すごいお久しぶりでございます。
短いながら煌臨編までの予定です。
―アナタをコワしたい―
―アンタをクダきたい―
―でも―
―この一瞬を―
―いつまでも―
「こんな程度で死ぬとか笑えない冗談吐かしてるんじゃないわよッッ!!!」
「こんなもんで死ぬタマじゃねぇだろぉがよぉッ!!!」
「「 死 ん で も 立 っ て こ い ッ !! 」」
世界の片隅に少女二人。
誰も知らなくていい、二人だけの戦い。
二人だけ理解し合えばいい。
相対する“コイツ”を―――。
―――――
―――
―
「ラストアタック」
見渡す限りの大海原、空に浮く火山、その合間に浮かぶ上半分がガラス張りのようになった球場のドーム。
その非現実的な光景が広がる世界、ドーム内ではまた違う世界が広がっていた。
火山の火口を塞いだような円形に広が荒れ果てたような台地、空は夜の帳が降りかけた夕焼け。
そんなこの世の果てのような場所に響き渡るのはガラスが砕け散るような音。
「うわあああぁーーっっ!!?」
〔GAME SET winner F.L.O〕
バトルスピリッツでは5つあるライフを削りあい、先に0になった方が敗北となる。
つまり今、“巨大な機械体”、“巨大ロボット”に青い六角の結晶を叩き割られ、吹き飛ばされこの舞台から姿を消した。相手は敗北したのだ。
「……ふぅ」
静かに息を吐く白い人物。
対峙した相手を派手に吹き飛ばし、勝負を決した巨大ロボットに声を掛ける。
「今回もあんがとね、“ヴァルハランス”」
ここは仮想世界。0と1が作り出す非現実の世界で“ただの立体映像に過ぎないモノ”に労いの言葉を掛けた。
それを聞いた“黒い騎兵”《鎧神機ヴァルハランス》は、応えるかのように人物へと振り向き小さく頷いたのだった。
〔〔LOG OUT〕〕
「……はぁ」
―――意識が現実に戻る。
戻ったら急に起き上がらず、身体の感覚と意識をちゃんと掴んでから。
この『バトルスピリッツVR』、アニメであったバトルフィールドに仮想現実として意識を飛ばすことができるけど、相変わらずこの眠りこけそうになるところを漂う感覚には慣れない。まぁこのFMDがある程度起こしてくれるから不快感は無いけども。
装着しているフェイスマウントディスプレイを額に上げ深呼吸。
「ランカーって割にはテンプレデッキっぽかったな」
今し方バトルした相手はそこそこ良い戦績を収めていたらしい。にしてはシャベッターとかで見たことあるような「このデッキでショップバトル1位取りました!」とかに似た構築だった。
ああいうのにアレンジしてこういう動きが出来たってなら苦戦しただろうけど、何度もショップで当たったデッキと同じような動きしてたらねぇ…。
「……ん、もうこんな時間か」
バトル後のクールダウンはここまでにして、リクライニングチェアから身体を起こして立ち上がる。
“BSパッド”の時間を確認してみれば夜の七時半を過ぎた辺りだった。
そろそろ家族が帰ってくる頃だし、一旦終わりにして、デスクトップ型のPCをスリープ状態にして部屋を出る。
……本当はあと3戦くらいしたかったけど、バトル中叩き起こされて強制ログアウト。後で対戦相手に謝罪メールを送るのは勘弁願いたい。因みに遭ったのは一回や二回どころではない。カードバトラーは学ぶのだ。
「ただーいまー」
「おかえり」
階段を下りたところ、調度帰宅した母と遭遇。両手いっぱいに買物袋を下げてほくほくなところを見るに、二人の姉に何か作ってくれと頼まれたか。
「手伝うよ」
「ありがとー“あーちゃん”! もう“ことちゃん”と“まーちゃん”ったら、食べたいものだけ言って手伝ってくれないんだから~」
「にしては楽しそうだけど」
「まぁね、タダでせしめたモノたーっくさんだからね~♪」
二つ程受け取り、一緒にキッチンへ運ぶ。……結構重い。
「あーちゃん」
「ん?」
「何か良い事あった?」
「……どうして?」
「機嫌良さそうだったから」
「んー、まぁ、少し」
母と協力して袋の中身をあちらこちらに移してる最中、ふと母から尋ねられた。
機嫌良い……というか、さっきのバトルを合わせて5連勝したのだ。バトル内容も概ね満足できるものだったのもある。相手がどう思ったかは管轄外。
「なら今日はあーちゃんの好きなもの作っちゃおうか」
「え? でも姉さん達……」
「明日明後日に順番で出せば文句言わないわよ。それに……」
「それに?」
「あーちゃんが食べたいって聞けば喜んで譲るから」
「そう、かなぁ…?」
* * *
珠{夕飯はあーちゃんのリクだって
ま?サマーソルトターンしながら帰るわ}縡
珠{うわ!うちの姉キモ!
あーちゃんに報告させてもらうね?
おいやめろバカ}縡
* * *
夜。姉二人が帰した後、夕飯となった。
特に恙無く食べ終わり、お風呂も入り終わり自室に引っ込む。
姉達が何か言ってた気がするけどテキトーに返事をしとく。
「さて……ん?」
スリープ状態のPCを起こすと同時に携帯が鳴った。掛けてきた相手は友人から。
「もし」
『もし!』
「何?」
『バトスピやろーぜぇ!』
「はいはい」
このやけにテンションの高い子は友人の“
んでこれ以上言わなくても分かるバトスピのお誘い。勿論OKする。
『んじゃ先入ってんねー』
「はいよ」
最近……て程じゃないけど便利な世の中になったと思う。紙媒体の、顔を突き合わせての現実でのバトルも良いが、距離が離れていてもネット経由でラグ無く体験できるのは良い。バトスピ専用として開発されたこのBSパッドも、FHDが無い状況でもタッチ操作で気軽に遠方の誰かと対戦できる。
「よし」
FHDとパッドをケーブルで繋ぎ、パッドとPCを繋いで準備完了。あとダイブするだけ。
―――――
―――
―
ゆっくりと目を開ければそこは見慣れた自分の部屋ではなく、遥か未来の技術で構成されたような世界が広がる。周囲は明らかに普通とは違うヒトらしきヒトの群れ群れ群れ。
勿論私の姿もただの黒髪の人間から銀髪の別人へ早変わり。
「……さて、アイツは――」
「ドーーンッ!!」
「ぐおぅっ!?」
突然背後から何者かによる奇襲を受け体勢を崩し地面に激突する、ところをギリギリ堪える。激突してきた犯人は判っている。
「っっぶねぇなぁ…」
「へへー、およっす!」
「分かったから下りろっての」
犯人は褐色肌に薄い金髪の赤い瞳、黒いダメージジーンズ、上半身は黒のビキニに動物の尻尾のような丸いポンポンを手首やチョーカーに付け、左肩に猪に似た厳つい頭部の付いた毛皮のマント。獣耳を生やした女性は……
「はい離れた」
「もう」
友人である響華のアバターだ。勿論本人とは似ても似つかない姿だが、顔立ちがどことなく響華に近い。
「で、早速やるの?」
「モチ!」
「はいよ」
メニュー画面を呼び出し[対戦]をタップ。フレンド欄から“[アタランタ]”を選択し決定。
〔対戦相手の承認を待っています..。〕
〔対戦相手とマッチングしました〕
〔あと 20秒 でバトルフィールドへ転送します〕
「今日連勝中でしょ? あーしが止めちゃう感じ?」
「そういうのはまず私の盾を全部破ってから言ってほしいね」
「まぁたぁー。…あ、そいやあの話知っちょる?」
「どの話?」
〔あと 10秒 でバトルフィールドへ転送します〕
「バチクソ強い人が現れたって話よ」
「……いや。今日上がった話なの?」
「ん~や、前からちょいちょい板で上がっててさ」
〔あと 5秒 でバトルフィールドへ転送します〕
「何でも速攻とかじゃなくて相手の場ぁボロボロにしてから勝つらしいよ」
「性格悪っ。【一騎打】でも使ってんの?」
〔バトルフィールドへ転送開始〕
話もそこそこに私と響華がバトルフィールドへ転送される。視界がゆっくり暗くなっていき、完全に真っ暗になると目の前にバトスピのマークが描かれた扉が現れる。
「…まぁいいさ、いくよ」
「うっしゃ!“ゲートオープン”!」
「“界放”」
〔F.L.O vs アタランタ〕
開かれた扉の先、白と黒の流星が螺旋を描きながら大地に激突し左右に吹き飛ぶ。
〔WHITE SIDE F.L.O〕
〔BLACK SIDE アタランタ〕
左右に別れた光が炸裂すると、私達がその中心から現れる。こういう派手な演出好きだよね公式。
そしてお互いの前に宙に浮くプレイシート、プレイボードが出現する。
まずトップから4枚を手札にする。……うん、悪くない。するとプレイボードが消える。大丈夫、必要なったとき自動で出たり引っ込んだりする仕様だ。
〔先攻.....アタランタ〕
システムが先攻をあっちを選び出す。まぁ私的には後攻が良い。
<先攻第一ターン・アタランタ>
「ほんじゃま、いくゼ!スタートステップ!」
(手札4→5)
(リザーブ4)
「メイン、《タケノコラクーン》をレベル1で召喚!」
(手札5→4)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ0→3)
[タケノコラクーン コア1(S) レベル1 BP3000]
