(R15)古龍の私が惚れられました♪♪   作:麗紫 水晶

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 ちょっと一息……。で、番外編です。私のもう一つの作品とコラボしましたので、良かったら読んでみてください。物語スタートです……。



番外編♪♪珍仲間!?に出会いました。

 突然ですが……。皇 雅人《すめらぎ まさと》です。クシャルダオラなおっさんです。後にも先にもクシャルダオラ……と言いつつ後々進化しましたけど。

 で、和の国に来る途中で出会った仲間が居たんです……。

 和の国に到着する前の事です。和の国に行く前にユクモ村に寄りたいとミラルダの提案で寄って行く事になりました。まだね、その時は文字での会話だった訳ですけど了解して向かっておりました。でも、私にすると少し不安もありました。何故って村に古龍が現れるって普通だと緊急事態でしょ、大騒ぎになると思うんですよ。向かってはいますけど、どうなんだろうかと。すぐにハンターさん達が複数現れて私……倒されちゃう!?どうしたものか……。

 と言ってる間に近づいて来ました、ユクモ村……。あちこちから温泉の湯気が立つ温泉の村……。ゲーム上でもよく過ごしてました。良い所です。

 あ、門番さんが早速気付きました。慌てて中へと入って行きます、まずいかなやっぱり。あ~……村の人々も慌てふためいてます。やっぱりね~、そうなりますよねぇ。え!?でも、奥の方……なんか村と雰囲気が違ってません!?あんなとこに広い場所なんてありましたっけ??しかも、家もあるし……。3階建て?立派だこと。って、その周りを囲う柵の傍に龍歴院の研究員さん達が沢山います。どうなってんのこれ!?こんな場所無かったと思うんですけど。げっ!?広場の奥の方になんで大型モンスターがいっぱい!?セルレギオスでしょ、バルファルクでしょ、キリンさんにタマミツネに、ガ、ガムート!?あれってディノバルドさんじゃぁ………!?

あ、あの……なんの集まりですかここ!?

 パニクって意味が分かんないんですけど!

何故に色々なモンスター達が一同に介してるんですか?そりゃ研究員さん達が、血眼になって観察しますわ。被害なく、外から生きた状態を見れるんですから。

あ、あの綺麗な着物を着た女性は村長さんですよね、ゲーム上でもお見掛けしていた女性なのでわかりますけど。

ん!?あの白い綺麗な猫鎧に白基調のニャンコテツを装備したアイルーさんは!?周りに女性ハンターさんやニャンターさんが取り巻いてますけど、一体何者でしょうか……。しかも、これだけのモンスターと、一同に生活しているなんて奇跡でしょ。どうなってしまったのユクモ村…………。

 

「私、話をしてくるね。」

 

 ミラルダが先に飛び降りて、事情を説明に行くというので頷いてOKしました。彼女も頷き返して早速広めの場所に降りていきます。

あら、研究員さん達がこぞって私を見つめてます。違った意味で目が血走ってる……。

そ、そんなにみつめられると……て……照れますね♪

まあまあ、珍しいのかここぞとばかりに必至になってメモを取ってます。き、緊張するなぁ……。

お、ミラルダが話をしてくれてますが、相手の人達は驚いてます。まぁね、人語を理解してる古龍なんてめったに居ないでしょうし、文字まで書けると知ったらどうなるんでしょ。なんか面白そう♪

ん!?ミラルダが話がついたのか、おいでおいでしてます。ゆっくり下降して行きましょうか、ホバリングしながら広場のミラルダのいる後ろ側に降り立ちます。翼をたたみ、犬のふせの状態で腰をおろしました。相手の方々が、寄ってきます。挨拶はしておいた方がいいよねやっぱり。私は頭を下げて、挨拶しました。

 

「初めましてニャ!人間の言葉が分かるニャか?」

 

なっ!このアイルーさん竜語が話せるんですか!?凄いじゃないですか!ゲームでそんなアイルーが居たら即、雇ってるな絶対。

 

(こちらこそ初めまして。凄いですね、竜語が話せるんですか?)

