東方幻想無限連鎖   作:にけ・リューノ

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僕には分からない③

 僕は何も知らない、僕は何も知らない、僕は何も知らない、僕は何も知らない

 

「こっちだよ~」

 

 赤髪の猫又?みたいな人が案内する

 

 開けた扉の先はさとりさんがいた

 

「下がっていいよ、お燐」

 

「分かった~」

 

 お燐さんが出る

 

「「……」」

 

 静まり返った空気が広がる

 

 不安しかない。やっている事はカウンセリングと大差ないし、怖い。この空気もうヤダ!!始めよ~よ~

 

「そうですね、始めましょうか」

 

 心を読まれた!!

 

 そういえばさとり妖怪だった!!

 

 ハイレベルなカウンセリングだ~!!

 

 何か誤魔化そ!!

 

「諦めて下さい」

 

 ヤダー!!

 

「どれだけ知られたくない事情があるのですか」

 

 無い!!

 

「はぁ」

 

 さとりさんはため息をつく

 

「一つ目の質問です。あなたは何回死にましたか?」

 

 すごいのキター

 

 僕、こういう時の対処方法知らないよ!!

 

「パニックになるのは分かりますが、大切な話です。答えて下さい」

 

 はぁ、答えるか……

 

「何回か分かりません」

 

 本心で答える

 

「なるほど、あなたの記憶を読みましたが、白いもやのようなものがかかって分かりません……」

 

 よっしゃーラッキー

 

 質問の意味は?さらっとすごいこと言ったよ?

 

「ごもっともです」

 

 や~ら~れ~た~

 

「勝ちました」

 

 負けました

 

「その白いもやを取り除きたいのですが……いいですか?」

 

 だめです

 

「方法としては思い出す鍵となっている物を見せる、ということです」

 

 あの……聞いていた?人の話を聞いていた?

 

「何故か記憶を消された後もあります」

 

 得するヤツいるか?

 

「しかもご丁寧にその鍵もしっかりのっています」

 

 誰だよ

 

「今から持ってきますね」

 

 やめて下さい。いや、やめて

 

 そして何故持っている!!

 

 さとりさんが外に出る

 

 ちょっとー

 

 まあ、いいや

 

 記憶について、あいつに問い詰めよう

 

 僕は目を瞑り、精神世界へと向かった

 

 ◇ ◇ ◇

 

「アリカ」

 

 精神世界の管理者、アリカに声をかける

 

「お帰り~クロノ~☆」

 

 相変わらず気が抜ける声を出す

 

「前世の記憶について知りたい」

 

『情報を操る程度の能力』を持つ彼女なら何か知っているはずだ

 

「りょ~う~か~い☆」

 

 快くOKしてくれた

 

「何かあったのか?」

 

 普段なら『りょ~う~か~い~☆』なのにおかしい

 

「作者の記述方法が変わったらしいからね~☆」

 

 そういえば短文から多少ましになった気がする。多少な!!多少!!

 

 作者:『うるせーな』

 

 それからしばらく前世について話を聞いた

 

 何か引っ掛かる気がしたのは気のせいだろうか……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 視点変換 クロノ→霊夢

 

 何気なく二回目の視点。どうして今までこんなに活躍できなかったのだろうか

 

「何でこんなにいる訳?」

 

 目の前には数えるのも馬鹿らしいような数の怨霊がいた

 

「まぁ、さっさと処理するしかないようね」

 

 お祓い棒を持ち、陰陽玉を放つ

 

「外した!!」

 

 気が付けば全ての怨霊が居なくなっていた

 

 ((いや)、違う)

 

 上を見れば人形(ひとがた)の何かが見えた

 

『久しぶり~10年…いや、もうちょいかな~』

 

 禍々しい(まがまがしい)妖力を持つ者だった

 

「あんた……」

 

 霊夢は彼女(・・)をにらむ

 

『そんな怖い顔しないでよ~』

 

 霊夢は両手に針を構える

 

『あ~でも、上ばかり見ていると下が危ないよ~』

 

