自称無害電波放送
只今、学生達の憩いの時間放課後タイム。
ある者はクラブに慎み、ある者はバイトに精を出し、ある者は早々と帰宅し(帰寮し)一日の疲れを取る時間である。
要するに校舎にはほとんど誰もいない状況である。
もしいるとすれば、提出するはずだった宿題を忘れ、教室に羽交い絞めにされ居残りで宿題の再提出をさせられている憐れな奴か、余程の暇人ぐらいのもんである(文化部の活動は別棟なのでこの場合は除く)。
だが嘆かわしいことに、どこにでも暇人はいるのであった。
掃除当番で遅くなり、さっさと寮に戻ろうと食堂の前を通ると音無とバカと自称神がたむろっていた。
晶「何してんだよ……」
音無「いや、放課後は気が休まるな…と」
日向「全くだ…」
まあ、確かにそうだが……
直井「これだから緊張感のない愚民は……もちろん音無さんは崇高なる人間ですが。」
日向「おいこら、テメェ!人を勝手にくず扱いしてんじゃねぇよ!」
て、それ俺までクズ扱いされてません!?
晶「そうだそうだ!こいつはともかく、俺までこいつと同レベルと扱うのは止めろ!」
日向「ちょっ!待て、晶!!」
直井「ふむ、確かにそれはそうだな…」
日向「テメェも納得してんじゃねぇよ!!」
音無「うるさい、黙れ日向。」
日向「愚民扱いされて黙ってる奴がいると思うか!?」
三人揃って、バカの方を向いた。
音無「俺の目の前に。」
日向「愚民と認めろと!?」
全員『……………』
日向「そこはなんか反応して!!」
晶「やだ。」
日向「即断即答全否定!?」
全員『……………』
日向「だから反応しろって!」
晶・直『うるさい、黙れ愚民。』
日向「二人に増えた!?」
ピンポンパンポン♪
そんないつも通りのやり取りをしていると、放送がかかった。
それはさながら悪魔の囁きであった……
ゆり『SSSのメンバーは全員至急旧学院長室に集合よ!!
ちなみに一人でも遅れたら岩沢さんのギターをへし折るわ。以上!!』
ピンポンペンポン♪
晶「…」
音無「……」
日向「………」
直井「…………」
はい、それでは皆様声を揃えて。
いっ、にの、さん!
全員『はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
───────────────
【放課後 ガルデモ練習場所】
さてさて、こちらは所変わって第二音楽室。
岩沢「…よし、一旦休憩!」
ひさ子「おう。」
関根「よっしゃーーーー!!」
入江「しおりん、騒ぎすぎ…」
岩沢達は放課後の練習中断して、今は休憩している模様。
ユイ「お疲れさまです!!」
岩沢「おっ!サンキュ!」
ユイは毎日岩沢達の練習を見にきている。
どうやら岩沢に憧れているらしく、練習のたびに歌とギターを教わりにきている(間違っても音楽キチにはならないよう祈るばかりだ)。
ユイ「はい、皆さんの分です。」
関根「わ!ありがとう!!」
入江「あ、ありがとう。」
ユイ「いえいえ、どういたしまして!」
岩沢「………」
ひさ子「また作詞してるのか?」
岩沢「ん?ああ…」
ひさ子「休憩時間はしっかり休まないと体壊すぞ?」
岩沢「ああ…」
ひさ子「聞こえてないな…」
関根「相変わらずの音楽キチですね。」
入江「そ、それはちょっと言い過ぎじゃ…」
ひさ子「いや、これでもまだ軽い方だ。」
ユイ「つまり、それだけ音楽を愛しているってことですね!さっすが、岩沢さん!!」
ユイが違う認識をしたようだ。
(後でしっかりと矯正しておかなければ…)
ピンポンパンポン♪
ゆり『SSSのメンバーは全員至急旧学院長室に集合よ!!
