はぁ、こんな人生なんてつまらない。
そう思ったのがきっかけだった。周りに信頼できる奴は学生時代からいない。告白されたことなんかもってのほかでそんなことにも興味がなかった。仕事を始めてからも毎日適当に生きてきた。
そんなある日僕は信号待ちをしていて後ろからぶつかられた。
「あ」
そんな一言と共に俺は車に轢かれた。周りでは凄いことになっているが体がもう動かない。俺は死ぬんだと思う。
死ぬまで童貞か。この年までだれともやらなかったな。そういえばそういうのって世間では賢者って言うんだったっけ?
《スキル
なんだ今の声?聞き間違いか?もう一度生まれ変わるならこんな人生じゃなくてちゃんと友達と仲良くしていきたい。こんなに体が痛い終わり方なんて嫌だ。
《スキル痛覚無効を獲得しました》
血が抜けて体が熱いのか冷たいのかわからない。こんなのも二度と感じたくない。
《スキル
最後にいっぱい好きなものを食べたかったな。
《スキル
そのまま俺の体はというより意識が混濁していき俺は次に意識を目を覚ますと目の前が真っ暗だった。というか体もおかしい。
クルクル回っていくすると何かにぶつかる。
「ほぐ!」
「なんだお前?」
へ?見えないけど目の前にいるやつも喋った?というか俺の体はまるでスライムだな。
「僕の体スライムみたいなんだよ」
「いや俺もだから」
「2人揃ってスライムなの?」
「そうみたいだな」
俺たちはそこから2人でいろんなものを食べながら移動していく。するとあるオーラを感じる。
「スライムが2匹なんのようだ?」
「だれだ?」
「全く見えない」
「二匹とも周りが見えないようだな。魔力感知というスキルがある。周りが見えるだろう。しかし我の姿を見ても驚くではないぞ」
《告スキル魔力感知を獲得しました》
だんだんと周りが見えてくる。となりにはスライムがいて目の前にいたのは
「「ドラゴンー!!!!???」」
「おい、我に驚くなと言っただろう」
目の前にいたのはドラゴンだった。こんなの空想の物語だけだと思っていた。けれど目の前にいるので受け入れなければならない。
そこからかなりのことを話した。俺と同じくとなりにいるスライムも転生者らしい。というか2人揃ってスライムに転生ってどういうこと?
「あ、そうだヴェルドラ聞きたいことがあるんだ。この世界に悪魔っているのか?」
「あぁいるぞ。召喚魔法で呼ぶのが主な方法だ。この世界に留めるために受肉ということもせねばならん」
「おいおいそんなことを聞いてどうするんだよ」
「いや一応な」
「最後に我から貴様ら2人に名前をつけよう。貴様らも共通の名前をつけるが良い。かっこいいのだぞ」
「「ならテンペストだ」」
「なにぃぃいいい!!我はヴェルドラ=テンペストだ」
「貴様にはリムルの名をやろう。お前にはシスタの名をやろう」
その名付けが終わると俺たち2人はリムル=テンペスト、シスタ=テンペストと名乗ることになり僕とリムルでヴェルドラを半分ずつ捕食した。こうすることによって解析能力が上がるとかなんとか。
僕とリムルの中にヴェルドラが入りなんだか変な感じになるのかと思ったりもしたけど何にもわからない。僕も賢人に命令して解析を行うように言った。
そこから僕たちはいろんなことがありジュラの森大同盟までなんとかくることができた。
「何を感慨深くしてるんだ?」
「リムル、いやなんとなくな。なんだかいろんなことがあったなぁって」
「まぁ確かに、俺もシスタも擬態できるんだもんな」
「はは、それもそうだシズさんの擬態をお前がしてその分身体を僕が食べたことによって解析してできるんだから」
「賢人のおかげだけどな。何もわからん」
「こっちもそんなようなものだよ」
俺たちはここまでのことを振り返っていた。ゴブリンに牙狼族、オーガにリザードマンまできたっけ。さらには森の管理者トレントなんてものもきた。名付けは2人で分かれてやったからかなりの人数がいる。
この世界全員名付けすると美人なんだよなぁ。
「シオンはどうなんだ?」
「秘書としては……な」
リムルの秘書にシオン、僕の秘書にシュナが名乗り出てくれた。最もシュナは衣服の作成なんかあるからほとんどいないが……
すると賢人が最大アラートを鳴らしてきた。リムルも同様なようで同じように離れていく。
テスタロッサ、ウルティマ、カレラ、ディアブロぐらいまでは描きたいかなぁーと思ってます