今回は前二つに比べて、只々苦しい展開が続きます。
作者の中でどうやら曇らせたい衝動が芽生えてしまったようで……
この国はどこかおかしい。
そう思うようになってしまったのは、私が十歳の誕生日を迎えた時の事だった。
何時もと変わらず、王族の誕生日というだけあって国を挙げての祝いの席が設けられた。
私は王女として、まだ幼い弟ランデルの前で王族斯く在るべきという姿を見せなければいけないと思って主賓でありながら、誰よりも忙しく社交界の勉強や礼儀作法を覚えようとした。
そうして開かれた誕生日を祝うパーティー会場には数百人の貴族や著名人が集まった。
お父様とお母様に付き添われて、来賓への挨拶をしていた時、偶然その人と目が合った。
「貴様がリリアーナ王女か?」
開口一番、仮にも一国の王女に対してそんな口を利けた
私よりも何歳か年上で、血のように紅い髪と青い瞳の綺麗な、凛とした佇まいの彼女。
近くにいた騎士の一人が「無礼者め!」と声を荒げたのを見て私は思わず制止の声を上げた。
「し、しかし姫様――――――!」
「よいのです!――――――こほん!……その通りです。私はこの国の第一王女、リリアーナ・S・B・ハイリヒで間違いありません。本日は私の誕生日を祝いに来て頂き―――」
「世辞は要らん。私は帝国第一皇女トレイシー・D・ヘルシャー。此度は多忙な皇帝ガハルド・D・ヘルシャーに
まだ二十代半ばの女だというのに、なんて乱暴な言葉遣い。
この場に居合わせた誰もがそう思った事だろう。私も挨拶を遮られるという今迄にない事をされて面食らい、何と返せばいいのか言葉に詰まり、その場で固まってしまった。
脇腹に手をついて興味無さそうに周りを一瞥するトレイシー皇女殿下。
付き人も連れずに一人で歩いている事も驚きだが、その腰に提げた剣が気になった。
何か話しかけねばと沈黙の間から復活した私は剣を見ながら聞いた。
「そ、その―――!こ、皇女様は剣を嗜んでおりゃれッ―――おられるのでしょうかっ!」
緊張のあまり途中で舌を噛んでしまい、羞恥と痛みで頬を紅潮させる。
彼女は周りを見渡すのにも飽きたのか、私の問いかけにフンッと鼻を鳴らして答えた。
「当然だ。今は戦時下、たとえ皇女であろうと剣を手に前線へ赴き、今この時も命を賭して戦っている兵たちに示しをつけねばならんのだ――――――でなければ彼らの死が報われぬ……」
最後にトレイシー皇女殿下がなんて言ったのか、私には聞こえなかった。
けど近くでそれを聞いていた数人の貴族が怪訝そうに彼女を見ていた。
そんな事に気づかず、私は暢気に当たり障りのない答えを口にする。
「り、立派な……お考え、ですねっ!」
「どうだかな?少なくともお前の周りの人間は私をそういう風には見ていないようだが」
鋭い目をした彼女に見下ろされてビクッと肩を竦めながら周りを見た。
すると……今まで祝いの席で朗らかな笑顔を浮かべていた貴族たちの表情が曇っていた。
中には聞こえよがしに「戦狂いの…帝国の雌犬が!」等という陰口まで聞こえる。