ちなみに一人でも遅れたら岩沢さんのギターをへし折るわ。以上!!』
ピンポンペンポン♪
岩沢「ブッ!!」
放送が終わった瞬間、岩沢が吹いた。
ユイ「岩沢さん大丈夫ですか!?」
──────────────
【SSS作戦本部 旧学院長室】
ゆり「みんな揃ったわね?」
放送を聞いた俺達はすぐに旧学院長室に集まっていた。
姫野「あんな放送聞いたらね…」
ひさ子「岩沢なんて放送聞いた後、すぐにギター置き場に走ってったぞ。」
晶「だけど間に合わずに今、ゆりの手にあるわけか…」
岩沢「…私の、私のギターは無事なんだろうな?」
ゆり「もちろんよ。人質を手荒に扱うほど品性に欠けているつもりはないわ。」
日向「さらっと今『人質』っつったぞ、おい!」
大山「ゆりっぺ!その時点で品性がどうこう言っても、発言した言葉の全てが紙以下の薄さ
だよ!?」
松下「なんだか、どんどん粗暴になってきているな。」
高松「ああ…それは多分…」
野田「ん?なんだ貴様。いきなり見つめてきて、俺に用事でもあるのか?」
高松「いえ別に…」
高松「最近よく一緒にいる御方の影響を少なからず受けているのやも知れませんね。」
松下「…成る程な。」
竹山「確かに…」
大山「恐ろしい限りだよ…」
岩沢「そろそろ返してくれ。」
ゆり「それじゃ、投げるわよ~、それっ!」ヒョイッ!
岩沢「あ、ちょ、ちょっと!?」
姫野「手荒に扱わないんじゃなかったの!?」
TK「It is called break♪」
椎名「あさはかなり…」
───────────────
ゆり「さて、では今日のミッションを説明するわよ。」
藤巻「すげぇ…ほんの数秒前の事をさもなかったかのように進行してやがる…」
野田「その切り替えの早さ、流石はゆりっぺだ!」
日向「相変わらずのゆり信者っぷりだな、おい!」
ゆり「みんなでラジオ収録するわよ!」
日向「見事に無視した上にとんでもないこと言い張りやがった!?」
岩沢「面白そうじゃないか。」
ひさ子「あんまり迂闊なことは言わない方がいいぞ、ホントに。」
岩沢「こうしてギターも無事だったんだ。付き合うぐらい別にいいじゃないか。」
ひさ子「いやいやいや!!そのギターに害を及ぼそうとした奴が目の前にいるけれど、それでいい
のか!?」
ゆり「早速パーソナリティとか決めるわよ。」
日向「いやパーソナリティとか言われても俺達素人だぜ!?
芸人じゃあるまいし、喋りのアマチュアに何を求めてんだよ!」
ゆり「同時にアホプロフェッショナルでもあるでしょ。爆発力に期待するわ。」
日向「芸人気質を求められてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!!!」
TK「Hear the thunder kiss therain♪」
椎名「あさはかなり」
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色々議論(という名のくじ引き)の末、それぞれ役割が決まった。
パーソナリティ:晶・姫野
ディレクター:ゆり
アシスタント:遊佐・大山
ミキサー:竹山
警備(尊い犠牲):松下・藤巻
晶「とりあえず、頑張りますか。」
姫野「そうだね。」
ゆり「他のみんなは各々の場所でこの放送を聞くこと。」
藤巻「ちょっと待て、俺らの扱いひどくないか!?」
音無「それはいいとして台本とかはどうするんだ?」
藤巻「いや良くねぇだろ!?」
ゆり「台本はコレよ。」
全員『…』
さっきまで騒いでいた、藤巻でさえも絶句するその正体は!?
遊佐「ゆりっぺさん…私にはA4の紙一枚に『アドリブ』と書かれたものしか見えないのです
が?」
姫野「…見事なまでに話し手側に投げっぱなしのジャーマンだね。」
ゆり「このミッションを思いついのがお昼前だったのが原因よ。
流石の私も気の利いたような事柄を書き連ねることが出来なかったのよ。」
日向「それにしたって放課後まで時間あったし、もっとこう何か書き様あんだろ!
