東方幻想無限連鎖   作:にけ・リューノ

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魔法だ~吸血鬼だ~オオカミだ~

「霊夢……」

 あれから三日、ずっと寝ている

 永遠亭の洗脳異変の時も僕はみんなに同じような感覚を押し付けていたのだろう

 あの時は薬物による洗脳だったため、大丈夫だった

 しかし今回は違う

 今回の場合、霊夢を呪う事の出来るような強者がいた、ということだ

 実際に早苗さんでも解けなかった(異変に参加した事実を使って宗教関連で脅した)

 

『アリカ、霊夢に付いた呪いを解除する方法はあるか?』

 

《情報を操る程度の能力》をもつ彼女なら分かるだろう

 

『四日後に分かるよ~☆』

 

 違う、今出来ることの情報をくれ。役立たず

 

「行ってきます」

 

 行き先は魔理沙の家、霧雨魔法店だ

 いつもなら魔理沙も華仙もいて、霊夢もいる

 とてもにぎやかで退屈もしない

 

「どこで間違えたのだろう…」

 

 あの頃に戻りたい

 あの頃と同じように過ごしたい

 

「……っ」

 

 悔しい、あそこで暴走した自分が

 悔しい、そんな中で『ここで散る為の方法を探す』と言えた自分が

 悔しい、自分について知らない時に『今を生きる、ただそれだけでいい』と言った自分が

 悔しい、今ここで何も出来ない自分が

 

「そんな事考えたって、何も無いでしょう?」

 

「華仙…居たのか」

 

 丁寧語を一瞬忘れていた

 

「フフッ、あなたは今のままが上出来よ」

 

「……」

 

 早すぎる話の流れを感じた

 

「とりあえず行ってきます」

 鎖羽を開き、飛翔する

 太陽はまだ出ていなかった

 

 ◇ ◇ ◇

 

「「……」」

 

 気まずい

 

「「……」」

 

 何でフェルがいるのか……

 

「「……」」

 

 そして魔理沙はフランと遊んでいる

 

「「……」」

 

 どうしろと?どうしろと?

 

「「……」」

 

 この空気で先に話だすのはただの勇者だ

 

「「……」」

 

 腐っても小説だぞ、これ

 

「「……」」

 

 そろそろ怒られるぞ

 

「「……」」

 

 お願いだから助けて

 

「あっクロノおはよう。いつの間に来ていたんだ?」

 

 助かった

 

「おはよう魔理沙……」

 

 空気が悪過ぎる

 

「どうした?死んだ魚の目をして」

 

 美味しいよね、魚…特に刺身……

 

「その…以前もめて……」

 

 嘘はついていない

 

「じゃあ仲直りすれば?」

 

 ど正論だぜ畜生!!空気考えろこんやろー!!

 しゃーない、謝るか

 

 ◇ ◇ ◇

 

 フッフッフ、謝罪のシーンは飛ばさせてもらった

 

「あの、少し繋げる(・・・)ようにしてもいいですか?」

 

「繋げる?」

 

 メアド交換みたいな?L○NEのQRコード交換みたいな?

 

「能力の効果内に入れたいからです」

 

 怪し過ぎません?

 

「私の能力は《コミュニケーションを操る程度の能力》です」

 

「はぁっ……」

 

 ああいう(・・・・)意味ではないことを願う

 そんな簡単に能力を教えていいものではないと思います

 

「繋げる為には個人情報が必要で、魔力や妖力、霊力の《色》が必要です」

 

「色?」

 

「イメージで言えば、白い円の中に広がった様々な種類の絵の具です」

 

 ちょっと何言っているかわからない

 少なくとも表現が難しいことがわかった

 

「まぁ、適当に小弾でも投げて下さい」

 

「はぁ」

 

 小弾はスペルを構成する上で基礎の弾幕だ

 さすがに作ることができる

 

「色を調べますね」

 

 ただの推測だが、イメージカラーが関係していると思う

 例えば霊夢やレミリアさんは赤(紅)、魔理沙は黄色みたいな

 

「大体分かりました」

 

 絶妙に気になる

 

「青が濃い黒ですね」

 

「!?」

 

 イメージカラー、黒かったの!?

 かなりショック

 

『少しチェックします』

 

 刹那、頭の中に声が響いた

 

『オケです』

 

「話はそれるけど、何でフェルやフランはここに?」

 

 ご・ま・か・し

 こういう状況で最も効果的な策略?だ

 

「妹様が『イヌミミだ~、魔理沙の家まで乗せてよ~』と」

 

 咲夜さん、何で許可した?

 

「……」

 

 フェルが急に黙りこんだ

 

「どうしました?」

 

「…気が付けば太陽が……」

 

 フランもいるから帰れないのか

 

「何秒くらいで紅魔館に着きますか?」

 

 手中の空気を圧縮し、黒い球体を作る

 

「大体30秒くらいです」

 

「分かりました。フランを連れて下さい」

 

「はい」

 

 30秒なら魔力はもつ

 記憶の中にあった魔法

 圧縮空気を利用し、光属性対策の壁を作る

 そういう魔法だ

 

「準備大丈夫です」

 

「OK、」

 

「『コムプラス・エア』」

 

 大気には、オゾン層が存在する

 オゾン層はO³と書き、酸素の粒子で構成する

 また、オゾンには紫外線を防ぐ働きがある

 それと似たようなものだ

 この魔法は圧縮空気を利用し、光属性対策の壁を作る

 

「今のうちに」

 

 圧縮空気を飛ばし、空が黒くなる

 

「はい!」

 

 ◇ ◇ ◇

 

「はあ、はあ、」

 

 ものすごく疲れました

 館内に入った2秒後に魔法が解けていました

 非常に危なかったようです

 

「フェルちゃん、明日もいこ~」

 

「許可をもらえれば行きます」

 

 妹様は何故か私の事を《ちゃん》と呼んでいます

 

「遅かったわね、まだ買い出しがあるのよ!」

 

「すっ、すみません」

 

 メイド長が来ました

 私は一息ついて、

 

「行ってきます」

 

 人里に向かった

 

 ◇ ◇ ◇

 

『すみません、一つ聞いてもいいですか?』

 

『どうした小娘よ』

 

 少し気になる事を聞きます

 

『何故、わざわざ『小僧の魔力を調べろ』と?』

 

 もともと繋げるつもりでしたが

 

『あの小僧の中に《何か》が存在するからだ』

 

 何か?

 

『私からするあなたですか?』

 

『似たようなものだ』

 

《擬人化》状態に移った

 人里の中では、「空が…また新手の異変か!!」、と盛り上がっている人がいます

 ストレートに言うと「アホですか?」です

 私からしてあの方は恩人であり、力の源です

 クロノさんも、もしかしたら…

 その場合、魔力の色が黒かったのも納得です




「やっと記述方法を変えたか…黒月だ」

「遅かったね~アリカだよ~☆」

「気が付けばもう23か」

「中途半端だね~☆」

「作者の目標:30は行きたい」

「この文字数とペースなら行けそうだね~☆」

「終わるか」

「それでは☆」
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