ありふれた職業で世界最強 ~宿星の導き~   作:山上真

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2話

 ブオンッ!

 音を立てて、頭上から勢いよく振り落とされる刃。使い手が巨大なら、その武器もまた巨大だ。その重厚な刃は簡単に人を圧し潰してしまうだろう。

 それに対し、光輝はただ見つめていた。武器を構えるでもなければ、回避行動を取るでもない。本当にただ見続けていた。そしてあわや直撃する――と思われた瞬間に、トンッと軽くバックステップ。光輝へ何ら痛痒を与えることなく刃は眼前を通過した。

 

(よしッ!)

 

 光輝自身としては会心の出来。今まで何度となくトライした中では最高峰だと言えるだろう。

 

「七十点ってとこだな。大分マシにはなってきたが――お前ならもっとイケんだろ?」

 

 しかし、光輝の自負とは裏腹に外野の評価は思いの外低かった。壁際に立つ京弥が挑発するように言ってくる。

 

「………………分かった」

 

 苛立ちを抑え、光輝は再び一つ目巨人へと向き合った。

 光輝は京弥をあまり良く思っていない。有体に嫌いだと断言出来る。

 言葉は荒い。素行は不良。頭もそれほど良くはない。おまけに同い年なのに自分より遥かに剣の腕が立ち、雫から女性として好意を向けられている。……光輝にとって、認められないことが大半だ。――さりとて、それが自分の嫉妬心に起因していることぐらい今の光輝は自覚している。だからこそ、その言葉には黙って従っているのだ。

 幼い時分、誰しもヒーローに憧れたことはあるだろう。当然、光輝も例に漏れない。

 とはいえ、その憧れの的はアニメ然りドラマ然り大概がテレビの中の存在だ。近いようで遠い。多くの子供は現実を過ごすうちに相違に気付き、そのうち折り合いを付けていく。――しかし、この点において光輝は違った。

 今は亡き光輝の祖父は弁護士だった。昨今は不良弁護士だの悪徳弁護士だの言われる存在もいるが、光輝の知る限りにおいて、彼はそんなものと縁の無い立派な弁護士だった。正に身近なヒーローだ。

 そして光輝は彼から色々なことを教わった。体験談も数多く語ってもらった。自然――

 

(お祖父ちゃんのようになりたい)

 

 ――と憧れた。

 幼い子供に現実の汚さはまだ早い、と光輝の祖父は語る内容を絞った。当然そのままにしておくつもりはなく、光輝がある程度成長したなら汚さも込みで教えるつもりだった。――だが、それが果たされることはなかった。

 老齢からくる病床の身ではあったが、普段はそれを感じさせないほどに元気いっぱいだった。念のため遺産分配やら何やらは遺書に認めたが、彼自身まだまだこの世にお別れするつもりはなく、結果として光輝へのメッセージは特に用意しなかった。現実の汚さやるせなさは、今度会ったときに語って聞かせればいい……と。

 病状の急変により、その思いを抱いたまま――しかしてそれが果たされることなく彼は亡くなった。

 結果、祖父との想い出は光輝にとって美化された。なりたい、という憧れは――いつしか、ならなくてはいけない、という義務感に変わっていった。……本人は気付かぬままに。

 そしてヒーローにとって外せない存在がある。すなわちヒロインだ。

 幸か不幸か、幼いがゆえに世界も狭い光輝の周りには、それでもヒロインたり得る存在がいた。香織と雫である。

 身近なヒーローとヒロイン。そして本人の能力。これらが合わさった結果、大半が向き合う現実の壁に、光輝は向き合わぬままに成長してしまったのだ。

 厳密に言うと壁はあった。しかし、光輝にとっては壁たり得なかったのだ。高さの足りない壁など――それは最早壁ではない。

 そんな中でようやく出会えた壁が、ハジメであり京弥である。自分のヒロイン(かおりとしずく)が、自分を差し置いて仲睦まじく接する人物。……そんな存在は認められない。あってはならない。自分がヒーローなのだとヒロインに証明せねばならない。

 そんな無意識下の衝動に突き動かされた結果、ハジメと香織、或いは京弥と雫がセットの時に限って光輝は突っかかって行ったのだ。――だが、そこでもまた壁は壁たり得なかった。

 現実と向き合うことなく成長した光輝は非常に面倒くさい性格だった。上澄みしか見ないような人物ならともかく、きちんと相手を見る人物であれば――

 

(面倒くさッ、近寄らんとこ……)

 