っていうかお昼前の思いつき!?突発性どんどん上がっていってません!?」
野田「貴様ァ!!ゆりっぺの案に問題でもあるというのか!!」
日向「問題しかないからこうして声を張り上げて抗議してるんだっつーのッ!!!」
椎名「あさはかなり…」
ゆり「収録は明日の昼休み、担当者は速やかに昼食を食べて放送室に集合。
それじゃオペレーション・スタート!!」
日向「だ・か・ら!!スルーすんなーーーーーーーー!!」
全員『(今更…)』
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【翌日昼休み 放送室】
遊佐『そろそろ時間です。』
ゆり『みんな頼むわよ。』
『(これっきりにしてくれ…!)』とは言えないので、とりあえず親指を立てて返しておく。
ゆり『それじゃ放送スタート!』
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【同時刻 1年A組】
姫野『は~い、ではでは始まりました。私、パーソナリティーを務めさせていただきます、
天上学院高等部一年生、姫野 桜です。』
松下「お、始まったな。」
女子「ねぇ、また何かやるの?」
音無「ん?ああ、こんどはラジオ収録だとよ。」
男子「お前等、毎回オモシれぇことやってくれるから、期待してんだぜ?」
全員『そんなもん期待すんな!』
晶『同じく天上学院高等部一年の長谷川 晶 です。』
姫野『今日は記念すべき一回目ということでTV映像による生放送でお送りします。』
大山「へぇ、生放送なんだ。」
藤巻「見たい人?」
ババッ!!
日向「満場一致だな。」
ポチッ!
姫野『生放送なんて聞いてないよ!!』
晶『説明あるよな!!』
ゆり『ちょっと!今は本番収録中なんだから静かにしなさい!』
全員『バレバレだよ!!』
高松「どうやらマイクの電源が入りっぱなしだということを完全に忘れているようですね。」
日向「始まって早々、波乱全開だな、おいッ!!」
椎名「あさはかなり。」
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【本館二階 放送室】
晶「はぁ…まあ、とにかく始まっちまったもんは仕方ないから進めるか。」
姫野「そうだね。まあ、生放送だからあまり難しい会話はできないけど。」
晶「ん?なんかカンペが出てるけど……」
姫野「え~と……初めは人気の視聴者からのお便りコーナーだって。」
晶「嘘だ!人気も何も第一回放送のはずだ、これは!」
姫野「中村さんにとってはそんなこと関係無いのと変わらないんだと思うよ?」
晶「時系列無視は止めろ!!生放送だからあえて言わせて貰おう、時系列を無視するのは止め
ろ!!」
姫野「グダグダ言ってないでさっさと進めろ、だって。」
晶「進行重視かっ!?会話の流れ無視ですかっ!?」
姫野「え~と、このコーナーは生徒より寄せられたお便りに対し私達が笑い転げたり切り捨てたり
泣き崩れたりするコーナー、だそうです。」
晶「答える気ねぇっ!!?」
姫野「冗談みたいですね、お悩み解決もやぶさかではありません、て小さく訂正が。」
晶「いや、ちゃんと答えてあげようよ。」
姫野「名付けて『お便り遭難コーナー』?だそうです。」
晶「救助しろ!!ていうかネーミングセンス悪っ!?」
姫野「あはは……さてさて、それでは1つ目のお便りです。」
ゆり「ちなみにリアルタイムでお便りを待ってるから、投稿の際はこちらのアドレスまでどんどん
送ってきなさい!!」
晶「ついにディレクターまで出てきた……」
姫野「ラジオネーム『くずきり』さんから」
晶「無視か……そして、また斬新なラジオネームを……」
姫野「『姫野さん、長谷川さん、こんにちは~♪』」
晶・姫『こんにちは~』
姫野「『私には今気になっている人がいます。そこで思い切って告白しようと思っているのですが
