私の名前は行灯 稲。
私は、古舞城中学校に通っている至って普通の中学2年生。そして、私は古舞城中学校の美術部に所属している。美術部では先輩方3人と同級生2人と後輩3人の9人で活動している。そして月曜日以外、毎日放課後に活動している。
「じゃあ、稲ちゃんお掃除頼んだわよ!」
「了解です〜!先輩ー!」
先輩は、そう言い残し美術部室から出て行った。私は、今日掃除当番なので帰りが遅くなった。掃除用具が収納されているロッカーを見ると、何故か箒がボロボロになっていた。
「うっそん...これも、これも疲れない箒多すぎじゃん!!新品の箒買ってもらわないと。顧問に伝えないと。」
そん時だった、奥の方にキラキラと輝く一本の箒が目に入った。
「ラッキー!まだ、全部ボロボロじゃなかった!」
その箒に手を伸ばし、ロッカーから外に出した瞬間、その箒は強い光を発した。
「?!何これ、眩し...。」
光が眩しくなり、目を閉じた。そして、目を開けると私の前には変な動物が2匹飛んでいた。
「やっと気付いてくれたんだ!」
「やっと、僕たちのことに気がついてくれたんだ!」
「えええええええ?!ぬいぐるみが飛んでるし、人間の言葉喋ってる?!」
現実か分からなくなってしまった。
「シーっ!俺とジキは掃除の国からやってきた!君には戦って欲しい!」
「は?!」
掃除の国って何?私に戦えってどういうこと?
「君しかいないよ!僕達の掃除の国をダスト王国から守れるのは...。」
ダストの国?何それ?
「あの、何?掃除の国もダストの国も何?信じられないんだけど。そんな国、聞いたこともないし習ったこともないし。」
そういうと変な動物は2匹とも頬を膨らました。怒ってる表情みたいだけど、そうは見えない。
「取り敢えず、俺たちの話を信じろ!今、俺たちの国の掃除の国は、ダストの国によって侵略されている!君が戦ってお掃除の国を助けるんだ!」
「はあ?そんな架空の国言われても信じれないわよ!第一、私はまだ中学生です。戦えって言われても誰と戦えばいいのか分からないし、来年受験なのよ!勉強しなきゃいけないから、無理無理!」
「信じてよ!」
「信じれません!じゃあ、私帰るから。もう、貴方達の世界に帰ったら?ばいばーい」
そう言い、私はロッカーを閉めて美術室のドアの鍵を閉めて、職員室に鍵を戻して家に帰った。
掃除の国って一体何。
ダストの国って一体何。
ちょっと気になりつつも、今のは現実ではないと自分の中で処理しておこう。