 ――と思うほどには。

 そして当然ながらハジメと京弥は後者であり、二人が真面に光輝の相手をすることはなかった。壁たり得る高さがあっても向き合えないのであれば、それはやはり壁ではない。

 結果。

 やはり現実と向き合えないまま日々が過ぎ、トータスに召喚され、そこで初めて光輝は壁と向き合うことが出来たのだ。

 宿星の見せた夢という形ではあったが――だからこそある意味で現実以上にきつかった。一つの選択肢を間違えるだけで、容赦なく仲間が、ヒロインがその命を落とす。たとえ仲間やヒロインが無事でも、代わりに村が、町が燃え盛る。住人は言わずもがなだ。

 そこにご都合主義はなく――同時に正しい選択肢もない。

 選択したモノと、選択しなかったモノ。何かを得れば何かを失う、という極々自然の摂理。……ようやく相対した壁の高さに、光輝は打ちのめされた。

 それでも光輝がこうして立ち上がることが出来ているのは、やはり宿星の見せた夢に理由があった。

 自分と同じ宿星を持つ、一人の花火師。実力という点では、その男はともすれば光輝以上に弱かった。

 しかし、その心は――自分の及ばぬことを認め、それでも決して諦めぬ不屈の心は、時に卑劣と分かっててもその行動を選択出来る心は、綺麗事だけでは成り立たぬ現実と真正面から向き合う心は――到底、光輝が及ばぬほどに強かった。……眩しいほどに輝いていた。

 その輝きに魅せられた光輝は、自ずと自らの行動と比較し、また打ちのめされた。

 ここにきて、ようやく光輝は己の空虚さに気付いた。立派なのは見かけだけで、芯たり得るものが無いことに気付いたのだ。

 それに気づいた途端、今までとは違う視線で物事が見えてきた。

 京弥への対応もその一つだ。

 確かに京弥は言葉が荒く、素行は不良だ。――しかし、決して下種でなければ外道でもない。

 ああして噛みついていたのは、偏にその自由さが羨ましかったからだ。特に義務感で雁字搦めになっていた自分には。

 香織や雫も同じである。彼女たちは一人の人間なのだ。決してお話を盛り上げるための舞台装置ではない。

 そうして色々なことに気付いていけば――

 

(それだけの修練の賜物なんだな)

 

 ――と素直に京弥の強さを認められた。

 自分の動きなど自分ではよく分からぬものだ。特にムダな動きは。ゆえに師の言葉に、教えに、真摯に向き合うのだ。

 こと剣において、京弥は信用出来る。その言葉にも偽りはあるまい。挑発じみた言葉とて、裏を返せば自分を認めている証左に他なるまい。

 だからこそ光輝は、京弥が嫌いな事には違いないが、その言葉には素直に従っているのだ。

 ブオンッ!

 再び一つ目巨人の刃が迫り、それを躱す。もう何度と繰り返した行為だ。

 

「五十点。……どうしたー、さっきよりも下がってんぞー!」

 

 京弥の採点――というよりはヤジが飛ぶ。

 それを聞いた光輝は――

 

(やはり、コイツに言われるのはムカつくな……)

 

 ――と、事の発端となった自らの言葉に若干の後悔を抱くのだった。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

「皆、少し相談があるんだが構わないか?」

 

 この危険蠢く【オルクス真迷宮】において、なお異質極まりない現階層の謎を解くために、一行は扉の向こうに行くことを決めた。……光輝が声を上げたのはその直後だった。

 自身がヒーローたらんとする光輝は、英雄譚が好きだった。そして英雄譚ではこういうシチュエーションがよく登場する。お約束というやつだ。

 目の前には閉ざされた扉と、両脇に二体の石像。扉を開けようとすれば、十中八九に両脇の石像が襲いかかってくるだろう。それも、おそらくは攻撃役と防御役に分かれている。門番役であるからには相応の強さもあるに違いない。

 光輝の相談とは、これの相手を自分たちだけで行いたい、というものだった。すなわち光輝、龍太郎、重吾、健太郎、淳史、綾子、妙子、奈々、メルド、レオン……未だ氣に目醒めて間もなかったり、戦闘経験が覚束ない面々だ。

 今は問題ないとしても、この迷宮を脱出した後はそうもいかない筈だ。詳しいことは未定でも、必ず別行動をする時が来る。そんなときのために――

 

「自分たちだけで強敵を相手取り勝利を収めることで、いわゆる自信を付けておきたいんだ。九角たちにおんぶに抱っこじゃない。自分たちだけでもやれるんだ……って」

 

 ――それが光輝の言い分だった。

 それを聞いた一同がそれぞれ悩む。槍玉に挙げられた面々も変わらない。相談の体を取ってはいるものの特に根回しはしておらず、どうやら思いつきに近いらしい。

 暫くして、槍玉に挙げられた面々が同意の声を上げる。――あとは実力者たちの同意だけだ。

 

「構わねぇんじゃねぇか? どっちみちいつかは必要なことだし――時間にも余裕はあんだろ?」

 

