「助かったよ、君たちがいなかったらどうなってた事か・・・・・・」
怪我人を全員助けたグレイ達は、ハンターキャンプへ戻っていた。
「モデルAは君達が持っていてくれ、その方がずっと安心だろう」
「だってさ」
「そりゃそうだ、オイラを使えるのはお前らだけだからな」
モデルAが鼻を伸ばすように高く上がった。
「偉そうに言っちゃって、まぁいいわ。とりあえずミッションレポートを出しに行きましょ。さっトランスサーバー、トランスサーバー!」
アッシュはスキップしながらトランスサーバーの方へ向かった。
「さ~て、今回はどれだけ報酬が貰えるかしら~」
アッシュがトランスサーバーでミッションレポートを提出した。
その報酬額は・・・・・・・・・・・・・
「うひょー!!1万
アッシュは嬉しそうだった。その様子を見ていたグレイは首をかしげていた。
「ほらほら、アンタも喜びなさいよ!!大儲けなのよ~」
「とは言っても、殆どグレイの活躍なんだけどな」
モデルAが核心を突いた。
「何だって?」
それに反応し、アッシュがモデルAに顔を近づけた。
「いや・・・なんでもありません」
「ん?トランスサーバーに通信が・・・・・・・・・」
アッシュがトランスサーバーの青いボタンを押した。
『今、ミッションレポートを出したのは君達だね?レギオンズの専用回線をトランスサーバーに繋げる。
そのままアクセスしてくれ』
レギオンズの・・・・・・専用回線!?イキなりどういう事!
まぁ、そのまま繋いでみてと・・・・・・・・っ
トランスサーバーのモニターから、3人の年老いた男性が映し出された。
『君がライブメタルに選ばれたロックマンか』
「コイツら・・・・・・・一体誰なんだ?」
「ちょっ!グレイ!!いきなり失礼な、いい?この人たちはね・・・・・・・」
アッシュはグレイの肩を思いっきり掴んだ。
『ほほぅ、コイツらときたか、記憶がないといっておったが、まさかここまでとはな』
仮面をつけた男性が笑いながらグレイの反応を見ていた。
「アハハハ・・・・・どうもうみません」
アッシュはモニターに苦笑いをしていた。
『辞めないか、ミハイル。仕方がないだろう』
『我らはレギオンズの最高権威者、三賢人と呼ばれる者だ。
私は、三賢人の1人、マスター・トーマス』
『私の名はマスター・ミハイルじゃ、よろしくな、ロックマン』
『すまない・・・ミハイルはあぁいう性格でね、私はマスター・アルバートだ。
初めまして、グレイ君、そしてアッシュ君』
赤い髪に屈強な体格の男がマスター・トーマス、仮面をつけた男がマスター・ミハイル、そして水色の長い髪をした男がマスター・アルバート。
彼らは世界を収める連合政府「レギオンズ」の最高責任者「三賢人」の三人だ。
「なっ・・・・何で僕の名前を!僕の事を知っているのか!!」
「ちょっ、落ち着いて!」
問いただそうとするグレイを、アッシュが止めに入る。
『落ち着きたまえ、君の事はハンター達のレポートで知っている程度だ。今レギオンズのデータベースで調べている最中だ。時期に分かるだろう』
『だけど待つだけではさぞ退屈だろう、そこでだ、君達にハンターとして我々から直々にミッションを出そうと思ってね』
「ミッション・・・・・・?」
『あぁ、君達の持つライブメタルを、我々の元に届けてほしいのだよ』
「ん?コレは・・・・・・・」
グレイはトランスサーバーから排出された赤いカードを取り出した。
「カードキーね、それがあれば一定のエリアの扉を開ける事が出来るわ」
『君達が乗っていた列車が壊れてしまったそうだね。そのカードキーで新たなエリアへ行ける。
キャンプからそう遠くないエリアに違法ハンターの飛行艇が墜落していてね、そこから必要なパーツが集められるハズだ』
『ライブメタルには、我々が計り知れない力やデータが秘められている。
君をロックマンに変身させている技術、R・O・C・Kシステムや』
『数百年前の時で、失われた真実の姿とかな』
『妙な冗談はよせ、ミハイル!とにかく・・・私達には、ライブメタルを調べる義務がある。
そのデータや技術が悪用されない為にもね。グレイ君、アッシュ君、是非頼めるかな?』
「ハイハイ!もちろん、喜んで!!是非受けさせてもらいます!!」
アッシュが即答で答えた。グレイはまだその気ではなさそうだが・・・・・・・・・
「ちょっとアッシュ!僕は・・・・・・・・・」
