暗龍・J・刀子の魅力的な勧誘に乗り、イ・ウーに来たら有名な英雄、シャーロック・ホームズに出会えたのだ」
ふむ……これからはあらすじ紹介していくか。
「その方が良いかどうかは読者が決めて欲しい所だと思うがな」
そこら辺も感想とかに期待しよう(無茶振り)
ではでは!本編へゴー!
「…随分と…面白い事を言う子だね。私でも推理出来なかったよ」
驚いた様に
面白い事を言ったか?……事実しか言ってないよな…
「子供扱いするな。今はこんな姿だが、一応2500年生きているんだ。神換算で25だ」
「…ブラドからの報告で、神と名乗る精神疾患者と仮定をしていたんだけどね。中国には孫悟空だっているし、君の言葉の方を信じてみるのも悪くないかな。それで?僕が死んでなくて何か噂になってるのかい?」
いたのか孫悟空。あれも架空の人物と思っていたんだが…この世界は架空の人物が実在する世界か?というかブラド。お前本当に人を小馬鹿にし過ぎだぞ次は心臓を刺してやる。
「事実、冥界のイギリス担当が『ホームズ家の初代が全然来ないし何処にいるのか分からない』と泣いていたぞ。あんまり長生きすると此方も困るんだが」
長生きする事は別に悪い事ではない。健康的な証拠だからな。
だが
全ての生き物はちゃんと生きて死んで貰わないと困る。
この男の様に自分を死んだことにして生きている場合、子孫や憧れてる人間は『一度見ておきたい』という願いが叶えられず、無理矢理冥界から抜け出し怨霊になる可能性があるからだ。
怨霊が人間界に出てくると世界に綻びが発生する。だから陰陽師という職業が存在するんだ。
世の中には陰陽師と同等かそれ以上の力を持ってる只の人間がいるみたいだが…
「あぁ、そこは心配無いよ。僕の推理では、2009年7月25日には老衰で死んでしまうよ」
ニコッとしながらそう伝える。自分の死期は既に推理済み…か。
「その推理が当たる事を祈るよ」
どうせタダでは死なねえだろうけど。
「…あのぉ……そろそろ話を戻しても良いですか?」
「…ん?あぁ忘れてた…すまないな刀子」
いかんいかん。私が話しかけて話が進まなくなってたな。
「いえ…貴方への認識を改めれたので大丈夫です」
「ん?どういう事だ?」
「…私も貴方の言葉を信じるという事です」
「ほぉ」
諦めずに説明した事が身を結んだか。良かった良かった。
「教授。この方…武ノ神黑紅さんをイ・ウーに入ってもらおうと思って連れてきました」
「あぁ成る程、それで連れてきたのか…私の推理には武ノ神君の存在自体、計算外だったんだけどね。…ふむ…武ノ神君が…」
此方の世界にとっては私の存在自体あり得ないからな。計算外なのは仕方ない…
「成る程。なら少しテストしようか」
「なんだ、入団試験か?」
「どちらかと言うと入学試験だね。このイ・ウーは互いに生徒で教師。凡ゆる事を教え合う場にもなっているんだよ」
成る程…放任主義の極みな学校という訳か。面白い物だ。
「どんな入試を行うつもりだ?」
「君の…というより神の存在の証明として、僕と戦うと言うのはどうだい?」
「絶対好奇心からだよなその提案」
にやけてるし、目尻下がってるし、盲目の筈なのにキラキラした目で見てるし。声が楽しみなのを隠してない。
「…はぁ…まぁいい、勝手にしてくれ。私は受ける側なんだからとやかく言わない」
「お気遣いどうも。それじゃあ移動して、君の力を見えてもらおうか」
そう言いながらシャーロックはステッキを掴みながら椅子から立ち上がる。
「…盲目とは思えん軽やかさだな。行動の全てに推理を使っているのか?」
「え?」
刀子が声を出しながら此方を見て驚いてる。シャーロックも驚いた目で此方を見てる。何だ知らなかったのか。
