東方幻想無限連鎖   作:にけ・リューノ

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四落ちの積み

 パチン、パチン

 

 どうしてこうなったのだろうか

 

 僕は将棋盤の奥にいる紫さんの微笑む顔を見る

 

 手持ちのコマはない

 

 盤上には「どうしろと?」と聞きたくなるような光景が繰り広げられる

 

「また私の勝ちね」

 

「すみません、次は4落ちから6落ちで……」

 

 盤上には全てのコマを取られた上で生かされている玉の姿があった

 

「その前に、そろそろ本題に入らないかしら?」

 

「そうですね」

 

 ◇ ◇ ◇

 

 視点変換 クロノ→妖夢

 

 みょん……

 

 黒い渦の中心にいたのはクロノさんでした

 

 渦が晴れた後、下を見ると大穴が出来ていました

 

 今日は地底にいるはずでしたが……

 

「うお、あぶね」

 

 魔理沙さんが攻撃されていますし、今は敵ですね

 

「それでは、行きます」

 

 普段のパターンを言います。

 

 今から三人称に変わります

 

 風がふき荒れる

 

 クロノの元である黒月の得意魔法である為、クロノがそうであってもおかしくない

 

 砂ぼこりの中、風の刃が二人に向かう

 

 (これだけなら大丈夫なのに……)

 

 事実、魔理沙は星形弾、妖夢は斬撃弾で防いでいる

 

 (問題は……)

 

 問題は砂ぼこりでクロノが見えず、そしてクロノを囲む二本の鎖だ

 

 まぐれで攻撃が当たることが無くなり、残り四本で攻撃を行っている

 

 最後に……

 

「いやぁ、逆の立場になると嫌なものだな」

 

 魔理沙のスペカ、スター・エイク・スパークは、星形弾の中にマスタースパークをぶちこむ技だ

 

「そうですね。私もあの時を思い出します」

 

 春雪異変、えっと…、分かるよな?

 

 まあいいや、問題はクロノのサブウエポン、ソルスだ

 

「たまに来るレーザーが厄介ですね」

 

「そうだな!」

 

 視界を悪くし、火力だけを上げる、それだけだ

 

「しゃらくせえぜ」

 

「恋符 マスタースパーク」

 

 砂ぼこりが消え去る

 

「クロノさんもそうですけど、魔理沙さんも十分脳筋ですね」

 

 小声でそう言う

 

「交代です」

 

「地縛剣 虚空伽藍」

 

 姿が現れたクロノを囲む鎖を全てレーザー弾で破壊する

 

「人鬼 未来永劫斬」

 

 斬りかかった妖夢の前にソルスが現れ、

 

「ブレイジングスター」

 

 マスパを推進力にした魔理沙の打撃がソルスを弾く

 

「妖夢、ここからは片方負けると両方負けるコースだぜ」

 

「分かりました、気を引き締めて行きます」

 

 ◇ ◇ ◇

 

 (当たりませんね)

 

 その理由は技量以前の問題だった

 

 (やはり音速?とは速すぎます)

 

 音速の双剣による八連続攻撃は、防ぐのがやっとだった

 

 (いえ、ここは攻めなければ)

 

 守るだけでは勝てない、当然の事実だ

 

 しかし、その攻防の体制を立て直す方法がある

 

 (カウンター…でいいですね)

 

「すぅ」

 

 深く呼吸し、

 

「行きます!!」

 

 桜観剣を抜き、七発耐え、八発目、

 

「断命剣 命想斬」

 

 白桜剣を抜き、霊力をこめる

 

 双剣の片方が折れた

 

 しかし、

 

「──え?」

 

 ──直後に落ちてきた何かに視覚と聴覚が奪われた

 

 カウンターのメリットは、形勢逆転と確実な一撃(・・・・・・・・・・)

 

 しかし、カウンターにカウンターを重ねるのなら違う(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 それらを成したものは、閃光型音波爆弾(サイレントフラッシュボム)

 

 つまり、クロノは武器の一つを、妖夢は視覚と聴覚を失った

 

 すぐにクロノは無限連鎖を起動し──

 

「──待宵反射(まつよいはんしゃ) 衛星斬(えいせいざん)

 

 (油断しました…ね……)

 

 勝者は気絶した

 

 ◇ ◇ ◇

 

 視点変換 妖夢→クロノ

 

「カウンターにカウンターにカウンターですか」

 

 また今度、謝ろう

 

「そろそろ帰る?」

 

「そうします」

 

 ◇ ◇ ◇

 

「霊夢、霊夢」

 

 帰ってすぐに見た物?者?は、倒れていた




 やっと妖夢の活躍、四落ちでPCに勝って満足、作者です

「いやよっわ、黒月だ」

「先行なら七7步、アリカです☆」

 次回は霊夢です

「サブタイどうする?」

「気分次第でしょ☆」

 バレたか
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