どういう告白をしたら相手に好印象を与えることができますか?教えて下さい。』」
晶「とりあえず、このお便りを送ったリスナーさんは他の生徒からの闇討ちに気をつけろ。」
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その頃─────
藤巻「なん、で!こんな、に!?生徒、が!!来てんだよーーーーーーーー!!!!!」
松下「ッ!!分からん!!だが、とにかくここを守らねば!!」
藤巻「クソッ!!仕方ねぇか!!」
放送室前では何故か集まった50人は超えると思われる生徒たち(全て男子生徒)と激戦を繰り広
げていた。
それにしても、囮扱いなのによく働くねぇ。
藤巻「うるせぇ!!」
さいですか。
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姫野「告白ねぇ…」
晶「したことない奴がされて困る質問の一つだな。」
姫野「だねぇ……でも、このまま考えててもあれだから、とりあえず案だそうか。」
晶「だな。姫野はどんな告白されたい?」
姫野「私はストレートの方が好きかなぁ。」
晶「ほう……またどうして?」
姫野「う〜ん……特に理由って程のものはないんだけど。
こういうものって、内容によって気後れしちゃうことあるじゃない?」
晶「ああ……確かに。人の見ている前でいきなりラブソング歌い出したり……」
姫野「抱えきれないぐらいの薔薇の花束を持ってきたり……」
晶「放送室乗っ取って告白を全校に流したり……」
姫野「挙げ句には自作のウエディングドレスをプレゼントしたり。」
晶「もうそれ告白飛び越えてんじゃん。」
姫野「告白の言葉が求婚の言葉に。」
晶「その相手、荷が重すぎだろ!」
姫野「まあまあ……そういう長谷川君はどんな告白をされたい?」
晶「俺はそういうのはないなぁ。」
姫野「へぇ……どうして?」
晶「だって、告白って行動自体すごい勇気いるじゃん?
だから、シチュエーションより告白してきてくれたことが大事じゃないのかな?」
姫野「へぇ……(相変わらず、ワザと言ってるんじゃないかと思う程の天然だよねぇ…)」
晶「ん?何か言った?」
姫野「いえいえ。それでは長谷川君のヘタレ発言が出たところで次のお便り。」
晶「ひどっ!?そして話題の転換が雑すぎる!!」
姫野「ラジオネーム『キュンキュン委員会』さんから────」
晶「とりあえずこのリスナーさんは心臓外科に行くことをおすすめする。」
姫野「『実は私初恋をしたことがありません。白馬の王子様はいつ現れてくれますか?』」
晶「まあ、生きてればその内じゃね?来る人には。」
姫野「でも印象的な出会いはしたいと思わない?」
晶「う~ん、そうだなぁ……例えば───」
晶「朝、食パンを咥えて走っていたら……」
姫野「いたら?」
晶「曲がり角で白馬の王子様と、どーーん!!!、と。」
全校生徒『交通事故っ!?』
姫野「危ないよ、嫌だよそんな出会い!?」
晶「衝撃的だろ?」
姫野「身も心ね!!」
晶「他には───」
晶「お昼に街を散歩していたら、白馬の王子様が───」
王子様『そこの彼女、お茶しない?』
全校生徒『王子様軽っ!!』
姫野「王子様のイメージがどんどん崩れてくねぇ。」
晶「不良に絡まれているところに白馬の王子様が颯爽と現れ、どーん!!!」
全校生徒『Power of Justice!?』
姫野「王子様、結構いい人!!」
姫野「というか、白馬の王子様はシチュエーション的に現代日本では無理があると思うよ?」
晶「そうだなぁ……無理のない場所というと……乗馬クラブ?」
姫野「なんか、ちょっとハイソな感じたね。」
晶「又は牧場?」
姫野「今度は田舎っぽく。」
晶「競馬場?」
全校生徒『王子様騎手っ!?』
姫野「白馬の王子様が自然に居そうな場所に市街の匂いがしないね……」
