ありふれた職業で世界最強 ~宿星の導き~   作:山上真

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3話

(ああ、またこの夢か……)

 

 全くもって不思議なものだ。起きれば全然覚えてないのに、夢を見ているときには前にも見たことを思い出す。

 夢の中の自分は、どうやら山中の小屋に住んでいるらしい。木を切り、山の幸を食み、多種多様な動物たちと語り合う。そんな――利便性はなくとも――穏やかな暮らしだ。

 だが、どうやら今回はいつもとは少々趣が異なるようだ。いつもであれば夢の舞台は山小屋周辺なのだが、今回は村の中にいる。

 

「――――――――」

 

 どうやら話しかけられたようだ。夢の中の自分が振り向く。

 

(九角!?)

 

 振り向いた先にいたのは、自分のクラスメイトだった。

 いや、よくよく見れば違うと分かる。

 だが、その男は正に九角と瓜二つだった。紅の長髪に加え、顔立ちといい雰囲気といい、そっくりさんにも程がある。

 違うと分かったのは、服装が古めしかったことと、その男の背丈が自分の知る九角より低かったからだ。

 

「――――――――」

「――――――――」

 

 何事かを会話しながら連れ立って歩く。自分の声も相手の声も聞こえない。

 歩くこと数分といったところか。

 やがて、一つの家の前に着いた。村の中にある他の家とは大きさも立派さも違う。家というよりは屋敷だ。

 入る。

 向かった先は道場の様だ。そこには男女問わず沢山の人が座っていた。何らかの祝い事の様で、それぞれの前には豪勢な料理を載せた盆が並んでいる。

 

(緋勇に神夷!?)

 

 そこでまたも驚かされた。

 上座の方には、やはり自分の見知った顔が座っていたからだ。……案の定、別人の様だが。

 驚きはそれだけではない。明らかに別人なのに、その雰囲気がクラスメイトを思わせる人物がいたからだ。

 

(まさか、遠藤みたいなヤツがほかにもいるなんて……)

 

 驚いている間にも話は進んでいたようで、全員が一斉に盃を挙げる。

 暗転。

 

「ようこそ、私の館へ。初めましてとお久しぶり。……この場合、相応しいのはどちらでしょうね?」

 

 次の瞬間には全く別の場所にいた。殺風景ながらも、どこか落ち着いた洋風の部屋だ。

 そこに声をかけられた。先程までとは違い、ハッキリと聞こえた。

 思わず振り返る。……身体もまた、自分の意思で動いた。

 振り向いた先にいたのは一人の女性。金の長髪で、口元には微笑を浮かべ、両の瞳を閉じている。

 自分はこの女性を知っている。何せ先ほど見たばかりだ。……そう、宴会の中にいた人物だ。

 だが、知っているのはそれだけだ。名前など知る筈もない。

 だというのに――

 

「……比良坂さん?」

 

 ――自分の口は、自然と相手の名を呼んでいた。

 

「はい」

 

 どうやら間違っていなかったようで、女性は微笑のままに返事をした。

 

「さて、出逢いと再会を嬉しく思いますが、あまり時間もありません。――早速本題に入りたいと思います」

 

 比良坂さんはそう言って――

 

「単刀直入に言います。貴方の身体は死にました」

 

 ――信じられない事を口にした。

 そんなこと、到底信じられる筈がない。

 

「……死んだ? 俺が?」

「いえ、死んだのは貴方の身体であり、貴方自身はまだ亡くなっていません」

 

 思いのままを口にすれば、返ってきたのはおかしな内容だ。

 

「説明します」

 

 と前置きし、比良坂さんは教えてくれた。

 どうやら“死”というものには段階があるらしい。

 肉体の死と魂魄の死、これらが揃って、始めて本当の死を迎えるそうだ。

 

「分かり易い例を挙げますと、貴方の友人である遠藤浩介さん……ですか。彼は無魂症という特質者です。

 陽に属する魂が働いていないため、生氣を発することがありません。陰に属する魄は正常に働いてますし、肉体も生きてますけどね。

 バランスが陰へと大きく傾いているため、影が薄い、と捉えられてしまうのです」

 

 期せずして、遠藤の影の薄さの理由が説明された。

 遠藤を知っている理由を訊くと――

 

「魂魄を通して知りました」

 

 ――とのことだ。

 さて、話を戻す。

 肉体の死に瀕した俺は、無意識に生存の一手を取ったらしい。

 すなわち、魂魄の強化。

 人は死んだ後、いずれまた生まれ変わる。……いわゆる輪廻転生だ。

 基本的には前世のことなど覚えているはずもないのだが、魂魄には残滓が残っているそうだ。

 どうやら俺は、その残滓を逆に辿ったらしい。

 今世の俺では死んでしまうような状態も、前世や前前世等によっては死なないかもしれない。

 何せ現代社会は利便性に富んだ分、間違いなく肉体強度は下がっている。移動は大概において車両類をつかう現代だ。どこに行くにも両の足を使っていた時代に比べれば、スタミナやらが弱くなっているのは明らかである。

