ゲームをやれば数時間で飽きて、菓子や酒もそんなに欲しくない。
…ということでちょっと早めに更新をあげられるか挑戦した作者でした。
このままの勢いでこの章をパパッと書けたらいいなと思ってみたり。
「対象固定、凝固―――”錬成”!」
地面に手を当てて、兎人族が掘った穴に粘性のある灰色の泥を流し込む。そこに表面を加工した木の柱を差し込んで真っ直ぐに立たせる。四方から大人4人がかりで固定して、地面に手を当てたハジメが錬成で粘性の泥を固まらせる。
この粘性の泥、現代でいう生コンクリートである。
ライセン大峡谷から産出したトータス産のセメント、砂と砂利を主に建築物の材料として帝国では幅広く使われているのだ。
幸いにもゲブルト村はライセン大峡谷まで距離はそこまでなく、村にも建築に関わった男衆が何人かいた為、兎人族の足を含めて材料集めは容易に終わった。
今は平らにした土台に穴を掘って生コンを流し込み、そこに家の柱を建てた箇所にハジメが錬成を発動させて土台と支柱作りを手伝っている。
現代においても土木建築等と無縁だったハジメには新鮮な体験だった。
錬成の光が霧散して、後には硬くなったコンクリートが残る。
大人4人が恐る恐る柱から手を離しても、柱は倒れる事なく直立不動を貫いていた。
「これで次に進めるな!」
「よっしゃあ!流石ハジメ君だ!」
「錬成師が居るだけで仕事が捗る捗る」
「また頼むぜ」
「はい!また宜しくお願いしますっ」
4人に頭を下げて、ハジメは額から流れる汗を拭ってその場を去る。
入れ替わるように新しい建築材料を持ってきた兎人族がやって来た。
ハジメを見るなり彼らは足を止めて、その場で一礼する。
「お疲れ様ですハジメ殿!」
「ご苦労様でしたハジメ殿!」
自分よりも年上に敬称をつけて呼ばれることに慣れないハジメはむず痒い気持ちになりながら、愛想笑いと一礼を返してマイハウスまで戻っていく。
マイハウスが見えて来るところまで歩くと、遠くからシアの声がした。
「ハジメさーん!ただいま戻りましたーっ!」
「おうシア!見回りお疲れさん!」
声のする方に顔を向けると、小走りで走ってくるシアの姿が見えた。
以前のような兎人族の伝統的かつ扇情的な衣服ではなく、ゲブルト村で村人達が普通に使っている麻布の服に身を包んだ彼女の双丘が窮屈そうにぽよんと揺れるのを直視し辛いハジメはさっと視線を逸らす。
シアの後ろから、モンスターの死体を積んだ荷車を牽くルゥムが見える。
「今日の訓練はどうだった?」
「うっ……そのぉ、また……」
彼女が言い淀んだ時点で察したハジメは「ドンマイ」と頷いた。
彼ですら弓やボウガンを持って挑んでもルゥムにかすり傷一つ与えられないと思っていた。それどころか一瞬の内に自分が両断される未来が見えてしまうくらいに彼我の戦力差を感じる。
シアは腰にしまっていた棍棒と丸盾をハジメに差し出した。
これはハンターの武器ではなく、ハジメが錬成で作った訓練用の模造品である。
重さや使い心地は片手剣のそれに限りなく似せているが、切れ味など皆無。
耐久性も只の木を加工して錬成で弄っただけなので、ちょっとしたことで壊れる。
差し出された棍棒を手に取ったハジメは柄と槌頭に指先を這わせる。
錬成してシアに渡す前にはなかった傷や凹みが手に取るように分かった。
少女とはいえ亜人。その馬鹿力に武器の方が耐えられないという事実を知ったハジメは、彼女の使いやすい武器を何となくだが提案してみる。
「この柄の歪み方、地面に思い切り叩きつけたりしたか?」
「はぅっ!なんで分かるんですか?」
「余程の衝撃がなけりゃこんな形に曲がったりはしないからな……。片手剣をイメージして使うなら地面に叩きつける前で寸止めすることを意識してみるといいんじゃないか?―――あとは打撃を主武装に考えるなら、シアは”ハンマー”の適性があるかもな」