「っく」

 

 地面から生えた手が霊夢を掴む

 

 手に持った針を投げ、一瞬で対処する

 

 そのたったの一瞬が彼女の狙い目だったのだろう

 

『死んじゃえ』

 

 《生け贄シリーズ》で溜め込んだ大量の妖力で呪術を起動し、大妖怪でも即死、または致命傷を受けるほどの火力を出す

 

 その術に霊夢は回避も出来ず、直撃した

 

『そろそろ上のグループも到着している頃かな~』

 

『さっさと大結界を破壊して、外の世界に出よう』

 

 とんでもない事を口にした

 

「させない……わよ………」

 

『何で生きているの~』

 

「さぁ……」

 

 化け物二人の試合が始まる

 

 ◇ ◇ ◇

 

 視点変換 霊夢→クロノ

 

「待たせたわ」

 

 さとりさんがかごを持ってきた

 

「一切待ってません」

 

「そう」

 

「ふきゅー」

 

 その冷たい空気が和む鳴き声が聞こえた

 

 だが、クロノだけは違う

 

「何?これ」

 

 何かを思い出すような感じだった

 

 それも、死んだ時の記憶を思い出すようだった

 

 永遠に繰り返す死の記憶

 

「やめ……」

 

「なるほど」

 

 原因であるさとりは己の疑問に答えができ、声を出した存在は消えていた

 

 少しずつ壊れる感情

 

 消えていく思い出

 

 仕方ない。

 

 だって、約3000回の死の記憶が入ってきたから(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 ◇ ◇ ◇

 

 視点変換 クロノ→アリカ

 

《警告》

 

「あ~ヤバいね~☆」

 

 黒月が帰ってくる

 

「ごめんアリカ、久しぶりに能力使ったから1ヶ月は寝ていた。クロノはどうだ?」

 

「ヤバいの☆」

 

「何があった」

 

「感情(を失って)暴走(した)☆」

 

「それ、ヤバくね」

 

 ◇ ◇ ◇

 

 視点変換 アリカ→魔理沙

 

「そういえば今日は霊夢もクロノも居ないらしかったな」

 

「そうでした、忘れていました」

 

 その瞬間、漆黒の風が間欠センターから発生した

 

 私と妖夢は目を合わせ、

 

「「行ってみようぜ(行きましょうか)」」

 

 口をそろえて言った

 

 ◇ ◇ ◇

 

 視点変換 魔理沙→レミリア

 

「入っていいわよ、咲夜」

 

「失礼します」

 

 咲夜が入ってくる

 

「準備が完了しました。そろそろ出発しますか?」

 

「パチェもどう?」

 

「遠慮しておくわ」

 

「つれないわねー」

 

「レミィこそ、大人か子供かはっきりしない精神年齢と本当かどうか分からない無色透明なカリスマ性に白黒はっきりつけるのでしょう?」

 

「ちょっと、パチェ!」

 

 (辛辣過ぎるわよ)

 

「パチュリー様、違います」

 

 (そうよ、その通りよ咲夜)

 

「お嬢様はその全てです」

 

「咲夜ぁー」

 

「違うよ咲夜」

 

 (そっその通りよフラン)

 

「お姉さまは全て黒だよ」

 

「フランまで!!」

 

 ◇ ◇ ◇

 

 そうして3つの戦力が揃った

 

 謎の怨霊の少女vs霊夢

 

 クロノvs魔理沙&妖夢

 

 上のグループ(怨霊軍団)vsレミリア&咲夜&フラン

 

 次回、東方幻想無限連鎖 第十二話 『暴霊の異変』




「次回予告、先にやられたな。黒月だ」

 3話使って約4500文字、僕の判断は間違っていなかった。作者です

「第九話の話が出てきた、アリカです☆」

「話あるか?」

 無い

「それでは☆」

「はっや」

 あっそうそう、次回からさっきの逆の順番でやります

「何でだよ」

 ついでにニアさんの方のクロノの名前は『黒月 夕野』です

「紛らわしいわ」
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