 以前から夢という形で残滓を見ていた俺は、だからこそ危急の状態にあって素早く辿ることが出来たそうだ。

 しかし、一時的とはいえ肉体と魂魄が=で結べなくなってしまう以上、肉体が瀕死の状態でそんなことをすれば、世界の方で死んだと認識してしまう。

 俺がここにいるのもそのため。

 今の俺は――残滓程度ではあるものの――前の俺が強く出ている状態らしい。比良坂さんの名前を知っていたのもそのためだ。

 人は死んだら冥界へ行く。そして冥界は“死後の世界”という概念で全てが繋がっている。

 日本人である俺は、本来なら日本の冥界へ行くらしい。或いは、今いるトータスの冥界へと。

 だが、見知った気配を感じ取った比良坂さんは、全てが繋がっていることを利用して自らの許へと招いたらしい。……冥界によって基準は異なれど、受け付けなり謁見なりをすませる前であれば可能との事だ。そして一度すませてしまえば、あとはそこの主次第。死に送るも、肉体に返すもだ。

 誤認というのはどこでもあること。それは生者の世界も死者の世界も変わらない。

 だからこそ、冥界の方から――

 

「この人はまだ生きてますよ」

 

 ――と送り返すことで、問題なく生き返ることが出来るらしい。

 

「これより貴方を肉体へ返します。急がないと手遅れになりますからね。

 会えて嬉しかったです。……時代は変われど、思いを始め変わらないものもあります。

 貴方にとって今の状況は苦難の道でしょうが、どうか諦めずに頑張ってください。我が喜ばしき仲間の一人、鬼道衆は泰山。――そしてその転生者、野村健太郎さん。

 我が名の下に貴方へ希望の唄を贈ります。……私の末裔にも、どうかよろしく伝えてください」

 

 そして、柔らかな歌声と眩い光が俺を包み込んだ。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

 その少女――辻綾子は必死だった。

 自分が氣を行使していることにすら気付かぬほど、必死に癒していた。

 此処が何処か、なんてのは綾子にも分からない。……いや、正確には【オルクス大迷宮】であることは分かる。しかし、何階層かまでは分からないのだ。

 それでも、地獄の如き下層域であることに間違いはない。

 罠によって下層域へと飛ばされ、そこから必死になって地上を目指して登り、あの橋で仲間を庇い、そこから落ちた。同じ行動を取ったのは他にもいたようで、自分の他にも何人かが落ちているのは確認出来た。

 直後、後追いするかのようにもう一人降りてきた。……そう、降りて(・・・)きたのだ。

 彼――緋勇龍真は壁を蹴っては移動して、間もなく全員を一纏めにした。

 それは、間違いなく救いだった。だから綾子は安心した。安堵した。――だが、それが間違いだった。

 仲間を庇ったことに後悔はないが、この身の天職は治癒師だ。元より打たれ強くはないし、体力だって戦闘職に比べれば間違いなく低いだろう。下層域から登ってきた疲労も溜まっている。

 そんな状態で気を抜いたらどうなるかなど、想像するに容易い。状況を考えれば尚更だ。

 元より一人で複数人を支えるなど無理なのだ。互い互いに支え合わなければ、その均衡は容易く崩れ去る。

 まるでダムの放水の如く壁から溢れ出る水に飲まれたのはその直後だ。

 その瞬間の、龍真の苦しそうな表情を綾子は忘れることが出来ない。

 

「くそ……ッ!」

 

 という誰かの声を最後に綾子の記憶は途絶えている。

 そして目が覚めた時にはここにいたのだ。

 自身を飲み込んだ水の行きつく先なのだろう。川辺の岩に上半身が乗り上げる形で綾子は目を覚ましたのだ。当然、下半身は水に浸かったままだ。

 どれくらい気絶していたかは分からないが、生きていたのは間違いなく幸運だった。良くも悪くも、生きてさえいれば可能性が生まれるからだ。

 早々に川から上がり、火種の魔法を行使。次いで服を脱ぎ、よく絞る。下着姿になるのは恥ずかしいが、このままでは低体温症の恐れもある。

 一息つき、ようやくに余裕を持って周囲を確認した綾子が、すぐ傍に野村健太郎の姿を発見したのはその直後だ。……自分と同じような形で、岩に乗り上げていた。

 すぐに引っ張り上げる。――が、男と女の体格差に加え、片や気を失っているのだ。そう簡単にはいかない。

 それでも何とか引っ張り上げ、服を脱がせて――

 

