ガリィのことをキャロルに伝えるために、街を歩きながら話すと意外な答えが返ってくる。
「別にそのくらいなら、構わないんじゃないのか? もちろん死んでもこいつの勝手で、我々の知るところではないがな」
そんなキャロルが意外でオレは言葉を失う。元々優しい子ではあるのだが、イザークさんの一件以来どこか冷たいイメージがある。
「それに、自由も知らずに生きていくのは辛いと思う」
そっと呟かれた言葉に安心する。まだ優しい気持ちを失くしたわけじゃないようだ。
「冷酷なのはオレのほうか。わかった。主人に伝えてくる」
そうオレが踵を返したときだ。街の中で爆発音が鳴り響く。
「なにが起きた?」
オレもキャロルも辺りを見渡す。ローブで頭まで覆う集団が、手から不思議な力を放っては、家や道、人などを燃やしていた。
「あれは錬金術か? 錬金術をあんな風に使うなんて許せない!」
キャロルは血が滲むほど強く手を握りしめている。
「落ち着け。囲まれている」
キャロルの肩に手を置いて、落ち着かせる。そんな心配は必要ないようで、キャロルは冷たく静かに集団を見つめていた。
「イザーク・マールス・ディーンハイムの身内で間違いないかな?」
先頭に立つ男が聞いてくる。オレもキャロルもその言葉に反応はしない。
「彼が残した錬金術の本。それを渡してもらおう。アレはとても貴重なものだ」
そんなオレたちに関係ないとばかりに話しかけてくる。しかし、イザークさんの本が目的とは。アレを狙う輩が現れることは予想出来たが、これは想定外だ。目的のためなら他はどうなってもいいって感じだ。それがオレの、キャロルの怒りに火をつける。
「どうする? この程度の数なら問題はないが」
キャロルの言うようにこいつらの相手をすることは問題ないだろうが、ここでオレたちまで戦えば街は崩壊するだろう。それは避けたい。
「しかし、こいつらを引き連れて街の外まで行くのは、骨が折れそうだ」
それにこれだけの火災だ。宿に残した本を取りに行く必要もある。
「ならば、こいつらはわたしが引き受ける。娘のわたしのほうについてくるだろうからな」
「無茶はするなよ?」
キャロルの提案にそう返し、オレらは二手に走る。
「やはり、キャロルのことは知られているのか」
オレのほうには数人が追いかけてくるだけで、大半はキャロルのほうへ行っていた。
「これは……」
なんとか追手を撒いて、宿にたどり着いたオレは唖然としていた。宿が火の海に包まれていたからだ。燃え盛る炎は、誰の侵入をも拒むように激しく。
オートスコアラーたちは全員出す予定です。オートスコアラー以外で出してほしいキャラなどいますか?
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装者が誰も出ないなんて嫌だ
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フィーネとキャロルの対決を見てみたい
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統制局長は出るよね
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いらないからキャロルの出番を増やして
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その他(オリキャラ等)