三日目が始まった
「暗いな、時間は何分だろう」
そういって箱から出した時計を見る
6:47
おかしい
今は3月。にもかかわらず辺りは真っ暗
外を見る。月の色が緑っぽい
「霊夢!」
急いで霊夢の部屋へ行く
いなかった
昨日言っていた永遠亭とやらに言ったのだろう
昨日の話的に魔理沙と華仙?もだろう
僕は永遠亭ってところの場所は知らない
だから今から調べる
「生命探知 人物指定『博麗霊夢』」
索敵に便利な魔法を使い、方角が分かった
今からそこ行く
例のごとく鎖の羽を生やし、音速で飛ぶ
暗い、大きな竹林が見えた
「……はあ」
僕は今すごく疲れています
変なやつがけんかを売って来ます
どうすればいいですか?
「私は早苗、二人の神々の力であなたを止め──」
コイツ敵だな
手に鎖をさしてぶんまわす
気絶で済ましておこう
というか神?怪しい宗教でも入っているのかな?
宗教勧誘ならお断りします
あっ霊夢いた
「霊夢ー」
霊夢がきずく
「何でクロノがここにいるの」
何故か少し怒っていた
「まぁまぁ、細かいことは気にするなよ」
魔理沙、ナイス
「そちらは?」
「私は茨木華仙、初めまして、クロノ…でいいよね」「初めまして茨木さん」「華仙でいいよ」「分かりました」
「おはようクロノ」「夜だよ魔理沙」
しっかり挨拶?する
「クロノも来たなら永琳も大丈夫そうだな」
「永琳?」
「結界がヤバいやつだ」
「それは有利だね」「少し待ってください」
右手を上げと天から空色の大剣が落ちてくる
太陽剣ソルス。これが名前だ
「じゃあ始めます」
「「「何を?」」」「それと危険な予感がするんだが」
「雑魚処理です」
「紅魔館や宗教の人のように、協力をしている人がいるようなので」
「確かにそうね古明地姉妹もいたし」
誰?
「気絶で済ましておくので大丈夫です」
「じゃあ始めます」
『火力『零』閃光『最大』範囲『竹林全体』除外範囲『半径10メートル』』
設定が完了した。簡単な設定だからすぐ終わる
「それじゃぁ、『天翔閃』」
自分から10メートル以内を除いて光の柱が竹林全体をおおう
「三割ぐらい使ったかな」
僕のソルスは太陽光をエネルギー源にしているため、夜では弱い
暗いとエネルギーの消費が激しい
「「「うわぁ……」」」
そりゃ引かれるか
「ここの人のことについて教えて下さい。僕一人でやりますから」
「幻覚を見せてくる兎と結界と弓を使う赤十字の月の住民、弾幕馬鹿のかぐや姫よ。本当に一人で大丈夫?」
「そうですか。紅魔館を何とかして下さい」
何故か出る敬語
「クロノなら大丈夫よ」「でも......」「大丈夫だって霊夢」「相性もいいだろ」
やたら信頼される理由は何でかな?
「任せて下さい!」
正直に言おう、めっちゃ怖い
「それじゃあ行って来ます」
再び鎖の羽を生やして音速で動く
さっき霊夢が言っていた三人を無力化すればいいだろう
何人参加していたんだ?
