Betrayal Squadron   作:胡金音

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 ちまちま書いていたのが出来たのでうp。そろそろ怒られそう。

※作中の横須賀の海大は大津海大とは関係ないです。

【追記】執筆中のメモが残ったままだったのを消しました。お恥ずかしい。


B.S.放送局 第三回 この作品はア艦これとはなんら関係ありません

 「Ladies and gentlemen!!!」

暗闇の中でスピーカーを通した時のノイズ交じりの声が響いて、鮮やかで色とりどりの光がサーチライトのように舞台セットを照らし出した。

「Wellcome to B.S.station!」

その声を合図に音楽が鳴り出し、徐々に明るくなっていく空間に色とりどりのサーチライトは溶け込んでいった。

 

 

 お久し振りです、胡金音です。B.S.放送局の時間がやってまいりました。こちらの番組(という設定)では、Betrayal Squadronの後書きでかねてから言っておりました「設定書作りたい!」を実現したものになります。これまでも本編の後書きの方で補足説明を入れていたので、要は最初から最期まで後書きみたいな作品になりますね。もしくは本編が後書き。今回はBetrayal Squadron十二話辺りまでのネタバレを含みます。あ、あとこの作中において得に記述が無い場合は“本家”もしくは“本家様”はDMM様のゲーム、“本編”、“作中”はBetrayal Squadronの事とします。そして例の如くキャラ崩壊厳戒!

 

 

 今回のゲスト、もとい突っ込み役はこちら。55号基地の女帝こと大端提督と、裏の基地司令こと鳳翔さんですー。

「誰が女帝よ」

「よろしくお願いいたします(ペコリ)」

 さて、今回も本編の解説、補足説明をやっていきましょう・・・と、言いたいところなんですが・・・。

「どうかされたのですか?」

いや、こっち書くの久し振り過ぎでどんなノリで書いてたっけ?って思って前回までのを読み返してみたんですよ。

「はい」

なんと言うか・・・よくもまあこれを艦これ二次創作に投稿したなーと思いまして。

「それ、すっごい今更ね」

「まあ、二次創作の作者本人による三次創作みたいな物ですからその分本家様の面影は薄くなりますね」

「それどころかサブタイトルに艦隊これくしょんって銘打ってるのに本家から登場しているキャラクターが鳳翔さんしか居ないものね。登場人物の1人が艦娘で、1人が創作提督である私、1人が完全部外者だなんて艦これ要素3分の1しかないじゃない」

おお、メタいメタい・・・って筆者は部外者ですか?ちょっと酷くない?

「何言ってるんですか。部外者はさっきから1人でカメラからマイクまで動かしていらっしゃるADさんの事ですよ?」

もはや筆者は登場人物にすら入っていなかった。

「ほら、少しでも艦これ要素の割合を増やす為にあまりしゃべらないで」

えっ・・・。∑(゜Д゜)

「鳳翔さん、進行をお願い」

「はい。それでは今回は3話からの解説、補足をさせていただきますね」

 

 

 

 

どれほど時間が経っただろうか。あれから断続的に騒々しい足音が暗い空間に響いた。やがて静かになった暗闇に先程よりも軽く静かな足音が聞こえてきた。その足音は戸の向こう側で止まり少女が息を忍ばせる。そして鋭い音と共に引戸が引かれて光が差し込んできた。少女が身を竦ませる。急に明るくなった物置の中に頭の横で括られた髪型と青い弓道着が照らし出された。

「・・・姉さん」

光の中で声がした。明るさに慣れてきた彼女の目に映ったのは、背中まである黒髪を首筋で1つに纏めた10代半ばに見える大人しそうな少女だった。

「土佐ぁ・・・」

瞳を潤ませて顔を上げる彼女から力強さは全く感じられない。

そして土佐と呼ばれた少女は・・・・・・。

(Betrayal Squadron三話より抜粋)

 

 

 「三話の冒頭シーンね」

「はい。このシーンは加賀さんの回想になります。所謂過去回ですね。二話は土佐さんの件で電報が届いたところで終っていましたので、特に説明文を入れなくとも閲覧者の方は過去の話だと分かってくれるだろう、と筆者は考えたようです」

「なんて投やりな・・・」

「と、いう訳で3話の後半あたりからは赤城さんと加賀さんの過去のお話になります」

 

 

 

 

 執務室のある司令棟から見て食堂を挟んだ向こう側に艦娘達が暮らす女子寮は建てられている。そしてその最深部、渡り廊下を通って行くと一番遠くになる場所に女子寮のラウンジはあった。ソファーが向かい合って2つ、その間に膝の高さのテーブル、壁際に急須と茶葉、それにちょっとした菓子が置かれた机が在る。