 

「ニャァ、照れるニャ。前に白龍に会った時からニャ。」

 

 え”、白龍ってあの……祖龍ミラルーツ!?マジか!リアルで会ってるなんて羨ましい……。私も会わせてもらえないかな?話が分かってくれそうな龍さんですよね。

 

(凄すぎですよ。奇跡でしょ普通。)

 

「ニャァァ、そんニャ事ないニャ♪♪」

 

 照れて体をよじってます。可愛い。

 

「え、なに照れてるの白羅さん。」

 

 あら、ここにも綺麗な女性ハンターさんが居るんですね。い、いえ、ミラルダが私にとっては一番ですよ、勿論!!

 

「ニャ、ラミアニャ。このクシャルダオラさんニャはマサトさんて言うニャ。」

 

「へえ、マサトさんって言うんだ。よろしくね、マサトさん♪」

 

(よろしくお願いします、ラミアさん。)

 

 突然地面に文字を書いたもんですから、白羅さんとラミアさんがそりゃもうビックリ!!

 マジマジと字を見つめています。かなりインパクトが強かったようで。

 

「す、すごいニャ……。」

 

「すごいね……。」

 

 ……あの……こっちも照れますね。そんなに綺麗な字でもないのにね。

 

(どうしたの?)

 

 おおっ、セルレ……ギオス!?ですよね?なんだろうちょっと雰囲気が違う気がします。仙異種とも違う感じですし……もしかして進化!?

 

「ニャ、ラルク。こちらニャはマサトさんて言うニャ。ニャンと人語がかけるニャ!!」

 

(えっ!人語が!?まさか……。)

 

「ニャってほら。」

 

 そう言われてラルクさんも文字を見て驚いてます。私って白龍並みに貴重だって言います!?マジか?

 

(そんな……。僕らの中でも人語が分かる龍は会ったことが無いよ。)

 

「そ、そう言われればそうニャね。」

 

 は、はは……。まあ、希少種ってことにしといてくださいな♪

 

(ここに居るモンスター達はみんなお仲間ですか?)

 

 白羅さんが中心人物……いや、猫さんですけど。リーダーっぽいので聞いてみました。頷いて返事をしてくれます。

 

(すごいメンバーですね。)

 

「みんニャおいらと出会って、助け合って仲良くなったニャ。ここに一緒に住むことになったニャ。」

 

(へえ……。)

 

 一同に介してるなんて初めてですよ、よくケンカとか起きないですね。

 

「そういえば、この後行く予定があるニャか?」

 

(えぇ、和の国に。筆頭リーダーさんからの依頼で百竜夜行が起こるのを止めて欲しいとか。それを手伝って欲しいと言われて向かっている所です。)

 

「ニャ!?アルザ―ト様ニャか?」

 

 ほうっ、知ってるんですね。どんだけ顔が広いんでしょこの猫さん、一体何者!?

 

(彼を知ってるんですか?)

 

「長い付き合いニャ。おいらもお世話になってるニャ。」

 

「白羅さん、私にも紹介してくださいな。」

 

 え、あ、ユクモ村の村長さんですよね。綺麗な着物で美人さんなので分かりましたけど。

 

「ニャ、村長さんニャ。マサトさんて言うニャ。人語が分かって文字が書けるニャ。」

 

「まあ!そうなんですの!?」

 

「これを見てニャ。」

 

 さっき地面に書いた文字を見て村長さんもビックリ。

 

「ま、まあまあまあ、先ほどミラルダさんからお話は聞きましたわ。本当に会話なさるんですね。」

 

 なるほど、彼女から聞いてましたか。

 

「それで、必要な物を揃えたいので少しの間滞在する事を許可願いたいのですが?」

 

 ミラルダが戻ってきました。ひと通り話してきたようです。

 

「ええ、分かりましたわ。白羅さんはどうです?」

 

「ニャ、おいらは大歓迎ニャ!!」

 

「なら、決まりです。マサトさんには広場の方で待機してもらいますが、ミラルダさんはその間準備してもらいましょう。それでいいですか?」

 

「ありがとうございます!」

 

(ありがとう、感謝します。)

 

「じゃあ、案内するニャ。」

 

 私は白羅さんの後について広場の方へ。ミラルダさんはラミアさんや同じ武具を装備しているニャンターさん2匹と共に村の中へと消えて行きました。

 で、さっきから研究員さん達の全員の視線が痛い……。そんなに貴重なんですかね私……そうなの!?