宙に出現した緑の結晶、エメラルドが弾ける。
するとアタランタの足元から筍が突如生える。だが筍というには少々大きい、アタランタの腰くらいまでの高さがある。
土が盛り上がりそこから顔を出したのは……タヌキ。巨大な筍はタヌキの尻尾だ。その名の通り、筍狸(タケノコラクーン)である。別に里とか山は関係ない。
「よーしよしよし。召喚時効果! ボイドからコア1個をこの子に置く!」
[タケノコラクーン コア(S)1→2 レベル1→2 BP3000→4000]
アタランタに頭を撫でられ気を良くしたのか、地中に鼻先を突っ込みコアを掘り出してきた。
この仮想世界の人気のひとつにこれがある。スピリットやアルティメット達と触れ合い心を通じ合わせる事ができる……らしい。噂じゃこの部分に特に力を注いだとか。
「バーストをセットして、ターンエンド!」
(手札4→3)
{アタランタバースト:なし→セット}
<後攻第二ターン・F.L.O>
「出だしはいつものか。スタートステップ」
(手札4→5)
(リザーブ4→5)
「メイン。ソウルコアを持たせて召喚、《白の探索者RZ-7》レベル1」
(手札5→4)
(リザーブ5→1)
(トラッシュ0→3)
[白の探索者RZ-7 コア1(S) レベル1 BP4000]
こちらの宙に現れたのは白の結晶、ダイヤモンド。それが弾け降り立ったのは、銀の装甲をした人型ロボット。私よりも2回り程大きい。
「今回もよろしく、“ライズ”」
私の相棒兼序盤の要。
声を掛けるとこちらに肩越しに振り向く…が、見た目からは想像できないくらい不安げな視線を投げ掛けてくる。
「大丈夫だって。いつもの事でしょうに」
ごらんの通り心配性というか臆病だったりする。…たしかにフレーバーテキストにそんな風に書かれているが、うちのデッキの一番槍なんだからそろそろシャキっとしてほしいものだ。
「ライズの召喚時効果。デッキトップ3枚をオープン」
●オープンされたカード
・《秩序軍神 グレイス・オーダー》(スピリット)
・《防衛皇ガンドバイソン》(スピリット)
・《秩序軍大佐 オフィシ・エーレン》(スピリット)
「げぇっ!? 神引きじゃん!」
「よし。オープンされたカードの内、《煌臨》を持つカードを手札に加え残りは破棄する。3枚とも《煌臨》を持つため全て加える」
[秩序軍神 グレイス・オーダー 手札へ]
[防衛皇ガンドバイソン 手札へ]
[秩序軍大佐 オフィシ・エーレン 手札へ]
(F.L.O手札4→7)
「ライズの効果は知ってるよな?」
「わぁーっとるわ!何遍やられたとおもっとんじゃ!」
白 スピリット
《白の探索者RZ-7》
コスト3 軽減白2 <武装・機人>
<1> Lv1 BP4000
<3> Lv2 BP5000
<6> Lv3 BP7000
シンボル:白
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
自分のデッキを上から3枚オープンできる。
その中の《煌臨》を持つカードすべてを手札に加える。
残ったカードは破棄する。
Lv2・Lv3『相手のアタックステップ』
自分が《煌臨》でカードを重ねるとき、このスピリットをコスト5にできる。
Lv3『相手のアタックステップ』
自分が《煌臨》でカードを重ねるとき、このスピリットをコスト6にできる。
「だからバースト発動!」
「っ!」
「発動条件は相手が効果で手札を増やしたとき! バーストマジック《エグゾーストエンド》!!」
{アタランタバースト:セット→発動}
いつの間にか地面に隠されていた特大サイズのカードが少し浮かび上がり反転し表示される。それは緑の光の粒子になりこちらに迫ってきた。
「増やした手札1枚につき1コアいただき! 加えたのは3枚だから3コアブースト!」
「ちっ」
(アタランタリザーブ0→3)
粒子は先程増やしたこちらの3枚を貫通し、輝きを増してアタランタの元に戻っていき3つの青いコアへと変化した。
「あざーっす!」
「ふん。バーストセットしてターンエンド」
(F.L.O手札7→6)
{F.L.Oバースト:なし→セット}
緑 マジック
《エグゾーストエンド》
コスト3 軽減緑2
【バースト:相手の効果によって相手の手札が増えた後】
このバースト発動時に増えた相手のカード1枚につき、ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:
相手の手札2枚につき、相手のスピリット1体を疲労させる。
<アタランタ・第三ターン>
「予感バッチリ! スタートステップ!」
(手札3→4)
(リザーブ3→4)
(トラッシュ3→0)
(リザーブ4→7)
「メイン! ここは、おいで!《異牙忍タチカゼ》!」
(手札4→3)
(リザーブ7→4)
(トラッシュ0→2)
[異牙忍タチカゼ コア1 レベル1 BP2000]
現れたエメラルド……が内側から幾重にも切り裂かれ、風を纏ってスタイリッシュに着地したのは鉢金に忍びマスクを着けたイタチ。タケノコラクーンよりは小柄で可愛らしい見た目だが右手で逆手に持った忍刀が異彩を放つ。
「よーしよし良い子良い子~♪ タチカゼの召喚時効果!ボイドからコア1つをタチカゼに追加!」
[異牙忍タチカゼ コア1→2]
「続けてブレイヴ《オオヅツナナフシ》をタチカゼに直接合体! 召喚コストはリザーブとタチカゼからもらうよ!」
(手札3→2)
(リザーブ4→2)
[異牙忍タチカゼ コア2→1]
[トラッシュ2→4]
オオヅツナナフシ
↓ 直接合体
異牙忍タチカゼ(合体)
[コスト3+4=7]
[BP2000+2000=4000]
[合体時効果→追加]
次に現れたのは身体が大昔の大砲、大筒なんて呼ばれてたものに擬態しているような機械のナナフシ。降り立つとタチカゼがすぐさま跨がるように乗り込み、ドヤッとばかりにこちらに刃先を向けてきている。
「オオヅツナナフシの召喚時効果! あーしの手札を全部捨てて、“フィン”の手札分ドローするよ!」
(アタランタ手札2→0)
●破棄した手札
・《ワイルドライド》(マジック)
・《刃狼ベオ・ウルフ(RV)》(ブレイヴ)
「さぁ、お前の手札を数えろ!」
「6枚だよ6枚。ちゃっかり回収マジックまで捨ててるし」
「はい6枚いただきまーす!」
(手札0→6)
緑 ブレイヴ
《オオヅツナナフシ》
コスト4 軽減緑2 <殻虫>
<1> Lv1 BP2000
<0> 合体 +2000
シンボル:なし
Lv1『このブレイヴの召喚時』
自分の手札すべて(最低1枚以上)を破棄できる。
そうしたとき、自分はデッキから相手の手札と同じ枚数ドローする。
【合体条件:コスト3以上】
【合体中】
相手がドローしたとき、このスピリットは回復する。
「続けてネクサス《忍の森の一本杉》を配置!」
(手札6→5)
(リザーブ2→1)
(トラッシュ4→5)
更にアタランタの背後から突如生えた巨大な杉の木。その中心から淡い緑色の光が溢れ出ている。
「ほいでバーストセットして……、アタックステップ!」
(手札5→4)
{アタランタバースト:なし→セット}
来るか。アタランタのスピリット達も待ってましたと言わんばかりに吠えたり刀をブンブン振り回している。……ネクサスをレベル2にしなかったのはホント勘が良いヤツ。
「一気に行くよ! タチカゼ、合体アタック!」
イタチとナナフシが息巻いて突撃してきた。……斜め前で待ち構えるライズが少しビビっている。
「こんなのいつもの事だって。それよりもっとデカいの来るぞ」
「その通り! で?バーストあるんでしょ?」
「勿論。相手のアタック後にバースト発動!」
バースト発動を宣言した瞬間、私のすぐ近くの地面からさっきよも巨大なダイヤモンドが出現し、派手な音と閃光を放って砕け散る。その光から――
「阻め!《巨神機トール
{F.L.Oバースト:セット→発動→召喚}
(リザーブ1→0)
[巨神機トール<RV> コア1 レベル1 BP7000]
飛び出してきたのは一際巨大なロボット。
白い装甲に銀の巨鎚を携えて降り立った。
「バースト効果によってこのターン中、トールのBPをプラス1万!」
[巨神機トール<RV> BP7000+10000=17000]
白 スピリット
《巨神機トール(RV)》
<1> Lv1 BP7000
<2> Lv2 BP9000
<4> Lv3 BP11000
シンボル:白
【バースト:相手のスピリット/アルティメットのアタック後】
このカードをコストを支払わずに召喚する。
その後、このターンの間、このスピリットをBP+10000する。
Lv1・Lv2・Lv3【超装甲:赤】
このスピリットは、相手の赤のスピリット/アルティメット/ネクサス/マジックの効果を受けない。
Lv2・Lv3『このスピリットのアタック/ブロック時』
ターンに1回、このスピリットは回復する。
「何もしなければそのイタチとナナフシがミンチになるぞ!」
「冗談!フラッシュタイミング!