「大端中佐、やっぱりここでしたか」

青い弓道着に身を包んだ赤城がやってきてソファーで寛ぐ先客に声をかけた。

(Betrayal Squadron三話より抜粋)

 

 

 「前半はいつもの基地のお話ですね」

ですね。出撃する事になったものの、赤城さんの赤い袴は加賀さんが部屋に引き篭もった関係で洗濯出来ていないので、洗濯済みの加賀さんのを勝手に借りて大端提督に借りていた制服を赤城が返しに来たシーンです。

「ややこしっ」

と言う訳でしばらく青い赤城が登場しますがミスではありません。

「なんでそんな事したんです?」

たしか・・・執筆当時、制服交換にはまっていたので赤城さんと加賀さんの袴交換したかったんだと・・・思いますけどうろ覚えです。ちなみに赤い加賀さんは登場させ損ねました。

「取りあえずそのインスタント麺みたいな言い方辞めなさいよ」

♪あーかい赤城と、あおーの加賀・・・大端さん、語呂悪いっす。

「それにしても・・・」

無視!?

「この前のシーンでは私の制服を着ていた事だし、赤城さんの服装がころころ変わって分かりにくいわね」

あ、それは・・・。

「九話で“正装”といった物が登場しますが、この時点ではその予定は無かったので艦娘に軍服を着せたかったそうですよ」

「あ、只の筆者の趣味だったの」

ちなみに赤い加賀は・・・今はまだ内緒です。

 

 

 

 朝食を取って執務室に帰る途中、金沢は司令棟の廊下で名前を呼ばれて振り返った。

そこに居たのは引き締まった細身に丸刈りの将校、青葉の上官である三ツ屋(みつや)少佐だった。これから出撃する艦隊に青葉は参加している。

「司令、今日の出撃の事で一つ確認したい事が。昨夜の指令書では旗艦は加賀ではありませんでしたか?」

三ツ屋は一枚の紙を突き出して言った。毎朝配布している各艦娘の予定が記された指令書だった。三ツ屋が手に持つ指令書には任務内容の欄に、『旗艦 赤城 の護衛』と記されている。

(Betrayal Squadron三話より抜粋)

 

 

 当初は伏線だったのですが話の展開を見直して変更した際にあまり重要なシーンでは無くなってしまいました。精々金沢と三ツ屋があんまり仲良くないよ、ってぐらいになってしまいました。

「コロコロと話の流れを変えるからそうなるんじゃない」

へい、反省してます。

「次からは気をつけて下さいね?」

「鳳翔さん、筆者は甘やかすと付け上がるわ。もっと、びしっと言わないと」

 

 

 

夜が更け始めてきた頃。夕食と入渠から戻って来て金沢の執務室でソファーに座る赤城の手には昨日と同じコーヒーカップが握られていた。中には淹れたてのコーヒーが入っていた。

「さて・・・どこからお話しましょうか・・・」

自分の分のコーヒーを注いでいた金沢が隣に座ってから赤城は話し始めた。

「・・・もう40年以上前の話です」

「赤城さん、今幾つでしたか?」

(Betrayal Squadron三話より抜粋)

 

 

 ここも度重なる展開の変更で赤城さんが昔の話をするにあたってかなーり無理があったと思います。反省してます。

「これでは解説というよりも筆者の反省会ですね」

「こんなの公開しないで一人でやりなさいよ」

まって、ここはまだ補足があって・・・!

「では、どうぞ」

まだ若く見える赤城さんがいきなり40年も前の話をしだした事に違和感を感じた方もいるかと思いますが、これは所謂艦娘年を取らない説ですね。戦闘に出ても服が破れるだけ、という事から艦娘とはアンドロイドやサイボーグ的な何かではないかという説です。艦これ2次創作では割とメジャー(だと筆者は思ってます)な設定ですが、この作品もそれに募って艦娘は基本的に年を取らない事になっています。

「不老化とか言ってたあれね」

そうっすね。作中で言う“不老化を施された艦娘”が年を取らない艦娘という事になります。ここ数十年で実用化された技術という事になっていますね。なんかこう・・・ものっそいレアで“自然には純度の低い鉱石しかないなにかを何度も精製して作ったなにか”が必要で莫大な資金が必要な代物です。でかい軍艦が作れるぐらい。

「これだけの文章で“なにか”を2回も使いましたね」

作中では士官学校とかで全艦娘に実装済みと教えられていますが実際は・・・ry。

 轟沈しなければ何時までも戦えるなんて都合の良い物発明されたって直ぐに全艦娘が使える筈が無い。戦艦艦娘とか空母艦娘とかの1隻でも戦況を左右する可能性の高い艦娘から順に装備していったら旧型の艦娘は後回しになる筈だ!これだ!

