特訓編も終わりが近くなってきました。
武器が折れたのはゆうたであった。
「ルール的に問題無いわ、ガチの殺し合いだったら負けだけど」白猫は起き上がると勝利を確信していたのか唖然としているゆうた達に言う。
ゆうたは無言で破片を拾うと双剣の構えをとる。
「にとうりゅう」
白猫に突撃するが弾かれる。SEFIROSUもそれに続く。が、白猫の圧倒的技量の前に手も足も出ない。
それから数時間白猫の一方的な攻勢が続いた。
激しい戦闘の分岐点となった出来事は突如起こった。
すでに肩で息をしている白猫に対してゆうた達はボコボコにされながらもまだ元気ピンピンだ。
「なんてしぶとさなの?モンスター相手でもここまで粘った奴はいないわ。」
ゆうたの双剣(笑)の攻撃を弾き、後ろから来たリバイを蹴り飛ばす。
HUNTERもそれに続くが逆に吹っ飛ばされる。SEFIROSUはなんとかオーラを纏うが下手くそすぎてオーラは消えた。
「これで決着をつけるわ‼︎」
白猫の雰囲気が大きく変化する。
可愛らしい容姿は悪魔のような形相に変化し、色白で柔らかい肌は龍の甲殻のように変化した。
「それは白猫の最終形態ッ!」黒猫のほとんど絶叫のような声が聞こえた。ゆうた達はよく分かっていないようだが、彼女の最終形態は攻撃力が圧倒的に向上する代わりに理性を失うため大きなリスクが伴う。それを相当の実力を持つ彼女が自ら解放した訳でこの時点でゆうた達の
「キャハハッ!アタシの本気貴方達に味わせてあげる♪死になさい♡」
別人と化した白猫に驚きつつもゆうた達は武器を握り直す。
「キャハッ!アタシのこれはいわゆる凶暴走とも言われるわね♡付いたあだ名は純白のデストロイヤーよ!」音速に迫るような勢いで突撃してくる。それを迎え打つのはSEFIROSU、太刀をバットのように構えている。
「ええい!ばるふぁるくだほう!」
バルファルクの回転攻撃のように高速で体を回転させ攻撃する。
凄まじい爆音と衝撃波が起こり黒猫と見ていたアイルー達とドスマッカオは吹き飛ばされる。SEFIROSUは白猫に攻撃は防がれたが空中に打ち上げることに成功した。着地地点へとSEFIROSUは走る!白猫の負けは確定したと思われたが…
なんとSEFIROSUを視認すると構えていた双剣を投げつけ、後頭部に直撃させた。そのままSEFIROSUはダウンし、ネコタクで運ばれて行った。「SEFIROSUのかたきい‼︎」HUNTERが太刀を構え突撃する。
「今はだめだよ!」リバイの必死の静止すら無視し、双剣を拾い上げた白猫めがけ気刃大回転斬りを繰り出すのであった。
白猫の最終形態って第二形態じゃないですか。
あ、あと活動報告の方にパスワード限定小説の詳細がありますのでどうぞご覧下さい。