魔女が運命と出会うまでの話   作:ボロス

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初投稿です この小ネタ覚えてる人いるのでしょうか。 


昼ごはんと卒業

私はエリシオン魔法学院を卒業した。 師匠の元を離れ、勉学に励んだ数年間は、学生らしいイベントも起こらない空虚に満ちた日々だった。

 

かといって後悔も何もない。ただ今までのように師匠意外とは、関わりのない、変わりない日々を送ったに過ぎない、私にとっては普通の日々でした。

 

卒業式も終わりましたし、ご飯でも食べましょうか、卒業式も退屈でしたし、余計におなかが空きましたね。

 

いつもより早い腹時計のアラームに従い、昼食へ歩みを進め始めた私は、足早に向かおうとしたその時だった。

 

待ってくれ!フィオナ・ソレイユ君!。空腹に従い歩き出した私を止めたのは銀髪の魔法教師だった。

 

この人は・・・名前は忘れましたが、たしか教師の人でしたね。

 

卒業した生徒を引き留めるとは、何か忘れものでもしたでしょうか・・・

 

持ち物は全て帽子のディメンジョンに仕舞っているはずですし、忘れ物なんてないはず・・・。

 

そんなことを考えていた私に銀髪の魔法教師は、思いもよらないことを口にした。

 

フィオナ・ソレイユ君! 君を一目見た時から、一目惚れしてしまったんだ。ずっとこの気持ちを伝えたいと思っていた、どうか僕と,結婚してください!

 

突然この人は何を言っているんでしょうか。そう思い、例の銀髪の魔法教師を見る。私と同じ髪の色の蒼い薔薇の花束と両手で差出している、

 

この人は若くして学院教授になるほどの高い能力と社会的地位を持ついわゆる優良物件と話したことのないクラスの女子が話してましたっけ、

そんなことを思い出し、いつも人だかりが出来ていた。この魔法教師を遠めに見ていた微かな記憶を思い出した。

 

そういえば廊下がいつも詰まっていて通るのに邪魔でしたね。

そんなことを考えながら、入学から卒業まで一人で過ごした私とは真逆の人間が私に求婚を申し出ている。

 

そんな状況を回りの女子生徒は期待と羨望の眼差しを向け、男子生徒は驚愕の表情を浮かべていた。

 

結婚というものを考えるとこうゆう人を優良物件と言うのでしょうか?

 

正直、私なんかが異性と仲良く暮らせるなんて思えませんし。魔法のコントロールもできず、言葉でも人を怒らせる私に接してくる人は今日までいないのが現状ですからね。

 

そんな自虐のようなことを考えながら、相手が今か今かと心待ちにしているであろう返答を返す

 

「申し訳ありませんが、お断りさせていただきます。」

 

なっ?! どうして?!

 

銀髪の魔法教師が驚愕の表情で絶叫する

 

まさかの反応に周りの生徒も驚愕のあまり硬直している

 

教師なら、私がどんな学院生活をしていたか、お分かりでしょう? 私が異性と楽しく暮らすなんて、出来るわけがありませんから。

 

断られると思っていなかったのでしょう。こんな優良物件な人の懇意をわざわざ断る人なんて 普通はいませんでしょうし

 

ですが、友人すら作れない私に恋人なんて・・・・ましてや結婚なんてできるはずがありません。

 

そんな私の心情を他所にコカトリスに見つめられた冒険者のように硬直した魔法教師に別れの挨拶をすませる、

 

それでは、私はこれで、私も卒業しましたしもう会うことはないでしょう。今までありがとうございました では。

 

そんなそっけない言葉で止めを刺し、銀髪の魔法教師を他所に昼食に向けて歩き出す

 

さて・・・今日は何を食べましょうかね・・・空腹に突き動かされながら頭をひねる

 

コカトリス・・・今日は鶏肉にしましょう。既に魔法教師を忘れたようで、昼食のメインを考える魔女であった。

 

 

 

 

いつも通り昼食が盛り付けられていたであろう皿を積み上げ いつもより多めに食べてしまったフィオナは今晩の宿を探すために街に出る。

 

寮がないのはやはり不便ですね・・・卒業したのでもう利用できないのは当たり前ですが・・・

 

そんなことをぼやきながら 食堂のある宿にチェックインし、ベッドの上に寝転がる

 

さて、 明日からはただのフリーの冒険者ですね・・・

 

本来、卒業生は何処かの騎士団なり、魔術師団なりに、所属するものだが、全ての誘いを断った

 

その中にはシンクレア共和国の宮廷魔術師団や聖堂騎士団もあったというが、彼女が最後まで所属することはなかった

 

私がそんなところに所属しても、味方ごと燃やすのが精々でしょうし、フリーの冒険者の方が私にはあってますね

 

そんな集団に属せない難儀な能力と性格を受け入れてくれる、聖人のような人はこの広いシンクレア共和国にはいないだろうと、

 

彼女は半ば諦めていた。

 

だから冒険者になった。それが最善だと思ったから。

 

自由気ままに冒険者をしていれば、飢え死にすることはないでしょうけど。

 

そんなことを考えながら、彼女は眠りにつく 衣食住だけなら冒険者として十分に活躍できる能力は持ち合わせているが、

 

孤独はそれでは満たせない。そんな漠然とした不安に押しつぶされそうになりながら、安らかにお昼寝を貪るのだった・・・

 

 

 

 

 

 

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