「・・・と捻くれた思考回路の筆者は考えたそうですー(棒)」

捻くれただなんて酷いナー。

 

 

 

 向った先ではすでに先程とは別の将校と、青い袴の武道着に身を包んだ彼女等と歳が近そうな艦娘が2人待っていた。将校は赤い袴の2人が立ち止まるのを待って、2人を青い袴の2人に紹介した。

「本日の演習相手、天城と赤城だ。こちらは加賀と土佐」

将校が手を後ろで組んだまま左右に顔を向けて紹介した。赤い袴の天城と赤城が会釈して、後に紹介された青い袴の加賀と土佐が返した。

「今日はお手柔らかに」

1つに纏めた長い髪を左肩から体の前に下げた方の青袴の少女が大人しそうな顔でゆったりと微笑んで言った。

「演習だからと言って気を抜くな!これは実戦を想定した演習である!各自艤装を整備部に取りに行き作戦開始地点に移動!30分後に始める!」

「「はっ!」」「「はいっ!」」

(Betrayal Squadron三話よりry)

 

 

 はい、ここからしばらくは過去のお話になります。史実で言うと八八艦隊建造からワシントン軍縮条約で、赤城、加賀が戦艦艦娘として訓練期間を過ごしているという設定です。

「天城さんと土佐さんが登場しますね」

「天城は雲龍の妹ではなく赤城の姉の方よ」

作中では詳しく説明していませんが個人的には(多くの二次創作に影響を受けておりますが・・・)天城さんはサバサバ系乙女、土佐さんはガタイの良いおっとり天然系長身女子だと思っています。

「心なしか二次創作に登場する赤城さんのお姉さんは決断が早そうな性格に描かれる事が多い気がします」

そしてこの時代の赤城さんは姉に負けない元気なロリっ子、加賀さんは実力はあるのに実践にものすごく弱い系の女の子をイメージして書きました。

「ただし筆者のイメージがちゃんと作中に反映されているとは限らないのであしからず」

年齢で並べるのなら(メモ要確認)加賀>土佐>天城>赤城。

身長順なら真逆の土佐>加賀>赤城>天城、です。個人的にいつか設定書でも描いてみたい4人ですね。

「書いてみたい、では無く描いてみたいですか?」

「漫画が描けなくて小説書き始めた筆者が?」

1枚に1年ぐらいかければ描けると・・・思うかも知れない。

「予定は未定ですね」

 

 

 

 震災から3年が経った。国防の要であり地域の復興対策本部も置かれた横須賀鎮守府は、周辺の町よりも一足早く震災前の水準で活動していた。

 「正規空母の加賀さんですね!?佐世保との演習の結果、見ましたよ!1人で戦艦2人を行動不能にしたって凄いじゃないですか!」

数回に渡り改造を受けた加賀は、当初こそ練度、艤装共に使い物にならなかったものの、2年間の訓練の末、空母として申し分の無い艦娘に成長していた。そして今日、正式に艦娘に就任する。

 「あ、ありがとう・・・」

新しく制定された弓道着を着て歩いているだけで、見ず知らずの整備兵に声をかけられた加賀はなんとかそれだけ返した。周りに居た水兵も加賀に気付いて視線を向ける。注目も集めていたことに気が付いた加賀は、すぐにその場を後にして新しく建てられた煉瓦造りの建物に向った。

(Betrayal Squadron四話より抜粋)

 

 

 はい、ここからは4話に入ります。3話に引き続き過去回です。

「赤城の回想と加賀の回想が筆者でも把握出来ていないくらいごちゃ混ぜになっているわね」

作中の赤城、加賀の過去に何があったかが分かれば良いやとでも言うような荒削り仕様でした。本編でかなり略しましたが史実のような軍縮条約があった事になっています。

「先ほど、加賀さんは実践に弱いと言っていましたがこのシーンを見る限り演習でもしっかり活躍出来ているようですね」

はい。引用はしていませんが、天城さんが地震で倒壊する建物から加賀さんを庇って亡くなっているので、責任を感じて加賀さんなりに努力したのでしょう。時間が経って赤城さんも加賀さんもだいぶ落ち着いていますが、まだまだお互いに気まずい間柄です。なお加賀さんと土佐さんが標的艦になるはずだったのに、加賀さんが天城さんの代わりに空母艦娘になってしまったので1人で標的艦艦娘の任務を勤めるはめになった土佐は一足先に訓練生を卒業して鎮守府を離れています。