 初めに賛同の声を上げたのは――光輝にとって意外なことに――京弥だった。

 メルドの事情を鑑み、迷宮攻略にかけられる時間は確かに限られている。だが、数の暴力と言うべきか。途方もない実力者が数を揃え、弱い面々も魔物肉によるパワーレベリングでステータスの数値上はこの世界でも上位に入る面々だ。加えて、弱い面々も進めば進むほどステータスは上昇していくのだから、階層攻略にかかる時間はそれに応じて短縮される。階層全体の攻略など気にせず下層へ行くことを第一にしているのだから尚更だ。

 結論から言えば、当初の目安より大分時間は余っている。進行速度も桁違いだ。――あくまで感覚的なものでしかないが。

 その事実もあり、扉を開けて寄り道することにしたのだ。ならば、更に時間を割いたところで特に問題はあるまい。過信は禁物だが、自信の向上は実力の向上に繋がる。多少時間を食ったところで、巻き返すことは可能だろう。

 

「良いだろう。――まぁ、俺が偉そうに言えることではあるまいがな……」

 

 扉に近付くも、石像が動き出す気配はない。考えすぎだったか、と光輝が思いそうになった瞬間――

 

「何だ、この式は? 今まで見たことが無いぞ?」

「確かなことは言えないけど……経験上、これは一種の防犯装置だと思うよ? この陣に設定された以外の魔力を探知すると、警備が動き出すんだ。魔法陣から炎や雷が上がったり、警備用ゴーレムが動き出したり……といった具合にね」

 

 ――メルドとレオンのやりとりが耳に入る。

 見れば、確かに一風変わった魔法陣が扉の中央に描かれている。魔法陣の中に、窪みのような空白部分があるのだ。

 

「入りたければ、この門番を倒しその魔石をセットしろ……ということか」

「おそらくね」

 

 光輝の考えにレオンが同意する。

 

「ハッ、なら話が早えじゃねえか。こうすりゃいいんだろ!」

 

 それを聞いた龍太郎が早速に自らの魔力を流す。止める暇もない。

 

「バカッ! せめて態勢を整えてからにしろ!」

 

 龍太郎に怒鳴りながら、光輝たちは後退しつつもそれぞれの得物を構える。前衛がこうも一緒くたに固まっていては、簡単に抜かれて後衛を攻撃されてしまう。それは防がねばならない。

 

「うわッちちちッ」

 

 当の龍太郎は魔法陣から奔った雷にその手を焼かれ、聞いてはいなかったが。

 

『オォォオオオオ!』

 

 野太い雄叫びが響き渡る。やはり門番だったのだろう。両脇の石像が動き出す。――が、その正体は石人形(ゴーレム)ではなかった。地肌の上から塗り固めていただけらしい。その肌はいつの間にやら暗緑色に変色していた。

 あまりに隙だらけな動きに思わず一つ目巨人を攻撃したくなるも、それでは意味がないと思いなおす。不意打ちで勝ったとて、自信は付けられない。

 

「ふわあああ……。ったく、早くしろよな」

 

 龍太郎などは欠伸をした挙句に文句を言う始末だ。

 それが引鉄となったのか。一つ目巨人は――主に龍太郎へと攻撃を繰り出した。

 

(妙だな? 門番がこの程度なのか?)

 

 ある程度の攻防を繰り返した頃、光輝が抱いた疑問がこれだった。

 右は攻撃特化。左は防御特化。確かに役割分担は出来ている。右の攻撃は強力だし、左の防御は生半な攻撃を通さない。――だが、言ってみればそれだけでしかなかった。二体いるのに碌なコンビネーションを取ることもない。精々左が右を庇うくらいだ。

 如何に攻撃が強力でも、当たらなければ意味はない。如何にその肉体が頑健でも、攻撃に割く意識が少ないのなら防御を貫く大技を用意する時間はどうとでも稼げる。

 

(てっきり、こちらのタイミング次第で右と左の役割を突如変更するくらいはしてくると思ったんだが……)

 

 そうして、こちらの意表を突いたところを仕留める。それくらいしなければ、この一つ目巨人では門番の役目を果たせまい。――しかして、その様子もない。

 いったいこの門番は何のために用意されたのか?