「ハンマー……ですか?」
「あぁ。両手持ちの打撃武器だが、機動力は大剣やランスに比べれば十分にある。攻撃の主となる溜めにはスタミナを消費するけど、シアみたいに素の身体能力が高いなら短所にはなり難いんじゃないかと思ってな」
意外にもシアのスタミナはハンター達のそれを大きく上回っていた。
シアだけに限らず、兎人族そのものがスタミナお化けという特長を持っている。
故に畑仕事をやらせても根を上げることはなく、樹海や荒野でモンスターに遭遇しても全速力で飛び跳ねて逃げ回りながら息を切らせず戻ってこれたり、朝から夜まで働き詰めでも食事と睡眠さえ摂っていれば疲労回復はモンスター並に早い。
言われてイメージがピンと来ないシアが首を傾げる。
ハジメは「ちょっと待ってろ」と声をかけてマイハウスに駆け込む。
渡された棍棒と丸盾を机の上に置いて、アイテムボックスを漁った。
目当ての物はすぐに見つかって、ハジメは自分に装備させてマイハウスを出る。
「これがハンマーだ」
「わぁ……!」
持ってきたのは真四角の鉄の塊に棘がついた身の丈ほどある鎚だった。
”アイアンハンマーⅢ”…鉱石系の素材を基に作成・強化される下位武器・アイアンハンマーシリーズの最終強化である。
ハジメが村に来てから貯えてきた素材でヘファイに作って貰ったのだ。
実はヘファイ、普通の鍛冶に加えてハンターの武器・防具も作成可能というありふれた鍛冶職人というにはあまりにも万能な小父様だったりする。
「まだ持たせることは出来ないけどな、いずれはシアもこういう武器がいいんじゃないかって勝手にイメージしてみたんだが……どうだ?」
「わ、私にこれを持って振り回せるかは分かりませんが……なんかこう……自分がいざモンスターと戦う時にどんな武器なら戦いやすいかな~って考えたら……すごくしっくり来ますね!」
胸の前で両手をグッと握り締めて頑張りますという風にポーズを決めるシア。
ハジメは彼女の成長が楽しみで、ちょっとだけ嬉しそうに微笑んだ。
そこへ荷車を置いたルゥムが小走りに近付いてきた。
「ルゥムさん。今朝の見回り、ご苦労様でした」
「……(こくっ)」
衣服の所々に土汚れのついたシアに対して、ルゥムはモンスターの剥ぎ取りや荷車への移動など一人で行っていただけあって、純白だった毛並みの防具が赤く染まっていた。
流石にこの状態で村の中をうろついたら子供達が怖がると思ったハジメが苦笑して聞いた。
「……ルゥムさん、ウチの水で防具少し洗っていきますか」
「………(こくこく)」
「”リーフ”も一緒にどうだ?」
「ニャ、僕は旦那さんの代わりに荷車を持っていきますから大丈夫ですニャ」
ハジメが声をかけたのはルゥムの足元で愛用武器の骨ピッケルを爪で砥ぐ三毛猫のアイルー。
かつてハジメがライセンの荒野でモンスターに襲われて死にかけた際、ルゥムと共に現れて村に彼を担ぎこんでくれたのがこのルゥムのオトモアイルー”リーフ”であった。
オトモアイルーはハンターズギルドで公認されている、狩りに同行するアイルーのこと。
専用の武具を身に纏い、獣人族に伝わるという技や知識を用いてハンターの狩りを手助けするのがオトモアイルーの仕事であり、ルゥムが狩りを終えた後の処理は大抵リーフが片付けているのだ。
それ故に今まで姿を見せることが少なく、ゲブルト村が落ち着き始めた今だからこそ人前に姿を現すことが多くなったのである。
無表情+片手で軽々と荷車を牽いていたルゥムとは打って変わって、全力の力で荷車を牽くリーフの姿を見たハジメは彼に苦労人ならぬ苦労猫という印象を残した。
「ふんぬッ、ニャ…!オ゛オ゛ォ゛ッ!」
「……手伝いましょうか?リーフさん……」
「心配ご無用ですニャ、シア様――――~ッキィィッ!」
ガタンゴトン揺れる荷車を心配そうに見つめるシア。
ルゥムは既にハジメのマイハウスに入っており、中でバシャバシャと水を汲む音が聞こえてきた。