「便宜上、標的艦とは呼んでいるけれど作中での職務は実験段階の艤装の性能試験だったりするわ」

「史実でも標的艦になった戦艦土佐が新型砲弾の実験データを取っていましたね」

(※筆者はニワカなので詳しい事は知りません、悪しからず)

 

 

 

 加賀が会議室から出て行った後、将官は作戦の資料を片付けていた佐官に話しかけた。

「大佐。君の編成だから問題は無いと思うが・・・。加賀は時折集中が途切れると言っていたな?旗艦に起用して良かったのか?」

「はい。ご存知の通り、加賀は演習で連日連勝で、先日は佐世保の実戦経験のある戦艦2隻を大破に追いやりました。この波に乗らない手は無いでしょう。彼女の自信にも繋がる筈です」

佐官は自信満々に答えた。

 「そうか・・・では明日は頼んだぞ。間違っても初陣で娘を沈めんようにな」

将官は佐官に見送られて会議室を後にした。

(Betrayal Squadron四話より抜粋)

 

 

 「これは赤城さんと加賀さんの初出撃の話ですね」

佐官、佐官と言っていますが当時の2人の提督です。この世界では艦娘は訓練期間を終えると先ず鎮守府に振り分けられ、次に各基地に、そして各提督の配下に振り分けられます。作中の赤城さんと加賀さんの場合は横須賀の海軍学校を卒業してそのまま横須賀所属の艦娘に、訓練期間中の監督官がそのまま提督になった事になっています。

「佐官提督の台詞に加賀さんが実戦経験がある戦艦を大破させたってあるけど・・・?」

え?もちろん演習での話しですよ。ちゃんと読んでます?

「う・・・うっさいわね。大体アンタが・・・」

アンタって誰に向かって言ってるんですか。筆者ですよ?今、平行して14話を書いてますけど提督の出番減らしても良いんですよ?

「うわっ、サイテー!登場人物だからって・・・・・・・」

 「提督と筆者が言い争っている時間が勿体無いので先に進めておきますね。将官の心配を他所に自信に満ち溢れている佐官ですが、後にその心配は赤城さんの負傷という形で現れてしまうのでした」

 

 

 

 「なんだ、居たの。なんだか騒がしいし、初陣であんな失敗して逃げ出したのかと思ってた」

戸を開けた土佐に促され赤城の入渠先に入った加賀は早々に手痛い一撃を喰らった。

「・・・っ」

加賀は思わず踵を返して戸に向かって駆け出し・・・外から土佐に戸を閉められた。結局、数歩だけ歩いてその場に立ち尽くす。

「何しに来たのよ」

ベッドの中央で足を伸ばして座ったまま、赤城は相変わらずの強い口調で言った。

「・・・怪我。大丈夫?」

加賀は恐る恐る目線だけ赤城に向けて言った。

「これ?・・・ええ、お陰様で絶好調ですよ。そんな事言いに来た訳?」

2、3拍あって今度は顔だけ赤城に向けた。

「・・・私。天城さんに。赤城さんにも、認められるように頑張ります。・・・天城さんに、あの時・・・庇って良かったって。思って貰える様に・・・だから、あの・・・」

普段から小さめの声が更に小さくなり最後は尻すぼみになって話すのを止めてしまった。

(Betrayal Squadron四話より抜粋)

 

 

 さて、気付いた方も居るかとは思いますが作中のこの時代の加賀さんはとんでもなくヘタレです。

「気付く気付かないの問題じゃないんじゃない?」

要約すると、本番に弱い加賀さんのミスをカバーした赤城さんが負傷してしまい、その事で自分を責めた加賀さんの中で何かがボッキリ折れてしまい、引き篭もった加賀さんが横須賀に偶然帰ってきていた土佐さんに連れられて仲直りしに行くシーンです。

「もう少し簡潔にお願いします」

本編における赤城さんと加賀さんが仲良くなるきっかけになるシーンです。とんでもなくヘタレな加賀さんが良い意味で吹っ切れるきっかけになるシーンでもあります。一人称視点無しでこういうシーンを書くの難しいです。

「括弧つかって無理やり心象書いてたりしましたものね」

もう半ばやけくそでした。

 

 

 