「…凄いな君は。今まで見えてる様に振る舞ってきたつもりなんだけどね。参考までにどうして分かったか聞いてもいいかい?」
「簡単な事だ。瞼の筋肉の動き方が意図的のものだからだ」
本来驚いた時の目元の変化は電気信号の所為なので、他の部分はあまり動かない。
シャーロックは無理矢理動かしてるので、動かしてる皮膚が多過ぎる。
分かりやすく言うと、本来上下の瞼しか動かないのにシャーロックは頬の皮膚とか
「…成る程…僕もまだまだ、と言う事だね」
「安心しろ。私みたいな人外の最高峰な奴は居ないからな。見られてバレるのは私以外居ないと思ってくれていい」
「はははっ。君は優しいんだね。おっと、また話し込む所だったね。行こうか」
ステッキを持ちながらドアノブを難なく回し、部屋を出るシャーロック。
刀子はドアの音がするまでずっと驚いていた。…そんなにショックだったのか。
私達もシャーロックの後ろを歩き、案内されていく。
潜水艦の中でブラドも戦えるとなると、一体どこまで広いんだろうな。
「君の持つ力は、ブラド君の様に巨大化したりするのかな?」
「心配するな。今は材料が無いから巨大化は出来ない」
というか戦った事あるのかブラドと。教授という肩書きから察するに、イ・ウーのNo. 1という所か。
「材料…?何か必要なのですか?簡単な物なら用意出来ますよ?」
不思議そうに此方を見る刀子。その気遣いは良いが敵に塩を送る事と変わらなくないか?それは。
「…いや、入試が終わってからでいい。この世界に来てからの小手調べでもあるからな」
「ははははっ。君と戦う事が楽しみになってきたよ」
遂に隠さなくなったなこの老人…だがまぁ、楽しませてやるか。実際私もこの力が通じるか楽しみではある。
そんな風に会話していると、甲板へ出れる耐圧扉の前に着いた。
まさか浮上してるのか?国際機密犯罪組織なんだろ??
「安心したまえ。この潜水艦は核ミサイル搭載の原子力潜水艦だ。誰も手出しは出来ないよ」
「その言葉の所為で別の不安が出現したのだが」
この老人本当に何考えてるのか分からん。末恐ろしいわ。
甲板に出てきた私達は、数m離れて向かい合う。危険なので刀子は耐圧扉付近にいてもらってる。
「ありきたりな言葉だろうけど一応言っておこうか。
『さぁ、君の力を見せてくれたまえ』とね」
「では、お言葉に甘えようか」
肩マントの裏側の特殊空間から、あるバックルを取り出す。
この世界に来る時に許された装備の大本。
これが無くては意味が無い。
バックルを前面の腰に添えて、ベルトを出現させる。バックルの左側、空白のプレートに鎧武者の横顔が出現する。
『戦極ドライバー!』
右手にブラッドオレンジロックシードを持ち、解錠する。
『ブラッドオレンジ!』
音声と共に、頭上に
「刮目せよ。これが私の、武神の姿である」
ロックシードをドライバー中央に嵌め込み、ロックする。
『ロックオン!』
ドライバーからエレキギター音が鳴り響く。音に合わせて塊の隙間が赤く発光する。
「 変身 」
ドライバーのブレードを倒すとギター音が鳴り、ブラッドオレンジがゆっくり落ちて顔を隠し全身を特殊なスーツで包み、展開して鎧へと変貌する。
『ブラッドオレンジアームズ!
邪ノ道オンステージ!』
ブラッドオレンジアームズが完全に展開し終わると、果汁が溢れて散る。右手は
その刃をシャーロックに向ける。
「行くぞ名探偵。
此処からは、私の
はい!やっと初変身出来ましたー!(*´꒳`ノノ゙パチパチ
この第3話が終わったら、オリキャラの詳細(ネタバレあり)を書こうと思います。
ではまた次回!お楽しみに!