温厚な父ですら笑顔をヒクつかせて、眉間に青筋を浮かべていた。
「ま、まぁまぁ皇女殿下。今宵は祝いの席……挨拶はこの辺で……」
「そのつもりだ国王陛下。元より我ら蛮族の末裔と罵られた帝国の者がこの場に招かれる等――――――あってはならない筈なのだがな」
最後にそう言い残したトレイシー皇女殿下が去っていくと、張り詰めた空気が和らいだ。
彼女に悪態をつく貴族とそれを諫める貴族、護衛の騎士ですら嫌味を口にしている。
ショックを受けて私が立ち尽くしていると……母ルルアリアが肩に手を置いた。
「リリアーナ。少し夜風に当たってきたらどうかしら?今日は星が綺麗よ」
「お母様……そう、ですね……そうさせて頂きます」
温和な父と比べて、母はあまり内政に干渉することはないが厳格な人だった。
しかし私やランデルが本気で困っている時はこうして必ず優しい言葉をかけてくれる。
力なく微笑んだ私は近衛騎士のクゼリーに伴われて会場から少し離れた。
お母様の言っていた通り、夜空には満開の星が広がっていた。
年相応に無邪気な笑顔を浮かべて暗い庭園の中を足早に駆けていく。
王女としてはしたない振舞いなのかもしれないが、この時の私はそれを忘れていた。
クゼリーが言ってくれたのだ「王家ではなく、貴女に忠誠を誓い、貴女に仕える私の前でだけ、年相応の子どもとして振舞うようにお願いします」と。
それ故に……庭園の奥で誰かが何かを話していることに、何の疑問も抱かなかった。
暗がりに揺れる紅い髪は、さっき会ったばかりのトレイシー皇女殿下のものだとすぐに気づいた。
「何をしていらっしゃいますの?」
他国の皇女が、祝いの席を離れて暗い庭園に一人でいた事。
今ならそれが、何か後ろめたい事をしているのではと疑う教養を持ち合わせているが、楽観的に物事を見ていた当時の私は当たり前のように彼女の背に話しかけてしまった。
「――――――ッ!!!」
「こ、皇女でn―――むぐっ!?」
「リリアーナ様ッ!!」
物凄い勢いで振り返り、殺気立った瞳の色を浮かべた彼女に組み伏せられた私は、クゼリーが私の名前を呼ぶ声と同時に首筋に冷たい金属を……刃物を押し当てられていることを理解した。
悲鳴を上げるより先に彼女の手が口を覆い、直後殺気を含んだ冷徹な声が発せられた。
「騒ぐな、動くな、武器に触れるな………どれか一つでも破ればこの場で王女を殺す」
「――――――ッ!!」
(クゼリー……!助けてクゼリー!!)
下唇を噛んで血を滲ませたクゼリーに目線で助けを求める。
しかしトレイシー皇女の拘束は強く、私は痛みで今にも泣きだそうだった。
刃を少し強めに押し当てた彼女は更に言葉を発した。
「近衛の女、お前は王女の私室に私を案内しろ。それから国王と女王に、ご息女は疲れて私室で眠ってしまったと伝えて、すぐに戻ってくるんだ。それ以外のことを喋れば即王女を殺す。この城には私の部下の目が至るところについている――――――肝に銘じておけ」
「――――っ……わかっ……た…!」
(クゼリー!!?)