周囲は死屍累々、気絶しているのが多すぎる
確かに結構眩しかったけど……
永遠亭らしき物があった
「お邪魔しまーす」
「......」
前回みたいにナイフが飛んでこなこて良かった
ふすまを突き破って奥に行く
悪気はない、ただやりたかっただけだ
目が赤い兎の耳が生えた人が来る
この表現変人にしか聞こえない
分身したすごーい
「コイツが幻覚を見せるヤツか......」
たぶんあっているだろう
鎖の操作をオートに変える
その瞬間、何か柔らかいものに鎖が刺さる音がした
手に魔力を巻きつけて触れる
視界が少し良くなっただけだ
つまり異変を起こしたのはこの人じゃない
残り二人の内のどちらかだ
ふすまを突き破りながら奥に行く
「ここは?」
本で視た宇宙に似ていた
唐突に床がなくなっていく
「は?」
飛んできた矢が首筋をかする
反応できなかったら刺さっていた
「あなたが永琳さんですか?」
「いきなり名前ですか」
「魔理沙が下の名前だけしか言ってませんでしたから」
笑って言うが、コイツ絶対気が合わないと思っていた
「殺らせてもらいますよ」
「そう……禁薬 蓬莱の薬」
小型の弾幕がたくさん飛んくる
そして魔法で強化された矢が飛んできた
その矢が分裂する
「オーバーバーサーク」
身体の制御ができない替わりに身体強化などができる切り札を切る
「コフッ」
大量の弾幕を破壊した後、血を吐く
我ながらかなり雑かったのだろう
「意外と無茶したようね」
「そろそろ終わりです」
二本の大振りのナイフをだす
これはただ硬くて軽いだけの物だ
向こうは弓を構える
「「ハア!」」
音速で動く
片方のナイフで矢を弾き、肉薄する
後ろを確認していたら結果は違っただろう
弾いた矢が心臓に刺さるとは思っていなかったから
「追尾式?」
体制を崩す
「せめてこれでも食らえ」
鎖をさして自分を永琳に引き寄せる
能力を起動し、無効化する
反応は二つ、結界と異変の術式
この二つが解け
回し蹴りで気絶してくれた
「降りよ」
永遠亭から出ると空は赤かった
「紅魔館のヤツか」
「じゃあ僕は赤い霧を消すかな」
◇ ◇ ◇
「どうやらクロノは勝ったようね」
「だな」「そうね」
夜が終わったのを確認して安心した
もしクロノが負けたら薬の洗脳や霧の湖からの移動などでかなり不利になる
「ふぅ」
また今度お礼を言おう
紅い霧が発生する
「始まったね」
「手分けして退治しよう」
「そうだな」
「私と魔理沙は咲夜とレミリア、華仙はパチュリーと小悪魔これでいい?」
「「意義なし」」
門番を倒して突撃する
「神槍 スピア・ザ・グングニル」
「幻符 殺人ドール」
入った瞬間見えたのは
大量のグングニルだった
全員に渡した符が剥がれた
「私達が相手するから華仙は先行って」「わかった」
「紅符 不夜城レッド」
「霊符 夢想封印」
「恋心 ダブルスパーク」
夢想封印は符をばらまくために使い、ダブルスパークは気をそらすために使う
七色の弾幕に二つの光、紅い十字と、綺麗な光景だろう
巻かれた符にレミリアが引っ掛かる
咲夜に針や星型弾が飛び回避行動を繰り返して三十秒
「すみませんお嬢様」
「霊符 封魔陣」
「恋符 マスタースパーク」
しっかりと、とどめを刺す霊夢達だった
◇ ◇ ◇
「ふぅ、終わったわね」
後ろには倒れたパチュリーと小悪魔がいた
「霊夢の方は大丈夫かな?」
「後は目的を調べるだけね、大した事はないと思うけど」
レミリアの部屋にきた
「あったこれね」
「参加した人数からして永遠亭を中心にして参加した人に利益を与えるような感じだと思うけど……」
「クロノがいなかったらまずかったわ」
結論だけ言って終わった
◇ ◇ ◇
「もうやけくそじゃあぁぁぁぁ!!」
音速で飛び回っても終わらない
永琳に刺された心臓を治すのに魔力を食われ、無効化にも食われ、飛び回った反動で壊れた鎖を直すのにも食われる
魔力結晶の残量ももう少ししかない
約五時間後
「終わったぁぁぁぁ!!」
「あぁぁぁぁ!!」
魔力が枯渇して落ちた
ボックスからパラシュートを出して落下する
魔力がないので歩いて帰った
◇ ◇ ◇
「お帰りクロノ」
「今日は疲れたから寝るよ」
「あっ、うん」
「それと…ありがとう」
「?」
何かお礼を言われるような事はしていない
もし僕が自分勝手に生きる生物ではないのなら分かっていたと思う
「お休み」
今日は7時におき、永遠亭で三時間、無効化に五時間、魔力の回復に一時間、
精神的に疲れて歩くのに三時間かかった
眠たい
そう言えば何で僕は生きているのだろう
そんな些細な事はいいや
今を生きる、それだけでいい
三日目が終わった
学校も含めて二週間かかりましたすみません
次回、東方幻想無限連鎖第四話 月の宴