鎧武者の神   作:仮面ライダー ダーク

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どうも皆さん!

初戦闘描写でございます!

まさか戦闘描写で2000字近くなるなんて考えてもみなかった…!!

タイトル変更致しました。流れ的には此方の方が思いました。

それでは本編へどうぞ!


第参話 後編 武神入試

 

高らかに『勝ち戦(私が勝つ)』と宣言する。私の発言を試験開始の合図にしたのか、シャーロックは早速発砲してきた。

シャーロックの右手元が光り、私の目にあたるマスク部分とドライバー、装備の薄いスーツ部分*1に銃弾がぶつかり弾き飛ぶ(・・・・)

 

 

「素晴らしい射撃だ。この時代の技術が私の様な装備をしていたなら、既に戦闘不能になっていただろう」

 

「そのドライバーを破壊すればと思ったけど、対策済みだったか」

 

「否。これは最初から既に完成している。人間の武器(銃弾)如きで破壊される様な物では私の神器にならない」

 

シャーロックに向かってゆっくり歩き出す。シャーロックはまた見えない銃を使い射撃してくるが、鎧とスーツは全て弾いてしまう。

リロードしてる時間が見れないが、発砲の際の光は点滅していて、音は1発に1回鳴っている。つまりマズルフラッシュが点灯の様に見えるマシンガンではなく自動式拳銃か単発式拳銃の種類だ。

大橙丸で防御すると、武器破壊を狙ってか大橙丸の刃の根元一箇所に10、20発の銃弾が集中して撃ってくる。

 

成る程、並の刀ならこれで壊れるだろう。だが、

 

「甘く見たな!名探偵!」

 

大橙丸での防御を解除する。好機と感じたであろうシャーロックは私に向けて銃撃する。

一箇所に向かって飛んでくる一列の弾丸。その銃弾に向けて振り下ろし、飛んできた弾丸を全て斬る(・・・・)

 

3発の弾丸は真っ二つに割れ、後ろに飛んでいく。

 

 

「何と…?!」

 

 

予想外だったのか、動きを止めるシャーロック。甲板を歪めそうな程強く踏み込み、格好の獲物となったシャーロックとの距離を詰める。

反応したシャーロックは懐からアーマーナイフを取り出すが、大橙丸の横薙ぎにより持ち手と刃の境目を斬られる。*2

 

「せやぁぁぁ!」

 

右からシャーロックに斬りかかる。するとシャーロックは左手のステッキを使って防御を取る。ステッキに大橙丸の刃が沈むが、途中でギィィン!と刃と刃のぶつかる音が鳴る。

 

「仕込み杖か!」

 

「切り札は隠しておくものだからね」

 

そう言った後に右手から眩い光が放ち、私の腹部に5発程射撃する。

 

「っぅ!!」

 

この距離での射撃は流石に堪える。撃たれた衝撃で二、三歩下がる。

追い討ちの様に1発撃ってくるが弾き飛ばす。

 

「神器に近い武器…貴様、聖剣の類を隠してるな?」

 

「これ以上の詮索はやめてくれると助かる。これは女王陛下から借り受けてる剣だからね」

 

「語るに落ちたな名探偵。今の発言で全て理解したわ」

 

「内緒にしてくれると助かるよ」

 

ステッキの中に入ってるのは十中八九騎士王の剣だろう。聖剣と呼ばれる様な剣は山ほどあるだろうが、国王自ら貸し与えるとなると国宝の中でも少数になるだろう。シャーロックホームズの故郷イギリスなら、該当するのは騎士王の剣と推測が出来る。

 

 

「ずっと中に入れておくつもりか?その剣で無ければ私と太刀打ち出来ないと理解は出来ているのだろう?」

 

「そんな簡単に引き抜いていい剣では無いからね。僕の射撃のカラクリを君が暴くまで使わないべきか迷ってる所だよ」

 

「はっ!カラクリが分かる前に私に負けるなよ!」

 

 

大橙丸を左手に持ち替え、右手で腰のホルダーに付けられた無双セイバーを抜刀し、シャーロックに近づく。シャーロックから射撃が来る。

まず無双セイバーを振り下ろし2発弾き、引き際に大橙丸を振り下ろし2発弾く。その間もシャーロックの銃は弾切れを知らない様に大量に撃ってくるが、この鎧には関係ない。二刀の間を通る銃弾は鎧に弾かれ何処かへ行く。

