新発売されたバトルフィールド思いっきりやり込んだり、描写の参考として実際にヘビィボウガン作ってMHXXでバルファルクに挑んで3乙クエ失敗したり、人生初の競馬に賭けてみて単勝当たって喜び舞い上がったりとダメ人間コースをフルスロットルで駆け抜けてます(皆さんはこういう人間になってはいけませんよ等と、どの口が言うのかと)
サブタイトルは色々迷った挙句、本棚にしまわれていた世界の
偉大なる名言を生み出してきた歴史の大先輩方、今後とも宜しくお願い致します。
(これから多用するだろうという意味で)
バルファルクの咆哮をまともに食らったハジメは耳を塞いだ。
怯みから回復して、目の前の相手が普通じゃない事はすぐに分かった。
しかし彼の中に逃走という選択肢は存在しない。
(何故とか、どうしてとか、考えてる余裕はねぇか……)
目の前に現れたモンスターはどうあってもハジメを逃がさないだろう。
空から音速で突っ込んできたバルファルクの脅威は彼自身理解している。
バルファルクの足元に横たわっているオサイズチの無惨な死体が恐ろしさを物語っていた。胴体の横から衝撃を受けて、
モンスターがまともに食らってあの状態なら、ハンターは即死に近い。
ハジメが様子を窺って腰を低く落とし、老山龍砲を構えたのを見てバルファルクも仕掛ける。
バルファルクの先制攻撃は、異様な形の翼による刺突だった。
今まで戦ってきたモンスターには見られない独特な戦い方をするバルファルクに対して、ハジメはガンナー特有の横に転がる動きで対応する。
1.5倍ほどの伸びを見せた翼の先端は空気を裂くように地面を刺した。
当たらなかったことに安堵しつつも、ハジメは学んできた知識を総動員して今の攻撃から部位の特徴を見つける。異形の翼は伸縮性のある素材ではない、硬度は飛竜のそれを軽く上回るものだ。
しかし明らかに刺突の際は翼が通常時よりも伸びていたように見えた。
ハジメはその理由がバルファルクというモンスターが―――この時点で、彼自身はその名前を知ることはなかったが―――翼を飛行や攻撃など、必要時以外は畳んでいるのだと予想する。
―――ギィエアァァッ!
翼が戻り、前脚を身体の内気味に向けて腰を低く落として咆える。
バルファルクは地面を掻くように走り出す、ハジメに向かって突進を仕掛けてきた。
(こっちも試すとするか―――!)
被弾覚悟でハジメは照準を覗き込み、通常弾Lv3による真正面の顔狙いで引き金を引いた。
ドォン!と火薬が重低音の炸裂を響かせて、バルファルク目掛けて突っ込む。
真っ直ぐ彼を見ているバルファルクに弾は確実に当たるとハジメは確信するが――――――
「ッ!?」
直前、弾がバルファルクの顔先を撫でるかというタイミングでバルファルクは横に跳んだ。
その際に異形の翼がぐるりと横に向いて、謎の紅い光が爆発したのをハジメは見逃さなかった。
ボン!という爆発の音と共にバルファルクの巨体は右に動く。
通常弾Lv3は命中せず、真後ろの壁に突き刺さった。
(まさか、あの翼……属性はまるで分らないが……先端から集約した紅い光のエネルギーを、噴出口から爆発させて出鱈目な機動力を得てるのか!?)
火薬や爆薬を武器以外に用いる人間の文明はトータスにも存在している。
しかしモンスターがそれと似たような特性を持つなど、ハジメの知る限り歴史上存在しなかった。
突然空から降ってきたバルファルクが、どのような方法で襲い掛かったのか。
彼は何となくその答えを今の動きから予測し、正解を掴みかけている。
だが考える余裕を、目の前のモンスターは与えてはくれない。
―――ギャアァッ!
異形の翼が、またもや想像も出来ない動きを見せた。
バルファルクの鳴き声と共に
文字通り、翼の関節が百八十度の回転をして噴出口をハジメに向けたのである。
(嘘だろ……!?)