 「提督!赤城、復活しました!負けっぱなしは嫌です!」

「赤城、ノックしろと何度言えば・・・いや、俺達は追撃しない」

「・・・何故ですか、大佐」

ノックしていた分遅れて加賀が入室して言った。

「やかましい、今は中佐だ」

「大佐!特訓もばっちりです!」

「中佐だ。嫌味か」

「どうして追撃しないんですか?」

 「・・・赤城が治療受けて加賀が行方不明になってる間に別艦隊が追撃、及び殲滅に成功した」

「「・・・」」

 騒ぐ赤城と落ち込む加賀を帰して、佐官は改めて煙草に火を点けた。

「やれやれ、随分と仲良くなっちゃって。俺の降格も無駄ではなかったかな?」

佐官が吐いた煙草の煙が天井に届く前に空気に溶け込んだ。

(Betrayal Squadron四話より抜粋)

 

 

 この頃は台本かっていうくらい台詞が並んでいますね。

「今も変わらないわね」

え?

「え?」

「えっと・・・ここで2人の提督が降格しているのは新人艦娘を危険に晒しかねない采配の責任を取った形になります」

加賀さんが当時の提督に報告に行った時に彼の秘書が“長官が待っている”と言っていましたが、その事についてのお説教&降格通知だったり。

「一応言っておくとここでの長官は出撃前に佐官と話していた将官よ」

 「ところでここまで殆ど本編の現代についての記述が無かったけれど、どうなってたの?」

ぶっちゃけ心象的には回想のシーンとあまり変わりません。へこむ加賀さんが過去と言葉は違えど赤城さんの励ましで復活しています。

 

 

Continue>>>【五話 タイトル未定。同じ過ちを繰り返すものか】

(Betrayal Squadron四話より抜粋)

 

 

 懐かしいですね。Continueの前にto beが無いと“続く”の意にならないのを知らなかった時代です。

「突っ込みどころしかないわね」

「“タイトル未定。”について説明して頂けますね?」

えっとー・・・。後書きでも触れましたが四話のサブタイトル“加賀と土佐”は当初一話の次回予告で使っていました。

「二話のサブタイトルになる予定だったのですね」

はい。ですがいざ書いていくとこの回想シーンがどんどん先延ばしになっていって3話までずれ込んでしました。

 

 

 「それはそうと引用がなかったけど・・・」

あ、他にも何か気になったところありました?

「ほら、武久とかって整備士が天城を励ました時の・・・」

・・・ん?(・ω・;;;)

「“だったらその度に俺が修理する。整備も完璧にするから何度でも壊して生きて帰って来い”でしたか?」

あー!あー!あぁぁー!

「あれってどうなのよ」

あー!あー!聞ーこーえーなーい!

「深夜帯に思いついた口説き文句が上手く仕上がる訳無いではありませんか」

「ああ・・・深夜テンションってやつね。・・・鳳翔さん、それフォローになってない」

あーーー。

「それ以前にいきなり“だったら”から切り出されてもねぇ・・・」

それは・・・まあ・・・。もう良いでしょ!?

「そうですね。そろそろお終いにしましょうか」

「そうね。今回は3話、4話の補足説明でした。前回、感想稼ぎしてたけど見事な結果だったわね」

・・・か、乾燥しきってましたね。新着の感想。

「そうねー、カリッカリだったわねー」

カリッカリちゃうし・・・。

「まあまあ。提督もそのくらいで。筆者もそう簡単に沢山感想を頂ける様な作品が書けるとも思っていないでしょうし・・・」

お。さすが鳳翔さん、お優しい。

「それに筆者が折れたら誰が引き継いでくれるんですか?」

あっ、そっちね。

「私は他の方が書かれた作品でも登場出来ますけど、大端提督はここだけではありませんか」

「そ、そんな事無いもん。いつかスピンオフとか出るもん」

「そうなると良いですね()。それではこの辺りでお終いにさせて頂きます。ここまで読んで頂きありがとうございました」

「ましたー」

「次回はBetrayal Squadron第五話、古兵の疑心から解説を続けて行くそうです。良かったら気長にお待ち下さい」

「それでは皆さん。ごきげんよう!」

 

 

fin

 




 「お疲れ様したー」
「お疲れ様ですー」
「あ~、疲れたぁ」
お2人共遠方からのご来訪お疲れ様でした
「ほんっと冗談じゃないわ。なんで私がこんなのに出演しなきゃなんない訳?」
あれっ?鳳翔さん!?
「素の鳳翔さんってこんな感じですよ~」
ぬ!?
「それじゃ。私、次の収録があるから大端さんは先帰ってて」
「おつかれさまで~す」
あー・・・お疲れ様っしたー。

※この鳳翔さんはフィクションです。本家艦これ、他の艦これ関連作品とは何等関係はありません。

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