合体してコスト7になってるタチカゼとオオヅツナナフシに、“《煌臨》”!!」
アタランタの煌臨宣言と共に、タケノコラクーンが何処からかソウルコアを取り出し、タチカゼに向けて放り投げる。
ナナフシに乗り込み突撃するタチカゼが投げられたソウルコアをキャッチ。それを高く掲げると同時にソウルコアがタチカゼの手を離れ、緑の風と共に舞い上がった。
「天より吹き荒れるは聖なる神風!
煌めく嵐を纏いてここに煌臨!
《煌天凰ジオ・シルフィード》!!」
空を覆っていた黒い雲が吹き飛ばされ、降り注ぐ光から巨大な鳥がゆっくりと降りてくる。銀の羽根、黄金の冠、纏う虹の帯。まるで一本杉を目印にして顕れたかのようだ。
「オオヅツナナフシはそのまま引き継ぐ!」
(手札4→3)
[タケノコラクーン コア2→1 ソウルコア→トラッシュへ レベル2→1]
(トラッシュ5→6(S))
[煌天凰ジオ・シルフィード コア1 レベル1 BP8000 煌臨元1]
[異牙忍タチカゼ コア→委譲 煌臨元へ]
[オオヅツナナフシ 引き継ぎ]
「来たか煌天凰…」
「ふふぅん。ジオ・シルフィードの煌臨時効果発揮! 手札の《煌臨》をノーコストで召喚して、残った手札は破棄する!」
緑 スピリット
《
コスト8 軽減緑3 <爪鳥>
<1> Lv1 BP8000
<3> Lv2 BP13000
シンボル:緑
フラッシュ《煌臨:緑&コスト5以上》『お互いのアタックステップ』
自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリットに手札から重ねる。
Lv1・Lv2『このスピリットの煌臨時』
自分の手札にある《煌臨》を持つスピリットカード3枚までを、コストを支払わずに好きなだけ召喚し、残りの手札すべてを破棄する。
その後、相手の手札1枚につき、自分はデッキから1枚ドローする。
Lv2
《煌臨》を持つ自分のスピリットがアタックしている間、相手はバーストを発動できない。
「喚び出すのは《暁の煌爵アカエリオウ》と《ブラックタウロス大王<RV>》! 維持コアには……タケノコラクーンからもらう!」
(アタランタ手札3→1)
(リザーブ1→0)
[タケノコラクーン コア1→0 消滅]
[暁の煌爵アカエリオウ コア1 レベル1 BP8000]
[ブラックタウロス大王<RV> コア1 レベル1 BP6000]
(手札1→0)
●破棄した手札
・《黒王獣コク・ガロウ》(スピリット)
「そんでフィンの現在の手札分、6枚ドロー!更にアカエリオウの召喚時効果でボイドからリザーブに3つ追加!」
(手札0→6)
(リザーブ0→3)
アタランタの手札から投げ込まれた2枚はエメラルドになりすぐに弾け、朱色と白の鎧を纏った鳥と下半身が一角の虫、上半身が重装騎兵のようなスピリット達が出現して並び立つ。
「トールでブロック!」
Attack!!
煌天凰ジオ・シルフィード
BP8000+2000=10000 →Lose...
VS
Defense!! →win!!
巨神機トール<RV>
BP7000+10000=17000
煌天凰が私に迫り来る間にトールが割り込み押し返す。BPの差は歴然。鋭い鈎爪でこちらを捉えようとするがトールが巨鎚で防ぎ押し返す。怯んだ隙を逃さず大上段から一気に巨鎚を振り下ろし叩き潰した。
地面に地響きと轟音をあげ爆発四散する煌天凰。
その余波が凄まじく、爆風がこちらまで迫ってきていた。勿論アタランタ側にも。
「おっとと~っ」
「ライズ」
アタランタはブラックタウロス大王の手に飛び乗り後退、私はライズに抱えられて後退。流石はXレア同士のバトル。爆発まで派手だな。……リバイバルしたトールはXじゃないだろって? つまらない事は気にしない。
「あちゃー、煌天凰やられちったかー。オオヅツナナフシもトラッシュへ」
[煌天凰ジオ・シルフィード 破壊]
[オオヅツナナフシ トラッシュへ]
[リザーブ3→5]
「白々しい。さっさとバーストを使え」
「まぁそうだよねー。破壊時バースト発動! マジック《クヴェルドウールヴ》!」
{アタランタバースト:セット→発動}
「バースト効果でトラッシュのブレイヴ、《刃狼ベオ・ウルフ<RV>》を手札に戻す!」
[刃狼ベオ・ウルフ<RV> トラッシュ→手札へ]
[手札6→7]
「追加コストを支払ってフラッシュ効果! 手札の赤、緑、白、どれかのブレイヴをノーコストで召喚! 出すのは今加えたベオ・ウルフ…じゃなくてこっち!《翼銃ツバサマル》!」
(手札7→6)
(リザーブ5→2)
(トラッシュ6→9)
「ブラックタウロス大王に直接合体! 大王ヨロシク!」
翼銃ツバサマル
↓ 直接合体
ブラックタウロス大王<RV>(合体)
[コスト:8+5=13]
[BP:8000+4000=12000]
[合体時:追加]
[シンボル:緑+緑=緑緑]
アタランタが伏せていたバーストが白い稲妻を放って空に走る。一際強い光を放ったと思えば大王に向かって降って来ている。このままでは左手に乗っているアタランタにも当たる……訳無く一言挨拶をしたらスルリと跳躍して地面に着地。それを確認した大王が降ってきた稲妻を難無く掴み取り、稲妻を振り払った。握られていたのはエメラルドに輝き銃身が短く、リム…弓の部分が翼で出来ているボウガンのような銃。
アイツ、<
「ブラックタウロス大王で合体アタック!」
すかさず追撃してくる。トール……はレベル2になってないので回復していない。まぁ回復していても…。
「ツバサマルの合体アタック時効果! ブロックするならスピリット2体かアルティメット2体じゃないとブロックできないよ!」
緑 ブレイヴ
《
コスト5 軽減緑3 <神銃・忍風・爪鳥>
<1> Lv1 BP4000
<0> 合体 +4000
Lv1【装填】
スピリット状態のこのブレイヴに《煌臨》できる。
このブレイヴに《煌臨》したとき、この煌臨元カードは、そのスピリットに合体できる。
【合体条件:コスト4以上】
【合体時】『このスピリットのアタック時』
相手は、ブロックするならスピリット2体か、アルティメット2体でないとブロックできない。
このスピリットがブロックされたとき、どれか1体とだけバトルする。
「ライフで受ける! ――ライズ!?」
ブロックできるスピリットは足りないしいないので受ける事一択。衝撃に備えるため耐える構え……瞬間、ライズが間に入って――
「大王はダブルシンボル!」
左の銃撃で1つ目の、右の黒い獣槍の一撃で2つ目のライフを砕かれる。それと同時にとんでもない衝撃が襲い掛かってくるが、ライズがその間に入ってきて衝撃を和らげている。
「っ…! いつもの事だけど、これくらいどうってこと無いって言ってるだろ!」