悔しそうに目に涙を浮かべて私と彼女を先導するクゼリー。
何が起きているのか、私のおめでたい頭は何一つ理解出来ていなかった。
それから自分の部屋に入って、人払いが終わってようやく拘束は解かれた。
「プハッ――――――こ、皇女殿下……ッ!どういう、おつもりですかっ」
「どうもこうも、不幸にもお前は私の計画の邪魔になってしまったのでな。お前が只の貴族令嬢であるならあの場で首を刎ねていたが……王女となれば話は別だ」
「……い、ったい……何を……」
「聞かれたからにはお前には協力して貰う。拒否権はあると思うな?念のためにもう一度言っておくが、城の中には私の部下を常に潜ませている。下手な芝居を打てば、お前とあの近衛騎士は即座に殺される。……運が悪ければ、お前の弟や両親も共にな」
それを聞いた瞬間、頭が真っ白になって私は……その場で気を失った。
後の事はクゼリーから聞いた。……十歳の誕生日が、私の転換点となった瞬間である。
トレイシー皇女殿下に命じられるがまま、王国の内政を……王女という立場で知れるだけの事を調べて、それをクゼリーが皇女の部下を名乗る人に渡してを繰り返す。
悪夢のような始まりだったが、それはこの先見た地獄の一端に過ぎなかった。
王国貴族内で延々と繰り返される汚職と領民への圧政。貴族が潤沢に財を潤した一部を聖教教会へと流すことで国王は彼らを処罰することが出来ずに、教会の傀儡として仮初の平和を続けている。
また王国の若者の出兵平均数が帝国に比べて少ないのも教会の圧力に依るものだった。
帝国貴族と懇意にしている王国貴族が働きかけて、帝国内から奴隷扱いで徴兵を行っている。
それに合わせて帝国の出生率が高いという話を聞いて、私はその場で吐いた。
まるで畑から採れる野菜を贅沢に使っているような感覚で人を動かす。
これが人の上に立つ者の現実。教会の威光の陰に隠れた悪行の数々。
人間族が魔人族に圧倒的戦力差で追い込まれている現実を突きつけられた。
王国が国民に話している事は、殆ど嘘だったのだ。戦線は上がっておらず、シュネー雪原を合戦の場として、帝国の兵士が既に数えきれないほど命を落としている。
トレイシー皇女殿下はそんな現状を打破する為に動いていたのだった。
自国・他国の全方位に諜報員を派遣し、人間族全ての動向を把握する。
貴族の排斥から始まって市民の地位向上や公国への支援。
ヘルシャー帝国は日に日に力を増し、やがて領内から教会を追い出した。
兵士の練度は王国の飾りだけの騎士団や軍隊とは比べ物にならないほど高く、魔人族との戦争で問題となっている魔物……モンスター対策のためにハンターが生まれた。
「貴女はその目に、何が見えているんですか……?」
ある日、トレイシー皇女殿下が十二歳の私の誕生日に祝いという名目で王城を訪れた。
たった二年で皇女の立場を存分に活用して国民から圧倒的な信頼を勝ち取ったトレイシー皇女殿下は戦場での活躍、正に軍神の如きと称えられ「戦姫」と呼ばれている。
私の部屋でクゼリーを交えた三人だけの秘密の話し合いの最中。
二年間の地獄を耐えて精神的に余裕が出来た私は彼女にそう聞いた。
「人間が一個の命として地に足をつけて生きる未来だ」
彼女は言った。今の人間は所詮、姿なき神の言葉に踊らされている駒に過ぎないと。
聖教教会の教えに従えば救われると信じて、数百年で拭えない汚点を残し続けてきた。
清算の時がいずれ訪れる。
その時に生き延びて未来に種を存続させるために……彼女は外道に堕ちることも厭わない。
それから一年後……聖教教会の教皇イシュタルによって、神の使徒が現れると神託が広まった。
*
(――――――懐かしい夢を見た)
決して嬉しくはない、苦しい事ばかりが続く過去を夢現に遡っていた。
開きっぱなしだった自室の窓の外から聞こえる剣戟を聞いて目を覚ます。
恐らく勇者様が訓練場でご友人たちと鍛錬に励んでいるのでしょう。
この世界を救うために――――――勇者、天之河光輝様はそう仰った。
本当に?私は疲れ切った心の奥底で、そう問わずにはいられない。
「騎士イヴァン……騎士ベイル……」
椅子に座ったまま、胸の前で両手を合わせて静かに黙祷を捧げる。
オルクス大迷宮で勇敢にも魔獣ベヒーモスから使徒様達を守るために奮戦するも戦死。
遺体は大迷宮の未開の地、奈落の底へと落ちて戻ってこなかった。
空っぽの棺の前で泣き崩れる家族を前に……メルド団長は頭を下げることしか出来なかった。
「大丈夫だ皆!次こそ俺は奴を倒して、騎士の人達の無念を晴らす!」
光輝様がこの言葉を口にした時、私はどうしようもないほど気持ち悪くなった。
どうしてそんな簡単に人の死が受け入れられるのですか?
