いなとかびより   作:magnumheat

23 / 27
今回は原作メンバーが都会に旅行に行く話です。


番外編
番外編 夏休み 皆で旅行 東京編


夏休みのとある日、みんなで俺の部屋に集まって暇を もて余していた。まあこの地域はみんなで出かけて行 くようなところが限られているので、誰かの家に行く のが一番お手頃なんだろうが。

 

夏海「あー、たまには旅行したいなー。」

 

小鞠「宿題進めてから言いなさいよ。」

 

れんげ「うち、生まれてから今日まで旅行したことな いのん。」

 

このみ「私もまだ旅行してないなー。」

 

この4人は特にそれを感じてるようだ。

 

蛍「夏休みになっても、日常があまり変わらないのは 考えものですね。」

 

龍悟「まあな。」

 

ひかげ「確かにね。」

 

しばらく考えた後、提案した。

 

龍悟「だったらみんなで東京に行かないか?」

 

一同「えっ!?」

 

龍悟「みんなで旅行するならそこがいいだろ、俺とひかげは東京についてある程度知ってるし、何より蛍の里帰りになる。」

 

ひかげ「いいよね、みんなで東京回れたら。」

 

蛍「たまには皆さんで違う所にいきたいですね。」

 

夏海「よっしゃ決まりー!」

 

小鞠「母さん許してくれるかな?」

 

龍悟母「大丈夫よ、先生や越谷さんには私から言って おくから。」

 

夏海「本当ですか? 」

 

小鞠「ありがとうございます!」

 

このみ「どうやって行く?」

 

龍悟「とりあえず行くなら新幹線だな。」

 

れんげ「うち、新幹線のれるん?」

 

ひかげ「新幹線の長旅はいいよー。」

 

蛍「私も新幹線は初めてです。」

 

龍悟母「明日から2日分のチケットと東京区間フリー パスみんなに買っておいたから。ホテルの予約もとれ たわ。」

 

一同「ありがとうございます!(なのん)」

 

母のおかげで、俺達の東京旅行が決まった。

 

翌日

 

夏海「都会、都会♪」

 

小鞠「はしゃがないの。」

 

れんげ「新幹線、新幹線♪」

 

朝からこのテンション、まあ憧れの場所に行けるから当然か。ちなみに今回も宮内先生が一応引率を引き受けるが実際に引率することになるのは、東京をある程度知っている俺、ひかげ、蛍の3人だ。東京が地元の蛍は筆頭だな。

 

龍悟母「みんな、楽しんできてね。」

 

雪子さん「夏海、ちゃんと言うこときくのよ!」

 

夏海「わかってるよ母ちゃん!」

 

蛍母「蛍ちゃん、しっかり案内してあげてね。」

 

蛍「はい!」

 

龍悟・ひかげ「俺(あたし)達もサポートします。」

 

このみ「じゃあしゅっぱーつ!」

 

 

駅に向かうバスに乗り、駅に着いた。

 

夏海「すっげー!」

 

小鞠「こんな大きい駅初めて!」

 

れんげ「ここは都会への入り口なのん!」

 

このみ「中も田舎の駅と全然ちがうね!」

 

龍悟「それじゃ、改札に行くぞ。」

 

改札に向かう。

 

小鞠「どうやってここ通るの?」

蛍「ここに切符を通すんですよ。」

 

このみ「これ見たことないからなー。」

 

夏海「うーん、わからん。」

 

卓「・・・・・?」

 

龍悟「そこに切符を通すんだ。」

 

れんげ「うち、機械には疎いのん。」

 

ひかげ「切符をそこに通して。」

 

さすがに田舎には自動改札機がないため、戸惑う皆を都会経験者の俺達がフォローする。

 

ようやくホームに着くと、もう新幹線が止まるところである。

 

夏海・小鞠・れんげ・このみ「おぉー!」

 

卓「!!!」

 

みんな目を輝かせている。そして、中に入ると、

 

夏海「中広いなー!」

 

小鞠「椅子がたくさんある!」

 

れんげ「うち、今新幹線の中なのん!」

 

このみ「快適な感じね!」

 

龍悟「じゃあ座る席をきめるか。」

 

座る3人掛け席2列のうち、前列の窓際かられんげ、夏海、小鞠が座り、後列の窓際からこのみ、ひかげ、蛍がすわり、向かい合わせる。反対の2人掛けの席の前列は、先生が座り、後列は窓際から卓、俺の順に座る。

 

俺達が乗った新幹線が出発すると、

 

れんげ「うち、速く走ってるのん!」

 

ひかげ「動いてんのは新幹線だよ。」

 

夏海「すっげー!電車と全然違う!」

 

小鞠「静かにしなさいよ!」

 

早速賑やかになる。なんとも微笑ましい。

 

 

「お弁当にサンドイッチはいかがですか~。」

 

れんげ「あれがひか姉が話してた台車!」

 

れんげは興味津々。

 

龍悟「そろそろ昼だし、何か食おうぜ。」

 

れんげ・夏海・小鞠「わーい!(なのん!)」

 

台車から買った弁当やサンドイッチをみんなで頬張る。

 

蛍「久しぶりですね!みんなと一緒だとまた違います!