 まあ、会話が出来て話し合えるクシャルダオラ……いないよね、普通はね。研究員さん達の緊張感が半端ない!

 一句たりとも見逃さんと躍起です、凄い観察魂……。

 広場の中に入ると、います、いますモンスター達が。みんな挨拶してくれるので、私も返事を返します。穏やかそうで良かった、それでないとここにはいられませんよね。

 

「みんニャ、紹介するニャ!マサトさんて言うニャ!」

 

(初めまして。マサトです。)

 

(よろしく。)

 

(よろしくね!)

 

(よろしく!どこで見つけたんだ彼女?、手が……いや、脚が早いな。)

 

 ……って、食いつくとこそこ!?モンスターも意外とお茶目なんだな、恋話もするんですか?まるっきりない訳ではないんでしょうけど。

 

(これだけですか?)

 

 私は他にも居るのかと尋ねていました。しかし、白羅さんを含めモンスター達もうつ向いてしまいました。え”、なんかまずい事でも聞いたかな?でも、そうすると他にも居るという事か……。

 

「そうニャ。黒炎王と金火竜、その子供2匹も居たニャ……。」

 

(え、居たって……!?)

 

 どゆこと?ここからいなくなったって事!?なんで?でも、みんな納得した感じゃなさそうですよね。急に居なくなっちゃった、そうなんですか?なんてこったい!

 

「今はその子竜の焔羅が居るだけニャ。これから、準備して新大陸に連れ戻しに行く予定ニャ。」

 

(新大陸ですか!?)

 

「そうニャ、新大陸に飛んで行ったと連絡があったニャ。放っておけないニャ。」

 

(そうなんですか、依頼が無ければ一緒に同行出来るのですが……。)

 

「い、いや、大丈夫ニャ。今回はおいら達にラルク達も一緒に行くニャ。必ず連れて戻るつもりニャ。」

 

「あら、私を置いてかないでくださいな。」

 

「ニャ!?村長さんニャ……。」

 

「言ったでしょう、私も行きますと。それに今回は移動するための秘密兵器!?を用意してるんですから。私を仲間外れにすると大変ですわよ♪♪」

 

「ご、ごめんなさいニャ!そんなつもりじゃなかったニャ!おいらが守るニャから一緒に行きましょうニャ。」

 

「その言葉、しかと覚えておきますよ。」

 

「ニャ、ハハハよろしくですニャ……。」

 

 あらら、村長さんには頭が上がらないようですね。でも、優しい猫さんですからみんなを守る事でしょう。なんて私が威張れたことじゃありませんが。でも羨ましいです、団結力があってみんながそれぞれ思い合ってる……良いですよね。

 

 私が白羅さん達と話している間、ミラルダさん達は道具屋、武具屋で必要な物を揃えてました。

 

「ねえ、ミラルダさんはどうしてマサトさんを好きになったの?」

 

「えっ!?あ、その……クエストで雪山に入ってるときに、仲間とはぐれちゃってホットドリンクも無くなっていた時に、偶然彼が居たの。飛来してきて、目の前に降り立った時は体が震えて動けなかった……ここで一巻の終わりだと震えながら覚悟したわ。でも彼は違ってた……咥えて来た物を目の前に落としてくれたのは、ホットドリンク3本……。驚いたけど、逆に嬉しかった。モンスターにも優しい生き物が居るんだって……。あ、勿論草食モンスターとかは優しい動物もいるけど、大型モンスターでしかも古龍でもそんな優しい龍がいるなんて……って一目惚れしちゃった♪♪」

 

 顔を真っ赤にしてうつむいちゃってます。可愛いんですよねこれが、彼女と一緒に居られるって……良い。

 聞いてたラミアさんも照れてます。お惚気を聞かされてつられてます。あら、傍で聞いてたニャンターさんも両前足でほっぺを押さえながら照れてます。

 

