東方幻想無限連鎖   作:にけ・リューノ

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僕には分からない①

 あれから数日後、前世の記憶が思い出せないことに気付いた

 

「どう死んだんだっけ」

 

 思い出せない

 

 考えると白いもやがかかって来る

 

 か……いや、き……思い出せない武器をくれた人

 

 まあ、いいか……

 

 そんなことよりお出かけだ、霊夢が地底に行くらしい

 

 最近よく怨霊が地上に現れるそうだ…霊夢も最近それで忙しそう

 

 そういえば、幻想興って他の世界と何かが違うような……

 

「そろそろ行くわよ」

 

「分かりました」

 

 ◇ ◇ ◇

 

 わーいついた~おーんせーんだー

 

 ところで皆さん、温泉に来るとテンション上がりませんか?

 

 後でアンケート取りますね

 

「ここが目的地じゃないわよ」

 

 温泉を見てテンションが上がる僕の雰囲気を見て霊夢がそういう

 

「そーなのかー」

 

「何で人食い妖怪風?」

 

 いや、昔の友達が言ってたからだよ。名前を忘れたけど(ルーミアである)

 

「何ででしょうか」

 

 平和だな~

 

「目的地はここの下」

 

 大きな間欠泉の穴が見える。これの下?

 

「高所飛び降り自殺大好きですか?」

 

 つい最近、冥界から帰る時に落下していった

 

 そういえば幽々子さん、どっかで見たことあるような……

 

「あんた馬鹿?」

 

 違うな!!否定する!!

 

「質問を質問で返さないで下さい」

 

 目の前には霊夢がいなかった

 

「追いかけますか……」

 

 やることは決まっている。要するに地底にヒモなしバンジーだな!!さっさとやれよ!あくしろよ!!

 

「はぁ」

 

 背後から気配を感じる

 

「誰?」

 

 昔と同じく短文の連打だ

 

「あれ、気付いちゃった?」

 

 そこには薄い緑の髪に黒いおしゃれな帽子をかぶり、奇妙な目蓋を閉じたような見た目をした球体を着けた少女がいた

 

「誰、ですか?」

 

 その少女はにっこり笑い、

 

「こんにちは、私は古明地こいし、ちょっとお散歩していたらあなたたちを見つけてついて来ていたんだー」

 

「こんにちは、僕はクロノです。最近よく怨霊が出るらしいので霊夢と一緒に調べに来ました。置いていかれましたが……」

 

 自己紹介を済ませる

 

「あ~お姉ちゃんが言ってたー」

 

 この人、アリカに喋り方が似ているな~、アリカとは違って~☆は付けないけど

 

「怨霊について、何か知っていますか?」

 

「知っているよー」

 

 そうですか

 

「最近、旧地獄の怨霊が減ってるのー」

 

「外に出たからですか?」

 

 そういうとこいしさんは、

 

「居なくなった数と外の数か全く合わないらしいのー」

 

「えっ?」

 

 全く?どういう事?

 

「早くしないと霊夢に追いつけなくなるよー」

 

「あっ、そうでした」

 

 鎖の翼を開き、音速で飛び降りる

 

 この一つの異変の答えを探す為に




「後書きはじま──」

「おい作者!!」

 なっなんですかー(棒)

「前回の謝罪の意味は?」

 スミマセンでした

「後書きはじま──」

 いえ、この前ネタをまとめていると少ないことに気付いてしまって……

「遺言は?」

 今回から短いのを早めに投稿しようと思います!!

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