イナズマイレブン 転生したらホモだった   作:トツキトウカ

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初投稿です。

イナズマイレブンは123をやりましたが、かなり昔なので記憶はおぼろげです。知識はほとんど二次創作でつけて足りない部分はこれから補強していこうという見切り発車ですが、良かったら見て行って下さい。

我が家を見上げた。から先は「転生した」をながーく書いただけなので飛ばしても多分大丈夫です。最後の名前だけ覚えてあげてください。

始めます。



孤児院編
タイトル回収


 

「着いたよ望太(もちた)君」

 

 

 

 車を運転していたおじいさんの声に反応して窓から外を見る。そこには周囲のものよりも大きい、教会ほどの大きさの建物が建っていた。大きな庭もあるようで、そこでは自分と同じくらいの歳の子たちが元気に走り回っていた。

 

 

 車を降りて隣に座っていたおばあさんと共に建物に向かうと、先ほどまで遊んでいた子どもたちから視線を感じる。

 

 

 

「今日から、ここが望太君のお家になるのよ。あの子たちと一緒に住むことになるわ。仲良くしてあげてね」

 

 

 

 そう言うおばあさんの横で、僕は新しい我が家を見上げた。

 

 

 

 *

 

 

 

「……?」

 

 

 

 ここはどこだろう。

 

 

 確か、

 

 

 自室のベッドで寝ていたはずだ。

 

 

 しかしここは、

 

 

 

「いや待て、俺は」

 

 

 

 そこまで考えたその時、頭の中で激しい頭痛が起こる。そして、あり得ない考えが頭に浮かぶ。自分にあるはずのない知識が起こるはずのない結果を伝える。

 

 

 なんだそれは。意味がわからない。そんなことあってたまるか。何の冗談だ? 

 

 

 しかし自分の中のなにかがそれを否定する。冗談ではない。

 

 

 冗談ではないなら何だと言うのか。夢か? 

 

 

 しかしその考えは再び、今まで自分にはなかった知識によって否定された。これは現実だ。

 

 

 そしてなぜか今度はすんなりと受け入れられた。そうか、これは現実なのか、と。

 

 

 そうして一度受け入れられると、それまで異物だと感じていたなにかが自分の一部であるのだと認識できた。今までこれは自分の知識でなかったと自覚しながら、しかし今はすでに自分の知識であると認識する。

 

 

 次に、自分が何者であるかを自覚した。先ほどまで赤の他人だったものを、自分であると認識した。

 

 

 自分は転生したのだ。より正確には憑依なのかもしれないが、この体に宿っていたはずの魂はすでに存在しない。空っぽの器に全く新しい自分という魂が入ったのだから、これはもう転生と言ってもおかしくはないだろう。

 

 

 そこまで考えるとスッキリした。ぐるぐると頭の中をめぐっていた考えがまとまり、失いかけていた自分を取り戻すことができた。そして、今度はゆっくりと知識を確認していくことにした。

 

 

 どうやら元の魂の彼は交通事故で両親を亡くして自分だけ生き残ったようだ。まだ就学もしていない幼い彼は自分も両親の元へ行くことを願い、肉体を手放して両親の元へ向かったようだ。そして自室のベッドで寝ていた俺は魂の状態で彼の器に入り込んだ。

 

 

 ……ん? 何で? 

 

 

 いや、彼の魂が抜けたのはわかる。彼がそのように願って旅立ったのは知識の中にもあるし、実際に魂が抜けたことについてもなんとなく理解している。

 

 

 問題はその次だ。なぜ俺の魂は自分の体から飛び出して彼の肉体へ飛び込んだのか。全くもってわからない。その部分については、ヒントも答えもない。

 

 

 ……まあいいか。どうせもう元には戻れない。それにもう俺には知識が入り込んで、この肉体に愛着を持っている。もしこうなったことに理由があるならば、それはきっと、悪い理由ではないだろう。ならば、これからは新しい自分として生きていこう。

 

 

 

 

 そう、洞木(ほらき)望太(もちた)として。

 

 

 

 

 




ホモ要素は名前だけです。洞木望太、略してホモ君です。

ちなみに彼の両親の死は影山のせい、ではありません。無関係です。残念。

彼が両親の元へ無事たどり着けるのか、それはわかりません。死後の両親はどこにいるのか、彼はどこに向かったのか、そもそも天国や地獄があるのか無いのか、わかりません。わかっているのは、それでも彼は両親の元へ向かうことを選んだということだけです。
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