万象黙示録を壊す歌   作:秋月玲

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第11話

街を出て、最初に見つけた村でガリィの手当てをしてもらった。その医者が言うには、氷で傷口を無理矢理塞いでいなかったら、ガリィは生きていなかっただろうこと。そしてガリィの体は何故か氷への耐性が強く普通なら凍傷していたはずの足はなんともなかったことだ。

 

 

 

その不思議な出来事をキャロルと推測しながら数日を歩いていた。結論は出ないまま、オレたちは王都へと到着したのだった。

 

 

「噂には聞いていましたけど、大きいですね」

 

 

「これだけ大きな都市に来るのはわたしも初めてだ」

 

 

ガリィとキャロルがその大きさ、人の多さに驚いている。もちろんオレもすごいなとは思うが、ここ以上に人が溢れている場所を知っているのか、驚きは少ない。

 

 

「とりあえず宿を取ろう。ずっと野宿だったからな」

 

 

街の中を歩いていると、どうしても目立ってしまう。甲冑に身を包み、武器を掲げて歩く兵士の姿に。自衛団らしいが、数が多いのもあるがやはりその格好が目立つ要因だろう。

 

 

「王都では治安が良いとは聞いてましたけどー。これが原因ならガリィは残念ですよ」

 

 

「これだけ監視の目があるとな。息苦しさすら感じる」

 

 

オレも同じことを思っていたので、2人になにも言わず黙って歩く。

 

 

「おい。そこの3人組」

 

 

宿屋を見つけて入ろうとしたところで声をかけられる。

 

 

「なにか?」

 

 

甲冑を着た数人がオレたちの後ろに立っていた。

 

 

「見かけない顔だな。この街に来た目的を聞かせてもらおうか」

 

 

横柄な態度を取るその兵士に若干の苛立ちを覚えるが、それがルールなのだろうとオレが答えようとする。

 

 

「貴様のその態度が気にくわん。よって、わたしから話すことはなにもない」

 

 

キャロルの気持ちはわかるが、それはどうかと思うぞ。

 

 

「我々が誰か知らんわけではあるまい。さては盗賊の類いだな。捉えよ」

 

 

兵士たちがそれぞれの武器を構えて、オレたちに向ける。

 

 

「なるほど。ここが治安がいいのはこうやって不穏な存在を排除しているからか。ますますお前たちと話すことなどないな」

 

 

そんな状況にも臆さず言うキャロルに、怒りを露わにする兵士たち。オレもガリィも一応戦闘が始まってもいいように構える。

 

 

「そこでなにをやっているのです?」

 

 

「隊長。この者たちが怪しいので、捉えようとしていたところであります」

 

 

新しく現れた女性にそう言って話す兵士たち。

 

 

「お前がこいつらの上司か。部下どもの教育も出来んのか?」

 

 

「馬鹿め。ソードブレイカーとして恐れられる隊長を前に、そんな態度を取るとは」

 

 

隊長らしき人物へ呆れた顔をするキャロルと、そんなキャロルを見て騒ぐ兵士たちにオレもため息をつく。










オートスコアラーたちは全員出す予定です。オートスコアラー以外で出してほしいキャラなどいますか?

  • 装者が誰も出ないなんて嫌だ
  • フィーネとキャロルの対決を見てみたい
  • 統制局長は出るよね
  • いらないからキャロルの出番を増やして
  • その他(オリキャラ等)
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