「まさか高校入学から一年で転校しなきゃならねーとはなぁ。」
俺 神童 龍悟(しんどう りゅうご)は今、空港にいる。もうすぐ生まれ故郷である北海道から出発なのだ。
親父の転職先が北海道外で、しかも神奈川とかなり遠いのだ。手に職を着けたがっていた母は、これから俺が通うことになる学校のある地域から少し離れた場所にあるスーパーでパートを勤めることになり、俺は引っ越しせざるを得なくなったのだ。
まあそれはさておき、もっと問題なのは、俺が通うことになる学校についてだ。
何でもその学校は、見渡す限り田んぼや畑がある田舎にあり、通学にも一苦労するらしい。
俺は田舎に行った事がないため、半分わくわくし、半分緊張していた。
元いた学校でも、友達を作るのにかなり時間がかかったため、その学校で友達ができるか心配でもあった。
「田舎かー。きっと都会から来たことが理由で珍しがられたりするんだろうな。」
深くため息をつきながら俺は母と飛行機に乗った。
ちなみに父は先に転職先に顔を出しに行っている。
それから数時間たち、飛行機から降りると今度はバスによる長旅が始まった。
龍悟「そう言えば母さん、引っ越し先は確か母さんの実家だったっけ?」
龍悟母「そうよ、田舎だけど住みやすくていいわ。それと龍悟が通う学校は、私の母校だから。」
マジかよ。親子で同じ学校に通うとは、なんかすごい縁だな。
龍悟「じゃあその学校相当古いんじゃないか?」
龍悟母「そうだけど、定期的に綺麗にされてるから大丈夫よ。」
龍悟「ふーん。」
そうこうしているうちに降りる場所まで来た。
バス停から徒歩で1時間歩いてようやく着いた。
どんだけ遠いんだ。
その家はかなり前からあったにしてはなかなか綺麗だった。
龍悟「えらい綺麗だな。」
龍悟母「引っ越しに備えてリフォーム頼んだから。」
龍悟「じゃあこの前一人で実家に帰ったのはそれが理由か。」
用意周到だな。まあしばらく住むんだから綺麗に越したことはないが。
幸いなことに引っ越しの荷物は、俺の所持品以外綺麗に整理されていた。家に入ると同時に俺は2階にある自分の部屋に行った。
龍悟「さて、部屋を整理するか。」
いくつかダンボールを持っていき開けていく。
ちなみに俺の部屋は、もとは母方の祖父(既に他界)の書斎だった。
夕食を挟んで部屋作りを済ませたころには、もう21時半になっていた。
龍悟「ふぅ、終わったぜ。明日学校に持っていくものも用意できたし、寝るか。」
疲れがたまった体をそのままベッドに預け、俺は眠りについた。
なんとかプロローグ完成です。いやー文章書くのホント苦手です。
駄作になるかもしれませんが、これからよろしくお願いいたします。
編集で行の空きすぎや、余分な部分などを少し改良しました。