(F.L.Oライフ5→3)
(リザーブ0→2)
「アタックはここまでにしてエンドステップ、トラッシュの《ワイルドライド》を手札に戻してターンエンド!」
[ワイルドライド トラッシュ→手札へ]
(手札6→7)
緑 マジック
《ワイルドライド》
コスト3 軽減緑2
自分のトラッシュにある[ワイルドライド]1枚は、『自分のエンドステップ』に手札に戻る。
この効果はターンに1回しか使えない。
フラッシュ:
このターンの間、自分のスピリット1体をBP+3000し、
“『このスピリットのアタック/ブロック時』BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、このスピリットは回復する”を与える。
<FLO・第四ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ2→3)
「一本杉レベル1からの効果! フィンが何かしらでドローしたときあーしのスピリットかアルティメット1体を回復させるよ! 対象はブラックタウロス大王!」
[ブラックタウロス大王<RV>(合体) 疲労→回復]
「…コアステップ」
(手札6→7)
(トラッシュ3→0)
(リザーブ3→6)
「メイン」
はてさて。3ターンでかなりのアド差を付けられたが、緑相手だし気にする事じゃない。しかし二度のハンドリバースはキツいか。
だが負けに近付いたが要素は無い。
こんな局面、“白ならどうとでもなる”。
「まずライズとトールをレベル2へ」
(リザーブ6→3)
[白の探索者RZー7 コア1(S)→3(S) レベル1→2 BP4000→5000]
[巨神機トール<RV> コア1→2 レベル1→2 BP7000→9000]
「続いて、こいつだ。
Iゲートの彼方より来たれ、異魔神ブレイヴ《頭突魔神》!」
(手札7→6)
(リザーブ3→0)
(トラッシュ0→3)
[頭突魔神 コア0 レベル1 BP5000]
ダイヤモンドが弾け現れたのは、機械の輪。その輪が展開し更に大きい円を形成した。――瞬間、円の中心から皹が拡がった。“何者か”が円を殴って、いや、打ち付けている。
何も無い空間の内側に打ち付けた正体があった。狼のような顔をし、全身を機械に包み、頭部はスパイクのような角が生えている。
二度、三度と打ち付け、大きく頭を振りかぶり、力ずくで円を破り飛び出してきた。
降り立った姿は何処か虚ろで、所々小さくノイズが走ったような部分が見える。
「いつ見てもヤベェ登場の仕方だよね」
「一理ある。巨神機トール、頭突魔神の左と
頭突魔神
左合体 ↓
巨神機トール<RV>(左合体)
[コスト:7+5=12]
[BP:9000+5000=14000]
[合体時:追加]
[シンボル:白+白=白白]
頭突魔神が左腕をトールへ向けると、背中に背負うように浮いていた機械の輪の左半分が光り、そこから稲妻のような帯がトールに当たり、ラインのような繋がりができあがる。
すると頭突魔神の姿がハッキリと見えるようになった。
たしか設定では異魔神はそこにいるのにいなかった感、幽霊みたいだとか?
「バーストをセットし、アタックステップ」
(手札6→5)
{F.L.Oバースト:なし→セット}
「いくぞ」
「こおぉーい!」
「トール、合体アタック! レベル2からの効果により1ターンに一度回復!」
[巨神機トール<RV>(左合体) 疲労→回復]
「頭突魔神、左の追撃! コスト7以上のスピリット、またはアルティメットを手札に戻す!対象はブラックタウロス大王!」
アタック宣言と共に進撃を開始したトール。瞬間、トールの鎚を何かが踏み台にして跳躍した。……頭突魔神だ。
急速な接近にツバサマルを構えていたブラックタウロス大王も対応出来ず懐に入り込まれ、アッパーカット…ならぬがら空きの顎目掛けて頭突きを放つ。クリーンヒットに堪らずのけ反った大王が光になりアタランタの手札へと吹き飛ばされていった。
「くぅ…! イヤな予感するからツバサマルも手札に戻す!」
「バウンスに成功したため、ボイドからコア1つを自分のスピリット、ライズに追加する」
[ブラックタウロス大王<RV> 手札へ]
[翼銃ツバサマル 手札へ]
(アタランタ手札7→9)
(リザーブ2→3)
[白の探索者RZー7 コア3(S)→4(S)]
白 ブレイヴ
《頭突魔神》
コスト5 軽減白2青2 <異魔神・機獣>
<0> Lv1 BP5000
<0> 合体 +5000
シンボル:白
このブレイヴは、疲労せず、スピリット状態のとき、アタックとブロックができない。
【右合体条件:コスト5以上】
【右合体時】『このスピリットのアタック時』
コスト6以下の相手のスピリット/アルティメット1体を破壊することで、ボイドからコア1個を自分のスピリットに置く。
【左合体条件:コスト4以上】
【左合体時】『このスピリットのアタック時』
コスト7以上の相手のスピリット/アルティメット1体を手札に戻すことで、ボイドからコア1個を自分のスピリットに置く。
「お前のフラッシュが無いならこちらがもらうぞ」
「お好きにどーぞ!」
「フラッシュ!巨神機トールに《煌臨》を宣言! 煌臨条件は、コスト5以上であり白か紫のスピリット! ライズ、ソウルコアを!」
満を持してこちらの煌臨を宣言する。
ライズに合図を送り、ライズが持つソウルコアをトールの頭上へと送り出す。
「来たれ、秩序を導く司令塔!
《秩序軍神 グレイス・オーダー》!!」
[手札5→4]
[白の探索者RZー7 コア→4(S)→3]
(トラッシュ3→4(S))
[巨神機トール<RV>→煌臨元へ]
[頭突魔神→合体引き継ぎ]
[秩序軍神 グレイス・オーダー 煌臨元1 コア2 レベル1 BP7000+5000=12000 頭突魔神と左合体]
[コスト:8+5=13]
[合体時:追加]
[シンボル:白白+白=白白白]
上空からトールに光が射し、一瞬にして空へと消えた。次の瞬間、別空間から転送されきたように空間を歪ませながらグレイス・オーダーがそこに出現した。トールと違いSFに出てくるような技術で作られた機人は、両腕に装着された剣を唸らせ、静かに対峙するアタランタを見据える。
「グレイス・オーダーの煌臨時効果。私のデッキトップを2枚オープン」
●オープンされたカード
・《サプライズスラップ》(マジック)
・《銃皇機ジークムント》(スピリット)
「その中の系統<武装>、または<死竜>を持つスピリット1体をノーコストで召喚できる。ジークムントは<武装>を持つためノーコスト召喚。残りは破棄」
[サプライズスラップ 破棄]
「導かれしは悪竜を失墜させし英雄の父。振りかざすは怒りの神剣!