数分後、マイハウスの裏手で頭から水を被ったルゥムが2人の前に戻ってくる。
純白とまではいかないが、体を染めていた赤い血は流れ落ちていた。
………が、今の彼女は水浸しで至る所から水滴を垂らしている。
「ルゥムさん……そのままだと風邪ひきますから、じっとしててくださいね」
「……?」
「いやそんなキョトンとされても……悪いなシア、手伝ってくれ」
「は、はいです!」
水に濡れるぐらいハンターなら普通じゃないのか?という風に首を傾げたルゥム。
ハジメはマイハウスからタオルを持ってきて体を拭いてあげようかとも考えたが、自分から進んで彼女の肌に触れるのは些か度胸が足りなかったため、やむを得ずシアに頼んだ。
棒立ちのルゥムをタオルで黙々と拭いているシア。
黙ってそれを見ている訳にもいかなかったハジメは話をする。
「そういえばシア、昼過ぎには村を出るんだよな?」
「はいっ。グリッドさん達が馬で迎えに来てくれるので、首都に着くのは夜みたいです」
「カムさん、アゥータさんと一緒にガハルド皇帝に謁見。んで兎人族の正式な住民登録とか手続きを済ませて2人は村に帰る。シアは訓練所の方に直行……だったか?」
「です!ハジメさん、よく覚えてましたね!」
「忘れられないだろ普通。こんな重要な話」
結局アゥータが話を纏めて「亜人族との和平交渉は失敗に終わった」ということで樹海の開拓作業もやる意味がなくなった。彼は皇帝にその話と兎人族、獣人族を村で新たに労働力として迎え入れる話をするために首都へ赴かなければならない。
当然開拓作業の護衛として連れて来られていたルゥムも村を出て行く。
本来であれば例外のハンター達は一箇所の拠点に留まることはない。
モンスターの被害に遭って危機に晒されている村や町の救援や、まだ探索の手が行き届いていない未開拓の土地へと向かうのが主な依頼となっている。
アゥータは元々村の出身であり、開拓作業を村で請け負うにあたっての条件として彼がゲブルト村を中心に無期限で滞在・活動することを特例として許可されているだけ。
親しくなった人との別れに、ハジメは少しだけ寂しさを覚えた。
「俺達もルゥムさんとは暫く会えなくなるんだな……」
「……うぅ~……寂しいですよぅ、ルゥムさぁん!」
ハジメの言葉を聞いて目を潤ませたシアがルゥムへと抱き着いた。
抱き着くことはあっても抱き着かれることは初めてだったルゥム。
しかし表情だけは相変わらず無を貫いたまま、彼女は右手でシアの頭を、左手でハジメの頭を優しく撫でる。
アゥータはガハルド皇帝との謁見を終えたら真っ先に村へ戻るつもりだ。
しかしその間、ルゥムも村を出て別のところへ向かう為、ハジメ1人だけでゲブルト村を守らなければならない。その責任は重大だ。
「アゥータさんは「近隣の町と首都のハンターズギルドに村周辺のモンスターを狩猟して貰えるようクエストは貼っておいたから心配すんな!」って言ったけど……」
「大丈夫です、ハジメさんならきっとやれますよ!」
「……(こくこくっ)」
*
賑やかな朝の時間はあっという間に過ぎていき、今の時刻は正午。
村の中心である村長宅に集まった村の主なメンバーと帝国軍第三連隊・第一小隊の面々。
道中の安全を祈願して料理長ウマアジが特別な料理を振る舞う。
とりあえずシア達兎人族が新たな生活を始める祝いの日だということにしたグリッド達はさっそく酒を呷って酔っ払いながら肉料理に舌鼓を打っている。
山盛りの食事を10秒くらいで終えたルゥムが膨らんだお腹を擦って、長い道のりとなる歩き旅の準備と称して小睡眠を取っていた。
ハジメは心配でアゥータを呼んで、家の隅の部屋で村の見回り等の再確認をしている。
「飛竜の糞が無くなったらモンスターのフン、それも鳥竜や牙獣系のがいいんですよね?」
