあった方がいいかなって、いらないか?」

 

 「ううん!すっごくうれしいよ!」

 

 そう言いながらシャルは自身の前髪に早速つける、髪が綺麗に纏めらシャルの顔をはっきり見えるようになった。

 

 「ど、どうかな?似合う?」

 

 「おう、似合ってるぞ気に入ってくれて嬉しいよ」

 

 「うん!僕一生大事にするね!」

 

 そういうと満開の笑顔で微笑んでくる。流石にそんなに喜ばれると少しむず痒いが本人が喜んでくれたならいいだろう。

 

 そんな時セシリアが戻ってきた、しかしその顔は綺麗な笑顔だった。

 

 俺はその顔のセシリアが、静かに怒りを表している顔であるという事を知っている。

 

 そう思い、少し身構えるとセシリアが震えた声で話しかけてくる。

 

 「何をしていらっしゃいますの…」

 

 「セ、セシリア、何怒って」

 

 「私先に帰っていますわ、お二人はごゆっくりどうぞ」

 

 「お、おいセシリア」

 

 俺達の事など無視して自身の買った物を持って足早に帰路につくセシリア、シャルも戸惑ってるし、どうしたんだよアイツ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、今回でシャル√書くか決めるのですが、厳正なる投票の結果

166対42、総合計208票でシャル√を書くことが決定しました!


皆さん想像以上に多い投票ありがとうございます。

正直100票超えたら良いなぐらいだったんですが想像以上に多くて驚いています。

さてシャル√に関してですが、本編終了後書き始めます。

それではこれからも「バカなフラッグ好きとお嬢様」をよろしくお願いします。
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