《銃皇機ジークムント》!」
[秩序軍神 グレイス・オーダー コア2→1]
[白の探索者RZー7 コア3→2 レベル2→1]
[銃皇機ジークムント コア1 レベル2 BP10000]
更に空から降ってきたのは黒の装甲の重量脚部逆間接の巨大ロボ。背中には飛行機の翼を模したフライトユニット、右腕には折り畳まれてはいるが長大な剣が装備されている。あれがバルムンクの元になったグラムか。
白 スピリット
《
コスト8 軽減白3紫2 <武装>
<1> Lv1 BP7000
<3> Lv2 BP12000
シンボル:白白
フラッシュ《煌臨:紫/白&コスト5以上》『お互いのアタックステップ』
自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリットに手札から重ねる。
Lv1・Lv2『このスピリットの煌臨/アタック時』
自分のデッキを上から2枚オープンできる。
その中の系統:<武装>/<死竜>を持つスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚できる。
残ったカードは破棄する。
【煌臨中】Lv2『相手のアタックステップ』
このスピリットは疲労状態でブロックできる。
「さぁどうする!」
「ここは……ライフで受けちゃる!」
受けるか。
グレイス・オーダーが静かにゆっくりと左の剣腕を掲げる。その先に頭突魔神の機械輪が展開し、甲高い音とともに中心を貫き空すら突き抜け聳える光の剣となった。
「うわっ、やっべぇぇ…! 」
「グレイス・オーダーはトリプルシンボル!」
グレイス・オーダーが掲げた光の剣を振り下ろす。
周囲ね空間すら歪む圧がアタランタに迫る。
アタランタが防御の姿勢を取るとライフのコア3つか盾となって現れる、が…。
「ぐっ……!? うおわあああっ!?」
(アタランタライフ5→2)
(リザーブ3→6)
何十倍もある巨体から振り下ろされる衝撃に成す術無く空中へ吹き飛ばさたアタランタ。そこへすかさずアカエリオウがフォローに回りアタランタを受け止め旋回。
「くうぅ…効いたぁ~!」
「安心するのは まだ はやい! ジークムントでアタック! レベル2からのアタック時効果発揮!」
安心したのもつかの間、アタランタを背に乗せ回避行動をしようとしたアカエリオウへ轟音を上げ黒い巨体が迫っていた。
バックパックから射出されたミサイルが回避が間に合わず直撃し墜落。ただ直撃する瞬間、アカエリオウがアタランタを振り落として逃がした。
「煌臨元を持たないアカエリオウを手札に戻せたので、トラッシュのソウルコアを私のスピリットへ置く。ライズ、受け取れ!」
[暁の煌爵アカエリオウ 手札へ]
(アタランタ手札9→10)
(リザーブ6→7)
(F.L.Oトラッシュ4→3)
[白の探索者RZー7 コア2→3(S) レベル1→2]
「っおわ! ごめん、アカエリオウ…!」
「フラッシュは?」
「あるよ!マジック《リミテッドバリア》!」
(アタランタ手札10→9)
(リザーブ7→3)
(トラッシュ9→13)
「このターン中コスト4以上のスピリット、アルティメットからのアタックじゃライフは減らないぃ!」
「こちらもフラッシュ。マジック《リカバリーラッシュ》を使用。私の白のスピリット全員を回復させる。このとき、回復させたスピリットのコストが10以下のスピリットはアタックができない」
(F.L.O手札4→3)
[白の探索者RZー7 コア3(S)→2(S) レベル2→1]
[秩序軍神グレイス・オーダー(合体) 疲労→回復]
[銃皇機ジークムント 疲労→回復]
白 マジック
《リカバリーラッシュ》
コスト4 軽減白3
フラッシュ:
自分の白のスピリットすべてを回復させる。
このターンの間、この効果で回復したコスト10以下のスピリットはアタックできない。
【連鎖:条件《緑シンボル》】
(自分の緑シンボルがあるとき、下の効果を続けて発揮する)
[緑]:相手は、相手のスピリット2体を疲労させる。
空中に放り投げられた状態でカードをテーブルに置かず今にもアタランタを撃滅しようとしているジークムントに向けて投げ付けた。するとカードが炸裂し白い六角編み目状の障壁がアタランタを包み込む。
接近したジークムントが右腕の折り畳まれていた巨剣グラムを展開、大上段から振り抜いた。これが現実だったらミンチどころじゃない話だったがこれはVR。
白 マジック
《リミテッドバリア》
コスト4 軽減白1
フラッシュ:
このターンの間、コスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックでは、自分のライフは減らない。
さらにコストの支払いに[ソウルコア]を使用していたら、相手のネクサス1つを手札に戻す。
「生きてるーー!!」
「今のがリアルでなくて良かったな。リアルだったらお前はもう死んでるぞ」
「フィンのスピリットたちってヤル気がすげぇよね…」
真っ向から受け止め物凄い勢いで地面に落下してきたアタランタだったがバリアが全ての衝撃を吸収し無傷の状態で生還?した。まぁそりゃそうだ。
「グレイス・オーダー、再びアタック」
「ら、ライフ減らないし!」
「アタック時効果で武装か死竜を喚ぶ。デッキトップ2枚オープン」
●オープンされたカード
・《ディバインチェイン<RV>》(マジック)
・《鉄騎皇イグドラシル<RV>》(スピリット)
「おし来た」
「あ゛あ゛あ゛ぁ!?この場面で来て欲しくないヤツ来てるしー!?」
「リバイバルされた鉄騎皇は<武装>を持つ。よってノーコスト召喚! 維持コアはライズのコアを1つ使う」
[白の探索者RZー7 コア2(S)→1(S)]
[鉄騎皇イグドラシル<RV> コア1 レベル1 BP5000]
弾き出されるように大地に降り立ったのは輝く鋼の王。何度見ても召喚のされかたが美しい。
「《鉄騎皇イグドラシル<RV>》の召喚時効果、次の私のスタートステップまでお前からの一切の効果を受けない!」
「それズルじゃん!」
「ラインの黄金の鉄の塊で出来た武装スピリットが皮装備の緑に遅れをとるはずがない」
「ナイトのくせに全然謙虚じゃにぃ!!」
白 スピリット
《鉄騎皇イグドラシル<RV>》
コスト6 軽減白3 <動器・戦騎・武装>
<1> Lv1 BP5000
<2> Lv2 BP10000
シンボル:白
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
次の自分のスタートステップまで、系統:<武装>を持つ自分のスピリットすべては相手の効果を受けない。
Lv1・Lv2『このスピリットの破壊時』
ターンに1回、相手のスピリット/アルティメット1体を手札に戻すことで、このスピリットは同じ状態でフィールドに残る。
Lv2『このスピリットのアタック時』
BP3000以下の相手のスピリットすべてを手札に戻す。
「ターンエンド」
「やっと終わった…」
「お前が言うな」
<アタランタ・第五ターン>
「スタートステップ!」
(手札10→11)
(リザーブ3→4)
(トラッシュ13→0)
(リザーブ4→18(S))
「メイン! ……どうすんのこれ?」
「その手札とコアは宝の持ち腐れか。得意の勘を」
「……………今引いたのに賭けるか」
こいつの勘や予感は良く当たる。その後どうなるかはともかく。
「手札の《黒獣王ケフェウス<RV>》、【アクセル】発揮!」
(手札11→10)
(リザーブ18(S)→14(S))
(トラッシュ0→3)
[黒獣王ケフェウス<RV> 手元へ]
「あーしのデッキトップから3枚オープン! その中にある<異魔神>ブレイヴ全部をノーコストで出せる!」
「…これは私でも悪い予感がする」
「予感は五分五分! どうがダイヤモンドから夢を放ったペルセウスさまお助けー!」
「ペルセウスに助けてもらったのは今使ったケフェウス王だろ」
「乙女は強くなくっちゃね!」
「バグやきうもMUGE○やめろ……おいライズバット構えて突然片手に持って逆手持ちして痙攣した途端ホームランする真似やめろ!グレイス・オーダーも曲を流すな!イグドラシルもやりたそうにするんじゃない!おいジークムント!放送席を設置しようとするな!」
「あははははっ!」
●オープンされたカード
・《壬戌兵ツインヘッドビーグル》(スピリット)
・《三十三代目風魔頭首ヤタガライ》(スピリット)
・《海魔神》(ブレイヴ)
「おしキター!」
「1体だけ、だが…」
「ツインヘッドビーグルとヤタガライは破棄だけど海魔神は異魔神ブレイヴだからノーコストしょーかーん!」
[壬戌兵ツインヘッドビーグル 破棄]
[三十三代目風魔頭首ヤタガライ 破棄]
[海魔神 コア0 BP5000]
青 スピリット
《黒獣王ケフェウス<RV>》
コスト4 軽減青2緑1 <十冠・星魂・獣頭>
<1>Lv1 4000
<3>Lv2 10000
シンボル:青
フラッシュ【アクセル】コスト4(青2緑1)(この効果は手札から使用できる)
自分のデッキを上から3枚オープンする。その中の系統:<異魔神>を持つブレイヴカードすべてを、コストを支払わずに召喚できる。
残ったカードは破棄する。
この効果発揮後、このカードはオープンして手元に置く。
Lv2『自分のアタックステップ』
自分の合体スピリットすべてを、その合体スピリットが持つ最高Lvとして扱う。
アクセルの宣言をしたアタランタの背後に星座が現れる。ケフェウスの名の通りケフェウス座だ。
その星座がもう一つはくすんだ金に波を象った装飾がされた輪を呼び出す。
その輪の中から、渦を巻く海流が異魔神の道となり降り立った。
「海魔神の召喚時効果! 手札の<異合>か<殻人>スピリット1体ずつをノーコストで出せる!」
水流の渦から姿を見せたのは、頭部は形容しがたい不定形。右腕は人と同じようなのに左腕は触手。下半身は白い蛸の脚のよう。
「手札から出すのは、コイツだ!