 

二刀流で弾きながら近づくにしては弾幕が多いので、此方も射撃をするとしよう。無双セイバーのスイッチを引っ張り、電磁(エネルギー)弾を放つ。

 

シャーロックからの銃撃は無双セイバーの弾丸が数弾吸い込むように溶かし、消していく。その過程で無双セイバーの弾丸は空中で霧散し、消えていく。

 

シャーロックは射撃手段を持ってるとは思ってなかったのか、少し手先がぶれて弾丸が私の左側を通り抜ける。その隙に大橙丸と無双セイバーの柄頭同士をくっつけ、無双セイバーをナギナタモードにする。

 

「決着をつけるぞ!名探偵!」

 

ナギナタを風車の要領で振り回し、弾幕を弾き飛ばしながらシャーロックに近づく。そろそろ限界を感じたのか、シャーロックはステッキの持ち手を強く握りしめる。

 

「おおおおおおおおおおぉ!!!」

 

充分な距離まで近づけた私は、無双セイバー側の刃を持ち攻撃範囲を無理やり広げて、シャーロックの手の銃を上空に弾く。古銃と呼ぶに相応そうな、金色の銃だった。覚悟を決めたのか、ステッキから剣を抜こうとしたシャーロックだがもう遅かった。

シャーロックの銃が浮かんでいる間に、戦極ドライバーのブレードを下ろす。

 

ブラッドオレンジスカッシュ!

 

ナギナタが紅いエネルギーを纏い、紅く光る。ナギナタを振り回し、まずステッキを持つ手を切りつけステッキを落とさせる。更にシャーロックの左肩を切り裂き、最後に右肩から脇腹へ斜めに切り裂く。

 

「ぐっ……!」

 

呻き声を上げ、膝立ちになるシャーロック。そのシャーロックの首元にナギナタの刃を添える。

 

 

「私の勝ちだ。名探偵シャーロックホームズ」

 

 

手と両肩を負傷したシャーロックは、ふふふっと笑う。

 

「……素晴らしいよ。イ・ウーで僕を斃せる者は誰一人居なかったのに、君はそれを覆した…。これで君は、イ・ウー真のNo.1だ。

 

おめでとう武ノ神 黑紅君。君は神の存在を立証した。

この僕を倒したという結果でね」

 

「ふん。そんな序列の様な物。興味無いわ」

 

私はロックシードの果実パーツを折り畳み、変身解除する。

 

「それで?私はイ・ウーに入れるのか?」

 

そう聞くと、シャーロックは吃驚した様子で此方を見る。

こいつまさか入学試験と言った事忘れたのか?

 

 

「…いいのかい?君はもう学ぶ事はない様に見えるが」

 

「阿呆。まだこの世界の事は7年分しか知らんわ。超能力もよく知らんからな。此処で世話になりたい所だ」

 

怪我してるシャーロックに肩を貸し、立たせる。

血相を変えた刀子が走ってくる。

 

「……はははっ。やっぱり君は面白いね……

 

イ・ウーにようこそ。残り2年くらいだが、良き生活を送りたまえ」

 

 

 

「言われなくても、そのつもりだ」

 

 

 

こうして私は、この世界の居場所を一つ、見つけたのだった。

 

 

 

武ノ神黑紅 

所持ロックシード

 

ブラッドオレンジ ??????

*1
【ライドウェア】鎧の下に纏うアンダースーツ。戦極ドライバーによって制御されており、変身した者の全身を覆うことで保護して身を守り、基礎的な身体能力を大幅に向上させる。

*2
【カヒノジン】パワーセルが生み出す膨大なエネルギーを利用して物質の化学結合に作用する特殊な刃。通常の刀剣では実現不可能な切断力を生み出すことが出来る。




シャーロックホームズに勝ちました!!(あかんやろ)
まぁ…お互い本気じゃないし……良いよね?

さて、次はプロフィールを挟んで
番外編→原作突入
しようと思います!

前振りが長すぎて申し訳ないですが、番外編は皆さんが見たいであろうイベントが発生するのでどうぞご期待下さい!
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