「ニャァ!良いニャァっ!あたいも白羅とそんニャ風に出会ってたらニャァ……♪♪」

 

「あたしもそうだなあ……。」

 

「俺もかなあ……。」

 

「灯羅が何でニャ!?」

 

「そうね、どうして!?」

 

「それは内緒ニャ。」

 

「「おいっ!」」

 

「クスクスクス……仲が良いんですね。」

 

「「どこがっ!」」

 

 仲が良いのか悪いのか……でも、喧嘩する程仲がいいって言いますしね。ミラルダさんも楽しそうで良かった。

 で、忙しいであろう時に夕食に誘ってくれて皆さんでいただきました。ミラルダさんの巨大こんがり肉2つ同じ焼きは、周りから大絶賛。拍手の嵐。村長さんがその焼肉器に執着して設計図が欲しいと懇願されて、ミラルダが見せてました。後で量産する気でしょうか……。

 私も、ディノバルドの”焔”や、ガムートの”蓬”、焔羅君や、バルファルク、タマミツネ等々と話をしてお互いに準備万端で場所は違えど気を付けて行こうと話し合いました。勿論、白羅さんとの出会いや私とミラルダさんの出会いも話しましたけどね。みんな私とミラルダさんのなれそめに注目してましたが。かなり照れました。

 その日は夜遅くまで楽しく話し合い……月もそろそろ眠りにつく頃、全員ご就寝……みんないい笑顔でありました。

 次の日はモンスター以外、皆さん二日酔い……ま、あれだけ勢いで飲んでりゃあね。朝日が黄色く見えるって言われてませんか?目をこすり渋々と起きれば太陽が煌々と。ちょっと、私まで黄色く見えるってどゆこと!?一応古龍なんですけど。誰か、目薬ください……、ってそんな大きなモンスター用の目薬なんて無いか……。

 村長さんに促され全員で周りをお片付け……。私も手伝いましたが……、それを見て村長さん大喜び。

 

「羨ましいですわ。是非、側近として雇いたいですわ!ダメかしら!?」

 

 あ、いや、ちょっと……。まだ、目的も果たしてないですし。

 

「すみません。私達はまだ旅の途中ですので……。」

 

「ええ。今すぐにとは言いませんわ。こちらに戻ってきた時で。」

 

いや、随分気に入られたモンです。有り難いお話しですけどね。まだまだ色んな所を巡りたいので、返事は先伸ばしで。

 

よし、ミラルダは準備出来たかな?

 

(ミラルダ、準備は良いかい?)

 

私が文字を書くと、彼女も頷き返してくれました。

 

「ええ、いいわ。出発しましょうか。」

 

私も頷いて、彼女を背中に乗せます。

 

「私達は一足先に出立します!お世話になりました!ありがとうございます!」

 

(お二人にこれを……。)

 

私はそれぞれに鱗を1枚ずつ渡しました。白羅さんと村長さんが目を丸くして驚いてます。

 

「こ、これを……良いニャか!?」

 

「そうですわ、私にも!?」

 

(後ラミアさんにも。)

 

と、更にもう1枚。私いい加減に裸にされそう………。いえ、変な想像は辞めましょ。

 

(お近づきの印に。それと、旅の無事を祈って。)

 

「それはお互い様ニャ♪」

 

私と白羅さんは握手を交わしました。気持ちを確かめ合うかのように。

 

「それじゃあ、また!」

 

「気を付けてニャ~~!!」

 

(白羅さんやラルク君達も無事を祈ってます!)

 

(ありがとう!)

 

「ありがとうニャ~~!」

 

と、私達はホバリングして上昇し、和の国に向かって飛翔したのです。見えなくなるまで、手を振ってくれていたようで良い仲間に出会えたと私達は意気揚々と向かいました。このあとの事は皆さんご存知の通り……………。

 




 読了ありがとうございます。同じモンハンの世界という事で、やってみました。時期をどうするかでちょっと悩みましたが、何とかまとまったかなと。次回は本編の方でまたお会いしましょう。紅龍騎神でした……♪♪
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