悪魔の一柱、強欲貪る冥府の魔犬!
《戌の十二神皇グリードッグ》!! レベル3!」
(手札10→9)
(リザーブ14(S)→9)
[戌の十二神皇グリードッグ コア5(S) レベル3 BP21000]
海魔神の水が大地に勢いよくぶつかり地割れを起こす。すると水流が逆流し噴き出してきた。……その水流の底から何かが駆け登ってくる。
噴き上がる水の中に六つの光る眼。水流を吹き飛ばし現れたのは青い身体、三つの狼の頭を持つ獣。胸には自らを証明する『
「っ! マジか…!」
「どーよ!オラオラかわいいだるぉん?!」
アタランタがグリードッグに手を翳すと擦り寄るように三つ首を下げ喉を鳴らす。……地獄の番犬、ダーティープレイヤーとは。
「よーしよしよし。更に!
《三つ首銃グリード・ロック・ガン》をグリードッグに直接合体!」
(手札9→8)
(リザーブ9→7)
(トラッシュ3→5)
三つ首銃グリード・ロック・ガン
↓ 直接合体
戌の十二神皇グリードッグ(合体)
[コスト:7+5=12]
[BP:21000+4000=25000]
[合体時:追加]
[シンボル:青+青=青青]
アタランタが投げ込んだカードが奇妙な古式銃、フリントロック式というのか。3つの撃鉄、3つ銃身、ケルベロスをイメージしたような神銃。
それを真ん中の首がグリップの部分に噛み付き受け取る。
「どーだカッコヨイだろ~?」
アタランタにそう言われて自慢げに宙に放り投げ鼻先で受け器用にバランスを取ったり、三つの首でパフォーマンスのようにキャッチしたり投げたりしあっている。尻尾もブンブン振りまくっていた。
「……」
「一本杉をレベル2にしてアタックステップ!」
(リザーブ7→6)
[忍の森の一本杉 コア0→1 レベル1→2]
やっと来るか。
「グリードッグ、合体アタック! グリードッグのアタック時効果、【封印】発揮!」
「っ!」
「グリードッグのソウルコアを、あーしのライフに封・印!!」
[戌の十二神皇グリードッグ(合体) コア5(S)→4]
(アタランタライフ2→3(S))
グリードッグの胸のコアからソウルコアが飛び出し、アタランタに吸収されるように吸い込まれた。
これでグリードッグの全力が発揮されるようなる。
「続けてバトル時効果! 【強奪】ゥッ!!」
瞬間、私の手札が勝手に手を離れ全て曝される。
「ふーむふむふむ」
●公開された手札
・《防衛皇ガンドバイソン》(スピリット)
・《秩序軍大佐オフィシ・エーレン》(スピリット)
・《オルタナティブソウル》(マジック)
「おおっ!?キミヤベェもん持ってんねぇ!」
「バレたか」
「グリードッグ!アレ!アレ食っちゃいな!」
アタランタが手札の1つを指差し命令を下す。
それを聞きグリードッグが疾駆し、命令通り左右の首がマジックカードに喰い付きこちらを一瞥すると見せ付けるようにバリバリと噛み砕いていった。
「おいィ!それ大会で手に入れた貴重なマジックなんだぞ!」
(F.L.O手札3→2)
「あーしのログには何も無いな! 手札のマジックカードを破棄して、そのメインかフラッシュ効果はすぐさま発揮する!」
「お前私から盗ってばっかじゃないか!やはり忍者きたないな」
「更にフィンの手札が減ったからレベル3の効果で系統<神皇>か<十冠>を持つスピリット1体を回復させる! 対象はグリードッグしかいないからグリードッグ回復!」
[戌の十二神皇グリードッグ(合体) 疲労→回復]
青 スピリット
《
コスト7 軽減青3緑2 <神皇・異合>
<1> Lv1 BP11000
<2> Lv2 BP15000
<4> Lv3 BP21000
シンボル:青
Lv1・Lv2・Lv3《封印》『このスピリットのアタック時』
このスピリットの[ソウルコア]を自分のライフに置ける。
《封印時》Lv1・Lv2・Lv3【強奪】『このスピリットのアタック/ブロック時』
相手の手札すべてを見て、その中のマジックカード1枚を破棄する。
自分は、破棄したそのマジックカードのメイン/フラッシュ効果をコストを支払わずにただちに発揮できる。
Lv3『お互いのアタックステップ』
ターンに3回まで、相手の手札が減ったとき、系統:<神皇>/<十冠>を持つ自分のスピリット1体を回復させる。
「ぶんどったオルタナティブソウルの効果即発揮ぃ! ソウルコアを使わずに《煌臨》できるようになる! グリードッグ、おめかしの時間だー!」
噛み砕かれたカードが空中で集まり透明なソウルコアに姿を変え、空に消えていった。煌臨の合図だが……。
「煌臨条件はコスト5以上の系統<異合>、または<剣獣>!
咆えろ蒼き三つ首の獣! 大いなる荒波従え、掲げろ魂の旗印!
《海賊の神皇グリードッグ・パイレート》!!煌臨!!」
(手札8→7)
[戌の十二神皇グリードッグ 煌臨元へ]
[三つ首銃グリード・ロック・ガン 引き継ぎ]
[海賊の神皇グリードッグ・パイレート コア4 レベル3 BP15000]
三つ首銃グリード・ロック・ガン
↓ 引き継ぎ
海賊の神皇グリードッグ・パイレート(合体)
[コスト:8+5=13]
[BP:15000+4000=19000]
[合体時:追加]
[シンボル:青+青=青青]
赤紫緑白青黄 マジック
《オルタナティブソウル》
コスト6 軽減赤1紫1緑1白1青1黄1
フラッシュ:
自分の手札にある《煌臨》を持つスピリットカード1枚を、自分の[ソウルコア]をトラッシュに置かずに、対象の自分のスピリットに《煌臨》で重ねられる。
この効果は、メインステップで使えない。
煌臨の光がグリードッグに降り注ぐと、グリードッグが黄金に輝き辺りが白く染まる程発光した。
咄嗟に左腕で光を直視しないよう遮る、が、ライズやイグドラシル達が壁になってくれたので助かった。
光が収まり、グリードッグが海賊のような恰好をして咆哮する。
「イケてるッしょ!メインのアタックだー!」
「アタックはライフで受ける」
私の前に展開されたライフのコア2つ、それが重なり1つになる。接近してきたグリードッグ・パイレートがライフに射撃、斬撃、おまけに噛み付いてきて砕いていった。
「っ…」
(F.L.Oライフ3→1)
(リザーブ0→2)
「ライフ減少によりバースト発動。《エクスティンクションウォール》!」
{F.L.Oバースト:セット→発動}
「このバーストが発動した直後に減ったライフ分、ボイドからコアをライフに置く。減らされたのは2つ。よって2点回復! 更に追加コストを支払い、アタックステップを終了させる!」
(リザーブ2→0)
(トラッシュ4→6)
白 マジック
《エクスティンクションウォール》
コスト5 軽減白3
【バースト:自分のライフ減少後】
このバースト発動時に減ったライフのコア1個につき、ボイドからコア1個を自分のライフに置く。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:
このバトルが終了したとき、アタックステップを終了する。
「一手足りなかったな」
「冗談。あーしのライフも手札も場も何も終わってないし! ターンエンド!」
<F.L.O・第六ターン>
「スタートステップ」
(リザーブ0→1)
(手札2→3)
(トラッシュ6→0)
(リザーブ1→7)
「メイン」
引いたのは―――
この状況、バースト封じされずに済んだんだのはあちらに「そうさせていい」状態である可能性が高い。手札、コア共に不利。白に対して、バウンスしても良い体制。
オフィシ・エーレンは煌臨時とアタック時にターン1回復と、合体していればバウンス。
(さて……)
色々一手遅い。残念ながらメインステップで煌臨するためのカードは無い、引けなかった。
ソウルコアを使わずジークムントと合わせて3回煌臨ぶっぱできる算段はおしゃか。
相手の場はグリードッグ・パイレートのみ。それが一番のネック。あいつはバウンスされてもカウンターできる手がある顔だ。バウンスしなければ……
(殴り合いは上等中の上等、だが如何せん手札を盗られすぎた)
あれがなければ…。
緑は他の色に比べてBPをドカンと上げるマジックが多い。
封印していればターン中1万上げる《パワーオブウィンド》、疲労してるスピリットとアルティメットを全部手札に戻せる《ゲイルロードフィニッシュ》、場のコアをトラッシュに送った分底上げする《グロウイングソード》などなど。
勿論ブレイヴもそうだ。
(グレイス・オーダーの最大BP1万2千、ジークムント1万4千、イグドラシル1万…。頭突魔神と合わせても……無理か)
《煌臨》スピリットは軒並み強力な“効果”を持ってはいるが、BPは低めになっている。今まさにグリードッグ・パイレートがそうだ。