何か勝てる算段や秘策がある訳でもないのに、それを部下の死で一番苦しんでいるメルド団長の前で言えるのですか?
「貴方は本当に――――――勇者様なのですか?」
等と言えるわけがなかった。
彼は雫や香織の、使徒様達の大切な人だから。
ただ微笑んで「頼もしいですね」くらいしか言えなかった。
私はそんな立場にまだ居続ける自分が…………心の底から嫌いだった。
「リリアーナ様、公国の使いより手紙が届いております」
ドアをノックして入ってきたのは専属侍女の”へリーナ・ルブラン”だった。
公国の……その単語を聞いただけで私はパっと明るい顔で椅子から立ち上がる。
公国から私個人に手紙を送ってる人は一人しかいない。
この数年間、私の地獄を知らずに、私の心の支えになってくれた……
「レイネルク様……」
手紙の封蝋に刻まれているのはアンカジ公国の領主の一族にのみ使うことを許された印。
丁寧にそれを取って手紙を開けると、中には丁寧に折り畳まれた紙が入っている。
ゆっくりと両手でそれを広げて中を読んだ。
【麗しのハイリヒ王国第一王女リリアーナ様 宛
本日はお日柄も良く王女様におかれましては絶好の昼寝日和かと存じます】
「……ぷっ!ふふっレイネルク様ったら……!」
本当に久しぶりに、この瞬間だけ私は心の底から笑う事が出来た。
レイ様はいつも手紙の最初の挨拶におふざけの文言を混ぜるて寄越す。
公の場では真面目に振る舞う御方なのに、こういう所で子どもっぽい遊び心があるのだ。
【この間は久しぶりに楽しいお茶会だったよ。彼らに宜しく伝えおいてくれ】
「はいっ……!」
【あぁ、それと……三国会議が近いうちに開かれる。その時はまた顔を出すよ】
「………はい………」
【戦争中で公国領主の息子がハンターになったなんて聞いたら、皆驚くだろうな!……まぁ俺も色々と思うところがあってな。そういう年頃って奴?(ここ笑う所だぞ!!)リリィも大変だろうけど、お互いに責任ある立場として頑張ろうな?なにか困ったことがあったら相談してくれよな。俺はいつでも、リリィの味方だからなっ!ハッハッハッハッハ~】
「――――――――っ」
【お昼寝大好きアンカジ公国領主のドラ息子レイネルク・フォウワード・ゼンゲンより】
「………ッ……ぁ、ぅぁぁ――――――!」
手紙を読み終えた私はもう笑えなくなっていた。
ごめんなさいレイ様……ごめんなさい……ごめんなさい……!
私は貴方が思っているような、立派な王女などではないんです……
国を裏切り、自分を偽り、他国の皇女の走狗に成り果てた……負け犬で御座います。
手紙だけは自分の涙で濡らさぬようにと机の引き出しにしまう。
零れ落ちる涙とこみ上げる嗚咽を両手で抑えようと必死になる度、胸が苦しくなる。
そんな時だった、再び部屋の扉が叩かれた。
「リリアーナ様、クゼリーです」
「――――――どうぞ」
「失礼します……ッ!?リリアーナ様……そのお顔は……」
「……気にしないでクゼリー!またレイ様が手紙で笑わせにきて、笑い泣きしちゃったの!」
本当に、心の底から……私は自分が嫌いになってしまう。
秘密を共有するたった一人の部下にすら、私は偽りの笑顔を浮かべていた。
彼女は察するように下を向き、そっと開かれていた窓を閉じる。
「……部下からの調査報告になります」
「見せて頂戴」
部屋の中の空気が重く張り詰めたものへと変わっていく。
クゼリーの手に握られた三巻きの羊皮紙……今日も私は、悪夢を見るだろう。
海上都市エリセンから行方不明になった海人族の子どもの行方は分からず。
裏社会で暗躍する巨大組織フリートホーフが関わっている可能性有と………
この件はあまり皇女殿下の知りたがるような情報ではありませんね。
子どもの安否が気になりますが……それは兵たちに任せておきましょう。
アンカジ公国領内で聖教教会のフォルビン司祭が一部の商人と違法な取引を行っている。
……この件は急ぎ皇女殿下に知らせる必要がありますね。司祭が証拠を隠滅してしまう前に、何よりも……皇女の部下に司祭と商人が殺されて闇に葬られてしまう前に、手を打たねば……!