 

龍悟「そうだな。」

 

ひかげ「一人で新幹線乗るのやっぱり寂しいしね。」

 

このみ「それを共感できるのはいいわね。」

 

こうして大勢で新幹線で食事するのは中学の修学旅行以来だ。今思えば、旭丘分校に転校してよかったかもな。

 

昼食を終えて数十分後、東京駅に着いた。

 

ひかげ「どこに行く?」

 

龍悟「まずは東京スカイツリーだな。」

 

蛍「それじゃあ、みなさんをご案内します。」

 

一同「はーい。(なのん。)」

 

東京駅からいくつか乗り換えを経て、東京スカイツリー付近の駅に着いた。電車の本数が多いことに、田舎のみんなは驚いていた。

 

れんげ「ここが、都会!ほたるんの地元!」

 

夏海「建物ばっかだなー。」

 

小鞠「世界がまるでちがうね。」

 

このみ「なんかおしゃれな所もあるわね~。」

 

あちこちに目をやりながら道を歩き、東京スカイツリーに付く。

 

最上階に付くと、

 

夏海「うおー!たっけー!」

 

小鞠「下見たら怖い!」

 

れんげ「うち今空に浮いてるのん!」

 

このみ「生で見るとちがうねー!」

 

みんなはしゃいでいた。

 

龍悟「ホテル行く前におみやげ買いに行こうぜ!」

 

れんげ「おみやげ?」

 

ひかげ「旅先で買ったものを家族や友達にあげるんだよ。」

 

れんげ「うち、ほのかちんに一杯買うのん!」

 

夏休み中、れんげは石川ほのかという同い年の友達ができたらしい。

 

夏海「一杯買って母ちゃんに機嫌よくなってもらおうっと!」

 

小鞠「まず日頃の行いをどうにかしなさいよ。」

 

蛍「あはは。」

 

物で釣るとは姑息だな夏海。

 

このみ「ねえ龍悟、おすすめは何かある?」

 

龍悟「ああ、そこのスカイツリーオリジナルのお菓子やグッズがいいと思うぞ。」

 

このみと二人でおみやげを選ぶ。

 

先生「おや、あの二人なかなかいい感じ。」

 

 

買い物を終え、ホテルに向かう。

ホテルに付くと、部屋割りをきめる。とりあえず俺と卓はツインの部屋に、宮内先生はシングルの部屋に決める

残りの女性陣は話し合いの末、くじ引きで決めることに。

 

結果は、蛍と小鞠、れんげと夏海、ひかげとこのみの組み合わせに。

 

蛍「(やった、先輩と部屋で二人きり!ああ、どうしよう!)」

 

小鞠「?」

 

夏海「れんちょん、よろしく!」

 

れんげ「早く部屋に行くのん!」

 

このみ「女子高生同士ね。」

 

ひかげ「うん。」

 

それぞれの部屋に行く。

 

Side夏海&れんげ

 

れんげ「ベッドふかふかなのん!」

 

夏海「畳みよりいいかもー。」

 

Side小鞠&蛍

 

小鞠「すごい綺麗な部屋!」

 

蛍「(先輩と二人きり、先輩と二人きり。)ドキドキ」

 

Sideこのみ&ひかげ

 

このみ「なかなかスイートホームな感じね。」

 

ひかげ「このみちゃんとペアでよかった。静かにねられるし。」

 

Side龍悟&卓

 

龍悟「ど、どうだ?」

 

卓「!」

 

親指を立て、グッドのサインを出す。なんか妙に静かだからやりにくいな。

 

Side先生

 

「今日は思いきり寝るぞー。」

 

部屋割りが決まり、夕食になる。

龍悟「夕食はバイキングだぜ!」

 

れんげ・夏海・小鞠・このみ「バイキング?」

 

蛍「時間内で自分で好きなだけ食べられることですよ。」

 

夏海「マジ?」

 

小鞠「やったー!」

 

れんげ「もりもり食べるのん!」

 

このみ「全種類いっちゃおうかなー。」

 

ひかげ「太るよ。」

 

夕食になり、れんげを先頭に田舎組はまっしぐら。みんな皿に山盛りに取る。大丈夫かよ。

 

蛍「みんなすごい。」

 

龍悟「あいつらにとって珍しいものばかりだからな。」

 

勢いに任せた夕食を終える。

 

夏海「ぷはー、食った食ったー!」

 

小鞠「全部知らないものだからつい食べ過ぎたね。」

 

れんげ「みんなおいしかったのん。」

 

このみ「全制覇って過酷ね。」

 

おいおい、皆腹出てるぞ。

 

その後、俺達はホテル最上階の大浴場に行き、部屋に戻って眠りに付く。

 

 

翌日、チェックアウトを済ませ、バスで駅に向かう。

通学バスとはまったく違うので、田舎組は大はしゃぎ。

 

駅に着き、新幹線に乗る。

 

れんげ「なんか、名残惜しいのん。」

 

小鞠「楽しすぎたしね。」

 

夏海「帰り辛いなー。」

 

このみ「また行く時が来るって。」

 

これからあの田舎に帰るとなると、みんな寂しそうだ。

でもよ、田舎には都会にないものがあるぜ。

 

降りる駅で新幹線に別れを告げた俺達は、帰りに駄菓子屋に寄り、東京のおみやげを楓さんに渡した後解散した。

 

久しぶりに都会に来たが、田舎になれたせいか新鮮な感じだった。




かなり無理矢理な感じですが。なんとか旅行できました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。