だからこそ、ここで“お前”が来てくれたか。
「氷原を砕き現るは、黒き鎧の王。
《鎧神機ヴァルハランス<RV>》!! レベル3!」
(手札3→2)
(リザーブ7→0)
(トラッシュ0→3)
[鎧神機ヴァルハランス<RV> コア4 レベル3 BP10000]
「ここでガング……ジャンク……ヴァルハランスだとぉッ!?」
「間違えすぎだろ。改めてヴァルハランス、頭突魔神と右『接続』!」
頭突魔神
↓ 右合体
鎧神機ヴァルハランス<RV>(右合体)
[コスト:6+5=11]
[BP:10000+4000=14000]
[合体時:追加]
[シンボル:白+白=白白]
私の前に大地から巨大な氷山が突き出してきた。それに呼応してか周囲が吹雪に見舞われる。
氷山が爆ぜ、中から現れたのは黒い機神。イグドラシルが白銀ならヴァルハランスは黒金。私のエース。
「アタックステップ! もう私の手札はバレてる。なら悩む必要は無い!」
「おら来いやあぁっ!!」
「グレイス・オーダー、合体アタック! 先に頭突魔神、左の追撃を発揮! コスト7以上のグリードッグ・パイレートを手札に戻し、ボイドからコア1つをライズへ追加!」
攻撃を指示し、グレイス・オーダーが動き出す。それと同じく頭突魔神が跳び出し、頭からグリードッグ・パイレートに突っ込んで行った。それを回避せず真正面から受け止め、踏ん張りはしているがあえなく手札へと戻されていく。
「グリード・ロック・ガンは残してグリードッグ・パイレートは手札に戻す!」
[海賊の神皇グリードッグ・パイレート 手札へ 煌臨元→トラッシュへ]
[三つ首銃グリード・ロック・ガン コア4 BP4000]
(アタランタ手札8→9)
[白の探索者RZー7 コア1(S)→2(S)]
「グレイス・オーダーのアタック時効果発揮!」
●オープンされたカード
・《リボルドロー》(マジック)
・《秩序軍総司令部》(ネクサス)
「外した…?」
「アタックはどうする!」
「グリード・ロック・ガンでブロックしてフラッシュ、【装填】! グリード・ロック・ガンに《煌臨》させることができる! あーしのライフのソウルコアを使って戻ってきて、グリードッグ・パイレート!」
青 ブレイヴ
《三つ首銃グリード・ロック・ガン》
コスト5 軽減青2緑2 <神銃・異合>
<1> Lv1 BP4000
<0> 合体 +4000
シンボル:青
Lv1【装填】
スピリット状態のこのブレイヴに《煌臨》できる。
このブレイヴに《煌臨》したとき、この煌臨元カードは、そのスピリットに合体できる。
【合体条件:コスト4以上】
【合体時】『このスピリットのアタック時』
相手の手札が減ったとき、このスピリットは回復する。
「更にグリード・ロック・ガンをグリードッグ・パイレートに合体!」
(アタランタ手札9→8)
(アタランタライフ3(S)→2)
(トラッシュ5→6(S))
[グリード・ロック・ガン 装填→合体]
[海賊の神皇グリードッグ・パイレート(合体) コア4 レベル3 BP15000+4000=19000]
今度は逃がさないとばかりぬに光で出来たミサイルのようなものを大量にばらまき再び現れた不届き者、不届き戌の海賊を討たんと武装を解放する。
負けじと右、左にと回避を繰り返し遂に両者激突。斬撃、射撃を巧みに操りグレイス・オーダーを翻弄。刹那、グリードッグ・パイレートの左首が銜えていたカトラスがグレイス・オーダーの右剣を掠める。その小さなブレを目敏く見逃さず、ほんの僅かに浮いた懐にグリード・ロック・ガンの三連射が撃ち込まれた。
Brave Attack!!
秩序軍神グレイス・オーダー+頭突魔神
BP7000+4000=11000 →Lose...
vs
Defense!!
海賊の神皇グリードッグ・パイレート+三つ首銃グリード・ロック・ガン
BP15000+4000=19000 →win!!
「おっしゃあ!秩序軍神討ち取りぃ!」
「……すまんグレイス・オーダー」
「一本杉レベル2の効果!あーしの<剣獣>スピリットがBP比べて相手だけ破壊できたならボイドからコア2つをそのスピリット、つまりグリードッグ・パイレートに追加する!」
[秩序軍神グレイス・オーダー 破壊]
(F.L.Oリザーブ0→1)
[海賊の神皇グリードッグ・パイレート(合体) コア4→6]
緑 ネクサス
《忍の森の一本杉》
コア3 軽減緑2
<0> Lv1
<1> Lv2
シンボル:緑
Lv1・Lv2
相手がドローしたとき、自分のスピリット/アルティメット1体を回復させる。
Lv2
系統:<剣獣>を持つ自分のスピリットがBPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、ボイドからコア2個をその自分のスピリットに置く。
「鎧神機ヴァルハランス、合体アタック!」
「来るかい!」
「頭突魔神、右の追撃!コスト6以下のスピリット、またはアルティメットを破壊することで、ボイドからコア1つを自分のスピリットに置く。破壊するのは海魔神!」
[海魔神 コスト6 破壊]
[白の探索者RZー7 コア2(S)→コア3(S) レベル1→2]
ヴァルハランスが攻撃態勢に入る。するとすかさず頭突魔神が跳び出し、自分の仕事は終わったような顔をしてた海魔神目掛け、頭を振り降ろした。海魔神は凄まじい爆発と土柱を立たせ爆発四散。
「ヴァルハランス、レベル3のバトル時効果! 私のデッキトップを3枚破棄!」
●破棄されたカード
・《要塞騎神オーディーンType-X》(スピリット、武装)
・《秩序軍EーN9》(スピリット、武装)
・《機巧武者サイウン》(スピリット、武装)
「おし!」
「え゛ぇ゛っ゛!?ただの事故じゃん!」
「どうでもいい! 破棄した<武装>スピリット1体につき、ヴァルハランスのBPをプラス3千する。3枚とも<武装>を持つため、プラス9千する!」
[鎧神機ヴァルハランス<RV> BP14000+9000=23000]
白 スピリット
《鎧神機ヴァルハランス<RV>》
コスト6 軽減白3 <武装>
<1> Lv1 BP6000
<2> Lv2 BP7000
<4> Lv3 BP10000
シンボル:白
Lv1・Lv2・Lv3【重装甲:∞】
このスピリットは、相手のフィールドにあるシンボルの色の相手のスピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果を受けない。
Lv2・Lv3『相手のアタックステップ』
このスピリットは疲労状態でブロックできる。
Lv3『このスピリットのアタック/ブロック時』
自分のデッキを上から3枚破棄する。
その中の系統:<武装>を持つスピリットカード1枚につき、このスピリットをBP+3000する。
「フラッシュ!マジック《ストームアタック》! RZー7を疲労させて、グリードッグ・パイレートを回復! 支払うコストはグリードッグ・パイレートから貰うよ!」
(アタランタ手札8→7)
[海賊の神皇グリードッグ・パイレート(合体) コア6→4 疲労→回復]
(トラッシュ6(S)→8)
[白の探索者RZー7 回復→疲労]
緑 マジック
《ストームアタック》【1枚制限】
コスト4 軽減緑2
フラッシュ:
相手のスピリット1体を疲労させる。その後、自分のスピリット1体を回復させる。
「グリードッグ・パイレートでブロック! 更にフラッシュ!マジック《千枚手裏剣》! グリードッグ・パイレートのBPを4千アップさせる!」
(手札7→6)
(リザーブ6→4)
(トラッシュ8→10)
[海賊の神皇グリードッグ・パイレート(合体) BP19000+4000=23000]
緑 マジック
《千枚手裏剣》
コスト4 軽減緑2
【Sバースト:相手の効果によって相手の手札が増えた後】
相手のスピリット2体を疲労させ、ボイドからコア2個を自分のリザーブに置く。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット1体をBP+4000する。
「ワイルドライドは使わないのか」
「じょーだん。使ったら次ジークムントで戻されちゃうじゃん」
「ならば…! ヴァルハランス!!」
「グリードッグ!!」
対峙した鎧神と海賊。
大地を砕きながら進撃する巨神に嵐のような弾丸、右首からマシンガンのように緑と青の火が混じったような光弾を撃ちまくり阻もうとする。装甲を削られつつも止まらない鎧神機の振り上げた拳が三つ首海賊の胴体に打ち込まれた。
Brave Attack!!