「無くなることを前提にしたらな?ルゥムが置いていくブツと俺が溜めたストック合わせて木の樽50個分はあるんだから、1週間どころか1月は持つっての」
「けど万が一があったら……」
「心配性だなお前さんは。そん時ぁ救難信号の煙弾なり光玉なり打ち上げて、村の皆を前に説明した避難場所まで誘導してくれりゃいいんだよ」
「避難場所にモンスターがいたら……」
「ウマアジ達に任せろ。今じゃキッチンのアイルーだが、あいつ等も昔はオトモやってたんだ、そこらへんの下位モンスターに後れをとるほど腕は衰えちゃいないだろうさ」
神妙な面持ちで村周辺の地図と睨めっこするハジメ。
アゥータは苦笑して「馬鹿真面目も程々にな」とその肩を叩く。
実際にゲブルト村がモンスターに襲われたことはそんなになかったりする。ハジメが来た時、リオレウスに襲われるような事態は極稀にしか起こりえない。
窓の外に映る空の様子を見たアゥータは表情を変えて呻く。
「……なるべく早めに出発した方が良さそうだな」
「…アゥータさん?」
「天気が嫌な変わり方をしやがった。……酷い雨が降るぞ」
彼に促されて酔いを醒まそうとグリッド達は頭から水を被る。
シアも慌てて荷物を馬車へと積み込み、カムは村に残る仲間達へと急ぎ別れを告げに行く。
既にルゥムは食休みと小睡眠を終えて家を出ようとしていた。
「――――――ルゥムさん!」
弾かれたように席を立ったハジメが彼女の後を追った。
早足に歩き出していたルゥムが足を止めて振り返る。
ハジメは意を決して彼女をじっと見つめ、笑顔で告げた。
「次に会う時は、一緒に狩りをしましょう!」
「……(こくっ)」
村に来てから、ハンターになってからも、ハジメは助けられてばかりだった。
だから次に再会する時は同じハンターという立場で肩を並べたい。
今のハジメには難しいかもしれないが……いつかは必ず。
頷きだけ返してルゥムは再び歩きだした。
彼女の足元で荷物を抱えたリーフがヨタヨタ彼女についていく。
それを見送ったハジメの前に、酔いから醒めたグリッド達が現れる。
彼らの背後には慣れない様子で馬に跨るシアとカム、それを後ろで苦笑しながら見守っているアゥータの姿があった。
「久しぶりの再会だが、話はまた今度だなハジメ!」
「あぁそうだ言い忘れてたな、ハンター試験合格おめでとさん!」
「これで俺達の仕事も少しは楽になるってもんだ!」
「今回の美人な兎人の嬢ちゃん乗せる代金はお前にツケといてやるからな!」
そう言って馬の腹を蹴った4人も急ぎ足に駆け出していく。
後に続くようにしてシア、カムの乗った馬も続いた。
シアは振り落とされないよう手綱をしっかり握りながら、一度だけ振り返って大きな声を上げて別れを告げる。
「ハジメさぁん!私がハンターになったら、ご指導のほどよろしくお願いしますぅ!」
「任せとけ!っつーか俺より先にアゥータさんって大先輩にも頼んでおけよぉ!」
最後に駆け出すアゥータは真剣な表情を浮かべて空に目を向けた。
つられてハジメも空を見た。灰色のどんよりと重そうな雲が視界を覆う。
雨になれば状況もまた変わってくる。
村を守るハンターとしてだけでなく、他のことにも目を向けなければならない。
やはり口では軽く言っていたが、アゥータもハジメを頼りにはしている。
「―――任せたぞ」
「………任されました!!」
*
砂埃を巻き上げて駆けていく馬群が見えなくなるまでゲブルト村の出口に立っていたハジメ。
やがてアゥータの直感が当たったらしく、地面にぽつぽつと雨が降り出した。
村の離れで家造りをしていた男衆は作業を止めて家に戻る指示を出す。
兎人族達も各々が与えられた雨風を凌げる場所や、居候させてもらっている家々に向かって駆け出していく。
子供達は珍しそうに雨雲を見上げながら、母親たちに急かされて家に入っていく。
ハジメもマイハウスに一度戻ろうと踵を返した次の瞬間―――――
カラン、カラン、カラン!