「……ッ!?」

 

 ――綾子は息を呑んだ。

 健太郎は間違いなく死に体だった。所々を打ち付けたようで、ケガをしていない箇所はない。

 それを見て綾子は悟った。悟らざるを得なかった。

 

(野村君が、私を庇ってくれたのね……)

 

 そうでなければ、自分が五体満足でいられるわけがないのだ。気を失っていたとあれば尚更だ。

 そして更に気付く。健太郎の心臓が、その鼓動を止めていることに。

 確認するや否や、綾子は必死に癒しの魔法を行使した。同時に心肺蘇生も試みる。

 必死過ぎて、いつしか魔法ではなく氣を使っていることにも気づかぬほどだ。

 その甲斐もあって、傷ついていた健太郎の傷も治り、目覚めの兆候も見られる。

 だが、それは諸刃の剣だった。

 元よりここは、危険蠢く大迷宮。気を抜いて、五体満足でいられるような場所じゃない。目が覚めたとき、周囲に魔物の姿が無かったのは、ただ運が良かったに過ぎないのだ。

 そんな状況で、一つの事柄に集中するとどうなるか。

 

「グルゥア!」

 

 唸り声。

 振り向く。

 視線の先には、自分へと飛び掛かる、白い毛並みの狼のような魔物。

 座り込んだ今の体勢ではどうしようもない。

 

(あ、これ死んだわね……)

 

 不思議と、起こるだろう結果を冷静に受け止められた。

 だからだろうか。せめて健太郎だけは、とその身を盾に覆い被さる。

 そして綾子は、起こりうる結果に目を閉じた。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

「……んッ! ……ら……くんッ! ……」

 

 自分を呼ぶ、誰かの声が聞こえる。

 この声の主は誰だ? いや、そもそも自分は誰だ?

 記憶を精査。一瞬のノイズ。問題なく照合完了。

 自分は野村健太郎だ。同時に、鬼道衆が一人、泰山でもある。

 

(ああ、そうか……。そうだった……)

 

 そしてこの声は、辻綾子の――自分の惚れた女の声だ。

 

(それを一瞬とはいえ忘れるとは、我ながら度し難いな……)

 

 そしてこの身を照らす優しい光。これは綾子の力に間違いない。

 時間と共に、身体に力が、氣が、漲ってくるのが分かる。

 

(なるほど、これが……)

 

 魂魄を遡り――残滓であれど――泰山としての自分に目醒めたためだろう。健太郎は氣の使い方を理解していた。身体にも氣の通り道が出来ている。

 

「ふううぅぅぅ……」

 

 ゆっくりと深呼吸。だが、ただの深呼吸ではない。

 呼吸と同時に大地の氣を取り込み、体内を循環させることで傷をふさぎ体力の回復を図る、一つの技。

 目醒めると同時に覚えた呼吸法――その名も息吹きだ。

 内と外。両面からの回復もあってか、起き上がるのはまだ無理でも、健太郎は手足を動かす程度なら可能となった。

 それに伴い瞳を開ける。

 真っ先に映ったのは、泣きながら必死に声を上げてこちらを見るひとりの少女。

 

(ああ、やっぱ辻だったな……)

 

 そう思う。

 

「グルゥア!」

 

 唸り声が聞こえたのはほぼ同時だった。

 綾子が振り返る。健太郎もまた視線をやる。

 綾子の身体で遮られ、大半は確認出来ない。それでも分かることはあった。

 白い毛並みの、狼のような魔物。

 それが綾子へと飛び掛かって来ていた。

 そして、綾子がその華奢な身体で、自分を覆い庇おうとしている。

 

(ふざけるなッ!)

 

 認識するや否や、脳内で怒りの声を上げ、健太郎は手を伸ばす。……未だ本調子ではない身体にしては機敏な動き。正しく火事場の馬鹿力。

 狙いを過たず、その手は魔物の口を上下から塞いだ。

 

「うおおぉぉぉぉッ!」

 

 咆哮を上げ、更に力を込める。

 幕末の時代、龍閃組と鬼道衆は襲い来た北欧神話の神々を返り討ちにしたことがある。……そう、人の身でありながら神を滅ぼしたのだ。

 そして健太郎が目醒めた前世は、その一角にして力自慢である泰山だ。肉体と魂魄は互いに影響を及ぼしあう。自然、彼の肉体は常よりも大きく強化されている。如何に残滓、如何に一端といえど、その力は計り知れない。

 結果はすぐに現れた。

 ゴキャリ。

 生々しくも鈍い音が響き渡る。

 健太郎の手は魔物の皮を、肉を、骨を突き破ったのである。魔物の口を閉ざすように、その指は口内で交差していた。

 当然、魔物は逃げようとその爪を振りかざす。だが悲しいかな。泰山としての前世に目醒め、その影響を受けた今の健太郎の肉体は、正しく金剛の如しである。如何な下層深層の魔物といえど、生半な攻撃が通用するはずもない。