鎧神機ヴァルハランス+頭突魔神
BP10000+4000+9000=23000
vs
Defense!!
海賊の神皇グリードッグ・パイレート+三つ首銃グリード・ロック・ガン
BP15000+4000+4000=23000
「―――ッ!? イヤな予感…、負ける?!」
ここだ!
「フラッシュ!《煌臨》!!」
「ブロックを確認してから!?」
「《秩序軍大佐 オフィシ・エーレン》! 鉄騎皇イグドラシルに煌臨!」
(F.L.O手札2→1)
[白の探索者RZー7 コア3(S)→2 レベル2→1]
(トラッシュ3→4(S))
[鉄騎皇イグドラシル<RV> 煌臨元へ]
[秩序軍大佐オフィシ・エーレン コア1 レベル1 BP7000]
煌臨したのはイグドラシルより一回り小さく、細身の機人。両肩に翼のような大型ブースターを付けている。
ここからが勝負だ。
「バトル解決よろしいか!」
「っ……、いいさ!」
鎧神機と三つ首の海賊の距離が0になり、互いに組み合う形となった。
ヴァルハランスは中央首の顎と胴体を掴み、右手で左首のカトラスを抑えている。グリードッグ・パイレートの逃れた右首はヴァルハランスの左肩装甲に噛み付き、前脚二本がヴァルハランスの前面装甲に爪を立てている。
お互い最期の力を振り絞り、ヴァルハランスはカトラスをもぎ取り胴体中心にあるコアへ突き刺し、グリードッグは中央首が腕を振りほどきヴァルハランスの顔面に三発の弾丸を撃ち込む。
相討ちだ。
「ヴァルハランス…!」
「ゴメン、グリードッグ…! グリード・ロック・ガンは場に残……っ!」
Brave Attack!!
鎧神機ヴァルハランス+頭突魔神
BP10000+4000+9000=23000 →Draw!!
vs
Defense!!
海賊の神皇グリードッグ・パイレート+三つ首銃グリード・ロック・ガン
BP15000+4000+4000=23000 →Draw!!
[鎧神機ヴァルハランス<RV> 破壊]
(F.L.Oリザーブ1→5)
「残すか?残さないか?」
「………残す!」
[海賊の神皇グリードッグ・パイレート 破壊]
[三つ首銃グリード・ロック・ガン 残留 コア1 レベル1 BP4000]
(アタランタリザーブ4→7)
「ジークムント、アタック! アタック時効果でグリード・ロック・ガンを手札に戻し、トラッシュのソウルコアをライズに置く!」
[三つ首銃グリード・ロック・ガン 手札へ]
(アタランタ手札6→7)
(リザーブ7→8)
(F.L.Oトラッシュ4(S)→3)
[白の探索者RZー7 コア2→3(S) レベル1→2]
「くぅぅ…、超装甲5色とかマジ無いっしょ…! ライフ!」
受けた。ジークムントが右腕の巨剣を展開しアタランタに振り降ろし、ライフを砕く。
「うわわっ…!」
(アタランタライフ2→1)
(リザーブ7→8)
「オフィシ・エーレン、ラストアタック! アタック時効果、ターンに1度デッキトップ3枚を破棄し、回復!」
●破棄されたカード
・《秩序軍総司令部(2)》(ネクサス)
・《秩序軍ソルダー・アズール》(スピリット)
・《グロリアス・フリューゲル》(ブレイヴ)
[秩序軍大佐オフィシ・エーレン 疲労→回復]
「ほら゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!! イヤな予感したって言ったじゃーん!!」
「今破棄されたカードは全てデッキから破棄されたときノーコストで召喚、配置できる。よって《秩序軍総司令部》を配置。《秩序軍ソルダー・アズール》をレベル3でノーコスト召喚。ブレイヴ《グロリアス・フリューゲル》をライズへ合体!」
[秩序軍総司令部(2) 配置]
(リザーブ5→1)
[秩序軍ソルダー・アズール コア4 レベル3 BP6000]
グロリアス・フリューゲル ↓ 直接合体
白の探索者RZー7(合体)
[コスト:3+4=7]
[BP:5000+3000=8000]
[合体時:追加]
[シンボル:追加無し]
白 スピリット
《
コスト7 軽減白3 <武装>
<1> Lv1 BP7000
<2> Lv2 BP9000
<5> Lv3 BP13000
シンボル:白
フラッシュ《煌臨:白&コスト4以上》『お互いのアタックステップ』
自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリットに手札から重ねる。
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの煌臨/アタック時』
ターンに1回、自分のデッキを上から3枚破棄することで、このスピリットは回復する。
【合体時】Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
相手のスピリット1体を手札に戻す。
白 ネクサス
《
コスト5 軽減白3
<0> Lv1
<1> Lv2
シンボル:白白
このネクサスカードは、デッキから破棄されたとき、コストを支払わずに配置できる。
Lv1・Lv2『相手のアタックステップ』
相手のスピリットがアタックしたとき、カード名に「秩序」を含む自分のスピリット1体を回復させる。
Lv2
相手の「デッキ破棄効果」では、自分のデッキは破棄されない。
白 スピリット
《
コスト4 軽減白2 <武装>
<1> Lv1 BP3000
<3> Lv2 BP5000
<4> Lv3 BP6000
シンボル:白
このスピリットカードは、デッキから破棄されたとき、コストを支払わずに召喚できる。
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
相手のスピリット1体を手札に戻す。
白 ブレイヴ
《グロリアス・フリューゲル》
コスト4 軽減白3 <動器・武装>
<1> Lv1 BP3000
<0> 合体 +3000
シンボル:無し
このブレイヴカードは、デッキから破棄されたとき、コストを支払わずに召喚できる。
【合体条件:コスト3以上】
【合体時】『相手のアタックステップ』
このスピリットをBP+5000する。
さらに、カード名に「シープ」を含むスピリットとの合体時、このスピリットは相手の効果を受けない。
「オフィシ・エーレンのアタックは!」
「もーどーしょーもなーい!! ライフで受けるー!!」
トドメと飛翔したオフィシ・エーレンが腰からビームソードを抜き、一思いに最後のライフを斬り裂いた。
「やっぱ白ってクソだわあああぁぁ………!!」
(アタランタライフ1→0)
「最期の断末魔がそれかよ」
〔FINISH〕
〔Winner F.L.O〕
―――――
―――
―
「最後のなにあれ?」
「おまいう。あの手札で何もできなかったのか?」
「腐っちゃってどーしよーもなかった…」
バトルが終わり、バトルフィールドを後にし近場の休息エリアで雑談。バトルに関してのあれやこれやを話していて、話題は噂のバトラーに。
「強そーだよねー」
「なんとも」
「掲示板では赤使いだってさ」
「赤ねぇ…」
〔対戦の申し込みが着ています(1)〕
〔対戦の申し込みが着ています(2)〕
〔対戦の申し込みが着ています(3)〕
〔対戦の申し込みが着ています(4)〕
「うわっ」
「よっ!人気者!」
「全部断る。ほら、休憩したらもう1戦やるよ」
「あーい」
登録しているフレンド、ではなくそこらのバトラーからだから全部断って再度アタランタとバトルすることにする。
……しかし、赤使いの鬼神子か。
バトルを見てみたい気がしなくもないけど、ランク帯にもいないのか観戦もできない。
一応、お互いにフレンド申請をして相互登録できればバトルリプレイを観る事ができる。……だが突然
『はじめまして(は~と) 噂を聞いてフレンドになりたいと思ってDMしました♪』
とか死んでもやらない。まぁ、いつかバトルできるでしょ。
久々すぎて内容も長さも酷いものです。
また次話が年跨ぐか新アニメの次話が来るまで遅れる可能性がありますので更新されてればラッキー程度に思っていてくださると助かります。
ミス等ありましたらお気軽にご指摘ください。
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