文化祭の開催日が近くなり、龍悟達はそれぞれが用意したものを学校に用いり、準備を進めていた。まずは教室の間取りに合わせた設計図を書く。ちなみに設計図は龍悟が使っているパソコンに表示されており、それは彼が趣味で扱っているCGソフトによって描かれていく。
カタカタ、カタカタ。
龍悟「大まかな設計図は書けたな。」
蛍「うわあ、これ一つで教室全体がわかるんですね!」
夏海「立体感めっちゃあるし!」
小鞠「龍ごん色々頼りになるよね!」
れんげ「今度、うちの家も書いて欲しいのん!」
卓「♪」
まあ、このソフトは主に建築家が使ってるやつだからな。
龍悟「さて、教室の使い方について色々意見を出してくれるか。」
色々意見を出しあった結果、黒板、教卓辺りをステージにし、窓際にはそれぞれの出店を並べ立て、残りのスペースに丸テーブルと椅子を並べることになった。設計全体が決まったところで、まずは出店のカウンター作りに入る。
龍悟と卓で板を切ったり釘で固定したりなどの力仕事をし、女性陣は衣装などの作業に入る。
ギコギコ、トントン、カンカン、ノコギリや、釘を打つ音が教室に快く響く。
龍悟「卓が器用で助かるぜ。」
卓「!!」グッ(親指を立てる。)
しかし、そんな矢先、
ゴキンッ!!
卓「◎×△※☆~!!」
間違って自分の指を叩いてしまった卓。お約束の出来事に思わず笑いそうになった。
こんなことがありながらも、まずはカウンターを作っていく。
龍悟「よし、外装は大体こんなもんかな、と。」
一列に並べた机に板を繋ぎ合わせ、カウンターを作る。
龍悟「そっちはどうだ。」
蛍「順調です。」
れんげ「大丈夫なのん!」
蛍とれんげは可愛い動物の着ぐるみを繕っている。これらは皆で歌をやるときに着るものだ。ちなみに俺のキーボード、卓のギターが伴奏である。
龍悟「夏海達はどうだ?」
夏海「何とかできそうだよー。」
小鞠「あんたさっきつまみ食いしたでしょうが!」
おいおい、料理の方は大丈夫かよ。
龍悟「よし、あとは廊下や校門辺りの装飾だな、それが終わったら出し物の練習しようぜ。」
夏海・小鞠・蛍・れんげ「はーい!」
何とか準備は整い、夕方17時を迎える。
夏海「はー、やっとこさ準備終わったー!」
小鞠「あとは心の準備だけだね。」
蛍「明日が楽しみです。」
れんげ「初めてのお祭り頑張るのん!」
卓「!!!!」
龍悟「それじゃ、明日は早いから今日は早めに寝ようぜ。」
明日の文化祭を楽しみにしながら各自、家路につく。
明日は何人来るだろうか。
何とか文化祭の準備まで進みました。