「いい?モデルAをレギオンズ本部まで届ければ、アンタの事も分かるし、モデルAについても詳しく分かるのよ!アタシもがっぽり稼げるし、イースの奴をギャフンを言わせられる。一石二鳥とはこの事よ!!」
「ほっ・・・・・本当なんだな?」
グレイはアルバートに尋ねた。
「勿論だ。その為には、飛行艇の墜落現場へ向かうのだ。
しかし、危険と隣り合わせだ、ハンター達に色々聞いてみるといい』
三賢人との通信はここで切れた。
「さて・・・・・早速行きますか!と言いたい所だけど・・・・今日はマリアに戻りましょう」
そしてグレイ達はマリアへと戻った。
その陰で、レギオンズ達との会話を聞いていた人物がいた・・・・・・・・・・・・・・・
「たっだいま~」
「あっ!アッシュだ!!おかえり!」
アッシュが施設の扉を開けると、ウル達が扉の前で待ち構えていた。
「今日のミッションはどうだった?また爆発オチじゃない?」
「爆発オチ?」
ウルの言った事にグレイが疑問を抱きアッシュに聞いてみる。
「過去の話よ、それよりも・・・・・・今日の報酬はたんまりよ~」
アッシュが今回の報酬を見せびらかした。
「ほぅ、随分な稼ぎじゃないか。一体何の任務をしたんだか・・・・・・」
椅子に座りコーヒーを飲んでいたウォズが大金を持ったアッシュに何のミッションをしたのか聞いてみた。
「フッフ~実はね・・・・・・・・・・・・」
アッシュが今回のミッションの一連をみんなに話した。
すると、ウォズが持っていたコップを落とした。
「れっ・・・・・レギオンズだと!?」
「驚いた?アタシ達、随分な出世でしょ~」
「そうかそうか、あのアッシュが・・・・・グレイ君、これからもよろしく頼むよ」
ウォズはアッシュの方ではなく、グレイの方に行き、彼の肩を叩いた。
「はっ・・・・・・はぁ」
「ちょっと!何でアタシじゃないのよ!?」
グレイの方に向かったウォズに、アッシュはショックを受けていた。
「だってお前の事だから彼の足を引っ張んたんじゃないかと心配になってな」
「いやいや、いくらアタシでもそこまでは・・・・・・」
「そうだよ、アッシュは足なんか引っ張ってないよ。
アッシュがいなかったらケガをしたハンター達は助けられなかったから」
「グレイ・・・・・・・」
グレイの言った事に、アッシュはホロリと涙を流していた。
「グレイ君・・・・・・君は何て優しいんだ。アッシュ、これから彼と仲良くやりなさい」
ウォズはグレイに対し涙が止まらなく、アッシュを可哀そうな人を見る様な目で見ていた。
「何よ何よ!!みんなして~アタシだってね!モデルAが使えるんだから!!ねぇ、モデルA、次はアタシの番だよね・ね・ね!!」
「わっ・・・・分かった分かった!!っく・・・・・面倒臭い事になったな・・・・・」
モデルAは苦笑いする様に窓の方を見ていた。
「アッシュのクセに生意気よ・・・・・レギオンズ直々のミッションだなんて・・・・」
アッシュ達の話を盗み聞きしていたイース。
ハンターキャンプの近くの酒場まで訪れ、奥の部屋の方に入ると、サングラスを掛けた怪しげな男が箱の上の座っていた。
その周りには大量の武器や、メカニロイドの部品が置かれていた。
「おや、イースじゃないか。珍しいなこんな所に来て」
「ねぇ、前に見せてくれたモノ、まだ残ってるかしら?」
「あぁ、ここに」
男が取り出した”モノ”それはかつてセルパンカンパニーが開発した対イレギュラー用戦闘兵装、通称フォルスアーマー。
それを起動させるために必要とするフォルスメタルとフォルスライザーであった。
緑色のH状の形に、二又の刃が交えたフォルスメタルに、黒い腕輪型のフォルスライザーであった。
「けどよぉ、コイツはとんでもねぇ代物だぜ。最悪命の保証はねぇぜ」
「上等よ、アッシュなんかに美味しい所を持っていかれてたまるモンですか・・・・・」
男に大金を渡したイース。
フォルスメタルを手に取り、不敵に笑っていた。
レギオンズ三賢人登場!!原作通り飛行艇を目指すミッションが始まります。
そして前作、ロックマンZXRe:に登場したフォルスアーマーも登場します!
前作ではイレギュラーが使う形でしか登場しませんでしたが、今作では人間やレプリロイドも使用します。
前作に登場したフォルスロイドだけではなく、過去作のロックマンシリーズに登場したボスを模したフォルスアーマーも登場するかもしれません、乞うご期待!!