翼の可動域が飛竜種や鳥竜種のそれとは別次元の存在だった。
その事にショックを受けたハジメは思考に偏り過ぎた結果、動かす足を止めてしまう。
噴出口の中が紅い光を灯し、炸裂音と共に紅い光の弾が無数に襲い掛かる。
「しまっ――――――!」
光弾は地面に触れると内に秘めたエネルギーを破裂させた。
吹き飛ばされることを覚悟してハジメは奥歯を強く噛み締める。
しかし思っていたよりも攻撃の威力はそこまでなかった。
「……ッ?」
ほんの少しよろけて尻もちをついたハジメ。
見た目は派手だが、光弾は直撃しても大きな痛みが襲って来なかった。
例えるなら鳥竜種に噛みつかれた程度の痛み。
常人なら絶叫レベルだが、ハンターなら掠り傷も同然である。
一安心して息をつくも、彼は身に纏った防具に迸る紅い光に気づいた。
それは雷属性やられ状態に似た表面皮膚の微痙攣を引き起こすが別物である。
”龍属性やられ”という稀な状態異常に、ハジメはなってしまったのだ。
バルファルクはまた一声鳴いて、ハジメとの距離を詰めてこようとする。
龍属性やられは武器を使う者の見切り、会心率の低下、武器の属性攻撃を無力化してしまう等の症状が出るのだが、ウチケシの実で治すことが出来た。
しかし戦闘中に武器を収めて、アイテムポーチの中からウチケシの実を取り出す余裕はない。
「――――――属性やられ上等!」
見方を変えれば龍属性やられにはそれ以外のデメリットは負わずに済む。
火属性やられのようにダメージを負い続けることもなければ、水・氷属性のようにスタミナを消費する回避などの負担を大きくすることもなく、雷属性やられによる気絶し易くなるといった症状も見られない。
光弾を撃ち尽くしたバルファルクはまた咆える。
その僅かな隙を見逃さずにハジメは老山龍砲を構え直して通常弾Lv3を叩き込んだ。
やや上を狙った弾は頭蓋を掠めて翼の付け根、背甲に突き刺さった。
*
「――――――う、うぅ」
ハジメとバルファルクが戦っている最中、闘技場の中で幸利は気を失っていた。
突如空が光ったように見えたかと思えば、耳をつんざくような轟音と衝撃波を食らって、近くの壁に激突していた彼は少しの間、目を回していたのだ。
彼はうめき声を漏らしながら壁にぶつかった身体の面を手で擦って辺りを見渡す。
岩の中を掘り抜いた洞窟のような通路を通って闘技場内に来たのだが、さっきの衝撃を受けても崩落する危険性は無さそうだと安堵する。
近くから聞こえる奇妙な魔物の鳴き声や銃声にビクッとして彼は恐る恐る音のする方に向かう。
「…な、なんだ…アイツ!?」
砂埃がまだ収まっていない建物の中は丁度、それの死角になっている。
幸利が見たのは銀色の鱗に身を包んだドラゴンのような魔物、バルファルクだった。
今までの奴らとは明らかに違う、圧倒的存在感を放つバルファルクに見えない力で圧された。
自分が支配していたオサイズチが見るも無残な姿になっていることも驚いたが、それよりもそんなオサイズチと戦っていたハジメが、今は
記憶の中にこびり付いて離れない、大迷宮で騎士を瞬殺した
確証は無いけれど、彼は銀色の乱入者と大迷宮の魔獣が同じであるように感じた。
同時に、今の自分では恐らくアレを支配して、制御する事が出来ない…と思ってしまう。
(……こ、此処は逃げた方がいいかな……うん)
本能が警鐘を鳴らして、この場から逃げる事を強く推奨している。
幸利も我が身大事さ故に、目的が既に達成できないと悟りそれに従うしかない。
戦っているハジメに別れの言葉の一つでも送ってやりたいとは思うが……
(……友達になりたいって言ったのはお前だ。……勝手に死ぬなよ、南雲……)
そう心の中で告げて、清水は再び黒い外套のフードを被って闘技場を去った。
最初はやや早歩きで、徐々に駆け足で、最後は脇目も振らず、すたこらさっさと全力疾走で。
*
一発目が命中してから、ハジメは一撃離脱の戦い方を意識して回避重視で戦闘を続けていた。
徐々に息切れへと追い込まれる中、バルファルクが予想外の攻撃を仕掛けてくる。
―――ガアアァァッ!
(来る……!)
一見すると只の飛び掛かりに見えた前動作、ハジメは横に転がって避けようとした。
しかし4本脚がハジメの立っている数歩前の地面で動きを変える。
ドッ!と地面を蹴るような音がして、翼の噴出口が地面に向いた途端……
「ぐあぁッ!?」
例の如くボン!という爆発音と共に紅い光が辺り一面を薙ぎ払った。
先ほどの光弾とは比べ物にならない衝撃を受けて、ハジメの体は吹っ飛ばされる。
壁に叩きつけられた挙句、後頭部を強打した彼の意識は一瞬ブラックアウトを引き起こす。
飛び掛かり空の宙返り、翼の噴出口からの紅い光の薙ぎ払いをしたバルファルクは地面に着地。
目の前の相手が動かなくなった一瞬の隙を逃さず、正常位置に戻した翼を突き刺す。
ドスッと鈍い音がして、腹部に焼けつくような痛みを感じたハジメ。
ぼやけた視界の中で地面に広がる赤い液体が自分の血だと知った時にはもう遅い。
勝ち誇るようなバルファルクの咆哮を聞き、彼は地面に倒れ伏して動かなくなる。
戦いは時間にして、乱入から5分で決着がついた。
作者は初期ティガヘビィ+アロイSフル装備で挑んで瞬殺されました。
(エリア移動後、怒り状態に一回移行させたのが唯一の功績)
ちょっと内容的には短いかなぁ…と思いつつ先に進まねばという焦りが文章から見て取れますねぇ(ガバガバ自己分析)もっと余裕もってホラホラホラ(戒め)
感想、質問、ご指摘等お待ちしております。
初期で構成していたプロットより大幅に話数が増えてしまったので、本作を第一部として続編(2nd的な)を作り本作を完結させようか迷ってます。(それで投稿ペースが遅れる等はありません)
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続編にして
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このまま話数増やしてもいいんじゃね?
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打ち切りはヤメロォ!
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もっと周りの話補完して♡