「ッ!!!?荒野の方の鳴子ッ」
ハジメの耳が捉えた、雨音に混じる独特な木と木が打ち合う音。
それは対モンスター用に村周辺に張り巡らせた鳴子の仕掛けが発する音だ。
大型や中型のモンスターらしき気配はまるでなかった。
突然鳴子が反応するほどの急な展開に、ハジメは肌をビリビリ刺すような焦燥感に駆られて、その場から即座に反応した鳴子の方へと走り出す。
弱かった雨脚は突然の勢いを増して空から降り注ぐ。
ハジメの体はあっという間に濡れて、地面には水溜りが無数に出来上がる。
自分の吐く息づかいを抑えながら、ハジメは耳で拾う音に集中した。
地面をバシャバシャと叩く音は雨音のそれではない。明らかな動物のそれ。
人より大きく…飛竜の半分もない程の体の大きさが発する4本足の足音。
牙獣を想像したハジメがアイアンハンマーⅢの柄に手を伸ばした。
―――しかし、見えてきたのはモンスターではなかった。
「……馬に、人……?」
降りしきる雨の中で先の視界が悪くなったハジメが見たのは、息遣い荒く今にも倒れてしまいそうな馬と、青白い長髪を靡かせて手綱を握り締める美しい隻腕の女と、女の背に隠れて頭から外套をすっぽり被った人。
もしかしたら先ほどの鳴子はこの馬が鳴らしたものかもしれない。
ハジメが覚えている鳴子の位置と馬が来た方角、距離と先ほどの時間を逆算してその可能性もあり得ると思ったハジメは咄嗟に声を上げた。
「そこのアンタ!!この先に何か用があるのか!?」
馬の制御に全力を注いでいた隻腕の女が顔を上げて手綱を強く曳いた。
失速した馬が後ろ足だけで立ち上がり、甲高い鳴き声と共に地面へと崩れ落ちる。
その際に隻腕の女と外套の人は宙に放り出された。
ハジメが助けに向かおうと走るが、隻腕の女は見事に空中で体勢を変えて外套の人をがっしり掴んで地面に着地する。
「大丈夫かアンタ!?」
「――ッ、私のことはいい!今はこの娘を……!」
隻腕の女が心配そうに見ている外套の人は先ほどから一言も発さない。
それどころか目を開いてすらいない、恐らくは何かの病に侵されているのだろう。
尋常ならざる女の様子にハジメは頷き、外套の人に手を伸ばす。
「俺に掴まれ!すぐ村に―――連れて―――……!?」
体を寄せて2人を連れながら歩き出そうとした瞬間、ハジメの心臓が凍り付くような衝撃を受けた。瞳はカッと見開き、喉奥からこみ上げる不快なナニカがあった。
外套の人―――今にも息絶えそうな顔色をしていたのはかつてのクラスメイト、園部優花だった。
あーあ、出会っちまったよ(なお、優花は意識ないのでまだ気づいていない模様)
……あっ、そうだ(唐突)久しぶりにアンケートでもやろう。
感想、質問、ご指摘等お待ちしております。
初期で構成していたプロットより大幅に話数が増えてしまったので、本作を第一部として続編(2nd的な)を作り本作を完結させようか迷ってます。(それで投稿ペースが遅れる等はありません)
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続編にして
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このまま話数増やしてもいいんじゃね?
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打ち切りはヤメロォ!
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もっと周りの話補完して♡