 間もなく、必死の抵抗空しく魔物は息絶えた。

 それを確認し、健太郎は指に込めた力を抜く。

 ある程度魔物に食い込んだ指が抜けたところで、今度は遠心力に任せて放り投げる。然程距離は稼げないが、それで十分。何故なら、ここでこのまま魔物を離せば、間違いなく綾子が汚れてしまう。それを防げれば問題ないのだ。

 その一方。

 死を覚悟して目を閉じた綾子も、痛みが来ず、ここまで騒がしいとあれば、流石に予想とは異なる結果に気付く。恐る恐ると目を開き、体を起こす。

 そこには、未だ地面に身体を横たえたままながらも、険しい顔つきで彼方を見つめる健太郎の姿。

 そう、一時は心臓の鼓動も止まっていた少年が――覚醒の兆候はあったにせよ――こうして目を開けているのだ。

 それに対する余りの喜び。

 その一方で自然と抱く、これは都合の良い夢なのでは? 自分はもう死んでいるのでは? という疑念。

 二つの理由から、綾子の口は思ったように動かなかった。

 

「の……むら……くん……?」

「……ああ。辻、おは……よ……う……」

 

 それでも、声として形にはなっていたようだ。

 明後日の方向を見ていた健太郎が、気付いたように綾子へと視線を向ける。その顔に、先ほどまでの険しさはない。

 健太郎は自分に挨拶をしようとするも、何故かその声は尻すぼみだ。顔もみるみる紅潮し、両の眼もいきなり閉じる。

 一体何が――

 

「辻、服、着てくれ……」

 

 ――と綾子が理由を考える前に、健太郎から答えが返ってきた。

 

(そうだった……)

 

 言われ、気付く。

 ゴタゴタしていたために忘れていたが、今の自分は下着姿だったのだ。健太郎の反応も納得出来るというものだ。むしろ、そのままガン見しなかっただけ、彼は紳士といえる。……ただヘタレなだけかもしれないが。

 下着姿を見られた事実に綾子も頬を紅潮させるが、特に健太郎への嫌悪感は生まれなかった。

 何せ心肺蘇生の一環とはいえ、既に人工呼吸――言い換えれば口づけ――も行っているのだ。どちらが恥ずかしいか比べられるようなものではないが、感覚としては、毒を食らわば皿まで、といったところだ。

 

(ま、仕方ないか。忘れてた自分も悪いし)

 

 至極アッサリと現実を受け止めて、綾子はすぐ近くに置いていた服を着こむ。火種の魔法の効果は十分にあったようで、服はしっかりと乾いていた。

 

「……もういいよ」

「分かった」

 

 そう言った健太郎だが、すぐには目を開けない。

 

(1、2、3、4、5)

 

 五秒。心の中でカウントしてからようやく開けた。

 その頃には、身体も起こせるようになっていた。

 立ち上がり、傍に置かれていた――綾子が並べてくれただろう――服を掴もうとして、血と涎まみれの手を思い出す。

 

(流石にこのまま着るのはな……)

 

 改めてグルリと周囲を見回す。幸いなことに、すぐ近くに川があった。先に手を洗うことにする。

 

「悪いけど、分かる範囲で良いから教えてくれないか?」

 

 服を着た後は、情報と方針の確認だ。

 とはいえ、分かることは少ない。――しかし、だからこそ方針はすんなりと決まった。

 取り敢えずは川沿いに歩く。

 両者共通で、落ちた全員が水に飲まれたことは覚えている。離れ離れにこそなってしまったが、こうして自分たちがここにいるのだ。ならば他の面々も、同じようにこの川に出てておかしくはない。

 

「……っとその前に」

 

 先程倒した狼型の魔物。健太郎はその牙を力任せに引き抜く。そしてそれを使って、手頃な岩に自分と綾子が生存していることを簡単に刻み込んだ。

 

「A.T&K.N生存。川沿いに向かう。……なるほど、これなら」

 

 綾子が納得したように呟く。

 上流と下流、どちらに向かうにせよ、行き違いになる可能性は否定出来ない。しかしこうしておけば、合流出来る可能性は格段に上昇する。時間的な意味でもだ。

 目印として、魔物の死体を側に置いておく。これで向こうが気付く確率も上がる筈だ。気付く前にこの魔物が他の魔物に食われる可能性もあるが、元より取れる手段は限られている。その際は諦めるしかないだろう。……それに、魔物の死体など無しに向こうがメッセージに気付く可能性も、また否定は出来ないのだ。 

 やれるだけのことを行い、健太郎と綾子は歩き始めた。 

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