晶「だからこそ出会うのが難しいんじゃない?」
姫野「確かに、そうかも。」
晶「というかこの際白馬は降りてていいんじゃね?」
姫野「キャラ立ては大事だと思うよ?」
晶「そうか?」
姫野「白馬から降りたら、ただの王子様になっちゃうよ?」
晶「ただの王子様でも十分だと思うけど……」
姫野「なら、いっそ白馬と一体化して。」
全校生徒『ケンタウロス!?』
───────────────
【A組教室】
入江「ただの王子様でも出会うのは難しいんじゃ……?」
音無「その辺は国によりけりじゃないか?」
直井「世界195ヶ国で王族のある国は約20ヶ国、市民と隔離されていない国も多い。
そんなことも知らんのか、貴様ら愚民は。」
ユイ「自称神は黙っててくださ〜い♪」
直井「何だと貴様っ!?」
日向「あいつらはほっとけ。」
関根「自分の彼女に対して冷たいですね〜♪」
高松「まあまあ…ですが、確かに日本でも皇太子様と同級生だったという人は普通に居ますから
ね。」
ひさ子「言われてみれば、そうだな。」
遊佐『イギリスでは王位継承者が何千人といますし。』
日向「聞こえてる!?」
立華「有り難み薄そうね。」
大山「容赦無いね、そして動じないね、立華さん!?」
椎名「あさはかなり。」
───────────────
引き続き教室──────
入江「でも王子様は金髪で外国人のイメージが……」
岩沢「確かに、そういうイメージの固着はあるな。」
大山「だから日本では皇太子って呼び方なのかな……?」
音無「だけどアラブ系の王子様は基本髭だぞ?」
全員『髭っ!?』
高松「あの辺りでは成人男子の証が髭ですからね。」
日向「でも女の子が王子様に求めるものって、自分がお姫様になるってのもポイントじゃね?」
関根「童話とかでも女の子の主役はほとんどお姫様だしね~」
晶『姫野は生まれつき姫だから、相手探さなくていいから楽じゃね?』
姫野『なんかそれ嬉しくないかも……』
───────────────
【放送室】
晶「でもさ、特別な立場の人と凡人の自分が恋に落ちるとかいう話になると、必ず運命の赤い糸が
出てくるじゃん?」
姫野「そうだね~。やっぱり、みんなミステリアスな力とかを信じてるんだよ~。」
晶「確かにな~。『見えない』のに『赤い』糸って凄いミステリアスじゃん。」
姫野「そこなの!?」
晶「但し、親指には天敵と紫の糸で結ばれている!!」
姫野「いや、怖いって。紫って不可視光線か何かでしょ絶対!」
晶「いや、放射線。」
姫野「なお悪い!!」
───────────────
【A組教室】
ユイ「赤い糸で結ばれてるのって、小指同士ですっけ?」
音無「そうだよ。」
直井「確か原典は中国だったはずですが……」
遊佐『はい。中国では縁結びの神様が、指ではなく足首通しを赤い縄で繋いでいるという話が
あり、おそらくそれが変化したものだと思われます。』
野田「なんか、一気にイメージ変わったな……」
立華「強固そうね。」
日向「てか、普通に会話出来てるし……」
関根「岩沢さ~ん、髪の毛弄りながら(これなら作れそう)とか考えないでくださ~い♪」
岩沢「そ、そんなことなんか考えてない!!」
入江「ひさ子さん……ソーイングセットの糸で縄を作るのは難しいかと……」
ひさ子「……っ!!?」
その後、しばらく関根とユイに弄られたのは言うまでもない。
───────────────
晶『さてさて、そろそろ時間だしこの辺でお開きにしますか?』
姫野『そうだね~。あ、カンペ出てる。』
晶『(藤巻くんがやられたわ。松下くんが止めてるうちにさっさと終わらせなさい!)って!?』
姫野『放送室の前で何が起こってるの……?』
晶『とりあえず、ヤバそうなのでこれにて幕引きです。』
姫野『何かいいことあったらいいね。お相手は姫野 桜と』
晶『長谷川 晶でした。』
晶・姫野『さようなら~♪』
(終)