 その答えを示すように、外野から前衛陣へと指令(オーダー)が入った。右に対しては紙一重の回避を。左に対しては関節など狙った部位に対する正確な攻撃を。――すなわち、見切りの修行だ。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

 躱すだけ、当てるだけなら簡単だが、そこに条件が付くと中々上手くはいかないものだ。

 実戦経験が豊富なメルドやレオンなどはどちらも割かし早期にクリアしたが、それ以外の面々はそうもいかない。どちらか片方は割と簡単にクリア出来ても、もう片方に手間取るのが大半だった。――そんな中で真っ先に条件をクリアした生徒は奈々だった。次いでクリアしたのが淳史である。

 宿星の加護の賜物。……頭ではそう理解しても、心はそう簡単に納得出来ないのが人間である。特に常日頃から身体を鍛えている面々はそれが顕著だ。彼らは一層奮起した。

 しかして、意気込みが成果に直結するとは限らないのが現実である。

 そうして繰り返すこと、果たしてどれだけ経ったか。

 指令を果たす頃には、全員が全員、疲労困憊となっていた。――それでも、合格条件を満たしただけだ。一つ目巨人はまだ生きている。

 

「坂上、合わせろ。ヤツは肉体自慢の様だが、俺たちが劣る筈がない!」

「おうよ! 付き合うぜ、永山!」

 

 疲労困憊の身体に鞭を打ち、それでも瞳には確かな怒りを湛えて、重吾と龍太郎は防御特化型へと向かっていった。

 

「手を貸してください、レオンさん。攻撃力ならば俺と貴方が――勇者と騎士王が負ける筈はない!」

「やれやれ、そう言われたら断れないね。……分かった、やろう!」

 

 同じように、光輝がレオンを誘い攻撃特化型へと向かっていく。

 そうして。

 同じ部屋の右と左で。

 一体の一つ目巨人に対し二人の戦士、という同じような構図で。

 同じように、言霊が紡がれる。

 そう、これから彼らが繰り出そうとしているのは方陣技である。

 重吾と龍太郎がポージングを取りつつ――

 

うなれ、嵐の上腕筋!

燃えろ、炎の後背筋!

しなれ、疾風の大腿筋!

叫べ、雷の三角筋!

荒ぶる肉体に全てをかけた! 不動禁仁宮陣(ふどうきんにくじん)!!

 

 そして光輝とレオンが互いの得物を交差させつつ――

 

我が意の下に、絶つは聖剣!

我が意の下に、穿つは聖鎗!

集え光よ! 重なりて我らが敵を討て! セイントクロス!!

 

 ――言霊を紡ぎ上げ、その闘氣が爆発する。

 重吾と龍太郎の鍛え上げた肉体に対する熱い思いが、筋肉を模った闘氣となって肉体自慢の一つ目巨人を叩きのめし。

 光輝とレオンがその聖なる武器を交差させることで光が集まり、聖なる十文字となって攻撃自慢の一つ目巨人を貫いた。

 

 ♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢ 

 

「お疲れさん!」

「何をするんだ!」

 

 言いつつ、笑みを浮かべた京弥が背中へと平手打ちを仕掛けてくる。それを紙一重で躱しながら光輝は叫んだ。

 

「効果、出ただろ?」

「……え? ……あッ!」

 

 今までの光輝ならば、食らうまで気付かないか、或いは気付いても大きく躱していただろう。――だが、現実として光輝は意識しないままに躱して見せた。それも万全の状態ではなく、疲労困憊の身でだ。

 修行の成果が、早々にして確かな効果として現れたのだ。 

 

「お疲れ様、光輝くん! 皆もね!」

 

 その、光輝の確かな成長を喜ばぬ香織ではない。最早演技をする必要はない、と笑顔を浮かべながら、全員へと癒しの術をかける。疲労は瞬く間に薄れていった。

 

「っと、コレがカギだね」

 

 その間にハジメが風で一つ目巨人をカットし、体内から魔石を取り出していた。

 

「それで、どうする? 先に食べる? 後にする?」

「先に食べよう。ほぼ見てただけの俺たちとは違って、身体を動かしてた皆はお腹も空いてるだろうし」

 

 そうして。

 一つ目巨人の焼肉を食べた後は、行動再開である。

 二つの魔石を窪みに合わせると、程なくして効果が表れた。何かが割れるような音が響き、周囲の壁が発光を始めたのだ。

 

「どうやら鍵は解除されたようだな。……開けるぞ?」

 

 勢いよく扉を開く。中を調べるのは確定しているのだ。――慎重に開く必要などどこにもない。

 真っ先に目に入ったのは、規則正しく奥へと並ぶ二列の柱。次いで中央付近にある、巨大な立方体の石。

 

「……だれ?」

 

 そして、石から声が届いた。かすれた、弱弱しい少女の声だ。

 よく見れば、石から何かが生えている。……先の声を鑑みるに、それこそが少女に間違いないだろう。

 

「フッ。封印したいもの。護りたいもの。託したいもの。……どうやら、その全てに当て嵌まっていたようだな?」

 

 悠然と進みながら、天誡が呟いた。  




光輝の補足兼修行話。後は原作登場の方陣技とオリ方陣技。
サイクロプス相手にここまで文字数と時間を使う作品もそうはないんじゃあるまいか。
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