東方幻想無限連鎖   作:にけ・リューノ

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銀のオオカミ少女

 じょーほーしゅーしゅー

 

 魔法使いのMさん

 

「まずはパチュリーだな!」

 

 と、言うわけでとりあえずヴアル魔法図書館(紅魔館)に行くことにした

 

 目的は転生の術式について

 

 言い訳は十分、行ってやろうじゃねーかよこんやろー

 

 ◇ ◇ ◇

 

 はじめまして、私はフェルです

 

「わーイヌミミだーかわいー」

 

 金髪の幼い吸血鬼、妹様が来ました

 

 ありがとうございます妹様

 

 おかげさまで助かりました

 

 どうしてこうなったか、説明します

 

 ◇ ◇ ◇

 

 もともとは山暮らしで、自給自足の生活をしていました

 

 私には能力がありました

 

 どんな生き物でも、どんな距離でもお話をすることが出来ました

 

 四人家族で、とても優しい兄がいました

 

 役割は、兄が養蜂、両親が山菜採りで、肝心の私は家事と生物保護、そして《信仰》でした

 

 一応言っときます。一切怪しくないので…

 

 内容は、『信仰しやがれ、大いなる神を!!』

 

 すみません、怪しかったです

 

 具体的に言えば、『我が家には神が憑いている。幸福は引き継がれる。最も幸福な者が信仰しろ』とのことです

 

 訳わかんないですね

 

 話を戻します

 

 私達は幸せでした

 

 しかし、幸せには転機があるものです

 

 ある日、兄が帰って来ませんでした

 

 能力で声をかけても返事がありません

 

「お父さん、お母さん、お兄ちゃんを探して来ます」

 

 そうして探しに行きました

 

 意外と簡単に見つかりました──

 

 ──兄の死体が……

 

 頭の中が空白になりました

 

『お母さん、お兄ちゃんが、お兄ちゃんが…』

 

 返事はなかった

 

 涙を堪えていると、

 

「おい、誰かいるぞ」

 

 知らない人の声が聞こえました

 

 あれは多分山賊だったのでしょう

 

「待て、追いかけろ!!」

 

 大勢の山賊が追いかけて来ました

 

 私は恐怖と混乱、怒りによってまともな思考が出来ませんでした

 

 その為、慣れている山で崖まで追い詰められました

 

 山賊達が集まって来ました

 

 積みです

 

「やっちまえ!!」

 

 必死に抵抗しましたが、一人しか巻き込めませんでした

 

「………」

 

 悲鳴のあげ方が分かりませんでした

 

 その時、

 

「何でオオカミ何かが…ぐはっ……」

 

『邪魔だ』

 

 崖の上で《何か》が暴れ、落ちてきて、私をやさしく空中でキャッチしました

 

「……!?」

 

 驚きとともに何で《このお方》が助けて下さったか分かりませんでした

 

『よくぞ生き残ったな、小娘よ』

 

 白いオオカミ(・・・・・・)……

 

 日本では、オオカミはすでに絶滅しています

 

 しかし、例外はあります

 

 白とは神や神の使徒を表します

 

 例えば、白く、目が赤いヘビ他にもイヌやトリがいます

 

 白いオオカミ、つまり神獣です

 

「何で私をたすけたのですか?」

 

 何よりこの方は、

 

『日頃の礼だ』

 

「……」

 

 ただ、好きで信仰していただけでした

 

「ありがとうございます」

 

 私では一生頭が上がりません

 

『ところで小娘よ、あの不届き者に復讐しないか?』

 

「っえ?」

 

 もちろんしたいです

 

「しかし、私では…」

 

 私に力はありません

 

 あっ、でも一人ずつ巻き込むなら…やっぱり無理です

 

『力を貸そう』

 

 ◇ ◇ ◇

 

 結果、私は融合しました

 

 その後、山賊達は(約50人)全滅し、私は幻想入りしました

 

 幻想興では友達のオオカミと暮らしていましたが、先日の怨霊によって全滅、咲夜さん(メイド長)に拾われてお嬢様との面会です

 

「咲夜、その子は?」

 

「お嬢様、実は……」

 

 咲夜さんが事情を説明する

 

「なるほど…」

 

 納得したようです。これなら…(フラグ)

 

「ダメですもといた所に返して来なさい」

 

 私はペットか何かですか!?

 

 よくよく考えれば、一人で泣いている所を拾われて「ここで雇って(飼って)いいですか?」です

 

 お嬢様は咲夜さんの保護者ですか!?

 

「わーイヌミミだーかわいー」

 

 金髪の幼い吸血鬼、妹様が来ました

 

 ありがとうございます妹様

 

 おかげさまで助かりました

 

 そして妹様、私の耳はオオカミです

 

「お姉様、イヌミミの何が悪いのー?」

 

 私の本体はイヌミミですか!?

 

「ッフ、フラン!?」

 

 でも、妹様のおかげでなんとか雇ってもらえました

 

 あの後にいくつかルールを聞きました

 

 私の役割は移動と買い出しです

 

 あっそうそう、メイド長とお嬢様に能力と使える力を教えました

 

 能力は、《コミュニケーションを操る程度の能力》

 

 使える力とは、変身です

 

 適当に名付けると、普通の人間にミミとシッポを生やした《いつもの姿》

 

 普通の人間の姿の《擬人化》

 

 オオカミの姿の《人狼化》です

 

 館内では《人狼化》は禁止で、人里の近くでは《擬人化》のみです

 

 当たり前ですね

 

 ◇ ◇ ◇

 

 今日はさっそく買い出しです

 

 朝にお嬢様から『始めの客には気を付けて』と言われました

 

 もう出ますし、大丈夫ですね(同じくフラグ)

 

『メイド長、買い出しに行って来……』

 

「「……」」

 

 目の前には白髪の紫の目の青年がいました

 

 敵ですね、運が悪い……

 

 私は構えた

 

 ◇ ◇ ◇

 

 やっと視点が帰って来た

 

「美鈴さんおはようございます」

 

 朝の挨拶は大切だ

 

「おはようございますクロノさん、お嬢様がおよびしていましたよ」

 

 レミリアさんが?

 

「ありがとうございます。すぐ行きます」

 

 (誰だろ……)

 

 ドアを開けると、銀髪で水色の目をした少女がいた

 

 (人狼?)

 

 大妖怪の一つかもしれない

 

「「……」」

 

 向こうもこっちに気付いた

 

 向こうも構えている

 

 敵か……

 

 最近、戦闘興に合う回数が増えた…(自覚なし)




「は~いどうもこんにちは、皆のアイドルアリカだよ~☆」

「もしアイドルなら容姿は記述させている、黒月だ」

「正論やめて☆」

「断る」

「とにかく、今回は解説だから☆」

「何の?」

「転生の術式☆」

「☆を付けながら真面目な事言うな」

「は~いは~いヽ( ・∀・)ノ」

「変わりを用意するな」

「それでは☆」

「解説放棄するな」

「……」

「はぁ」

「まず、転生の術式とは、一種の呪いだ」

「メリットは記憶を引き続き、世界を移動できることだ」

「デメリットは寿命が極端に短くなり、解除が出来ない事だ」

「使用条件は魂の強度と一定以上の魔力だな」

「制作者は鬼龍。あいつならこんな達の悪いものも作れるな」

「今後、絶対に解除できない術式をどう解除するか、楽しみだな!」

「そろそろ帰る、じゃあな」
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