ミン家の子息ブーム・ミンが違法な奴隷売買に参加している。
こちらも急を要する案件でしょうね、ミン家の発言力は商業都市フューレンの市場を掻き回せるだけの影響力を持っています。皇女がミン家を潰そうと動いたら……大混乱が起きるでしょう。
先日の老山龍と呼ばれる魔物がライセン大峡谷に現れた後、討伐された?
あの山よりも巨大な体躯を構えると言われた老山龍を……倒したのはハンターですか。
彼らの協力は今後王国領内でも必要不可欠となります。
大結界のアーティファクトで侵入を防げる魔物は限られている……万が一に備えて、各貴族が統括する領地の農村や町に最低でも一人はハンターを派遣して貰えないか相談してみましょう。
クゼリー。今度の三国会議には当然だけど私も出席します。
お父様……いえエリヒド国王には王女としての責務と、見識を広める為と言うつもりですが、貴女からも口添えを頼めますか?近衛として信頼を寄せられている貴女が口を挿めば彼も首を縦に振るでしょう。……ランデルのことは、信頼できる騎士を護衛につけて貰えますか?
聖教教会……イシュタル教皇が三国会議に口を挿んでくるのは確実でしょう。
恐らく皇女殿下はそのタイミングで事を起こすと考えられます。
私達はあくまで被害者を装い、両陛下の安全を第一に動きますよ。
武力衝突の際には他の全てを……使徒様を蔑ろにしてでも助けなさい。
「それとねクゼリー……この間のウルの町の騒ぎ以降で兵士に死者が出ているようなら、私のところに階級と出身地を書いた名簿を持ってきて頂戴……父に代わって黙祷するわ」
「リリアーナ様……少々根を詰め過ぎではありませんか?顔色が―――」
「何を言うのです。王女とはそういうもの、王家に生まれるとはそういう定めです。立場を弁えた発言をしなさい、クゼリー・レイル近衛騎士」
「……はっ。失言でした……どうかお許し下さい」
「……構わないわ。明日はフューレンに発ちます。護衛と馬車の準備を……」
「了解しました。――――――失礼します」
―――――――――心の底から思う事は一つだけ………この悪夢が………早く終わって欲しい。
明るくハッピーに見えたリリアーナ様が一番エグい立場に置かれているという。
はたして正義は帝国にあるのか、それとも王国のやり方が正しかったのか……
あぁ……何も知らずに神様の掌で踊らされている方が……幸せだったのかな。
ハジメ君がハンターとして成長する裏で、こんな地獄が広がってましたとさ。
今回は「王国の(裏切者の)視点から見た世界情勢みたいなもの」ですね。
上がっていたトレイシー皇女殿下の株を地の底に叩き落としていくスタイル。
作者の中で紳士株が急上昇するレイネルク兄貴……ウホッ、良い男!
感想、質問、ご指摘等お待ちしております。
初期で構成していたプロットより大幅に話数が増えてしまったので、本作を第一部として続編(2nd的な)を作り本作を完結させようか迷ってます。(それで投稿ペースが遅れる等はありません)
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続編にして
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このまま話数増やしてもいいんじゃね?
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打ち切りはヤメロォ!
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もっと周りの話補完して♡