東方幻想無限連鎖   作:にけ・リューノ

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ラスボス

 あの後、いろいろ回って転生の術式についてわかった

 聖属性の魔法、製作者は何となく作ったらしい

 発動条件は魂の強さと一定以上の魔力

 効果は転生と引き継ぎ(・・・・)

 デメリットは寿命の極端な程の低下

 だが、ここで問題が起きる

 どうして記憶までも(・・・・・)がなくなっていたのだろう

 それだけがわからない

 手に■■■■を持つ

 あれ、言語化できない

 アリカの情報(頼りなし)によると、今日、霊夢の呪いを解除する方法が見つかるらしい

 

「っ!!」

 

 地震が起こった

 最近、地震が増えた気がする

 いや、もともとこういう所なのか?幻想郷は

 

『クロノさん、すぐに来てください』

 

 フェルから通話が来る

 

『どうしたのですか?』

 

 紅魔館が崩れたなら、手伝うつもりは無い

 

『地底から妖力が』

 

 どうやら紅魔館の事ではなかったらしい

 

『すぐに行きます』

 

 霊夢の関係でわずかな期待を込めながら出発する

 地底と言えば間欠センター

 

「生命探知 人物指定『フェル』」

 

 どうやらすでに地底にいるようだ

 鎖羽を開き、飛翔する

 

 ◇ ◇ ◇

 

「……」

 

 反応が難しい

 間欠センターまで来たが、感じる妖力が凄まじい

 

「来い、ソルス」

 

 空色の大剣を呼ぶ

 エネルギーは八割程度だ

 慣性の法則を無視しながら妖力の中を突き進んだ

 ところで何でフェルは僕を呼んだのだろうか

 

 ◇ ◇ ◇

 

「コード1:動くな」

 

 ほんの一瞬だけ止まった《ソレ》に斬撃を叩きまくる

 

『ああもう、削っても削ってもすぐに回復します』

 

『そうだな』

 

《人狼化》して、回避に専念します

 しかし、耐久戦をしても少しずつ攻撃のダメージが少なくなっています

 耐性か、強化か……

 

『フェル、後ろ!!』

 

「コード1:動く─」

 

 壁から生えた手によって拘束されました

 ヤバいです

 目の前にいる《ソレ》が妖力を圧縮して妖力弾を作っています

 

『すみません』

 

 すぐにあの方に言います

 やっぱり、私の力では勝てません

 力を借りたいのです

 

『これから面白くなるところだ。まだ貸さん』

 

 ひどくないですか!?

 面白くなるってどういうことですか?

 私に妖力弾が直撃しようとした刹那──

 

 ◇ ◇ ◇

 

「間に合え、天翔閃」

 

 ヒーローは遅れてやって来る

 そもそも天翔閃は光だから間に合うのは確実だが……

 妖力弾と天翔閃が相殺する

 

「はぁっ!!」

 

 風圧で崩れかけた壁を蹴って能力を付与した右手で殴る

 

「すみません、遅れました」

 

「「おっせえーよ、クロノ(遅かったですね、クロノさん)」」

 

 まるでなろう系主人公の登場シーンだ

 まぁ、実際に大差ないが……

 

「じゃあ、何ラウンド目か知らないけど、第二ラウンドの始まりだ」

 

「無理やりだな」




「タイトルで今後が予測できる件について、黒月だ」

「勝ったな、風呂食ってくる。アリカだよ~☆」

「フラグやめい」

「ヤツは我が四天王の中で最弱、ゆえに我こそが……」

「それよりお前、自分の事を気をつけた方がいいぞ」

「?」

「そういえばあいつ、身に覚えが……」

「めんどくさいので、それでは☆」
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